先住民族関連ニュース

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急がれる受け入れ体制の整備 白老町関係者、今年1年が正念場

2016-02-18 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2016年 2/17)

配置計画案で示された体験交流施設の設置予定地。右奥の施設はポロト温泉
 民族共生の象徴空間整備予定地で各施設の配置計画案が示された。「政府の具体策が見えずまちづくりが進められない」としてきた白老町の関係者にとって、最も重要なまちのグランドデザインづくりにようやく着手できる環境が整ったと言える。早急な対応協議が関係者に求められている。
 町内では多くの関係者が象徴空間開設を「本町の発展につなげる大きなチャンス」と捉え、20以上の団体で構成する白老町活性化推進会議を中心に周辺整備などの対応策を検討している。政府が掲げる年間の来場者目標100万人に備え、多文化共生のまちづくりに向けた取り組みやアイヌ文化の情報発信、観光客の受け入れ環境整備など、それぞれの分野で個別事業が進められている。
 今回示された内容を受け、町内では今後、観光客の玄関口となるJR白老駅や周辺道路の整備、宿泊および飲食機能の強化など、まずは受け入れ環境の軸となるハード面の体制づくりが課題となる。
 ただ、現実的には来年度中にも国立博物館や民族共生公園(いずれも仮称)の施設設計がまとまる見通しで、国との協議はその前に行う必要がある。推進会議に名を連ねるメンバーは「施設設計が決まるまでに町としての考え方をまとめ、政府に示さなければいけない。象徴空間開設から逆算すると、夏までの課題洗い出しと、年末までの方向性決定が不可欠。つまり今年1年が勝負どころになる」と訴える。
 まちづくりでは、象徴空間に近い白老地区の受け皿づくりが大きな焦点。2017年度から始まる建設工事の業者受け入れも間近に迫る。現在の大町・東町商店街を駅北口に移転させ、周辺の再開発を訴える意見もあるが、商店街関係者の合意形成や地域住民の理解、財源問題など課題は多い。
 周辺整備と並行して多文化共生に関する取り組みも進んでいるが、役場内には「優先順位としては受け入れ体制の整備が先ではないか」との不満もくすぶる。昨年12月の熊本県水俣市、今年2月の米国ポートランド州の先進地視察研修。町職員や活性化推進会議

施設計画素案示す 体験交流施設を配置-民族共生の象徴空間

2016-02-18 | アイヌ民族関連
苫小牧民報  (2016年 2/17)

国土交通省が示した共生公園の施設配置計画案
 2020年に白老町のポロト湖畔に開設される「民族共生の象徴空間」の整備予定地に、体験交流施設が配置されることが分かった。国土交通省がこのほど、札幌市内で開かれた第2回国立民族共生公園(仮称)基本計画検討会(座長・淺川昭一郎北大名誉教授)で、施設配置計画の素案として示した。素案には駐車場や移設する温泉施設の建設予定地も盛り込んでいる。公園全体の具体的な施設配置が示されたのは初めて。3月中旬に開く3回目の検討会で最終的な基本計画案として取りまとめる方針だ。
 国が20年に開設する象徴空間の主要施設は、国立アイヌ文化博物館(仮称)と国立民族共生公園(同)、遺骨関連施設の三つ。このうち国立公園は昨年4月に基本構想が示され、16年度の早い時期に基本計画がまとまる見通しだ。
 今月3日の検討会で国交省が示した計画素案によると、体験交流施設の設置場所は現在のポロト温泉駐車場の南側。収容規模は500~600人程度とし、古式舞踊やアイヌ文化の体験などができる、多目的ホールの機能を持つ施設として位置付けられる見通しだ。
 この施設については、白老町の各団体などが参画する「民族共生の象徴となる空間整備による白老町活性化推進会議」(会長・戸田安彦白老町長)が、アイヌ政策を推進する議員の会などを通じて国に強く実現を要望。検討会で国の案が示されたことで設置はほぼ確定的となった。
 一方、移転、建て替えが決まっている現在のポロト温泉施設と新たに整備する駐車場は公園西側に、それぞれ1万平方メートル程度を「建設予定地」として配置する案が示された。白老町は「温泉施設、駐車場などは地元で整備し、管理運営する方向で検討する」との方針を昨年7月開催の活性化推進会議で提示。将来的な収益性などを考慮して土地を国に売却せず、施設を地元で管理運営する方針としている。
 両施設の運営については町などが今後協議を進めるが、民間で行う場合は町内に設置する「まちづくり会社」が受け皿になる可能性もある。
http://www.tomamin.co.jp/20160235380

寒風に揺れるサケ1200匹 アイヌ伝統の保存食づくり

2016-02-18 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2016年2月17日13時17分 深沢博

天日干しされるサケ=北海道白老町、山本裕之撮影
 北海道白老(しらおい)町のアイヌ民族博物館「しらおいポロトコタン」で、約1200匹のサケが寒風に揺れ、訪れた人たちの目を楽しませている。
 伝統家屋「チセ」の軒下の干し場につるされたサケは、まもなくチセの中に移される。天井からつるしてあめ色になるまでいろりの煙でいぶすと、アイヌ伝統の保存食「サッチェプ」ができあがる。
 アイヌ民族が運営する同博物館には、国内外から年間20万人近い観光客が訪れる。博物館は「今年は厳しい寒さが続いた。うまみが凝縮されたいいサッチェプができそう」。博物館の近接地には2020年、国立アイヌ文化博物館(仮称)が開設される。(深沢博)
http://www.asahi.com/articles/ASJ2J360HJ2JIIPE007.html

<commmons10>、第2弾出演者に清水ミチコなど5組+坂本龍一動画コメントも

2016-02-18 | アイヌ民族関連
BARKS-  2016-02-17 11:15:06

坂本龍一を中心としてアーティストのゆるやかな連携を標榜しスタートしたプロジェクト『commmons』が設立10周年を迎える。これを記念して4月9日と10日の2日間、東京・恵比寿ガーデンプレイスで開催される10周年イベント<commmons10 健康音楽>の追加出演アーティストが発表となった。
◆<commmons10>追加出演アーティスト 画像
同イベントは「音楽(ライブ)」にとどまらず「食」「運動」「笑」「知」など様々なカテゴリーのイベントが、恵比寿ガーデンプレイスの中にあるホール、映画館、ひろば等で繰り広げられるというもの。今回、追加発表されたのは「音楽」と「笑」のカテゴリーに出演するプレイヤーだ。
まず「音楽」のカテゴリーでは4月9日、女子2人組ユニットCharisma.comに加え、アイヌの伝統歌「ウポポ」の再生と伝承をテーマに活動する女性ヴォーカルグループのマレウレウの出演が決定した。さらに、10日には2016年に6年ぶりに再結成を果たした女性2人組ロックバンドのあふりらんぽほか、すでに出演を発表している沖縄民謡女性4人グループのうないぐみに坂本龍一が参加する。
また、10日の「笑」には、清水ミチコとポカスカジャンの2組の出演が決定。今後は「食」「運動」「知」カテゴリーの参加者が続々と明らかにされるとのことだ。イベント全体のホストとしてクレジットされている坂本龍一は、どのプログラムに参加するか現時点では未定とのことだが、期間中は神出鬼没な行動が予想されるので、どこに参加するかは当日のお楽しみとなっている。チケット一般発は、本日2月17日より。
<commmons10 健康音楽(コモンズテン ケンコウオンガク)>
ホスト:坂本龍一
会場:ザ・ガーデンホール/ ザ・ガーデンルーム、恵比寿ガーデンプレイスひろば、恵比寿ガーデンシネマ
(公演によって開催会場が異なります。詳細は近日発表のタイムテーブルにて)
●4月8日(金)18:30開場/19:00開演
【前夜祭/トークライブ】 高橋幸宏の新世界~出張特別編
高橋幸宏/ゲスト:坂本龍一
●4月9日(土) 12:00開場/13:00開演
音楽:青葉市子 with 小山田圭吾 & U-zhaan/ASA-CHANG&巡礼/大貫妙子/Charisma.com/コトリンゴ/マレウレウ and more
笑:春風亭一之輔/桃月庵白酒
●4月10日(日)12:00開場/13:00開演
音楽:あふりらんぽ/伊藤ゴロー/うないぐみ [ゲスト] 坂本龍一/高野寛+高田漣/高橋幸宏 and more
笑:清水ミチコ/ ポカスカジャン/柳家喬太郎 and more
ゲスト(出演日未定):細野晴臣/やくしまるえつこ
チケット
4月9日(土)入場券:\8,800(税込/入場時ドリンク代¥500)
4月10日(日)入場券:\8,800(税込/入場時ドリンク代¥500)
3日間通し入場券/300枚限定:\20,000(税込/入場時ドリンク代¥500、初日のみ)
※4月8日(金)前夜祭は3日間通し入場券購入者のみ入場可
一般発売日:2016年2月17日(水)
◆commmons10オフィシャルサイトhttp://www.commmons10.com/
http://www.barks.jp/news/?id=1000124360

カナダ先住民女性、数千人が殺人被害の可能性 政府が認める

2016-02-18 | 先住民族関連
AFPBB News-2016年02月17日 12:07 発信地:オタワ/カナダ
【2月17日 AFP】カナダのキャロリン・ベネット(Carolyn Bennett)先住民相は16日、遺族から他殺を疑う声が出ていたのにもかかわらず、自殺や事故死、自然死として処理された先住民女性の数が数千人に上る可能性があると指摘し、警察当局が適切な捜査を怠ったと非難した。
 カナダ連邦警察は、2014年に発表し昨年改訂した報告書で、過去30年間で殺害された先住民女性の数を1049人、行方不明者を172人としていた。だがベネット先住民相は、「悲劇の規模はさらに大きい」と指摘。ある女性人権団体は、実際の人数は4000人にも達するという見方を示している。
 死亡者や行方不明者についての公式調査開始に先立ち遺族らと面談したベネット先住民相は、多数の事件が自殺、または過失による薬剤の過量摂取、自然死として片付けられたと述べ、「一部の事件について遺族が再捜査を望んでいることに疑問の余地はない」との見解を表明した。
 ベネット先住民相は、後頭部を撃たれて死亡した女性や、両手を後ろ手に縛られた状態で死亡していた女性が、いずれも自殺として処理されていた例を挙げている。(c)AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3077210


教皇フランシスコ \ 司牧訪問 メキシコ訪問:教皇、チアパスで先住民共同体とミサ

2016-02-18 | 先住民族関連
バチカン放送局 16/02/2016 13:38

教皇フランシスコは、メキシコ訪問4日目、サン・クリストバル・デ・ラス・カサスで先住民族の人々とミサを捧げられた。
サン・クリストバル・デ・ラス・カサスは、メキシコ東南部、チアパス州の都市で、マヤの伝統と、コロニアル様式の美しい建築群で知られる。
2月15日午前、教皇はメキシコシティから、チアパス州の州都トゥストラ・グティエレスへ特別機で移動。さらに州都からはヘリコプターでサン・クリストバル・デ・ラス・カサスに向かわれた。
市内の競技場で行われた教皇ミサには、同州はもとよりメキシコ全土から様々な先住民族の共同体が集い、会場は色とりどりの民族衣装であふれた。
教皇はミサの説教で、先住民の人々が社会の中で疎外され、彼らの文化や伝統に対する無理解にさらされてきたこと、権力や富にとりつかれた人々が、先住民の土地を搾取し、環境を汚染したことに悲しみを表された。
そして、これに対し教皇は、わたしたちは良心を問い、兄弟たちに赦しを請うことを学ぶべきと呼びかけられた。
また、今日、人類が体験している史上最も重大な環境危機について、教皇はこれから眼をそむけることはできないと強調。
自然と調和のうちに生き、自然をわたしたちを育む源、共通の家として尊重することを、先住民の人々から多く学ばなければならないと話された。
様々な文化の豊かさや、違い、特徴を消し去り、同一化しようとする現代文化の傾向の中で、若者たちが先住民族のお年寄りたちの知恵を忘れることがないようにと教皇は願うと共に、実利だけを追求する今日の世界が、無償性ということを再び学ぶよう希望された。
http://ja.radiovaticana.va/news/2016/02/16/%E3%83%A1%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%82%B3%E8%A8%AA%E5%95%8F%EF%BC%9A%E6%95%99%E7%9A%87%E3%80%81%E3%83%81%E3%82%A2%E3%83%91%E3%82%B9%E3%81%A7%E5%85%88%E4%BD%8F%E6%B0%91%E5%85%B1%E5%90%8C%E4%BD%93%E3%81%A8%E3%83%9F%E3%82%B5/1209035

タタール人組織の活動禁止 クリミア検察が申請

2016-02-18 | 先住民族関連
産経ニュース-2016.2.16 09:10更新
 ロシアが一方的に編入したウクライナ南部クリミアのポクロンスカヤ「クリミア共和国」検事長は15日、先住民族クリミア・タタール人の自治組織「メジリス」の活動を禁止するよう同共和国の最高裁に申請した。インタファクス通信が伝えた。
 検事長はロシアの「過激活動への対策」に関する法律に基づく要請だと主張した。メジリスは2014年3月のクリミア編入に反対したことから、ロシア当局はメジリスの指導者をクリミア入域禁止にするなどクリミア・タタール人への抑圧を続けている。(共同)
http://www.sankei.com/world/news/160216/wor1602160016-n1.html

極北の犬を偵察の輸送手段に応用

2016-02-18 | 先住民族関連
ロシアNOW-2016年2月15日 ニコライ・リトフキン, ナデジダ・ウスチノワ

レフ・フェドセエフ撮影/タス通信
 ロシア連邦海軍北方艦隊の偵察旅団は、北方先住民族のトナカイぞりおよび犬ぞりを軍事目的で応用する訓練を始めた。最初の訓練はすでにムルマンスク州で行われている。
 極北条件での奇襲にトナカイぞりおよび犬ぞりを活用する案は、最初の実験で無事、具現化された。条件は過酷で、気温は摂氏マイナス30度だったが、団員と犬は課された課題を無事に遂行することができた。温まるためには、皆一緒に遊牧民の伝統的な住居チュムに入らねばならなかった。北方艦隊のヴァジム・セルガ広報官によると、経験豊富なトナカイ飼育者は、このような野営地を15分で設営できるという。
 「そり用の犬は幼少期に選定される。ハスキーの子犬は生後1ヶ月半ですでに、そりに適しているかどうかがわかる。子犬が表へと走りたがる場合は、活動的で屋内にじっとしていられないということだから、犬の訓練へとまっしぐら」と、第80独立北極自動車化狙撃旅団の犬の管理者であるセルゲイ・チモニン軍曹はロシアNOWに話した。
 非常に活発な子犬であれば、3ヶ月から大人の犬の「仕事ぶり」を見せる。子犬の場合、背骨を歪めないような特別な釣り合い錘を背中にくくりつけて、そりにつなげる。また、軍事活動の大きな音や鋭い音を怖がらないように教えることも大切だ。
 「最初は本の落ちる音を怖がらないように教え、次に自動小銃の発砲音や機関銃の連射の音まで上げていく。調教は1年半で終わる。その時にはすでに大人のそりに割り当てられる」と畜犬学者は話した。
 インストラクターによると、犬の集団にも独自の階層があるのだという。最初に走るのは、「年長」と、全体のペースを決める「つわもの」の2頭のリーダー。「北部では犬ぞりが、最も便利な移動手段の一つ。軍事活動の条件下では、簡単に丘をのぼれ、また負傷者や他のさまざまな物資を運ぶことができる。主人が動けなかったら、最寄りの集落まで連れて行くことができる。予期せぬ状況が発生した場合には、主人を囲み、守って、温めるよう教えられている」とチモニン軍曹は説明する。
 ロシアの北方艦隊(統合戦略司令部「北方」)では昨年、北極圏で戦闘活動を行うための最初の北極旅団が結成された。旅団はアラクルチ(ムルマンスク州)の第80独立自動車化狙撃旅団の基地で編成されている。2番目の旅団はヤマロ・ネネツ自治管区で編成される予定。
http://jp.rbth.com/science/2016/02/15/567763

ポロト湖氷上で白老牛味わう バーベキュー・オン・アイスin白老

2016-02-18 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2016年 2/13)

湖氷上でバーベキューを楽しむ観光客
 白老町のポロト湖で13日、毎年恒例の「バーベキュー・オン・アイスin白老」(ジャパンBBQカレッジ主催、白老観光協会共催)が開幕した。全面結氷した湖氷上の特設会場には町内外から多くの観光客が集まり、白老牛などに舌鼓を打ったり、レジャーなどを楽しんでいる。14日まで開催する。
 今年は「手ぶらでBBQ(バーベキュー)セット」の前売り販売分が140枚超と好調で、購入者は町内をはじめ、登別市や苫小牧市、札幌市などで、中には福岡県からの申し込みもあった。
 全面結氷した湖氷上では、バーベキューコンロで炭火焼きを楽しむ人たちがずらり。屋台で販売しているそばやうどん、ラーメンなどは水質日本一とされる倶多楽湖の伏流水が使われており、こちらも来場者から好評。各種ドリンクを販売するアイスバーは、結氷した湖から切り取った氷でカウンターが作られ、冬ならではの雰囲気も味わえる。
 BBQセットは当日販売も行っており、白老牛と道産豚肉、おにぎりやワンドリンクなどのセットで3000円。隣接した温泉施設の入浴やアイヌ民族博物館の入館料などの割引特典付き。今の時期ならではのイベントとして多くの観光客でにぎわいそうだ。
http://www.tomamin.co.jp/20160235227

旭丘高・仙北谷さん、英語スピーチ全国3位 アイヌ語消滅に警鐘

2016-02-18 | アイヌ民族関連
北海道新聞 02/13 16:00

3位入賞を喜ぶ仙北谷さん
 札幌旭丘高2年の仙北谷(せんぼくや)侑希さん(17)が、1月31日に東京で行われた第9回全国高校英語スピーチコンテスト(全国英語教育研究団体連合会主催)で3位に入賞した。北海道ならではのアイヌ語の大切さをテーマとした内容が評価された。仙北谷さんは「思った以上に評価されてうれしい」と話している。
 全国大会には各ブロックの予選を通過した18人が参加した。仙北谷さんは昨年10~11月の全道大会で優勝し、出場を決めた。全国大会は、英語圏での生活経験のない生徒が対象の「1部」と、生活経験のある「2部」に分かれており、仙北谷さんは1部(12人)に出場。5分30秒のスピーチで内容や表現力を競った。
 スピーチの題名は「死滅しつつある言語」。アイヌ語の話者が極めて少なくなっている現状を紹介し、世界各地の少数言語の消滅に警鐘を鳴らした。審査員の1人からは「もっとアイヌ語について知りたくなった。興味深いスピーチだった」と評価されたという。
 仙北谷さんは全国大会を前に、旭丘高や他校の外国語指導助手(ALT)に自身のスピーチの映像を見せ、助言をもらった。「声を大きく出したときに怒っているように聞こえると言われ、言葉を強める時は、少し悲しげに話すように工夫した」といい、本番では落ち着いてスピーチできた。
 4月からは3年生となり大学受験が近づくため、コンテストの出場は控えることになりそう。「語学系の大学に進学し、留学もしてみたい」と語った。(鹿内朗代)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0234356.html

往時の釧路を懐かしむ場に 雑貨収集家・中野さんが私設博物館

2016-02-18 | アイヌ民族関連
北海道新聞 02/13 16:00

土蔵風に改装した「釧路の夕日 なつかし館『蔵』」の前で中野吉次さん。「古くて新しい観光スポットになるよ」と笑う
 【釧路】釧路市の左官業中野吉次さん(70)が、昭和の中心街のにぎわいを再現する私設博物館「釧路の夕日 なつかし館『蔵』」を4月からの大型連休までに市中心部の北大通9に開館しようと準備を進めている。昔懐かしい雑貨の収集家でもあり、私設博物館を開くのは市内3館目。空洞化が進む中心街を「あのころの釧路」で盛り上げようと意気込んでいる。
 東京タワーができた頃の東京を描いた映画「ALWAYS 三丁目の夕日」にあやかり、昭和30~40年代の釧路を再現する。場所は市立釧路図書館が移転入居する新釧路道銀ビル(建設中)の隣。古い空き店舗を知人から安く買い受けた。
 経営する左官会社の従業員と一緒に、木造2階建て延べ床面積約105平方メートルの建物を、業務の合間に少しずつ改装し、土蔵風に変身させた。壁はしっくいで塗り、観音開きに作りかえた扉は幣舞橋に沈む夕日の絵で飾った。「霧に映えるように」とガス灯風の外灯も取り付けた。
 1階には商店やデパートが連なっていた昭和40年代の北大通を写した長さ8メートルのパノラマ写真、当時の地図や映画のポスター、市内の銭湯を飾った広告などを並べ、子供たちに人気だった「おやき」を販売する。
 2階には、黒電話や手回し洗濯機などの昔の日用品のほか、市内阿寒湖温泉のアイヌ文化伝承者千家盛雄さんの協力で、アイヌ文化のコーナーも設ける。
 26歳の時、子供時代に家が貧しく買えなかったブリキの車が捨てられているのを見て思わず拾った。以来「昔の日用品の中には庶民の歴史がある」と古い品々の収集を続けてきた。
 2004年に市内大町の築90年の土蔵に約5万点のコレクションを並べた「洲崎町なつかし館『蔵』」(冬季休館中)、12年には市内材木町に2万点を所蔵する「釧路の夕日 なつかし館『蔵』」(同)を開館。「2館目と3館目は同じテーマなので、名前も同じにした」という。
 展示品の大半を提供してくれた地元の高齢者たちの多くは、既に他界した。中野さんは「街の財産として活用することが、譲ってくれた天国のじいちゃん、ばあちゃんたちとの約束」。まだ、自宅などに膨大な数の未公開品が保管されおり、4館目の開設も検討しているという。(佐竹直子)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doto/1-0234380.html


北海道新聞が歯舞に「ほぼまい」とルビ 島尻北方相のミス指摘記事で

2016-02-18 | アイヌ民族関連
J-CASTニュース 2016/2/12 14:57
北海道新聞が北方領土の歯舞を「ほぼまい」とルビを付け、ネット配信するというミスがあった。記事は島尻安伊子沖縄北方担当相が「歯舞」が読めなかったとして「議員はきちんと勉強を」などと諭す内容だった。
「ほぼまい」とルビを付けたのは2016年2月11日に配信した「島尻北方相『歯舞』読めず 11月に視察したばかり 元島民ら『残念』『勉強を』」というタイトルの記事。J-CASTニュースが北海道新聞に取材したところ、もともとの原稿にはルビが付いておらず、配信担当者がルビを付けたほうが読者に親切だと判断し、パンチミスをした。北海道新聞の購読者を対象にした「どうしん電子版」に11日午前5時、「どうしんウェブ」と「ヤフーニュース」には同7時に掲載された。同8時に別の社員が誤りに気付き、ルビを正しく修正した。北海道新聞は、
“「今後このような誤りを二度と繰り返さないよう、細心の注意を払ってまいります」
としている。
http://www.j-cast.com/2016/02/12258289.html


UA、新ビジュアル解禁。縄文美術の色味×ビビッドカラー

2016-02-18 | アイヌ民族関連
BARKS 2016-02-12 12:10:00

歌手活動20周年をむかえたUAの新ビジュアルが解禁された。
新しいビジュアルは、日本の音楽シーンで長年活躍してきたアートディレクター信藤三雄がディレクション。5月11日にリリースされるニューアルバム『JaPo』(=“陸の子”を表すアイヌ語)のタイトルに込められた、人間もまた同じく自然であるという世界観に、縄文美術を彷彿とさせる色味と、ビビッドカラーが混在したアバンギャルドなビジュアルに仕上がった。
さらに前作『ATTA』以来、実に7年ぶりにリリースされるUAのオリジナルアルバム『JaPo』のスペシャルサイトも本日公開となっている(http://www.jvcmusic.co.jp/ua/)。
http://www.barks.jp/news/?id=1000124204

マヤ族少女の不遇と力強い生き方描くグアテマラ映画「火の山のマリア」監督に聞く

2016-02-18 | 先住民族関連
日刊アメーバニュース-2016年02月12日 17時00分

 2015年ベルリン映画祭銀熊賞受賞作で、日本初上映となるグアテマラ映画「火の山のマリア」が2月13日公開する。実話を基に、過酷な境遇に置かれながらも力強く生きるマヤ族の少女マリアの姿を通し、グアテマラが抱える社会問題を浮かび上がらせたドラマだ。ほとんど演技経験のないキャストを起用し、電気も水もない火山地帯で撮影した。来日したハイロ・ブスタマンテ監督が、作品に込めた思いと完成までの道のりを語った。
・【動画】「火の山のマリア」予告編   http://eiga.com/movie/83020/
 貧しいマヤ族の夫婦の一人娘マリアは17歳。作物を収穫できなければ借地を追い出されてしまうため、両親は娘を地主の息子に嫁がせようとするが、マリアはコーヒー農園で働き、米国への移住を計画する青年ペペに惹かれる。やがて、マリアがペペの子どもを身ごもっていることが発覚する。
 ブスタマンテ監督の長編第1作だが、過去に発表してきた短編作品でも自身のルーツを描き、そこには共通する主題がある。「私は、自分のルーツを持つ場所を題材とした作品を作り、いつも人間の愚かさをテーマにしています。映画は表現の窓口なので、持たない人に声を与えることも映画の役割だと思うからです。先住民族の置かれている状況を描くことがこの映画の核で、政治、社会的な批判を行っています。今回、マリアが受けている3つの差別を描きました。ひとつはマヤであること、もうひとつは女性であること、そして貧困という苦しみです」
 本作はもともと計画されたものではなく、実在する女性の話にインスパイアされたことが製作のきっかけとなった。構想から資金集め、演技経験のなかった俳優陣のためのワークショップ開催などに4年以上を費やし、劣悪な環境の中、6週間で撮り上げた。「彼女の話を聞いた時に、どうしても伝えなくてはならないという責任を感じたのです。撮影は、電気もなく、水もなく活動中の火山がすぐそばにある場所。資金もありませんでしたが、すぐに(製作側から)許可が下りました。やはりそれは、物語に力があったからだと思います」
 現在のグアテマラにおいて、マヤの人々が置かれている立場について問うと「グアテマラには植民地化のひどい歴史と大きな格差があります。マヤの人たちは社会の大多数を占めています。白人との混血であるメスチソの人々は少数ですが、権力を持ってきました。その例として、マヤの人々がどれだけ差別をされているか、それを表す一番侮辱的な言葉が『インディオ』です。今でもマヤの人々は最下層に置かれています」と説明する。
 そして、「スペインからの独立運動を進めたのは、メスチソが中心で、彼らの政治的な思想に基づいた運動が行われました。マヤの人々は、選挙の票集めのためだけに、利用されてきました。また、近年の内戦は、アメリカの経済的な利益のために起きたものです。そこでも、マヤの人の声は無視されてきました。メスチソのマヤの人に対する上位意識、グアテマラ社会にははっきりとした人種差別があり、その価値観はなかなか変わるものではありません。私たちは、少しずつマヤの人々にも表現してもらおうとしていますが、非常に難しいという状況です」と自国の差別の構造を嘆く。
 同国の映画業界については、雇用が守られるような産業は存在せず、グアテマラの映画製作者はすべてインディペンデントだそう。富裕層の住む大都市だけに映画館があり、国の大部分に映画館は存在しない。「映画館で上映されるのはハリウッドの作品で、グアテマラの配給会社というのは自分たちで、上映作品を決められません。アメリカから送られてくる作品を上映するサービスを行っているだけなのです」
 本作は劇場公開され、本国でも大成功を収めた。「6週間のロングランです。外国のメディアと、国際映画祭の影響が大きく、公開前に、この作品はグアテマラの誇りのような扱いをされていました。映画館に足を運べる人はメスチソです。この映画にはメスチソを批判する意味が含まれますが、今まで彼らが見ないふりをしてきたことを認めなければならなくなった。それが、私にとって重要なのです。また、非常に興味深いことは、メスチソたちがグアテマラ映画を見て、字幕を読むことになったのです。これまで、この国のものはすべて自分たちのために優遇されているという生活を送っていた彼らが、初めて苦労しなくてはいけない経験となったのです」と誇らしげに語った。ブスタマンテ監督は現在、映画館に行くことのできないマヤの人々に映画を届けるために、古いバスを改装して作品を上映するプロジェクトを進めている。
 「火の山のマリア」は2月13日岩波ホールほか全国で公開。
http://news.ameba.jp/20160212-683/

火の山のマリア  シネマの週末・トピックス

2016-02-18 | 先住民族関連
毎日新聞2016年2月12日 東京夕刊
 中米グアテマラのハイロ・ブスタマンテ監督の長編デビュー作。かつてマヤ文明が栄えた高地で、昔ながらの風習を受け継いで生きる先住民族の現実を、17歳の少女の眼差(まなざ)しを通して映し出す。
 農家の一人娘マリア(マリア・メルセデス・コロイ)は、家族の経済的困窮を救うため地主の家に嫁ぐことになっていた。しかし彼女は米国かぶれの若者の子供を宿し、一家は畑を荒らす毒蛇の被害に悩まされていく。
 先住民族の生活や彼らを取り巻く社会矛盾を丹念に見せるとともに、寡黙で従順だったマリアの内なる変化を描出。我が子を守ろうとする母親のおおらかな愛情にも目を向け、母子を火山のイメージに重ね合わせた女性ドラマを紡ぎ上げた。描かれるのは苦しいことだらけなのに、不思議と女性たちのしなやかな強さが伝わってくる作品だ。昨年のベルリン国際映画祭にて映画芸術に新たな視点をもたらした作品をたたえるアルフレッド・バウアー賞を受賞。1時間33分。岩波ホール。(諭)
もう一言
 内戦や相次ぐ災害で不安定なグアテマラの社会。先住民の厳しい現実をえぐりつつ、普遍的な母子愛を描いた意欲作だ。(最)
http://mainichi.jp/articles/20160212/dde/012/070/030000c