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アイヌ刺しゅう体験、一針ずつ丁寧に 釧路アイヌ協会主催で20人参加

2021-07-18 | アイヌ民族関連
北海道新聞 07/17 18:14
釧路アイヌ協会の指導を受けてアイヌ刺しゅうの入った巾着を作る参加者たち(小松巧撮影)
 「アイヌ刺繍(ししゅう)体験講座」が17日、釧路市生涯学習センターで開かれた。釧路、根室両管内の女性20人が、一針一針丁寧に刺しゅうを施し、伝統的なアイヌ文様の巾着を作った。
 国のアイヌ政策推進交付金を活用した「伝統的なアイヌ文化・生活の場の再生支援事業」の一環。釧路アイヌ協会が主催し、同協会の桃井芳子副会長ら5人が指導した。
 参加者は好きな色の糸を選び、モレウ(渦巻き模様)やシク(目)といったアイヌ文様をチェーンステッチ(鎖縫い)で刺しゅうした。約2時間で全員が20センチ四方の巾着を完成させた。
 神戸市から夏の長期滞在で釧路市を訪れた石村千春さん(71)は「アイヌ刺しゅうはきれいで魅力的なので、滞在中に習えるのを毎年楽しみにしている」と笑顔。初めて刺しゅうに挑戦した釧路市の柏谷いみ子さん(70)は「親切に教えてもらって楽しくできた。小物入れに使いたい」と話していた。(伊藤美穂)
◆シクのクは小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/568256
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