先住民族関連ニュース

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アイヌのトンコリ&インドのタブラに一十三十一、果たしてどんなライブを?

2011-05-16 | アイヌ民族関連
barks 2011-05-17

おもしろいユニットが誕生、始動を開始した。OKI x 一十三十一 x U-zhaanだ。アイヌのトンコリ、インドのタブラという伝統楽器が織りなす有機的グルーヴの間を、透明感溢れる一十三十一のヴォイスが自由に舞うという。未体験グルーヴ・ゾーンの出現とでも言うべきか。

北海道時代からの旧知の間柄で、これまでアルバムやライヴでも共演してきた一十三十一とOKI。そしてFMラジオ番組でレギュラーコーナーを一緒にやっていた一十三十一とU-zhaan。一十三十一を縁に発生したのがこのOKI x 一十三十一 x U-zhaanで、5月21日に初のライブが緊急決定となった。

今回のライブには、アンサリーや畠山美由紀のライブ・サポートメンバーであり、icchie Presents EXOTIC SESSION BANDのメンバーである小池龍平もゲスト参戦することが決定している。このセッションにアコースティック・ギターが加わると、果たしてどのような化学変化が起こるのか…。見たこともないサウンド・キャンパス、そこに描かれるのはどんな色であろうか。

<OKI x 一十三十一 x U-zhaanライブ>
5月21日(土)
@西麻布「新世界」
開場:19:00 / 開演:20:00
前売り予約3000円(ドリンク別)/当日券3500円(ドリンク別)
出演:OKI(トンコリ)、一十三十一(ヴォーカル)、U-zhaan(タブラ)
ゲスト:小池龍平(アコーステック・ギター)
http://shinsekai9.jp/2011/05/21/ohu/
http://www.barks.jp/news/?id=1000069959

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【白老】社台小児童が社台川にサケの稚魚を放流

2011-05-16 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2011年 5/12)
 「どうか無事に戻ってきてね」。白老社台小学校(盛本智之校長)の全校児童24人が11日、町内の社台川でサケの稚魚を放流した。
 稚魚放流はいぶり中央漁業協同組合などが社台、虎杖両小の児童の協力を得て社台川、アヨロ川でそれぞれ行っている。
 今回は新たな取り組みとして、アイヌ文化とサケのつながりをテーマとした事前学習を実施。講師を務めたしらおいイオル事務所「チキサニ」の押野里架学芸員(25)は、「アイヌ民族はサケをカムイチェプ(神の魚)と呼び、粗末にすることなく利用していた」と、サケを汁物や薫製にして食べたり、皮で靴を作る習慣があることを写真などで紹介。児童たちは興味深そうに耳を傾けていた。
 この日、放流したのは町内でふ化し、体長5センチほどに成長した約2000匹。児童らは稚魚が入った紙コップを水面近くでそっと傾け、元気に旅立つ様子をいつまでも眺めていた。神尾颯君(5年)は「大きく育ってくれたらうれしい」と目を輝かせていた。

http://www.tomamin.co.jp/2011s/s11051203.html

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【白老】修学旅行で入館者数持ち直しの動き アイヌ民族博物館

2011-05-16 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2011年 5/12)
 東日本大震災の影響で入館者が大幅に減少している白老町のアイヌ民族博物館に、修学旅行先を東北地方から変更して見学に訪れる道内の中学校が相次いでいる。体験を通じて歴史や文化を学ばせたい学校側の思惑とも一致しており、同館は「入館者回復の起爆剤になれば」と期待を寄せている。
 「すげぇ面白い音」「なかなか鳴らないなー」。大型連休が明けた9日の午後、伝統楽器「ムックリ」を製作する館内の体験館は、久々のにぎわいに包まれた。席を埋めたのは、函館市の北中学校の3年生およそ100人。この日から始まった修学旅行で訪れた。
 当初は岩手県の中尊寺や盛岡市を訪れる予定だったが、震災を受け、目的地を道央へ変更。白老町のほか、札幌、小樽市などを3泊4日の日程で巡る。同校の播磨博幸校長は、アイヌ民族博物館を選んだ理由について、「まず第一に体験ができる。そして何より、地元北海道の文化を学べるという教育価値の高さがあった」と話す。
 通常、教育旅行で同館を訪れるのは関東・東海・関西の高校や道央圏の小学校が中心だ。道内の中学の需要はほとんど無かったという。だが、今年度は来館予約が入った道内の中学は7月中旬までで11校となっている。
 一方で、入館者の4割を占める外国人客は、原発事故の風評被害の影響から「今もゼロに近い状態」(同館)。人件費削減のため、4月は一部職員に自宅待機を命じるなど、経営状況は依然として厳しい。
 そんな中での今回の動き。アイヌ民族を先住民族とする国会決議(2008年)やイオル(伝統的生活空間)再生事業を契機に、体験やワークショップを増やすなど教育型の博物館づくりを進める同館は「北海道の子供たちに、地元の文化を伝えられるまたとないチャンス」と捉え、昨年度に続く札幌・函館市での移動博物館事業などで魅力をアピールしていく考えだ。

http://www.tomamin.co.jp/2011s/s11051201.html

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枝野官房長官の会見〈12日午前〉 一部

2011-05-16 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2011年5月12日14時55分
 枝野幸男官房長官の12日午前の会見全文は次の通り。

 【冒頭】
 「北方対策担当相としての立場になるが、ビザなし交流にかかわる後継船舶の船名が決まったので報告する。北方四島との交流事業に使用する新たな船を来年度の供用開始を目指し、現在建造中だ。完成は来年1月の予定だ。この船の名前を一般公募し、選考委員会で検討してきたが、この度、『えとぴりか』に決定した。これが船の完成予定図だ。えとぴりかは、北方四島及び周辺に生息する海鳥で、アイヌ語の『えと』、くちばしという意味。『ぴりか』、美しいという、つまり美しいくちばしというのが語源だそうだ。この新しい船で、来年度以降の交流事業の一層の活性化に期待している。今年度のビザ無し交流は明日13日から実施の予定だ」
 
【ビザなし交流】
 ――ビザなし交流は返還に向けた環境整備としてはマンネリ化しているとの指摘も出ている。改めてビザなし交流の意義は。

 「ビザなし交流によって一定の理解等が深まることというのは、一定の効果があることだろうと思う。ただ、さらに4島返還に向けたエネルギーを高めていく、効果を高めていくことのためにはさらなる工夫も必要だろうという風に思う。私自身、担当大臣になってから特に国民的な問題意識の共有が大変重要だろうということで、できるだけ若い人たち、特に教育の現場などで、それも教科書に1行載ればいいとかそういう話ではなくて、実際に多くの子供たちが北方四島の問題、歴史的な経緯等について具体的な知見を深められるような工夫がないか等について、事務当局といろいろ相談しながら一歩ずつだが前に進めている状況だ」

http://www.asahi.com/politics/update/0512/TKY201105120356_04.html

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新船舶名「えとぴりか」=北方四島ビザなし交流

2011-05-16 | アイヌ民族関連
(jijicom 2011/05/12-14:01)
 枝野幸男官房長官(北方対策担当)は12日午前の記者会見で、北方四島とのビザなし交流で使用する新しい船舶の名称を「えとぴりか」に決定したと発表した。北方四島付近に生息する海鳥の名前で、アイヌ語で「美しいくちばし」。2012年度のビザなし交流から稼働する。 

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201105/2011051200435

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四島交流船、来年度からは「えとぴりか」に

2011-05-16 | アイヌ民族関連
msn産経ニュース 2011.5.12 12:47
 政府は、北方領土の元島民や子孫らがビザなしで訪問する交流事業に来年度から使う船舶の名称を「えとぴりか」に決めた。沖縄・北方対策相を兼務する枝野幸男官房長官が12日午前の記者会見で発表した。
 エトピリカは、根室半島や北方四島の海域などに生息する海鳥で、アイヌ語で「美しいくちばし」という意味がある。船名は独立行政法人「北方領土問題対策協会」が一般公募し、全国から集まった約2400件の中から船主や運航会社などが協議して決めた。
 これまでは、ラテン語で「はまなす」を意味する「ロサ・ルゴサ」が使われていたが老朽化が進み、後継船舶が建造されていた。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110512/plc11051212510010-n1.htm

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【白老】伝承者育成事業、第2期生5人迎え新たなスタート

2011-05-16 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2011年 5/10)
 イオル(アイヌ民族の伝統的生活空間)再生事業の一環として、白老町のアイヌ民族博物館を拠点に行われている伝承者育成事業は、第2期となる今年度、新たに5人の研修生を迎えた。2013年度までの3年間、アイヌ文化に関するさまざまな知識や技能を持ったスペシャリストへの道を目指す。9日には同館で開講式が行われ、決意を新たにした。
 伝承者育成事業は、アイヌ文化を総合的に理解し、それを各地域で後世へと伝えていく人材の養成が目的。3月には、08年度から研修を積んだ第1期生5人が卒業した。
 2期生は男性4人、女性1人。出身は札幌、旭川、帯広で年齢は22歳から29歳。同館の職員や地域の伝承者らを講師に迎え、言語、儀式、食、工芸、歴史などアイヌ文化を多角的に学ぶ。
 開講式では、道アイヌ協会の加藤忠理事長や飴谷長蔵白老町長らが研修生たちへ期待と激励のメッセージを贈った。これに対し、研修生代表の八谷麻衣さん(29)が「アイヌ文化を下の世代へつなげていく役割を果たしたい」と力強く誓いを述べた。

http://www.tomamin.co.jp/2011s/s11051002.html

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登別のGW入り込みまとめ、“自粛”一転宿泊3千人増

2011-05-16 | アイヌ民族関連
【室蘭民報 2011年5月10日(火)朝刊】
 ゴールデンウイーク(GW)期間中の登別市内の観光施設、温泉街宿泊施設の入り込み状況がまとまった。東日本大震災による自粛ムードの中、宿泊者は約4万2200人(4月29日~5月5日)と前年を約3千人上回った。3テーマパークには計約5万3千人が訪れ、前年並みをキープした。
 登別観光協会によると、登別温泉は「連休初日から札幌圏を中心に多くの人が訪れた」と言う。連休前はホテル・旅館で空きも見られたが、GWに入って客足は回復、好天に恵まれた3日は宿泊施設が満室となった。
 泉源公園がメーン会場の「2011のぼりべつ桜まつり」は約800人が来場。震災支援のため実施した姉妹都市・宮城県白石市の物販コーナーが盛況だった。地獄谷や大湯沼、天然足湯といった観光名所も家族連れでにぎわった。
 9日からは道民向けの震災復興キャンペーンを展開しており、16施設の宿泊者1万人を対象に千円分の買い物券を贈呈し、活性化を図っている。
 登別マリンパークニクス(登別東町)は期間中、約3万2千人(前年比12%増)が訪れた。3、4日はマイカー客で駐車場が満車となり、臨時駐車場を開放して対応。現在も開催中のシーラカンス展が好評を呼んだ。
 4月23日に開村20周年を迎えた登別伊達時代村(中登別町)の入村者は約1万1千人と、平年並みの入り込み。天候に恵まれた3日が3千人を超え、新キャラクターやイベント内容のリニューアルが人気となった。
 のぼりべつクマ牧場(登別温泉町)は子供向けのGWイベントが評判だったものの、天候の影響を受け来場者はおよそ1万人だった。みぞれや強風など荒れた天候による半日営業が響いた。
 昨年9月オープンした「アイヌ神謡集」の著者・知里幸恵の生涯と業績を伝える「知里幸恵 銀のしずく記念館」(登別本町)は多くの人が来館。展示物などを通して幸恵の人となりに触れた。(粟田純樹)

http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2011/05/10/20110510m_05.html

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「アイヌシアター」の名前公募 釧路市

2011-05-16 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2011年05月10日
■来春オープン予定
 釧路市は、2012年春にオープン予定の多目的施設「阿寒湖温泉アイヌシアター(仮称)」の名称を公募している。
 同施設は「アイヌ古式舞踊」や「イオマンテの火まつり」などのほか、コンサートや演劇にも使用できる。総工費は約4億円、鉄筋コンクリート平屋建て約900平方メートルで、観客席は320席。アイヌの丸木舟の航行を再現する約20メートルの水路も設ける。
 名称は自作、未発表で覚えやすいもの。入選者には、アイヌ古式舞踊が見学できる年間パスポートが送られる。申し込みは、郵送、FAX、または持参で。31日必着。問い合わせは阿寒観光協会まちづくり推進機構(釧路市阿寒湖温泉2丁目6―20 0154・67・2254)へ。

http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001105100001

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【白老】アイヌ民族博物館で春のコタンノミ

2011-05-16 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2011年 5/9)
 白老町のアイヌ民族博物館で7日、自然の恵みや人々の健康を祈る伝統儀式「春のコタンノミ」が開かれた。
 季節のくくりが夏と冬のみであるアイヌ民族は、それぞれの季節の初めに自然界の神々や先祖に祈りをささげ、繁栄を願う風習がある。
 儀式には博物館、町、道アイヌ協会の関係者や一般の見学客など約90人が出席。チセ(家屋)のいろりを囲むようにして座り、病気の神が嫌うという酒かすを食べる「シラリエオンカミ」などの儀礼を粛々と行った。
 群馬県高崎市から観光で訪れていた小渕ちあきさん(52)は「全てのものに感謝する生き方に考えさせられるものがあった」と、儀式の様子を食い入るように見詰めていた。

http://www.tomamin.co.jp/2011s/s11050901.html

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白老で春のコタンノミ、40人が神々に祈りささげる

2011-05-16 | アイヌ民族関連
【室蘭民報 2011年5月8日(日)朝刊】
 白老・アイヌ民族博物館主催の「春のコタンノミ(集落の祭り)」が7日、ポロトコタンに立つポロチセ(大きい家)で行われ、約40人が神々に祈りをささげた。
 毎年春と秋に行われており、通算18回目。民族衣装の関係者がいろりや儀式の道具を挟んで座り、同博物館の山丸郁夫伝承課長が祭主を務めた。
 ハルエオンカミ(食物による拝礼)、シラリエオンカミ(酒かすによる拝礼)、シンヌラッパ(先祖供養)などが厳粛な雰囲気のなか進行。
 「今季も自然の恵みが豊かでありますように」「皆が健康に生活できますように」と集落や家の祭神に祈願した。シンヌラッパでは東日本大震災の犠牲者に黙とうをささげた。
(富士雄志)

http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2011/05/08/20110508m_08.html

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村の安全祈るアイヌ民族伝統の儀式 白老

2011-05-16 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2011年5月8日
 北海道白老町のアイヌ民族博物館で7日、コタン(村)の安全や繁栄などを祈るアイヌ民族伝統の儀式、コタンノミ(集落の祈り)があった。アイヌ民族の文化を学んでいる札幌の学生や観光客らも参加した。
 同町のポロト湖畔のチセ(家)であり、儀式を観光客にも公開。民族衣装で着飾った博物館職員ら約50人が出席した。祭主は山丸郁夫・同館伝承課長が務め、文献や記録を基に再現した火の神や家の守り神へ祈りをささげた。
 儀式の中で観光客ら参加者も病気の神が嫌う酒粕(さけかす)を食べたり、両手をすりあわせて祈ったりし、アイヌ民族の祭りを体験した。
http://mytown.asahi.com/areanews/hokkaido/HOK201105070003.html

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【平取】マンロー館の公開始まる

2011-05-16 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2011年 5/6)
 スコットランド人の考古学者・人類学者で医師でもあるニール・ゴードン・マンロー博士が平取町二風谷で住宅兼病院として使っていた歴史的建物「マンロー館」が1日から一般公開された。
 マンロー博士は、アイヌの生活風俗研究のため1932年から二風谷に住み、研究の傍ら病気の人を無料で診るなどして慕われた。42年の永眠後、住宅兼病院であった建物を記念館として保存し、現在は北海道大学に寄贈され、北方文化の研究に活用されている。長い間非公開だったが、町が北大と交渉を重ね、一昨年9月から公開されるようになった。
 景観が似ていると、マンロー博士が祖国を思い浮かべて植えたドイツトウヒの巨木の並木道を抜けると、白い洋館「マンロー館」が立っている。建物の白と周囲の庭の草花や木々とのコントラストは絶妙。四季折々の風情が楽しめる散策スポットでもある。木造3階建ての2階の一室には、マンロー博士の肖像画や文献も展示されており当時の面影を忍ばせる。
 公開は10月末まで。期間中、外観の見学は自由だが、内部の見学は10人以上の団体に限定。二風谷アイヌ文化博物館に備え付けの指定申込書により1カ月前までに申し込む。博物館の学芸員らがガイドもしてくれる。
 問い合わせは二風谷アイヌ文化博物館 電話01457(2)2892へ。

http://www.tomamin.co.jp/2011s/s11050601.html

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【平取】復元チセの新築祝ってチセノミ

2011-05-16 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2011年 5/4)
 平取町二風谷に復元されたかやぶきの伝統家屋チセの新築を祝う儀式チセノミが2日、アイヌプリ(アイヌの習慣)にのっとり厳かな雰囲気で執り行われた。アイヌ文化振興・研究推進機構(中村睦男理事長)主催。
 関係者約20人が参加。財団の西田俊夫専務理事が主催者あいさつした後、新しいチセの清めの矢射ち「チセチョッチャ」で始まり、祭司の木村英彦支部長が東と西方向の屋根裏に矢を放ちおはらい。川上満平取町長ら来賓が順次東の方向に矢を放った。
 続いて、神々への祈りの儀式「カムイノミ」。イナキビ団子、クルミ、煮干しの入った小袋を来客にまいて振る舞う「ハルランナ」。イナウ(祭具)1本をいろりの火にささげ、もう1本を東の窓の上の宝物壇に飾り儀式を締めくくる「イナウエタイェ」が執り行われた。
 今回完成したかやぶきのチセは、平取地域イオル(アイヌ民族の伝統的生活空間)再生事業として整備した小規模な標準的家屋で約30平方メートル。今後、学習、研修会などアイヌ文化伝承啓発促進に活用する。

http://www.tomamin.co.jp/2011s/s11050402.html

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【白老】サッチェプ販売始まる アイヌ民族博物館

2011-05-16 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2011年 5/3)
白老町若草町のアイヌ民族博物館で、人気の土産品「サッチェプ」(サケの薫製)の販売が始まった。
 サッチェプは、内臓を取った秋サケを真冬の3カ月間、屋外に干し、その後はチセ(家屋)のはりにつるし、いろりの煙で1カ月ほどいぶしたもの。アイヌ民族の間では、保存食として受け継がれてきた。
 同館では10年ほど前から一般販売を開始。今では常時、売り上げ上位の土産品になった。今回、店頭に並んだサッチェプは、昨秋に白老沖で取れた約3500匹のサケを、職員らが手作業で加工したものだ。
 サッチェプの価格は1袋130グラム入り500円、丸ごと1匹で4500円(いずれも税込み)。同館のカフェ「リムセ」で購入できるほか、通信販売も可能。例年、秋ごろには完売するため、早めの購入がお勧めだ。問い合わせは同館 電話0144(82)3914。

http://www.tomamin.co.jp/2011s/s11050301.html

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