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先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

「最古の管楽器」贈呈される 館山

2010-04-14 | 日記
(MSNニュース 2010.4.13 14:13)
姉妹都市のオーストラリア・ポートスティーブンス市から館山市に贈呈された伝統楽器(中央)
 千葉県の館山市と姉妹都市を結ぶオーストラリア・ポートスティーブンス市から、友好関係を深めようと、館山市に伝統的な木管楽器「ディジュリドゥ」が贈られた。
 ディジュリドゥは、シロアリに食われて筒状になったユーカリの木から作られた楽器。先住民アボリジニの伝統楽器で「世界最古の管楽器」の一つともいわれている。館山市とポ市は、平成12年に友好都市協定を結び、昨年11月には姉妹都市となった。楽器は今月末まで同市役所玄関ロビーに展示される。
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/chiba/100413/chb1004131413002-n1.htm

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アマゾンの大規模ダム計画中止を訴え=「アバター」のキャメロン監督

2010-04-14 | 日記
(AFP=時事ドットコム 2010/04/13-10:29)
【ブラジリア12日AFP時事】3次元超大作映画「アバター」のジェームズ・キャメロン監督は訪問地のブラジルで12日、ルラ同国大統領に対して環境破壊が問題となっているアマゾンのダム建設計画を中止するよう訴えた。(写真は、ブラジルの先住民とともにダム建設反対のデモに参加したキャメロン監督=中央)
 大人気となった「アバター」のストーリーに反環境破壊のメッセージを込めたキャメロン監督は「アバター」に出演した女優のシガニー・ウィーバーさんと一緒にブラジリアで記者会見し、ルラ大統領にアマゾンの熱帯雨林に建設されるベロモンテ・ダムの計画を中止するよう呼び掛けた。
 ダムの建設によって先住民が住み慣れた土地を去ることを余儀なくされるが、このことは「アバター」の筋と酷似している。長年、海洋と熱帯雨林の環境問題に興味を持っていた同監督は、「巨大ダムは21世紀における20世紀的アイデア。恐竜のような巨大な過去の遺物だ」と語った。
 同監督はさらに、ベロモンテ・ダムは環境保護の災厄になるだろうと述べるとともに、自然と共生することを知っている先住民の知識はブラジルの最大の資源の一つだと強く訴えた。
http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_cul&k=20100413024823a

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有珠山縄文遺跡群 アイヌ古式舞踊 「歴史観光」道内外に発信

2010-04-14 | 日記
(北海道新聞 04/13 14:25)
 胆振総合振興局は本年度、洞爺湖有珠山地域の世界ジオパーク(地質遺産)、伊達などの縄文遺跡群、アイヌ古式舞踊の「胆振三大遺産」の売り込みを本格化させる。ガイド本作製のほか、モデルツアーも企画する予定。史跡などを巡る旅の人気を追い風に、地元の「歴史観光」を道内外に発信する構えだ。
 「三大遺産」は昨年度からの2カ年事業。洞爺湖有珠山地域は昨年、国内初の世界ジオパークに認定、白老などに伝わるアイヌ古式舞踊もユネスコの無形文化遺産に登録された。
 北黄金貝塚(伊達)などを含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」も世界文化遺産候補となっており、「三大遺産」として効果的なPRを狙っている。
 初年度は遺産への理解を深めてもらうフォーラムや有識者会議など地元住民への周知が主だったが、2年目となる本年度は道内外の観光客を呼び込むための本格的なプロモーション活動に移行。ガイドブックの作製や、旅行会社と連携し遺産をめぐるモデルツアーなども企画する予定だ。
 石橋秀規局長は「北海道洞爺湖サミットで地域の知名度は上がったが、観光客の流入には至っていない」と胆振管内の観光の現状を分析。
 大河ドラマの影響で坂本龍馬が人気を呼ぶなど最近の歴史ブームに触れ、「世界的に認められた遺産を道内外にアピールし、歴史観光として客の呼び込みに力を入れたい」と話している。(石丸厚子)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/225908.html

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黒船前夜 渡辺京二著

2010-04-14 | 日記
(東洋経済 - 10/04/13 | 08:00)
 千島列島、サハリン、蝦夷(えぞ)という未開の地を舞台にした、ロシアとアイヌ、幕末日本、三者三様の思惑と行動を丹念にたどった力作である。ロシアは日露通商の道を探り、アイヌは恬淡(てんたん)と自活の道を求め、松前藩と幕府は穏便な鎖国策で済ませようとする。満足な地図もなく厳しい自然条件のもとでの手探りの航海と怪しげな通訳によって、異文化理解が深まっていく過程が伸びやかな史観によって浮かび上がる。
 ロシアの船長たちもなかなかに個性的だが、日本人も捨てたものではない。中でも蝦夷政策で老中へ大胆な提言をした河尻春之、荒尾成章など幕僚たちの志と気骨、潔くロシア船に捕らわれた豪商・高田屋嘉兵衛の豪胆ぶりな魅力など、幕末には現代より人物がいたと知る。レザーノフの駆け引きやゴローブニンの幽囚を書いた終章も日露前史として興趣が尽きない。外交のあるべき姿を考え、北方領土の歴史を知るうえでも役に立つ。(純)
 洋泉社 3045円
http://www.toyokeizai.net/life/review/detail/AC/58d4ec39f249a828442d9bacf6bfb2cd/

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先住民族「聖域」に産廃計画 道アイヌ協会紋別支部が建設反対

2010-04-14 | 日記
(北海道新聞 04/13 10:14)
 【紋別】紋別市内の藻別川支流域に産業廃棄物最終処分場を建設する計画が浮上、道アイヌ協会紋別支部が「予定地はアイヌ民族の聖域にあたり、建設は『先住民族の権利に関する国連宣言』に違反する」と反発している。同支部支援者は、19日からニューヨークで始まる国連先住民族問題常設フォーラムで報告、建設中止を訴える。
 処分場は、紋別市の建設業北東開発工業のグループ会社リテックが計画し、3月下旬に道へ設置許可を申請した。藻別川支流域にある自社所有地約41ヘクタールを整備し、汚泥や廃プラスチック類を受け入れる。アイヌ協会紋別支部が毎年、伝統漁法や民族儀式を行っている藻別川流域とは約2キロ離れている。
 紋別支部は、処分場建設は「先住民族の土地内での有害廃棄物の貯蔵は合意が必要」と定めた国連宣言29条に反すると指摘。畠山敏支部長は「国連宣言は政府が支持しており、(設置許可の判断をする)道も尊重してほしい」と話す。
 道は5月24日まで利害関係者からの意見書を受け付けており、「関係者や専門家の意見を踏まえて審査する」(オホーツク総合振興局)としている。
 また、リテックの佐藤伸也社長は「国連宣言を適用する是非については、道の判断を待ちたい」と話している。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/225850.html

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小熊秀雄賞に小樽の哲学者・花崎さん

2010-04-14 | 日記
(北海道新聞04/13 07:34)
 【旭川】旭川ゆかりの詩人小熊秀雄(1901~40年)にちなみ、優れた現代詩集に贈られる小熊秀雄賞の第43回受賞作に小樽市在住の哲学者、花崎皋平(はなざきこうへい)さん(78)の「アイヌモシリの風に吹かれて」(小樽詩話会)が選ばれた。12日に市民実行委員会が発表した。
 花崎さんは東京生まれ。1971年まで北大助教授を務め、詩人、著述家としても活動してきた。受賞作は、自らかかわってきたアイヌ民族の復権運動などが題材の長編物語詩。
 選考委員から「(アイヌ民族の)長い歴史を自分と重ね合わせながら、落ち着いた表現で描き切っている」と評価された。花崎さんは「大きな喜びであり光栄です」とのコメントを出した。今年は全国から、昨年より23点多い78点の応募があった。贈呈式は5月22日、旭川市内で行う。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/culture/225820.html

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ものづくり推進 石橋胆振総合振興局長

2010-04-14 | 日記
(苫小牧民報 2010年 4/12)
 胆振総合振興局長になった石橋秀規氏(53)が着任し、12日、室蘭市の同局で記者会見した。地域経営の柱としてものづくり産業、観光、広域行政の3項目の振興を挙げ、ものづくり産業では、苫小牧地域の自動車産業を道の重点政策に位置付けられるよう取り組む考えを示した。
 石橋局長は100年の歴史ある支庁改革について「中身も変わったと実感してもらえるよう取り組みたい」と強調し、づくり産業の振興では、苫小牧地域の自動車産業はもとより、産学官連携による新しい産業づくりを推進する考えを示した。
 また、世界ジオパークに登録された洞爺湖有珠山とともに、白老町のアイヌ古式舞踊、北海道・北東北の縄文遺跡の3つを、「胆振三大遺産」と位置付け、観光の目玉として道外、海外はもとより、道内観光客の呼び込みにも取り組む考え。局内に新設した観光室を中心に、産業や歴史を掘り起こし「自然だけに頼らない観光を地域全体で推進したい」と語った。
 石橋局長は、企画振興部地域振興・計画局計画室長や、新幹線・交通企画局長を歴任し、新幹線・交通企画局では新千歳空港の24時間運用問題にも取り組んだ。
http://www.tomamin.co.jp/2010t/t10041202.html

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開拓記念館を国立博物館に 新館長の堀達也氏が構想

2010-04-12 | 日記
(北海道新聞 04/11 10:32)
 道が北海道開拓記念館(札幌市厚別区)を2014年度までに改装して整備する総合博物館「北海道ミュージアム(仮称)」に関連して、将来はさらに拡充して「国立博物館」を目指す構想が浮上している。国立博物館は全国に7カ所あるが東北以北にはないため、アイヌ民族の文化など北海道固有の歴史や文化を目玉に据え、国に働きかけることを検討する。
 4月から記念館長に就任した堀達也前知事が、北海道新聞の取材に明らかにした。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/culture/225588.html

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アイヌ文化の担い手を育成する文化学部「ウレシパ・プロジェクト」が始動

2010-04-12 | 日記
(札幌大学 2010/04/09)
札幌大学文化学部では、2010年4月からアイヌ文化の担い手育成を目的とする全国初のユニークな教育プログラム「ウレシパ・プロジェクト」をスタートさせました。
 「ウレシパ」とは「育て合う」という意味のアイヌ語です。毎年一定数のアイヌの子弟を受け入れて未来のアイヌ文化の担い手として育成し、合わせて大学内に多文化共生コミュニティーのモデルを創り出す仕組みを整えていきます。
 今年度は6人のアイヌ子弟が、ウレシパ・プロジェクトの中核を担うウレシパ奨学生として入学しました。
 ウレシパ奨学生は、北海道の先住民族であるアイヌの子弟が、自民族の文化や歴史を学び、その成果を社会に発信していく使命を持った学生です。この学生には授業料相当額を奨学金として給付し、経済的な支援も行います。
 4月7日(水)から春学期の授業が開始され、アイヌ研究に関する授業も始まりました。ウレシパ奨学生たちも7日から始まった「入門アイヌ語」から早速授業に参加し、アイヌ文化について学んでいます。
 現在NHKがウレシパ・プロジェクトに密着し、ウレシパ奨学生たちの学びの様子を取材しています。これらの模様は、4月17日(土)、「おはよう北海道 土曜プラス」(午前7:30~8:00)内と、5月9日(日)、「週刊こどもニュース」(午前8:05~8:35)内にて放送される予定です。ウレシパ奨学生たちの学びの様子をぜひご覧ください。
※文化学部「ウレシパ・プロジェクト」の詳細を以下のページでご説明しています。合わせてご覧ください。
■平成22年度から「札幌大学文化学部ウレシパ・プロジェクト」を実施
http://www.sapporo-u.ac.jp/whats-new/100409_ureshipa.html

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カムイの言霊(ことだま)

2010-04-12 | 日記
(朝日新聞 2010年04月09日)
■「カムイの言霊(ことだま) 物語が織り成すアイヌ文様」
 チカップ美恵子《著》
   ◇
■生命への畏怖 世界観語る
 2月に亡くなったアイヌ文様刺繍(ししゅう)家、チカップ美恵子さんの遺作となったエッセー集だ。生まれ育った道東の土地や身の回りにあるアイヌ語名の意味・由来に始まり、数多くの歌や詩、昔話や神話、逸話などアイヌ民族の多様な物語=文化が、チカップ(鳥)が大空を舞うような自由な筆致でつづられている。
 アイヌ語でサケは「カムイ・チェプ=神の魚」。「チエプ(魚)」は「私たちが食べる物」の意味もあり、それらがいかに豊富にあったかが分かるという。そして、カムイであるヒグマやシマフクロウなどの動物と人間が織り成す心豊かな物語の数々。そこから伝わるのは「森羅万象に宿る生命。それに対する畏怖(いふ)」というアイヌ民族の世界観だ。
 著者は、アイヌ民族復権運動の父と呼ばれた伯父の山本多助エカシ(長老)と詩人の母、伊賀ふでさんからアイヌ文化を吸収して育ち、自分の役割はそれを語り継ぐことだと記す。本書の所々には、戦争と自然破壊をやめない現代社会への痛烈な批判も登場する。美しい刺繍の創作家である一方で、自身の写真を巡る「肖像権裁判」で民族差別を告発した著者の誇りと強さを感じさせる。
 企業の社内報の連載を再編・加筆した本書は、著者が亡くなる直前に完成した。61歳での死は心から惜しまれる。
(現代書館・1890円)
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000831004090001

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道アイヌ協会が会計適正化へ改善策 外部監査や倫理規程 道は助成再開へ

2010-04-12 | 日記
(北海道新聞 04/07 11:02 更新)
 北海道アイヌ協会の文化伝承事業などで不適切な会計処理が相次いで発覚した問題で、同協会は6日、外部監査の導入など再発防止に向けた改善策を取りまとめた。これを受け、道は補助金の支出先となっているアイヌ文化振興・研究推進機構を通じたアイヌ協会などに対する助成事業を再開する方針を決めたが、不適切な会計処理の大半を占めた釧路支部を当面、再開の対象外とした。
 改善策は、6日の道議会環境生活委員会で報告、了承された。
 改善策には《1》外部監査の導入《2》協会理事ら本部役員による各支部の指導徹底《3》倫理規程の制定-などを盛り込んだ。また、協会支部などが実施する伝承事業へ助成を行う同機構も改善策を取りまとめ、助成事業の審査基準の明確化や旅費など経費の見直しを行うことにした。
 道の調査によると、同機構による過去6年間の助成事業では約550万円の不適切事例が確認され、協会釧路支部が関与した事業がほとんどを占めた。このため、道などは今年2月から執行停止していた助成事業の再開に際し、釧路支部など道東の7団体を対象から除外した。
 一方、道教委が協会に委託してきた文化伝承事業については、不適切な会計処理の有無を追加調査をしている段階で、事業再開のめどは立っていない。
 道アイヌ協会は「釧路支部の再建を含め改善策に取り組んでいきたい」とコメントした。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/224831.html

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枝幸の開拓計画一目で オホーツクミュージアムに100年前の入植区画図

2010-04-12 | 日記
(北海道新聞 04/08 15:07)
 【枝幸】約100年前の大正期に道庁が発行した枝幸地方の地図が、歌登地区の旧家からオホーツクミュージアムえさしに寄贈された。現在と比べて北見幌別川下流域の湿原がどれだけ消失したかなど、環境の変化が一目で分かるほか、文化財保護への当時の考え方も垣間見える内容だ。(寺林正郁)
 寄贈された地図は6枚で、いずれも開拓計画を示した「植民地区画図」。1913年(大正2年)~17年にかけて発行され、下幌別(北見幌別川下流域)、ケモマナイ、パンケナイなど5地域を縮尺2万5千分の1で掲載し、正確な測量に基づいた入植区画が記されている。
 16年発行の下幌別の地図を見ると、北見幌別川は現在より大きく蛇行。下流域は湿原を示す記号の「=」で囲まれ、現状との比較で約100年間で湿原の9割以上が失われたと分かるという。
 学校用地とみられる公共用地、墓地予定地なども書き込まれ、同ミュージアムの高畠孝宗学芸員は「当時の都市計画や入植状況が分かる」と話す。今では人跡未踏の原野に見える場所も細かく区画されており、かつて集落があったことや、奥地にまで入植が計画されていたことがうかがえる。
 一方、同川下流域のアイヌ民族のとりで跡「チャシ」の周囲について、開発できない国有地と位置づけており、高畠学芸員は「守っていこうという意識があったと考えられる。文化財保護のさきがけで、むしろ戦後より進んでいたとも言える」と語る。
 今回は6枚の地図と共に、当時一般的だった地図記号の意味を示す「凡例」も同ミュージアムに贈られた。記号は現在とは違い、例えば川に関するものだけで、「車が渡れる」「馬が渡れる」「人が渡れる」「渡し船がある」など36種。有事の際の部隊移動を念頭に置いたとみられ、時代背景が伝わってくる。
 高畠学芸員は、これらの地図について「マチづくりの歴史を知る基礎資料。現在の地図とも比較し、植生調査などにも生かしていきたい」と話している。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki4/225121.html

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アイヌ「聖地」に産廃処分場計画 国連に権利擁護訴えへ

2010-04-08 | 日記
(朝日新聞 2010年4月7日15時11分)
 北海道紋別市で地元のアイヌ民族が伝統漁法や儀式の復活に取り組んでいるモベツ川の支流の水源地帯に産業廃棄物最終処分場建設が計画されていることが分かり、北海道アイヌ協会の支部や支援団体は国連に代表を送り、「先住民族の権利侵害にあたる」ことを訴えることを決めた。
 産廃処分場はオホーツク海に注ぐモベツ川の支流域の41ヘクタールに、地元の業者が今年度からの造成・埋め立て事業を計画している。同協会紋別支部(畠山敏支部長)では、住民団体とともに反対運動を展開。同支部は毎年、道知事からサケの採捕許可を得て同川を遡上(そじょう)してくるサケを迎える感謝の儀式を主宰、周辺を地域住民と共生していく民族の聖地として、アイヌ古式のサケ漁の漁業権復活を求めている。産廃処分場の建設などは、「先住民族の権利に関する国連宣言」でうたわれた環境などに関する諸権利を無視するものと主張している。
 この問題を重視した非政府組織(NGO)・市民外交センター代表の上村英明・恵泉女学園大教授や哲学者の花崎皋平(こうへい)氏(小樽市在住)らが支援組織を結成。19日からニューヨークで開かれる国連先住民族問題常設フォーラムに代表を送り、事例報告とともに国連の自由権規約委員会が日本政府に勧告したアイヌ民族の土地権の保障などの権利擁護を訴える。
 同支部は、紋別市公害対策審議会が畠山支部長らの産廃処分場反対意見書に回答できない旨を伝えたことについても、市などに抗議文を提出しており、これについても報告するという。(本田雅和)
http://www.asahi.com/national/update/0407/TKY201004070206.html

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道アイヌ協会:不適切会計処理 返還請求、83万円増の552万円に /北海道

2010-04-08 | 日記
(毎日新聞 2010年4月7日 地方版)
 道アイヌ協会の文化交流事業で不適切な会計処理があった問題で、道は6日、財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構に返還を求める補助金額は約83万円増えて計552万円に上るとの調査結果を、道議会環境生活委員会に報告した。
 道は、同協会釧路支部で不適切な会計処理があると道議会で指摘されたことを受け、慰霊祭などを対象とした同機構の「国内文化交流助成事業」について、書類が保存されている04~08年度分を調査していた。
 2月時点では、謝金▽交通費など▽物品などの購入▽その他経費--で202件、計約469万円で架空の謝礼金支払いなど不適切な会計があったことが確認されていたが、その後の調査で謝金、交通費についてさらに75件、計約83万円で問題があることが分かった。【堀井恵里子】
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20100407ddlk01040235000c.html

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アイヌ問題再発防止へ改善策

2010-04-08 | 日記
(釧路新聞 2010年04月07日)
 道は北海道アイヌ協会釧路支部などでの相次ぐ不適正経理の問題で、財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構と社団法人北海道アイヌ協会への新年度の助成事業を凍結してきたが、6日開かれた道議会環境生活委員会で、両団体から提出された再発防止の改善策が不適切な処理の防止につながることが確認されたとして、助成事業を再開することを報告した。ただし新役員を選出した釧路支部などについては、当面助成再開を見送った。
http://www.news-kushiro.jp/news/20100407/201004077.html

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