読売新聞- 2017年02月16日
高橋はるみ知事と有識者がアイヌ政策について意見交換する懇談会が15日、札幌市内で開かれた。アイヌ民族が築いたチャシ(とりで)跡が国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録されるよう取り組んでほしいといった要望が出た。
懇談会は、2008年度に始まり、今年で11回目。北海道大アイヌ・先住民研究センターの佐々木利和客員教授は、道が青森県などと縄文遺跡の世界文化遺産への登録を目指していることを引き合いに「アイヌのチャシも世界遺産にしてほしい」と提言した。
常本照樹同センター長は、ニュージーランドの先住民族マオリに関する施設には「集客・誘客の担当者がいる」と説明し、白老町に2020年に開設されるアイヌ民族に関する国立施設「民族共生象徴空間」の参考になると述べた。アイヌ語振興に向けた取り組み強化を求める声も出た。
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20170216-OYTNT50030.html
高橋はるみ知事と有識者がアイヌ政策について意見交換する懇談会が15日、札幌市内で開かれた。アイヌ民族が築いたチャシ(とりで)跡が国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録されるよう取り組んでほしいといった要望が出た。
懇談会は、2008年度に始まり、今年で11回目。北海道大アイヌ・先住民研究センターの佐々木利和客員教授は、道が青森県などと縄文遺跡の世界文化遺産への登録を目指していることを引き合いに「アイヌのチャシも世界遺産にしてほしい」と提言した。
常本照樹同センター長は、ニュージーランドの先住民族マオリに関する施設には「集客・誘客の担当者がいる」と説明し、白老町に2020年に開設されるアイヌ民族に関する国立施設「民族共生象徴空間」の参考になると述べた。アイヌ語振興に向けた取り組み強化を求める声も出た。
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20170216-OYTNT50030.html