先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

チェーホフから村上春樹まで 21日から道立文学館で企画展「サハリンを読む」

2009-11-08 | 日記
(BNN 北海道365 09年11月08日(日) 12時45分)
文芸作品や絵はがき、写真、地図など約500点を展示。
 敷香(しすか)や真岡(まおか)といった異国風の地名、蟹の缶詰、渡り者の労働者、北方先住民族、残留ロシア人、戦後の日本人引き揚げ・・・。
 宗谷からオホーツク海を隔てて位置する「サハリン(樺太)」の情景は、アントン・チェーホフの「サハリン島」から村上春樹の「1Q84」まで、さまざまな文芸作品で取り上げられてきた。
 北海道立文学館は、こうした文芸作品などから読み取れる樺太の社会的・文化的課題を見つめ直そうと、21日から「サハリンを読む-遥か[樺太]の記憶」を開催する。
 「サハリンを読む」は、樺太に関する文芸作品や絵はがき、写真、地図、映像など500点を展示。また、作中の一節を抜き書きしたパネルなどで、樺太の情景や歴史を紹介する。
 開催期間は来年1月17日まで(祝日を除く月曜と、12月28日~1月4日は休館)。開館時間は午前9時~午後5時(入場は午後4時30分まで)。観覧料は一般400円、高校・大学生200円、中学生以下・65歳以上は無料。
 また、文学館は「サハリンを読む」の期間中に、「文芸講演会『樺太文学』の現在」や「映像作品(樺太1945年 氷雪の門)鑑賞のつどい」、「サハリンアイヌの弦楽器トンコリ演奏会」などの関連イベントを実施する。関連イベントの詳細または申し込みは下記関連サイト参照。(文・糸田)

北海道立文学館 企画展「サハリンを読む-遥か[樺太]の記憶」
http://www.h-bungaku.or.jp/

http://www.hokkaido-365.com/news/2009/11/post-539.html

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14日アイヌ文化に触れる催し、阿寒湖畔

2009-11-08 | 日記
(釧路新聞 2009年11月08日)
  アイヌ民族の女流文学者知里幸恵の生涯と業績について理解を深めながら、民族音楽を堪能するイベント「マイェピリカ」~その美しい響き~(実行委、釧路アイヌ文化懇話会主催)が14日、阿寒湖温泉のアイヌコタン・オンネチセで開かれる。幸恵が最後に書き残した手紙をめいの横山むつみさんが朗読するなど、知られざる一面もつまびらかにする。登別市に生まれた幸恵は、言語学者金田一京助の要請を受け、アイヌが口承してきた叙事詩「カムイユカラ」の和訳に取り組んだ。重い心臓病を患っていたが、病気をおして翻訳作業を続け、翻訳本「アイヌ神謡集」は1922年9月に完成。幸恵は完成直後に19歳で短い生涯を終えた。
http://www.news-kushiro.jp/news/20091108/200911086.html

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アイヌ料理「レラ・チセ」閉店へ 文化発信、歴史15年

2009-11-08 | 日記
(朝日新聞 2009年11月7日11時9分)
 首都圏のアイヌ料理店として親しまれ、文化の発信や交流の拠点となってきた「レラ・チセ」(東京都中野区新井)が7日に閉店し、15年の歴史に幕を下ろす。
 レラ・チセ(アイヌ語で「風の家」の意味)は首都圏のアイヌ民族の団体「レラの会」が中心になり、94年5月、東京都新宿区西早稲田に開店した。
 00年に中野に移転、ギョウジャニンニクやエゾシカの肉など北海道直送の素材を生かしたメニューを提供してきた。また、店はアイヌ語教室など民族文化継承の場としても活用されていた。
 しかし、不況下で売り上げが減り、赤字経営が続いたため、閉店を決断したという。店長の松田弘治さん(46)は「閉店しなければならないことは残念だ。店があったことでアイヌ民族の存在を知ってもらう役割を果たすことができたと思う」と話す。
 7日は午後5時から11時まで営業するという。(高波淳)

http://www.asahi.com/national/update/1107/TKY200911070114.html

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地元への貢献たたえる 札幌で道新文化賞贈呈式

2009-11-08 | 日記
(北海道新聞 11/06 08:40)
 北海道の文化や産業への貢献をたたえる第63回北海道新聞文化賞の贈呈式が5日、札幌市中央区の北海道新聞社で行われた。
 受賞者は、社会部門が幕末の蝦夷地(えぞち)探検家松浦武四郎の研究を40年間続ける秋葉實さん(83)=網走管内遠軽町=、学術部門が有機合成化学の分野で新合成法「鈴木・宮浦クロスカップリング反応」を発見した北大名誉教授の鈴木章さん(79)=札幌市=、経済部門が外食産業を軸に生ごみリサイクルなどの環境保護活動に取り組む株式会社アレフ(札幌市、庄司昭夫社長)。
 贈呈式では、菊池育夫北海道新聞社長が各受賞者に賞状を手渡し、佐藤忠良氏制作のブロンズ像と副賞100万円を贈った。
 秋葉さんは「武四郎を北海道の名付け親から一歩突き進んで、アイヌ民族の救世主として洗い直してみたい」と意欲を語り、鈴木さんは「(鈴木カップリング)反応が医薬、農薬の領域以外でも使われ、幸せに思う」、アレフの中村勝広副社長は「食の安全や環境は企業にとって最大の競争力。着実に活動していきたい」と述べた。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/culture/198446.html

菊池社長から賞状を受け取る(左から)秋葉さん、鈴木さん、アレフの中村副社長

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アイヌアート200点 小山で8日まで

2009-11-08 | 日記
(朝日新聞 2009年11月06日)
 アイヌ文様の衣装などを集めた「アイヌアートin小山」が5日、JR小山駅西口の小山市立生涯学習センター(ロブレイズミヤ小山店6階)で始まった。北海道白老町のチシポの会(田村弘子会長)の刺繍(し・しゅう)など200点以上が展示されている。
 チシポはアイヌ語で「針入れ」の意味。北海道アイヌ協会白老支部の婦人部有志が7年前に結成し、全国で展示を続けている。着用や刺繍体験が無料でできる。
 今回の展示は、旧間々田町乙女(現小山市乙女)出身で、長年、アイヌ集落で医療活動を続けた故高橋房次医師(1882~1960)との縁から。高橋医師は22年に初代の白老病院長となり、その後も個人病院で診察を続けたが、貧しい患者からは治療費を受け取らなかった。「コタン(アイヌ集落)のシュバイツァー」とも呼ばれた。
 会場には「里帰りパネル展」として高橋医師の写真も飾られている。同会の石井シゲさん(67)は「アイヌもシャモ(和人)も分け隔てなく話をしてくれる優しい先生でした。小山での展示は私たちも懐かしい気がしています」と話す。
 8日までの午前10時~午後5時(最終日は午後3時まで)。入場無料。

http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000000911050006

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受賞者ら「光栄」と笑顔 道文化賞 札幌で贈呈式

2009-11-08 | 日記
(北海道新聞 11/06 08:23、11/06 08:27 更新)
 道内の文化向上に優れた実績を残した個人や団体に贈られる本年度の道文化賞と道文化奨励賞の贈呈式が5日、札幌市内のホテルで行われた。
 道文化賞に選ばれたのは、力強い生命力の表現が高く評価されている女流画家鎌田俳捺子(ひなこ)さん(86)=函館市=、アイヌ伝統文化の記録や調査に貢献した萩中美枝さん(82)=札幌市=、日本歌人クラブ賞を受賞し、若手歌人の育成にも尽力した歌人山名康郎さん(83)=同=の3人。道文化奨励賞は、韓国や米国でも発表を行う現代美術作家柿崎煕(ひろし)さん(63)=石狩市=。
 道教委の神谷奈保子委員長から賞状と記念品を贈られた鎌田さんは「身に余る光栄です」と喜びを語った。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/culture/198438.html

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アジアの伝統音楽披露 8日、西日本文化サークル 大牟田市

2009-11-08 | 日記
(西日本新聞 朝刊 2009年11月6日 01:40)
 大牟田からアジアへ平和を訴えるコンサート「海をこえ、とどけ平和の琉歌」(西日本新聞社など後援)が8日午後6時半から、大牟田市栄町の西日本新聞TNC文化サークル大牟田教室で開かれる。同市の「平和の琉歌をきく会」(長谷川禎三会長)主催。
 中国の伝統的な弦楽器の古筝(こそう)を、福岡市在住の江舟さんが演奏する。地元の「ありあけ三線の会」などの演奏に合わせ、ベトナムの指笛や、オカリナとギターでのアイヌ民謡演奏も。熊本県荒尾市在住の沈載吉さん(88)夫妻が韓国の太鼓チャンゴに合わせて、自らの生い立ちを語り、踊る民族芸能もあり、多彩な音楽や芸能が楽しめる。
 長谷川さんは「朝鮮半島と中国文化の芸能を中心に新しい東アジアの息吹を伝え、平和の思いが響き合うことを願います」と話す。
 前売り券は大人千円(当日は300円増し)、小中学生は500円。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/132814

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