(苫小牧民報 2010年 12/15)
白老町と白老観光協会は、札幌圏の中学校を対象にした職業体験学習プランを企画し、2011年度から売り込みを本格化させる。農業、自然から文化、観光、環境まで豊富な体験メニューを売り物に、観光活性化につなげたい考えだ。
中学校の宿泊研修が、見学から体験型へ変わりつつあるという。これを受けて町は、6月に札幌発寒中の生徒約70人が職業体験したことをきっかけに、本格的な受け入れの態勢づくりに着手した。体験先として自然ガイドや障害者授産施設、バイオマス燃料化施設「ecoリサイクルセンターしらおい」、シイタケ園、白老牛農家、陶芸教室、ホテル、仙台藩白老元陣屋資料館、アイヌ民族博物館が名乗りを上げている。
体験は2時間以内、定員7~30人規模とし、受け入れ先が企画する。白老牛農家は、牛舎の清掃や牛への餌やり、ホテル(虎杖浜温泉の4カ所)は、宿泊客の出迎えや配膳、風呂掃除などを手伝ってもらう。アイヌ民族博物館は展示解説、アイヌ古式舞踊の踊り手の仕事もある。ecoリサイクルセンターしらおいでは、ごみを燃料に再生する最先端技術を学ぶほか、施設の点検体験を用意した。
町と観光協会は、働く人へのインタビューや体験のタイムスケジュールをまとめた資料を2011年3月までに1000部発行。札幌市内100カ所の中学校へ配布する。登別温泉とも連携し、宿泊と一体になった売り込みを図る考えだ。
JTB北海道(札幌市)の教育旅行センターは「ここまで多くの産業が参加する職業体験は珍しい。学校側も内容重視で選ぶ傾向にあるので、(白老は)魅力的に感じるのでは」と話している。
http://www.tomamin.co.jp/2010s/s10121502.html
白老町と白老観光協会は、札幌圏の中学校を対象にした職業体験学習プランを企画し、2011年度から売り込みを本格化させる。農業、自然から文化、観光、環境まで豊富な体験メニューを売り物に、観光活性化につなげたい考えだ。
中学校の宿泊研修が、見学から体験型へ変わりつつあるという。これを受けて町は、6月に札幌発寒中の生徒約70人が職業体験したことをきっかけに、本格的な受け入れの態勢づくりに着手した。体験先として自然ガイドや障害者授産施設、バイオマス燃料化施設「ecoリサイクルセンターしらおい」、シイタケ園、白老牛農家、陶芸教室、ホテル、仙台藩白老元陣屋資料館、アイヌ民族博物館が名乗りを上げている。
体験は2時間以内、定員7~30人規模とし、受け入れ先が企画する。白老牛農家は、牛舎の清掃や牛への餌やり、ホテル(虎杖浜温泉の4カ所)は、宿泊客の出迎えや配膳、風呂掃除などを手伝ってもらう。アイヌ民族博物館は展示解説、アイヌ古式舞踊の踊り手の仕事もある。ecoリサイクルセンターしらおいでは、ごみを燃料に再生する最先端技術を学ぶほか、施設の点検体験を用意した。
町と観光協会は、働く人へのインタビューや体験のタイムスケジュールをまとめた資料を2011年3月までに1000部発行。札幌市内100カ所の中学校へ配布する。登別温泉とも連携し、宿泊と一体になった売り込みを図る考えだ。
JTB北海道(札幌市)の教育旅行センターは「ここまで多くの産業が参加する職業体験は珍しい。学校側も内容重視で選ぶ傾向にあるので、(白老は)魅力的に感じるのでは」と話している。
http://www.tomamin.co.jp/2010s/s10121502.html