民族相互発展へ交流 弟子屈町、台湾・霧台郷と覚書

高橋力 有料記事

北海道新聞2025年5月12日 22:28(5月12日 22:47更新)

文化交流についての覚書を締結した李美惠秘書長（左）と徳永哲雄町長

　【弟子屈】町と台湾南部の屏東県霧台郷（ぶだいごう）は、弟子屈のアイヌ民族と霧台郷に居住する原住民族（先住民族）、ルカイ族の学術・文化・教育分野の交流に関する覚書を取り交わした。

　霧台郷は台湾第二の都市、高雄市から車で1時間半ほどの山間部にあり人口3200人。独自の言語を持つルカイ族が居住し、伝統的な板石造りの家屋が残る。

　覚書は文化、教育での両自治体の連携や若者の人材育成、屈斜路コタンアイヌ民俗資料館と霧台郷の博物施設との文化・人材交流などの推進を図るとした。

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https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1158500/