【今日の聖句】 2024/06/22

ヘブライ人への手紙 4:10 新共同訳

なぜなら、神の安息にあずかった者は、神が御業を終えて休まれたように、自分の業を終えて休んだからです。

神の賜る安息は、単なる休憩とは意味が異なります。人は自分の努力で何かを達成しようとしますが、人の力には限界があり、己の力だけでは到底成し得ないことは幾らでもあるにもかかわらず、それを得ようと努力するから疲れ果ててしまうのです。神の安息とは人には成し得ないことは神に委ねることです。人の分を超えて思い上がらず、成すべきことに全力で取り組み、結果は全知全能なる神に委ねて、魂の平安とまことの安息を得る私たちでありますように。

https://bible.com/bible/1819/heb.4.10.新共同訳

【今日の聖句】 2024/06/21

ヘブライ人への手紙 4:9 新共同訳

それで、安息日の休みが神の民に残されているのです。

罪と悪の支配するこの世で生き抜くことは毎日が戦いで、心休まるひとときもない過酷な人生かもしれません。しかし人は誰しも働き詰めでは心身共に健康を保つことはできません。神は安息日を定められ、人に休むことの大切さを教えられました。安息日を守ることにより神との親しい交わりを回復し、日々の苦労や思い悩みは魂にまことの安息を賜る主に委ね、心を軽くして明日への活力を養う私たちでありますように。

https://bible.com/bible/1819/heb.4.9.新共同訳

【今日の聖句】 2024/06/20

マタイによる福音書 6:19 新共同訳

「あなたがたは地上に富を積んではならない。そこでは、虫が食ったり、さび付いたりするし、また、盗人が忍び込んで盗み出したりする。」

この世のものは移り変わりが激しく、巨万の富を築いてもいつしか目減りし、また価値がなくなりやすいものです。宝を持つならば誰にも盗まれることもなく永遠に変わることもない天上の世界、天の父なる神のいます永遠の御国に宝を積むことこそ、最も賢い選択です。人に対して富むよりも神に対して富む者となり、全能なる神の無尽蔵の祝福を引き出すさいわいに与る私たちでありますように。

https://bible.com/bible/1819/mat.6.19.新共同訳

【今日の聖句】 2024/06/19

詩編 107:13-14 新共同訳

苦難の中から主に助けを求めて叫ぶと
主は彼らの苦しみに救いを与えられた。
闇と死の陰から彼らを導き出し
束縛するものを断ってくださった。

私たち人間は欠けのある存在、気付かぬうちに過ちを犯し、わかっていながら罪から逃れられない惨めな存在です。しかし過去に犯した過ちの故に罪悪感に苛まれ続ける苦しみは、リセットしなければなりません。なぜならまことの神、主は愛と憐れみに富むお方、罪を赦す権威を持つお方、苦しみの中から救いを求める者を、罪の束縛から解き放ってくださるお方だからです。己の罪を認めて悔い改め、神に立ち返って罪と死の陰から解放されるさいわいに与る私たちでありますように。

https://bible.com/bible/1819/psa.107.13-14.新共同訳

【今日の聖句】 2024/06/18

ヤコブの手紙 1:27 新共同訳

みなしごや、やもめが困っているときに世話をし、世の汚れに染まらないように自分を守ること、これこそ父である神の御前に清く汚れのない信心です。

信仰は行動を伴ってはじめて本物となります。社会的弱者を見て見ぬふりすることなく愛を実践し、この世の罪に染まらず己の身をきよく保つ者こそ、天の父なる神に喜ばれるまことの信仰者です。理念だけでなく、口先だけでもない、自らの生き様を通して神の義と愛を世に証する者でありたいと願います。

https://bible.com/bible/1819/jas.1.27.新共同訳

【今日の聖句】 2024/06/17

ヨハネの手紙二 1:6 新共同訳

愛とは、御父の掟に従って歩むことであり、この掟とは、あなたがたが初めから聞いていたように、愛に歩むことです。

主イエス・キリストが私たちに教えてくださった父なる神の掟とは、神の本質である愛に生きること、神を愛し、人を愛する、互いに愛し合う信仰生活を営むことです。多くの愛が冷え、己の欲望の赴くままに生きようとするが故に、互いに傷つけ合い、憎み合い、奪い合う、罪の奴隷と化したこの世にあって、神の愛の掟に従う日々を歩み、御心に適う世界を実現する私たちでありますように。

https://bible.com/bible/1819/2jn.1.6.新共同訳

【今日の聖句】 2024/06/16

箴言 23:24 新共同訳

神に従う人の父は大いに喜び躍り
知恵ある人の親は、その子によって楽しみを得る。

良好な家族関係は何よりの祝福、信仰の継承を正しく成し遂げることは親として最も重大な責任です。この子の親で本当に良かったと神に感謝するさいわいな父の日となりますように。

https://bible.com/bible/1819/pro.23.24.新共同訳

【今日の聖句】 2024/06/15

出エジプト記 20:8 新共同訳

安息日を心に留め、これを聖別せよ。

聖別するとは、神のために取り分けておくことを意味します。神が定められた安息日を、神と人との親しい交わりを持つ日として時間を取り分けておくことを、神は何よりも望んでおられます。単にあれをしてはならない、これをしてはならないと、律法主義に陥った人々のように禁止事項に縛られることなく、神と人との麗しい関係を保つ魂の安息の日として、喜びをもって聖別する私たちでありますように。

https://bible.com/bible/1819/exo.20.8.新共同訳

【今日の聖句】 2024/06/14

哀歌 3:25-26 新共同訳

主に望みをおき尋ね求める魂に
主は幸いをお与えになる。
主の救いを黙して待てば、幸いを得る。

神が存在するならば何故このような悲惨な出来事が起こるのだろうかと疑いたくなるような昨今、しかし神は決して私たち人間を見捨てたのではなく、そのような状況の中で神を求め見上げる者を待っておられます。苦しみと悲しみのどん底に陥ったとき、現実から目を背けることなく、希望を抱いて真摯に主を尋ね求め、文句や言い訳を口にせず黙して主の救いを待ち望む者こそが、永遠のいのちとまことの祝福を受け継ぐことができますから感謝いたします。

https://bible.com/bible/1819/lam.3.25-26.新共同訳

【今日の聖句】 2024/06/13

マルコによる福音書 6:31-32 新共同訳

イエスは、「さあ、あなたがただけで人里離れた所へ行って、しばらく休むがよい」と言われた。出入りする人が多くて、食事をする暇もなかったからである。 そこで、一同は舟に乗って、自分たちだけで人里離れた所へ行った。

人は誰しも休息が必要です。如何にその働きが尊く有益なものであったとしても、働き詰めでは疲弊して継続することもできず、志半ばで倒れてしまいます。健康を害し、自らのいのちを犠牲にしてまで、没頭してよい働きはありません。まずは自分を大切にし、適切な休息をとり、心身共にリフレッシュした上で託された使命を果たす私たちでありますように。

https://bible.com/bible/1819/mrk.6.31-32.新共同訳

【今日の聖句】 2024/06/12

ガラテヤの信徒への手紙 6:2 新共同訳

互いに重荷を担いなさい。そのようにしてこそ、キリストの律法を全うすることになるのです。

人間は決して万能ではなく、完全な者でもありません。しかし私たちには一人一人、異なる賜物と個性が授けられていますから、皆が一致協力してお互いの長所を活かすことにより、多くの課題を解決することができますから感謝いたします。互いに重荷を担い合い、麗しい人間関係を築いて、神の御心に適う平和で祝福された世界を実現する私たちでありすように。

https://bible.com/bible/1819/gal.6.2.新共同訳

【今日の聖句】 2024/06/11

イザヤ書 26:4 新共同訳

どこまでも主に信頼せよ、主こそはとこしえの岩。

人にせよ物にせよ、この世に存在するものは信頼に値するものではありません。なぜなら人の心は移ろいやすく、この世のものはいつか形を変え、やがて消え失せてしまうからです。世界のはじめから存在され、世の終わりまで永遠に変わることのない堅き巌なる主こそ、人生のすべてを懸けて信頼するに値するお方です。

https://bible.com/bible/1819/isa.26.4.新共同訳

【今日の聖句】 2024/06/10

マタイによる福音書 7:24 新共同訳

「そこで、わたしのこれらの言葉を聞いて行う者は皆、岩の上に自分の家を建てた賢い人に似ている。」

わたしのこれらの言葉とは、山上の垂訓と呼ばれる神の御子イエスが解き明かされた御国の福音の教えで、古い言い伝えや因習、当時の宗教家たちの教えを根底から覆すものでした。今日の私たちが先入観抜きに、聖書を通して直接その教えを知ることができるとは、なんたる恵みでしょうか。岩の上に建てられた家の如く、どんな人生の荒波にも決して揺るぐことのない確かな生涯を送り、永遠の御国に国籍を持つさいわいに与る私たちでありますように。

https://bible.com/bible/1819/mat.7.24.新共同訳

【今日の聖句】 2024/06/09

マルコによる福音書 2:27 新共同訳

そして更に言われた。「安息日は、人のために定められた。人が安息日のためにあるのではない。」

多忙と空腹に耐えかね安息日に麦の穂を摘んで食べた主イエスの弟子たちを、安息日の規定を破ったと非難したパリサイ人たちに対し、主イエスは安息日は人のためにあるのだと、弟子たちを弁護されました。律法の目的は神と人を愛する規範。それを人を裁き切り捨てる基準としてしまったパリサイ人たちのようにではなく、神の本質である愛と憐れみの心をもって人と接する私たちでありますように。

https://bible.com/bible/1819/mrk.2.27.新共同訳

【今日の聖句】 2024/06/08

出エジプト記 33:14 口語訳

主は言われた「わたし自身が一緒に行くであろう。そしてあなたに安息を与えるであろう」。

自分の人生は自分で切り拓くものだと思っている人が多いかもしれません。しかし人間一人の力の及ぶところなど大したものではなく、限界を感じ挫折する人のなんと多いことでしょう。神を抜きにした人生は、自ずと破綻します。全知全能なる神が共に歩んでくださる人生こそまことの幸せ。永遠無限の神にすべてを委ねて、全き平安の内にとこしえの安息を得させていただく真に祝福された生涯を歩む私たちでありますように。

https://bible.com/bible/1820/exo.33.14.口語訳