伊藤ファミリーBLOG

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【COGHCC聖書通読】 2019/11/19

2019-11-19 07:45:04 | 一日一章・聖書通読日記
申命記 6:1-3

「これはあなたがたの神、主があなたがたに教えよと命じられた命令と、定めと、おきてであって、あなたがたは渡って行って獲る地で、これを行わなければならない。 これはあなたが子や孫と共に、あなたの生きながらえる日の間、つねにあなたの神、主を恐れて、わたしが命じるもろもろの定めと、命令とを守らせるため、またあなたが長く命を保つことのできるためである。 それゆえ、イスラエルよ、聞いて、それを守り行え。そうすれば、あなたはさいわいを得、あなたの先祖の神、主があなたに言われたように、乳と蜜の流れる国で、あなたの数は大いに増すであろう。」

神がモーセに授けられた十戒は何のためなのか、なぜ神の戒めを守り行う必要があるのか、その答えがこの聖句の箇所に凝縮されています。意味も目的もない規則を守ることほど不毛なものはありません。律法を守り行うことにより私たちが受ける祝福を、神はあらかじめ約束してくださっています。神の民が律法を守り行う意義は、この世において神の祝福を受けるため、長くいのちを保ち、その子孫が世々代々続くために他なりません。更に新約で主イエスの教えを知る私たちには、永遠のいのちが約束されていますから感謝いたします。

https://www.bible.com/bible/81/deu.6.1-3.ja1955

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申命記 6:4-9

「イスラエルよ聞け。われわれの神、主は唯一の主である。 あなたは心をつくし、精神をつくし、力をつくして、あなたの神、主を愛さなければならない。 きょう、わたしがあなたに命じるこれらの言葉をあなたの心に留め、 努めてこれをあなたの子らに教え、あなたが家に座している時も、道を歩く時も、寝る時も、起きる時も、これについて語らなければならない。 またあなたはこれをあなたの手につけてしるしとし、あなたの目の間に置いて覚えとし、 またあなたの家の入口の柱と、あなたの門とに書きしるさなければならない。」

「シェマ・イスラエル」、イスラエルよ聞け、という言葉で始まるこの箇所は、神の民イスラエルを愛してやまない神の切なる願いを改めて感じさせます。信仰は聞くことから始まり、従うことによって自分のものとすることができます。神の御言葉に聞く耳を持たなければ信仰も生まれず、せっかく用意された神の祝福を手にすることもなくみすみす失ってしまいます。だからこそ神は、シェマ・イスラエル、イスラエルよ聞けと、声高く叫んでおられるのです。神を愛し、昼も夜も神の真理を思い、片時も離さず神の御言葉を身に付け、家の門口に書き記すことによって、神の祝福の契約書を肌身離さず持ち歩くように、神の御言葉である聖書、その教えを心に刻みつけることが、心から神を愛し、畏れ敬うことを、具体的な行動で示すこととなります。
私たちの教会の入口にも、この箇所の御言葉を書き記した木製の板が貼り付けてあります。イスラエルの人々もこの御言葉を玄関に打ち付け、神の契約の内にあることを毎日、自らの目で確かめています。私たちもまたこの聖書の御言葉を心に刻みつけ、毎日、昼も夜も、神を思う信仰生活を送る者でありたいと願います。

https://www.bible.com/bible/81/deu.6.4-9.ja1955

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申命記 6:10-13

「あなたの神、主は、あなたの先祖アブラハム、イサク、ヤコブに向かって、あなたに与えると誓われた地に、あなたをはいらせられる時、あなたが建てたものでない大きな美しい町々を得させ、 あなたが満たしたものでないもろもろの良い物を満たした家を得させ、あなたが掘ったものでない掘り井戸を得させ、あなたが植えたものでないぶどう畑とオリブの畑とを得させられるであろう。あなたは食べて飽きるであろう。 その時、あなたはみずから慎み、エジプトの地、奴隷の家から導き出された主を忘れてはならない。 あなたの神、主を恐れてこれに仕え、その名をさして誓わなければならない。」

神を畏れ敬い、昼も夜もその教えを片時も離さず覚え、御言葉を肌身離さず持ち歩くようにして守り行う者には、一方的な神の祝福が約束されています。私たちが自らの手で獲得したもの以上に、神が賜る恵みはそれらをはるかに上回るものです。人がどれほど努力しても手に入れられないもの、たとえば時間、いのち、自然現象、環境、人間関係、などなど、数え上げたらキリがありません。それらすべてを、神は私たちのために相働かせて万事を益としてくださる、驚くばかりの恵みと憐れみに満ちた偉大なるお方です。

https://www.bible.com/bible/81/deu.6.10-13.ja1955

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申命記 6:14-19

「あなたがたは他の神々すなわち周囲の民の神々に従ってはならない。 あなたのうちにおられるあなたの神、主はねたむ神であるから、おそらく、あなたに向かって怒りを発し、地のおもてからあなたを滅ぼし去られるであろう。 あなたがたがマッサでしたように、あなたがたの神、主を試みてはならない。 あなたがたの神、主があなたがたに命じられた命令と、あかしと、定めとを、努めて守らなければならない。 あなたは主が見て正しいとし、良いとされることを行わなければならない。そうすれば、あなたはさいわいを得、かつ主があなたの先祖に誓われた、あの良い地にはいって、自分のものとすることができるであろう。 また主が仰せられたように、あなたの敵を皆あなたの前から追い払われるであろう。」

約束の地に入植するにあたり、神はイスラエルの民に、自分たちを約束の地に導き入れてくださったまことの神、主を捨てて、神が追い払われた先住民の忌み嫌うべき土着の神々を、決して拝んではならないと命じられました。また荒野を放浪した40年もの間、その締めくくりにマッサで水がないと神につぶやいたように、神の約束と守りを疑うようなことをしてはならないと厳命されました。まことの神だけを畏れ敬い、その戒めを守り行うことこそが、神の賜る祝福の必要十分条件であり、最大の秘訣なのです。

https://www.bible.com/bible/81/deu.6.14-19.ja1955

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申命記 6:20-25

「後の日となって、あなたの子があなたに問うて言うであろう、『われわれの神、主があなたがたに命じられたこのあかしと、定めと、おきてとは、なんのためですか』。 その時あなたはその子に言わなければならない。『われわれはエジプトでパロの奴隷であったが、主は強い手をもって、われわれをエジプトから導き出された。 主はわれわれの目の前で、大きな恐ろしいしるしと不思議とをエジプトと、パロとその全家とに示され、 われわれをそこから導き出し、かつてわれわれの先祖に誓われた地にはいらせ、それをわれわれに賜わった。 そして主はこのすべての定めを行えと、われわれに命じられた。これはわれわれの神、主を恐れて、われわれが、つねにさいわいであり、また今日のように、主がわれわれを守って命を保たせるためである。 もしわれわれが、命じられたとおりに、このすべての命令をわれわれの神、主の前に守って行うならば、それはわれわれの義となるであろう』。」

信仰は自分一代限りで終わらせてはなりません。なぜなら神は私たちの子孫にも永遠の契約を立てられたからです。しかし出エジプトから荒野の40年間を通じて、神の驚くべき御業を目の当たりにしてきた人々の後の世代の子孫は、なぜ神がこのような定めを守り行うように命じられたのか、疑問に思うことをあらかじめ想定して、神は律法を守り行うことこそ自分たちの祝福の基礎となっていることを教えるようにと命じられました。イスラエルでは今でも過越の祭りの時に、この箇所にある問答を子どもたちと父親との間で行い、各家庭毎に神の御言葉を忠実に守り行う生活を代々守り続けてきました。私たちもまた信仰を次の世代に受け継ぐことを家庭教育の基本とし、信仰を自分の世代で途絶えさせないようにすることが最重要課題です。

https://www.bible.com/bible/81/deu.6.20-25.ja1955
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【今日の聖句】 2019/11/19

2019-11-19 05:00:13 | 今日の聖句
ガラテヤの信徒への手紙 1:10 新共同訳

こんなことを言って、今わたしは人に取り入ろうとしているのでしょうか。それとも、神に取り入ろうとしているのでしょうか。あるいは、何とかして人の気に入ろうとあくせくしているのでしょうか。もし、今なお人の気に入ろうとしているなら、わたしはキリストの僕ではありません。

人の顔色をうかがい、真理を曲げて人の歓心を買おうとする者は、キリストの僕に相応しくありません。義なる神の僕として、キリストに倣う言動を貫き、神と人とに仕える真実な僕の姿に徹する私たちでありますように。

https://www.bible.com/bible/1819/gal.1.10.新共同訳
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