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ウクライナ議会選へ比例名簿=愛国訴え、兵士やクリミア先住民も

2014-09-15 | 先住民族関連
時事通信 (2014/09/15-07:01)
 【モスクワ時事】ウクライナ最高会議(議会、定数450、任期5年)選挙を10月26日に控え、主要各党は14日、それぞれ党大会を開いて比例代表名簿を公表、選挙運動が本格化した。ポロシェンコ大統領の決定に伴う解散総選挙で、大統領の政権基盤強化につながるとみられている。
 ロシアによる3月の南部クリミア半島編入や、4月の東部の親ロシア派武装蜂起に見舞われる中、有権者の愛国心に訴えた選挙となる。ヤヌコビッチ前政権を支えた親ロ派政党が参加せず、親欧州連合(EU)派の共闘による圧勝が確実だが、親EU派内の権力闘争も活発化しそうだ。
 大統領に近い親EU派議員が集まる新党「ポロシェンコ・ブロック」は、元ボクシング世界王者のクリチコ・キエフ市長率いる政党「ウダル」と共闘。比例代表名簿の1位にクリチコ氏、5位にロシア編入後の南部クリミア半島から追放された先住民族タタール系指導者ジェミレフ氏が掲載された。
 ティモシェンコ元首相の親EU政党「祖国」は、ロシア当局に拘束中の女性兵士サフチェンコ氏が1位。親ロ派の前政権下で収監生活を送った元首相ならではの「目玉」で、愛国心を頼りに衰えた党勢回復を目指す。祖国からはヤツェニュク首相ら主要閣僚が離脱し、新党「人民戦線」をつくった。
 一方、親ロ派政党では、前政権与党・地域党が選挙不参加を表明。連立を組んだ共産党は、クリミアや東部の親ロ派の分離主義に協力した疑いで捜査を受け、活動自体が危ぶまれている。9月5日の停戦合意後も攻撃を続ける親ロ派は、5月の大統領選時と同様、棄権・妨害に回る見通しだ。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2014091500013


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クリミア:統一地方選 露「編入」後初 実効支配強化狙う

2014-09-15 | 先住民族関連
毎日新聞 2014年09月14日 22時16分(最終更新 09月14日 23時23分)
 【シンフェロポリ(ウクライナ南部)田中洋之】ロシア全土で14日、統一地方選があり、3月に編入されたウクライナ南部クリミアでもロシアの法に基づく初の議会選が実施された。ロシアは選挙を通じてクリミアの統治体制を整え、実効支配を強化する構えだ。これに対しウクライナ政府は「選挙は違法で認められない」と反発している。
 「新しいクリミア、統一ロシアに投票しよう」。クリミアの中心都市シンフェロポリではプーチン政権与党「統一ロシア」の選挙広告が目立つ。比例区に立候補した12政党はいずれもロシアの政党で、ウクライナの政党は姿を消した。
 クリミアでは今回、ロシア連邦の構成体に組み込まれた「クリミア共和国」と、首都モスクワ同様に特別な地位を持つセバストポリ市の議会議員を選出。いずれも首長は直接選挙ではなく、プーチン大統領が指名する3候補から議会が間接的に選出する。
 統一ロシアは親ロシア派指導者のアクショーノフ共和国首長代行を比例名簿1位に据え、世論調査で優勢に立つ。同党からはアクショーノフ氏の父親と妹も出馬しており「権力の私物化だ」との批判も出ている。
 一方、ウクライナ政府は「ロシア占領下のクリミアでの選挙は正当性がなく茶番だ」と強く反発。またクリミアの少数派先住民族クリミア・タタール人組織「メジュリス」のチュバロフ議長は「選挙はまやかしだ」として投票ボイコットを呼びかけた。
 ロシア系住民が6割を占めるクリミアでは、ヤヌコビッチ前大統領が追放された2月の政変直後に親露派がウクライナからの分離を主導。ロシア編入の是非を問う3月16日の住民投票で9割以上が賛成し、ロシアは同18日に編入を強行した。
http://mainichi.jp/select/news/20140915k0000m030053000c.html

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フィジー民政復帰へ17日に議会選 無血クーデターから8年

2014-09-15 | 先住民族関連
MSN産経ニュース-2014.9.13 16:39
 2006年の無血クーデターで軍が全権を掌握した南太平洋のフィジーで、民政復帰の議会選(一院制、定数50)が17日行われる。1970年の独立後、クーデターを4回経験した同国で、先住民(フィジー系住民)と英植民地時代に移住したインド系住民の対立を乗り越え、民主的な安定政権を構築できるか注目される。
 前回のクーデターを主導したバイニマラマ暫定首相は今年3月、軍司令官を辞任し、多民族主義政党の新党「フィジーファースト」を率いて出馬した。対抗勢力は、クーデターで放逐されたガラセ元首相に近い社会民主自由党(ソデルパ)で、フィジー系が支持基盤。選挙には7政党の248人が立候補している。
 世論調査では、バイニマラマ氏が首相候補として約5割の支持があるとされるが、選挙は比例代表制で、連立政権となる可能性も残る。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140913/asi14091316390002-n1.htm

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アイヌ創作民話本を寄贈/釧路の畑佐さん

2014-09-15 | アイヌ民族関連
釧路新聞 2014年09月15日
  釧路市内の塾講師・畑佐満さん原作のアイヌ創作民話「ペカンペと森のカムイたち」が、公益財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構の助成を受け、釧路、根室管内の教育委員会や道内外の図書館に11日から随時寄贈される。「ペカンペと森のカムイたち」は、マチネシリ(雌阿寒岳)の山の上にある泉で生まれたペカンペ(菱の実)が、浅黒くとげがあるため、行く先々で嫌われるが、クシロの国の雄大な自然や動物たちと出合いながら、新しい住みかを探しに、阿寒湖や摩周、屈斜路、塘路へと向かう冒険の物語。絵は版画家の川瀬聖香さん。この作品は新風社の第24回出版賞を受賞した。
http://www.news-kushiro.jp/news/20140915/201409154.html

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