福田講平 会員限定記事
北海道新聞2024年11月28日 17:29(11月28日 21:28更新)
国立民族学博物館の前庭でカムイノミを行う帯広カムイトウウポポ保存会のメンバーら=11月28日(福田講平撮影)
文化人類学・民族学の研究拠点である国立民族学博物館(大阪府吹田市)の前庭で28日、同館が所蔵するアイヌ民族資料の適切な管理や後世への伝承を願い、祈りの儀式「カムイノミ」が行われた。
カムイノミは1979年から同館で行ってきた。当初は非公開で、アイヌ文化伝承者の故萱野茂さんが祭司を務めていた。亡くなった後の2007年からは、北海道アイヌ協会などが公開で実施している。今年は昨年に続き帯広カムイトウウポポ保存会が執り行った。
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