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先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

アイヌ協会など道に会計改善策

2010-04-08 | 日記
(朝日新聞 2010年04月07日)
■外部監査や本部点検
 「アイヌ文化振興・研究推進機構」(アイヌ財団)の助成事業で北海道アイヌ協会支部が不適切な会計処理をした問題をめぐり、同協会とアイヌ財団が改善策をまとめ、道に提出した。道は6日の道議会環境生活委員会で改善策を報告。道は、不適切な事例がこれまでに277件あり、アイヌ財団に対し、国と道に計約552万円の助成金の返還を求めることも報告した。
 同協会の改善策は、協会支部が助成事業を申請する場合に協会本部がチェックできる体制とすることや、外部監査を導入することなどを明記。アイヌ財団は、100万円以上の事業について極力役員が現地実態を確認するよう努めるほか、助成金の返還対象の同協会釧路支部など7団体を、返還が完了するまで助成対象から除外するとした。
 今回のケースは、アイヌ財団に対して国と道が補助金を拠出。アイヌ財団はこれをもとに助成事業を企画し、同協会支部が受託した。
 道は、2004~09年度の間に同協会釧路支部が実施または関与した事業状況を調査。2月までに「行事(事業)に参加したが謝金を受け取っていない」などといった不適切な会計処理が202件見つかり、3月には75件が追加で判明した。道は同協会とアイヌ財団に対し、改善策を提出するよう求めていた。
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001004070005

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狭山市で散策イベント

2010-04-08 | 日記
(読売新聞2010年4月7日 )
 狭山市中心部を散策して買い物も楽しんでもらおうと、「おいでよ いるまおい『入間川春まつり ウオークラリー』」が10日正午から行われる。
 「いるまおい」とは、入間の語源とされるアイヌ語で、熊の足跡の意味。狭山商工会議所が企画し、3月末に「まち開き」が行われたばかりの西武新宿線狭山市駅西口地区と、昔ながらの街並みが残る旧市街地を巡るコースが設定された。参加費の300円を払えば、市内の登録店舗で1日限定で使える500円分の商品券がもらえる。
 ラリーは、同市入間川3の七夕通り商店街駐車場をメーン会場とし、駅西口地区を通る7キロ、5キロ、3キロの3コースを用意。所沢市出身の音楽グループ「JULEPS(ジュレップス)」のライブや、マジックショーなども行われる。
 受け付けは、10日午前11時から同商店街駐車場で。問い合わせは、同商議所((電)04・2954・3333)へ。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20100407-OYT8T00012.htm

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アイヌ協への返還請求計795万円に…不正経理問題

2010-04-08 | 日記
(読売新聞2010年4月7日 )
 道は6日、北海道アイヌ協会の不正経理問題で、新たに約83万円の不適切な事例を確認したことを道議会環境生活委員会に報告した。これで同協会への返還請求額は、道教委分とあわせて約795万円となった。道と道教委は調査を継続するとともに、同協会の組織運営に対する指導を強化する。
 道が不適切な事例と認めたのは、国と道が事業費を2分の1ずつ負担している財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構の国内文化交流助成事業。2004~09年度に北海道アイヌ協会が受託した42事業で、架空の領収書を作ったり、経費を水増ししたりして、計277件の不正があったと認定。返還請求額は計552万3676円に上った。
 また道教委分としては、04~08年度に同協会に委託したアイヌ民俗文化財保存・伝承活動事業。15事業で目的外に事業費を使ったなどとして、242万2180円の返還を求めた。
 不適切事例の大半は、同協会釧路支部が関与していたとして、同支部は返還が完了するまで助成対象から除外される。一連の不祥事を受け、同協会は役員による指導の徹底や外部監査の導入などに取り組むことを道に報告した。
 道の和田秀樹アイヌ政策推進室長は6日の同委で、「道としても指導が十分でなかった点がある。今後、機構とアイヌ協会に改善策の着実な実行を指導していきたい」と話した。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20100407-OYT8T00027.htm

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映画:帰還兵、遺族、被ばく、ホームレス…米国の戦争、内実に迫る /東京

2010-04-08 | 日記
(毎日新聞 2010年4月6日 地方版)
 ◇中野で上映中
 米国の戦争の内側に迫った長編ドキュメンタリー映画、「アメリカ-戦争する国の人びと」の上映が始まり反響を呼んでいる。作品は全編で8時間を超え、1日がかりで1作品を上映している。異例のロードショーだが、藤本幸久監督は「普天間基地移設が大きな問題になっているが、そもそもアメリカの戦争の本質が論じられていないのでは。映画が議論の材料となれば」と長編作品の上映を企画した。【東海林智】
8時間の長編ドキュメント「基地論じる材料に」
 長編ドキュメント作成のきっかけは、05年に沖縄県名護市辺野古で基地移転に反対する市民運動の取材で見た、近くのキャンプ・シュワブの海兵隊員たちの顔つきがあまりに幼かったことだ。英語をろくに話せない移民系の若者もいた。藤本監督は「世界一豊かだといわれる国で、彼らが海軍を志願した背景には何があるのか」と疑問を抱き、撮影を始めた。
 06年から7回訪米し、約200日間撮影した。ベトナム戦争やイラク戦争の帰還兵から先住民族、戦争で肉親を失った家族、新兵訓練所など多様な角度から米国の戦争に迫り、実像を浮き彫りにした。
 映画は八つのエピソードから構成される。新兵勧誘が盛んに行われる高校で軍の実態を語り再考するように訴える元海軍兵士の活動やイラク戦争で劣化ウラン弾により被ばくした兵士の証言、肉親を失い反戦運動に立ち上がる母親、戦争を拒否した兵士の抵抗などを描く。また、イラクやコソボ、ベトナム、アフガンとさまざまな戦場で心に傷を負いいまだに苦しみ、ホームレスとなり森の中でテント暮らしをする元兵士の姿も克明に追った。折り重なる多様なエピソードが、米国の戦争の現実を照らしてゆく。藤本監督は「戦争とは何か。大きなメディアでは伝え切れない小さな声を拾い集めることで戦争をする国の内実にせまった。沖縄の基地問題を考える上でも、ぜひ見てほしい」と話している。
 上映は、中野区東中野4、ポレポレ東中野で16日まで、毎日午前10時20分から午後8時45分。五つのプログラムに分けてあり、全編鑑賞券(前売り3000円)は複数日で使うことができる。問い合わせはポレポレ(03・3371・0088)へ。
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20100406ddlk13200254000c.html

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札幌の北半分まで 石狩のはずだった 17日に石狩市民図書館で講座

2010-04-08 | 日記
(北海道新聞 04/06 14:09)
 【石狩】札幌市の北半分は石狩になるはずだった?! 幕末の探検家松浦武四郎(1818-88年)が北海道の国や郡の名称などを明治政府に提案した際に控え図として用いた「国郡検討図」から石狩と札幌のかかわりを考える講座が17日午後2時から、石狩市民図書館で開かれる。「札幌と石狩~道都はなぜ札幌になったのか」をテーマに専門家が熱い議論を戦わせる。(荻野貴生)
 石狩市民図書館といしかり砂丘の風資料館の主催。「北海道の名付け親」で知られる松浦武四郎は幕末に6回にわたり北海道や国後島を調査。1869年(明治2年)に明治政府に北海道の名と国、郡の領域を提案した。その際に使われたのが「国郡検討図」で、2002年に発見された。国郡検討図で石狩郡と札幌郡の境界線は、現在のJR札幌駅の南側に引かれており、札幌市北区・東区・手稲区の大部分と、中央区・西区の一部を石狩に含む形で分けられた。講座ではその後、なぜ札幌市が道都となり、現在の境界になったのか-などについて考える。
 「開拓史と北海道」(北海道出版企画センター)を出版し、国郡検討図を調べた札幌市文化資料室の榎本洋介氏と、いしかり砂丘の風資料館の工藤義衛学芸員が討論。市民図書館の丹羽秀人副館長が司会を務める。
 工藤学芸員は「松浦武四郎の定めた境界は現在の函館線とほぼ同じで、これを境に環境は大きく変わる。札幌はアイヌ語で『乾いた所』という意味だが、明治前から栄えていた石狩と何もなかった札幌で、どう境界が決まり、札幌がなぜ道都になったのかを話したい」と言う。
 無料で、直接会場へ。詳しくは市民図書館(電)0133・72・2000へ。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/224724.html

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台湾 台風被害の復旧進む 阿里山観光 ようやく春 花見に誘われ、客足徐々に

2010-04-08 | 日記
(西日本新聞 2010年4月5日掲載)
阿里山と森林鉄道
 阿里山は台湾中南部・嘉義県にある2千メートル級の山々の総称。最高峰は大塔山の2663メートル。国家風景区(国定公園)に指定され、日の出、雲海、夕焼け、森林、鉄道の五大景観で知られる。一帯には先住民ツォウ族の集落が点在する。  日本統治時代に豊富な森林資源が注目され、山林開発と木材搬出の手段として、阿里山森林鉄道を建設。1914(大正3)年に嘉義−阿里山の本線72キロが全線開通した。この鉄道でヒノキの高級材が運び出され、靖国神社の神門、東大寺大仏殿の垂木などに使われた。現在、阿里山での森林伐採は禁じられており、鉄道は観光・登山客の足となっている。

 昨年8月の台風8号による豪雨災害で交通が寸断され「陸の孤島」となっていた台湾の景勝地・阿里山が桜の季節(3月中旬―4月中旬)を迎え、観光客が徐々に戻りつつある。道路復旧工事が進み、現在は中型バス(20人乗り)や自家用車でアクセスできるようになった。来月には大型バスの乗り入れも解禁になる見込みで、復興の足取りは着実に進んでいる。
 海抜2200メートルを超える散策エリア、阿里山森林遊楽区には、ソメイヨシノや山桜、大島桜など、日本統治時代以降に植えられた各種の桜が白やピンクの花を咲かせた。花見客があちこちでカメラを構え、台風災害以降一番のにぎわいだ。
 それでも3月のホテルの客室稼働率は5割前後。例年ならこの時期は予約が1カ月以上も前から満杯で、山上はけんそうに包まれる。それだけに今年はゆっくりと花をめで、野鳥の声に耳をすませ、台湾最高峰・玉山(3952メートル)からの御来光を静かに迎えられる絶好の機会となっている。
 「台風で交通の被害は大きかったが、山上の景色はそのままだ。程なく活気が戻ってくるのは間違いない」。台湾観光局阿里山国家風景区管理処の曽漢洲処長は自信を込める。観光局は高速鉄道・連絡バスの乗車券とホテル割引をセットにしたクーポン券を発売し、客足回復を後押しする。
 ●中国人客に人気
 台風直撃前の昨年8月初旬、阿里山は年初からの入域客が史上初めて100万人を突破した。観光客急増の要因となったのが、2008年7月からの中国人客の台湾観光解禁だ。
 中国では、高級茶の産地で流行歌「阿里山の娘」でも知られる阿里山の人気は台湾の観光地の中でトップ級。だが、団体行動が原則の中国人訪台ツアーは大型バス利用が主体で、現在、中型バスに乗り換えが必要な阿里山は周遊日程から外されるケースが多い。
 山腹の道路沿いで有機農場レストランを営む〓(〓は「登」に「おおざと」)朝升さんは「台風前は来店客の半数以上が中国人ツアー客だった。レストランは2月の春節(旧正月)ごろから営業を再開したけど、客数はまだ去年の1割にも及ばない」と語る。それでも「建物は無事だったし、農場もほとんど元通りになった。大型バスが通るようになれば、また忙しくなるよ」と前向きだ。
 ●鉄道復旧が急務
 阿里山のもう一つの魅力が、ふもとの嘉義市と結ぶ阿里山森林鉄道だ。日本統治時代から100年近い歴史があり、急こう配を上るスイッチバックやループ線が設けられ、世界三大登山鉄道の一つに挙げられる。
 だが、昨夏の台風8号で阿里山地区は3日間で2800ミリの集中豪雨を記録し、鉄道は421カ所が損壊。路盤ごと流された区間もあり、一時は全線復旧を危ぶむ声もあった。
 実は同鉄道の経営は08年に林務局(林野庁)から民間業者に委託され、沿線の観光施設と一体的に開発する計画だった。だが台風災害を受け、鉄道復旧を優先する林務局は委託契約を解除し、経営復帰を決定。来年末の全線運行再開を目標に工事を進める。まずは森林遊楽区の拠点・阿里山駅と御来光の名所・祝山駅を結ぶ支線の復旧を急ぎ、来月にも区間運行を再開する見通しだ。
 日本統治下の1913(大正2)年に創業し、歴代の日本人総督や台湾総統が宿泊した老舗ホテル・阿里山賓館の陳振興社長は「昨夏の台風はホテル史上最大級の天災だった。3カ月間はほとんど宿泊客がなく、経営には打撃となったが、復興へ向けて観光局や林務局との協力態勢は深まった」と強調する。
 同ホテルでは大型バスや鉄道再開後の観光客増加を見込んで、今年9月をめどに客室数を現在の40室から150室に拡大する増築工事の最中だ。「花見や夏のシーズンにも、もっと多くの人が阿里山を楽しめるようになる。とくに歴史的に縁の深い日本人にはたくさん来てほしいね」。陳社長は笑顔を浮かべた。
http://www.nishinippon.co.jp/wordbox/display/7323/

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「7世代先考えて」 「13人のおばあちゃん」クララさん訴え

2010-04-06 | 日記
(中日新聞 2010年4月5日)
 先住民の知恵で地球を救いたいと、10月の生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)開催時に来日する「世界を救う13人のグランマザー(おばあちゃん)」の一人、クララ・シノブ・イウラさん(59)が、準備のために来日し、東京都内で本紙のインタビューに応じた。ブラジルのアマゾン奥地で暮らす日系2世のクララさんは地球の自然破壊に強い危機感を示し、「悲鳴を上げているのは私たちの魂の声。その声を聞かなければいけない」と訴える。
 「地球がこんなことになっているのに、まだ壊し続けるのか」。ふだんは陽気なクララさんが語気を強める。
 「北極圏の氷が解け、大地震が相次ぐ。地球がおかしくなっている」と、異変を感じとる。アマゾンでも熱帯雨林が伐採され、発電所や工場による自然破壊が続いている。
 「世界の4つの方角から集まる女性たちが発言する時、新しい時代は近い」という古代の予言を実現しようと集まった13人。「物質的な物を優先し、自然に寄り添わなかった時代を終わらせたい」と訴える。
 暴力、麻薬、貧困。憂うのは自然破壊だけではない。クララさんは「7世代先の子どもたちのために考えたい」と話す。
 熱帯雨林の村で「癒やし手」として、小さな病院で伝統的な薬草による治療や、祈りの儀式をしている。「以前は神様や精神的な世界は信じていなかった」が、神秘的な体験を経て「木や花の命が見えると感じるようになった」という。
 「自分のルーツは日本人」と言うクララさんは、日本社会で子どもたちが自殺したり、うつ病で家にこもっていることに心を痛める。「人が自然や自分の心からどんどん離れている。自分を愛することができれば、地球や他の人を愛することができる」と話す。
 COP10について「地球の現状を直視し、将来への計画を立て、その約束を守ってほしい」と願う。会議が「国と国のパワー合戦になってほしくない」。
 来日時には、日本でも「おばあちゃんの知恵や教えを伝えられたらと思う」。日本のおばあちゃんたちにも交流を呼び掛ける。
 「グランマザーたちの言葉が心に届き、人々の眠っている意識が目覚めてほしい。地球はこれからどうなっていくのか。今、本当に時間がないのです」
◆04年から各地で会議
 アマゾンや北極、アフリカ、チベット…。13人のおばあちゃんは世界各地の先住民地域から集まり、2004年以降、それぞれの故郷で「グランマザー会議」を開いている。
 最年長の米国オレゴン州のアグネスさん(86)は、150年ぶりにサケの式典を復活させ、川にサケを呼び戻したといわれる。産卵し、人や動物に食べられ、死後は小魚の餌になるサケは「無条件で与える者」。「人間は得るばかりだが、互いに与えあわなければ自然のバランスは乱れる」と説き、絶滅危惧(きぐ)種や地球のために闘う。
 アラスカのリタさん(77)は、9歳の時に曾祖母から13個の石と白いワシの羽根を渡された。「あなたの髪が灰色になる時、13人のグランマザーが集まる」と告げられたといい、初会合の時にメンバーに配った。
 チベットのツェリンさん(81)は、破壊や殺りくに心を痛め、子どもたちに「他人のためになることを考えなさい」と教える。
 10月には奄美大島で会議を開き、COP10会場の名古屋でも活動したい考え。それに先立ち、今月11日には名古屋市守山区の尾張戸神社で、クララさんと奄美大島の女性らによる集いを開く。
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/cop10/list/201004/CK2010040502000173.html

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【島人の目】月のため息

2010-04-06 | 日記
(琉球新報2010年4月5日)
 「グアムの海の底にはたくさんの涙が沈んでいる。人間が繰り返す過ちを一体いつまで見届ければいいのだろう。そんな月のため息が聞こえてくるようだ」。米軍基地拡張建設が進むグアムの様子を知らせてきた友人がこうつぶやいた。
 美しい自然と島の人々が共に歩んできた歴史を刻むたくさんの美しい伝説を持つグアムの島では今、武器を運ぶ道を造るために木が切り倒され、島を駆け抜ける風は潮のにおいの代わりによどんだ空気を運んでくるのだという。
 「目先の豊かさに心を奪われた人々と、島の誇りを守り抜こうという人々で島は分断している」と語る友人は、遠い沖縄へ思いをはせながら「僕らが声を上げても、遠く離れた米国本土にある中央政府には届かない。イエスかノーかという意思表示さえできない。少なくとも政府が耳を傾けてくれる沖縄はグアムよりも恵まれている」と複雑な心境を吐露した。
 スペインの支配下から米西戦争でアメリカの領土となったグアムでは、先住民のチャモロ人はチャモロ語を話すと体罰が加えられたりしたという差別的体験を持つという。「グアムは米領だけどアメリカの民主主義はもたらされなかった。心の底では誰も米軍基地の増強なんて望んでいないんだよ」。友人はそう説明しながら、軍需産業による経済的発展を願う大人たちに対し、祖先が残してくれた自然を守り抜こうと反対運動を展開する若者たちの間で島の歴史を学び直す動きが活発化していると話してくれた。
 戦争で島の自然が破壊されていく日々を見守ってきた星たちに願いをささげながら、進むべき道を模索し続けるグアムの人々。そんな島を見守る月は、今夜もため息をつきながら人々の足元を優しく照らし続けている。
(平安名純代ロサンゼルス通信員)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-160385-storytopic-1.html

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サケ:「また会える日、楽しみに」 旭川・石狩川で稚魚放流 /北海道

2010-04-06 | 日記
(毎日新聞 2010年4月5日 地方版)
 旭川にサケを呼び戻そうと、「大雪と石狩の自然を守る会」(寺島一男代表)が4日、旭川市の石狩川でサケの稚魚を放流した。
 今年で27回目。秋月橋右岸広場であった出発式には約300人が参加。旭川アイヌ協議会などのメンバーがサケの回帰を祈る儀式「カムイチェップノミ」を行い、定岡春花さん(8)が「また会えるのを楽しみにしています」とあいさつした。
 この後、家庭や職場などで体長5センチほどに育てた稚魚約3000匹を一斉に放流。寺島代表は「産卵床の調査や川をきれいにする仕事にも取り組みたい」と話した。【横田信行】
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20100405ddlk01040103000c.html

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知里幸恵の故郷・登別に記念館 9月開館へ

2010-04-06 | 日記
(朝日新聞 2010年04月04日)
■知里幸恵の夢 伝承
■アイヌ文化発信拠点に
 「銀の滴 降る降るまは(わ)りに」の一節で知られる「アイヌ神謡集」を著した知里幸恵(ちり・ゆきえ)の記念館が、故郷の登別市に建設される。5月の大型連休明けに着工し、9月開館の予定。建設を目指してきたNPO法人知里森舎(しんしゃ)理事長で、幸恵のめいの横山むつみさん(62)は「多くの人に支えられ、ここまでこられた。幸恵の思いを未来にしっかり伝えたい」と話している。
(島田賢一郎)
■「ノート」、日記など300点
 記念館は「仮称・銀のしずく館」。1903年に幸恵が生まれた同市登別本町2丁目に建設する。木造一部2階建て約180平方メートルの館内に、神謡集の初版本や道の有形文化財に指定された「知里幸恵ノート」の復刻版、日記、手紙など約300点を展示。地域の文化活動に活用できるスペースも設ける計画だ。
 幸恵は幼いころに登別を離れて旭川に移り、言語学者の金田一京助との出会いが転機となって22年に上京した。神謡集の校正を終えた直後に持病の心臓病が悪化し、故郷の登別に帰りたいという願いはかなわず、同年9月に19歳の若さで世を去った。
 記念館は、幸恵が伝承に命をかけたアイヌ文化を発信する場として計画され、作家の池澤夏樹さんを代表とする建設募金委員会が2002年に発足。これまでに約2400人が賛同し、目標の3千万円の9割を集めた。
 同委員会の世話人代表で北大大学院教授の小野有五さん(62)は「アイヌ文化の素晴らしさを広めたかった幸恵の願いを実現する拠点に」と力を込める。横山さんも「小さな記念館でも、多くの人の夢がぎっしり詰まっている。皆さんに愛される記念館にしたい」と話している。
 幸恵の命日の9月18日に合わせてオープンする予定。同委員会は引き続き募金への協力を呼び掛けている。問い合わせは知里森舎(0143・83・3677)へ。
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001004050009

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白糠アイヌ文化保存会の磯部会長が講演

2010-04-06 | 日記
(釧路新聞 2010年04月05日)
釧路アイヌ文化懇話会(加藤貫会長代行)は4日、釧路市立図書館で今年度初となる4月例会を開いた。例会では、白糠アイヌ文化保存会の磯部恵津子会長が「アイヌ民族と海外少数民族との文化交流事業について~白糠のアイヌ民族と台湾卑南(ピューマ)族の交流~」と題し講演を行った。 講演で、磯部会長は国の補正予算による「北海道地域文化芸能振興プラン推進事業」の一環で、昨年11月に台湾の少数民族ピューマ族を訪問し、交流を深めた体験を語った。  台湾には現在、14部族50万人が暮らし、ピューマ族の人口は1万1100人。磯部会長は、台湾の台東市でピューマ族の舞踊や踊りを見学し、伝統文化に触れたことを紹介。「台湾では多くの民族が互いに尊重し、その伝統を次世代に継承する思いが強いと感じた」と交流事業を振り返り、「日本でも台湾のように先祖や伝統を大切にする文化が今よりももっと育ってほしい」と話していた。
http://www.news-kushiro.jp/news/20100405/201004054.html

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厚い教科書 学ぶ意欲につなげたい

2010-04-06 | 日記
(北海道新聞 4月5日)
 来春から小学生のランドセルはぐんと重さを増す。
 文部科学省が2011年度から小学校で使う教科書の検定結果を公表した。
 「ゆとり教育」からの転換を掲げた新学習指導要領の完全実施に伴い、ページ数は前回03年度の検定より平均で25%も増えた。
 中でも理科は37%増、算数は33%増と大幅に分量がアップしている。
 教科書に書いてあることをすべて教えようとすれば、授業について行けない子供をこれまで以上に生み出してしまう。
 かつての「詰め込み教育」に逆戻りさせてはいけない。小学生に大切なのは、「もっと知りたい」という学ぶ意欲をきちんと身に付けることだろう。
 厚くなった教科書をどう活用するか。教師の力量も問われている。
 算数では円周率の3・14や台形の面積の公式が本文で復活した。
 各教科とも、過去に習った内容を折に触れて復習し、討論を促して知識と表現力を身に付けさせるなどの工夫も見られる。
 日本の伝統や文化の尊重を明記した新学習指導要領に沿って、国語の低学年で「いなばのしろうさぎ」などの神話、高学年では簡単な古文、漢文なども盛り込まれた。
 教科書が厚くなった背景には、国際的な学力調査で日本の順位が下がったことに対しての危機感などがあった。
 しかし、「ゆとり教育」の効果や課題について追跡調査、分析を尽くしたとは言い難い。保護者には、学習量がころころと変更されることへの戸惑いもある。
 各教委や学校が、教科書の活用法などについて父母らに丁寧に説明することも必要だろう。
 民間の幼児教室などで先取り学習を始める子供たちも増えている中で、小学校入学の時点で既に学力面の差が生じている。脱ゆとりを一層の格差拡大につなげてはならない。
 それぞれの子供の理解の度合いに応じて、きめ細かな指導ができるよう少人数学級の実現は不可欠だ。
 授業の質が問われる中で、教科書を使いこなす準備もいる。各教委には、教師が教材研究に十分な時間を割ける環境づくりを求めたい。
 アイヌ民族を先住民族とする08年の国会決議を受け、アイヌ民族の文化や歴史に関する記述も増えた。
 全国の小学生がアイヌ民族について知識や理解を深めることにつなげてほしい。他者との違いを理解し、差別、排除しない社会について考える大切な機会になるはずだ。
 子供の心に響く授業を行うためにも、全国の教師がアイヌ民族について詳しく学べる場を増やしたい。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/224479.html

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新支部長に小野氏 アイヌ協会釧路支部が臨時総会

2010-04-06 | 日記
(北海道新聞 04/05 07:19 更新)
 【釧路】道アイヌ協会釧路支部は4日、釧路市内で臨時総会を開き、支部長、副支部長ら新役員を選出した。
 助成金の不適切な会計処理を道から指摘され、3月末に秋辺得平前支部長ら役員全員が辞任したためで、新支部長には4日付で小野幸儀前副支部長(76)が就任した。
 役員の任期は2年。小野支部長は「課題は山積しているが、会員を一つにまとめ、支部を再建していきたい」と話した。
 ただ、不適切会計処理の指摘を受けてアイヌ協会(札幌)が道に提出した再発防止策では、役員全員が辞任した釧路支部について「旧役員の影響力を排除」することなどが盛り込まれており、前副支部長の支部長就任は、協会内で論議を呼ぶ可能性もある。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/224468.html

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小学校教科書 先生支える環境つくれ

2010-04-06 | 日記
(中日新聞 2010年4月5日)
 来春から小学校で使う教科書が出来上がった。「ゆとり教育」からの脱却へとかじを切った新しい学習指導要領に沿い、学習内容は大幅に増えた。先生には授業に打ち込める環境を与えたい。
 文部科学省の検定に合格した教科書は、かなり分厚くなった。二〇〇〇年度の「ゆとり教育」の総仕上げとされた検定のときよりも、ページ数にして全体で四割以上増えた。中でも算数と理科は七割近く多くなり、参考書のようだ。
 背景には、学力の国際比較で日本の子どもが順位を下げているという焦りがある。自ら考え、解決する力に乏しく、やる気のなさが著しいという。本当であれば深刻だ。かつてのように世界トップ水準に学力を引き上げたい。教科書の厚みは、そうした期待が反映されたといえる。
 まずは基礎知識の底上げを図る。例えば、五年生の算数では、ひし形や台形の面積の求め方が必修になった。六年生の社会では縄文時代が復活。国語では古文や漢文が登場した。家庭科で習うカレーライスの材料を、理科の食物連鎖につなげるような、教科をまたぐ内容も豊富に盛り込まれた。
 重点が置かれたのは、習得した知識を活用して考えを表現したり、筋道を立てて問題を解決したりする力を伸ばすことだ。「まとめよう」「話し合おう」「発表しよう」といった言語活動を求める問いの多さにそれが表れている。以前に習った内容を確実に身につけさせようと、反復学習のコーナーも目立っている。
 しかし、週五日制の下で、これほど天こ盛りの教科書をきちんと教えられるのか。
 学習内容に授業時間が追いつかないとの指摘がすでにある。すべてを教えようとすると、消化不良を起こし、ついていけなくなる子どもが続出する恐れもある。先生には、子どもの理解に合わせ、学習内容を選び、組み立てる力量が求められる。
 そのためには、子どもとじっくり向き合う“ゆとり”が先生には必要だ。調査や書類作りといった雑務に追われ、授業を計画したり、教材を研究したりする余裕さえないのが実情だという。先生の人数を増やしたり、少人数学級を編成したりして授業に専念できる環境づくりが大切だ。
 教科書には自宅でできる理科の実験もあれば、街中で学べる社会科のテーマもある。家庭や地域の協力は力強い味方になる。先頭に立つ先生を社会全体で支えたい。
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2010040502000041.html

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【白老】アイヌ語の方言編 初の辞典編さん

2010-04-05 | 日記
(苫小牧民報 2010年 4/3)
 白老町民グループ「楽しく・やさしいアイヌ語教室」が、初の辞典「アイヌ語 白老方言の研究」を作った。3人の古老が残した書物から、代表的な言葉を拾った。代表の大須賀るえ子さん(69)は「先祖が残した大切な言葉を守る一助になれば」と話している。
 一つの言葉を、ローマ字表記と、日本語訳、例文付きで五十音順にまとめた。他の地方と共通する方言が多いが、「イトゥパモシリ」(あの世)など他地域の方言辞典には無い言葉も収録している。
 アイヌ三大歌人の一人、森竹竹市氏(1902~76年)の遺稿や、長年、白老でアイヌ語教室の講師を務めた松永たけ氏(1912~96年)の口述を掲載した資料などを参考にした。製作は200冊。アイヌ文化振興・研究推進機構の助成を受けた。
 白老方言はこれまで、学者たちの間でほとんど注目されなかったという。大須賀さんはその理由を、「白老は早くから和人との混住が進み、アイヌの人々が和人の文化に慣れようとした影響が大きい」と話す。このため、アイヌ語に本来無い濁音を含む言葉が目立ち、アイヌ語を話せる人や口承文芸「ユーカラ」の数も少なかった。
 大須賀さんは「言葉は時代とともに変容する。このままでは白老方言が消えてしまう」と、危機感を抱いていたという。まとめてみると、日高の沙流方言と共通する言葉が多かった。「昔の人の流れを読み取ることもできた」とも。
 139ページ。収録方言は約2000語。それでもほんの一部といい、今後は加筆した第2版の製作も考えている。来年には、日本語の逆引き版も製作する予定だ。辞典は、町立図書館で貸し出し・閲覧できる。
http://www.tomamin.co.jp/2010s/s10040301.html

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