先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

ブラジルで写真家になったスイスの女性 写真家クラウディア・アンドゥハル

2016-02-07 | 先住民族関連
swissinfo.ch- (2016年 2/6)

ブラジルの先住民、ヤノマミ族の女の子。存続が危ぶまれるヤノマミ族の記憶は、アンドゥハルさんの写真を通じてずっと残されていく
写真家のクラウディア・アンドゥハルさんはスイス・ヌーシャテルで生まれ、1955年からサンパウロで暮らしている。アンドゥハルの姓は別れたスペイン人の夫のものだ。彼女はアマゾンに住むヤノマミ族の日常をカメラで記録し、彼らの文化と権利の保護に取り組んできた。
スイスと東欧で過ごしたクラウディア・アンドゥハルさん(84)の幼少期は戦争一色だった。 彼女はハース家の娘クラウディーネとして、ハンガリーのユダヤ人である父親とスイス人の母親の元に生まれるが、父親と父方の親戚全員はナチスの強制収容所で亡くなった。
1944年にスイスに戻るや否や、アンドゥハルさんは叔父が暮らしていたニューヨークに移り、国連の翻訳者として働く。そして1949年には米国市民権を取得するために、当時米軍で朝鮮戦争を戦っていたスペイン人のジュリオ・アンドゥハルさんと結婚。結婚生活は長く続かなかったが、離婚後も元夫の姓を名乗った。
1955年にブラジルの大都市サンパウロで暮らす母親を訪ねた際、アンドゥハルさんはブラジルに魅了される。以来、彼女が米国に戻ることはなかった。そのブラジルで彼女は写真の魅力を発見する。「その国とそこで暮らす人々について知りたいと強く思うと同時に、ブラジルの先住民族に対して非常に興味を持った」とアンドゥハルさんは語る。
アンドゥハルさんにとってブラジルでの生活は簡単ではなかった。始めのうちは英語を教えて生活費を稼いだ。しかし次第に写真家として名前が売れるようになり、国内外を問わず多数の雑誌、中でも特にブラジルの写真雑誌「Realidade(現実)」で活躍するようになった。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「古代歴史文化賞」記念シンポに780人 東京

2016-02-07 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2016年2月6日21時00分
 古代の歴史、文化に関する優れた一般向け書籍に贈られる「古代歴史文化賞」を記念したシンポジウム(奈良県主催、朝日新聞社後援)が6日、東京都中央区の銀座ブロッサムホールであり、約780人が聴き入った。
 同賞は古代史にゆかりの深い島根、奈良、三重、和歌山、宮崎5県が共同で主催している。シンポでは、同賞の第3回大賞に「アイヌ学入門」(講談社現代新書)が選ばれた瀬川拓郎・旭川市博物館館長が「アイヌ民族の成り立ちと古代日本」のテーマで基調講演。桂文我さんが「古事記」の落語を披露し、5県の知事が古代への思いを語った。
http://www.asahi.com/articles/ASJ255TC8J25PTFC00D.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイヌの伝統民具300点 「マキリ」や「トンコリ」展示

2016-02-07 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2016年 2/6)

アイヌ民族の伝統的な民具が並ぶ
 アイヌ文化伝承グループ苫小牧うぽぽ(佐々木義春会長)は6日、苫小牧市民活動センターで第15回アイヌ伝統工芸作品展を始めた。7日まで。
 アイヌ文様を施した民族衣装の他、イタ(盆)やマキリ(小刀)、イクパスイ(捧酒箸)、トンコリ(五弦琴)など、アイヌ民族が生活や神事で使った伝統の民具約300点を展示。多くはメンバーが手作りしたものだ。
 会場には、昨年11月に苫小牧うぽぽのメンバーがニュージーランド・ネーピア市などを訪れ、文化交流した際の関連資料も展示している。開催時間は、6日は午後5時まで、7日は午前10時から午後3時。入場無料。両日とも先着50人にアイヌ文様入りコースターをプレゼントする。
 佐々木会長は「今回の展示品の中では木製たばこ入れが力作で、細かい彫刻が見どころ。アイヌ文化を広く知ってもらいたい」と話した。
http://www.tomamin.co.jp/20160235003


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

町内小学校が体育授業、みんな一緒で楽しいね 白老ポロト湖の天然スケートリンク

2016-02-07 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2016年 2/6)

笑顔でスケートを楽しむ萩野小の子どもたち
 白老町ポロト湖の天然スケートリンクが地元の子どもたちでにぎわっている。小学校の授業で利用されることも多く、4日には3小学校から総勢120人の児童が屋外での滑りを楽しんだ。今年は冷え込みが強く、氷の厚さや状態も上々。放課後に駆け付ける子どもたちも多く、しばらくは湖氷上に歓声が広がりそうだ。
 リンクを運営する白老町体育協会によると、地元小学校では毎年体育の授業で同リンクを活用。各校とも1学年当たり2、3回ほど利用するという。4日は白老、萩野、緑丘の3小学校の授業が重なり、午前中は80人以上の児童が集結。各校の引率教諭が転び方や滑り方などを丁寧に指導した。萩野小の授業には、地元住民で組織する校区を守る会のメンバー3人が自主的に参加し、子どもたちへのアドバイスなどを協力した。
 体育協会によると、今シーズンの利用は4日現在で一般が815人、学校利用が延べ1100人。担当者は「積極的に利用してくれるのは本当にありがたい」と地元利用を大歓迎する。最近では一般観光客が利用することもあるといい、天然リンクが目当てだったり、中には沖縄から来た旅行者もいるとか。隣接するアイヌ民族博物館から子どもたちの滑りを眺める外国人観光客も多く、白老ならではの冬の風物詩が話題を集めそうだ。
http://www.tomamin.co.jp/20160234975

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする