民数記 29:1-6
「七月には、その月の第一日に聖会を開かなければならない。なんの労役をもしてはならない。これはあなたがたがラッパを吹く日である。 あなたがたは燔祭をささげて、主に香ばしいかおりとしなければならない。すなわち若い雄牛一頭、雄羊一頭、一歳の雄の全き小羊七頭をささげなければならない。 その素祭には油を混ぜた麦粉をささげなければならない。すなわち雄牛一頭について一エパの十分の三、雄羊一頭について十分の二をささげ、 また七頭の小羊には一頭ごとに十分の一をささげなければならない。 また雄やぎ一頭を罪祭としてささげ、あなたがたのために罪のあがないをしなければならない。 これは新月の燔祭とその素祭、常燔祭とその素祭、および灌祭のほかのものであって、これらのものの定めにしたがい、香ばしいかおりとして、主に火祭としなければならない。」
イスラエル暦の7月は秋にあたります。7月1日にラッパを吹き鳴らし、全イスラエルの成人男性が神の御前に召集されて、秋の祭の備えが始まります。若い雄牛と雄羊を1頭ずつ、1歳の全き子羊を7頭を燔祭として捧げ、それぞれに小麦と油を添えた供え物を素祭として捧げます。更に雄やぎ1頭を罪祭として捧げ、7月の新月の祭として、すべて神の御前に芳しき香りとして火に焼いて捧げる供え物です。
https://www.bible.com/bible/81/num.29.1-6.ja1955
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民数記 29:7-11
「またその七月の十日に聖会を開き、かつあなたがたの身を悩まさなければならない。なんの仕事もしてはならない。 あなたがたは主に燔祭をささげて、香ばしいかおりとしなければならない。すなわち若い雄牛一頭、雄羊一頭、一歳の雄の小羊七頭をささげなければならない。これらはみな全きものでなければならない。 その素祭には油を混ぜた麦粉をささげなければならない。すなわち雄牛一頭につき一エパの十分の三、雄羊一頭につき十分の二をささげ、 また七頭の小羊には一頭ごとに十分の一をささげなければならない。 また雄やぎ一頭を罪祭としてささげなければならない。これらは贖罪の罪祭と常燔祭とその素祭、および灌祭のほかのものである。」
7月10日はヨム・キップールと呼ばれる大贖罪日です。年に一度、大祭司が全イスラエルの罪を購うために、全き雄牛と雄羊を1頭ずつ、全き1歳の雄の子羊7頭を素祭を添えて捧げ、更に罪の購いのために雄やぎを捧げます。この日、イスラエルの成人男性は24時間の断食をします。身を悩ます、という記事が断食にあたります。この日一日は何の仕事もせず、神の御前に捧げて、罪の購いを覚える日です。年に一度、自らの罪を覚えて神の御前に購っていただく機会を持つことは、神の民イスラエルが健全な信仰を保つために大切な習慣でした。新約の時代に生きる私たちにとっては、主イエス・キリストがただ一度だけ、すべての民を救う全き子羊として十字架に命を捧げて、購いを完成してくださいました。もはや毎年の大贖罪日を守る必要はなくなりましたが、罪赦された罪人として、贖罪の恵みに感謝して生きる私たちでありますように。
https://www.bible.com/bible/81/num.29.7-11.ja1955
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民数記 29:12-34
「七月の十五日に聖会を開かなければならない。なんの労役もしてはならない。七日のあいだ主のために祭をしなければならない。 あなたがたは燔祭をささげて、主に香ばしいかおりの火祭としなければならない。すなわち若い雄牛十三頭、雄羊二頭、一歳の雄の小羊十四頭をささげなければならない。これらはみな全きものでなければならない。 その素祭には油を混ぜた麦粉をささげなければならない。すなわち十三頭の雄牛には一頭ごとに十分の三、その二頭の雄羊には一頭ごとに十分の二をささげ、 その十四頭の小羊には一頭ごとに十分の一をささげなければならない。 また雄やぎ一頭を罪祭としてささげなければならない。これらは常燔祭とその素祭および灌祭のほかのものである。 第二日には若い雄牛十二頭、雄羊二頭、一歳の雄の全き小羊十四頭をささげなければならない。 その雄牛と雄羊と小羊とのための素祭と灌祭とはその数にしたがって、定めのようにささげなければならない。 また雄やぎ一頭を罪祭としてささげなければならない。これらは常燔祭とその素祭および灌祭のほかのものである。 第三日には雄牛十一頭、雄羊二頭、一歳の雄の全き小羊十四頭をささげなければならない。 その雄牛と雄羊と小羊とのための素祭と灌祭とは、その数にしたがって定めのようにささげなければならない。 また雄やぎ一頭を罪祭としてささげなければならない。これらは常燔祭とその素祭および灌祭のほかのものである。 第四日には雄牛十頭、雄羊二頭、一歳の雄の全き小羊十四頭をささげなければならない。 その雄牛と雄羊と小羊とのための素祭と灌祭とは、その数にしたがって定めのようにささげなければならない。 また雄やぎ一頭を罪祭としてささげなければならない。これらは常燔祭とその素祭および灌祭のほかのものである。 第五日には雄牛九頭、雄羊二頭、一歳の雄の全き小羊十四頭をささげなければならない。 その雄牛と雄羊と小羊とのための素祭と灌祭とは、その数にしたがって定めのようにささげなければならない。 また雄やぎ一頭を罪祭としてささげなければならない。これらは常燔祭とその素祭および灌祭のほかのものである。 第六日には雄牛八頭、雄羊二頭、一歳の雄の全き小羊十四頭をささげなければならない。 その雄牛と雄羊と小羊とのための素祭と灌祭とは、その数にしたがって定めのようにささげなければならない。 また雄やぎ一頭を罪祭としてささげなければならない。これらは常燔祭とその素祭および灌祭のほかのものである。 第七日には雄牛七頭、雄羊二頭、一歳の雄の全き小羊十四頭をささげなければならない。 その雄牛と雄羊と小羊とのための素祭と灌祭とは、その数にしたがって定めのようにささげなければならない。 また雄やぎ一頭を罪祭としてささげなければならない。これらは常燔祭とその素祭および灌祭のほかのものである。」
7月15日からは7日間に亘って聖会を開く仮庵の祭です。これはイスラエルが荒野を放浪した40年を思い起こし、私たちにいのちを賜り人生を導いてくださる神に感謝を捧げる一週間です。1日目は全き若い雄牛13頭、雄羊2頭、1歳の全き子羊14頭を、素祭を添えて火による供え物として捧げます。2日目からは全き若い雄牛の数が1頭ずつカウントダウンされ、7日目には7頭の全き若い雄牛を捧げることになります。また仮庵の祭は水の祭とも呼ばれ、荒野を旅した40年間、いのちの源である水と、日々の糧としてマナを与え続けてくださった神に感謝を捧げる祭でもあります。私たちの人生の旅路にも、天から降ってきたいのちのパンである主イエス・キリストを賜った神に感謝を捧げる者でありたいと願います。
https://www.bible.com/bible/81/num.29.12-34.ja1955
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民数記 29:35-40
「第八日にはまた集会を開かなければならない。なんの労役をもしてはならない。 あなたがたは燔祭をささげて主に香ばしいかおりの火祭としなければならない。すなわち雄牛一頭、雄羊一頭、一歳の雄の全き小羊七頭をささげなければならない。 その雄牛と雄羊と小羊とのための素祭と灌祭とは、その数にしたがって定めのようにささげなければならない。 また雄やぎ一頭を罪祭としてささげなければならない。これらは常燔祭とその素祭および灌祭のほかのものである。 あなたがたは定めの祭の時に、これらのものを主にささげなければならない。これらはあなたがたの誓願、または自発の供え物としてささげる燔祭、素祭、灌祭および酬恩祭のほかのものである』」。 モーセは主が命じられた事をことごとくイスラエルの人々に告げた。
仮庵の祭が明けた第8日目にも、聖会を開いて、神に犠牲を捧げました。これは荒野を旅した40年間が終わり、約束の地に入植した記念を意味します。これらの祭を守ることは、神が私たちのために成し遂げてくださったすべてのことに感謝する大切な習慣です。ともすると私たちは日々の出来事に一喜一憂し、自分の思い通りにならないと不満をぶつける、実に自己中心な者ですが、自らの罪深さを省み、そんな私たちにいのちを授け、数々の恵みで満たしてくださっている神に感謝することを忘れてはなりません。
https://www.bible.com/bible/81/num.29.35-40.ja1955
「七月には、その月の第一日に聖会を開かなければならない。なんの労役をもしてはならない。これはあなたがたがラッパを吹く日である。 あなたがたは燔祭をささげて、主に香ばしいかおりとしなければならない。すなわち若い雄牛一頭、雄羊一頭、一歳の雄の全き小羊七頭をささげなければならない。 その素祭には油を混ぜた麦粉をささげなければならない。すなわち雄牛一頭について一エパの十分の三、雄羊一頭について十分の二をささげ、 また七頭の小羊には一頭ごとに十分の一をささげなければならない。 また雄やぎ一頭を罪祭としてささげ、あなたがたのために罪のあがないをしなければならない。 これは新月の燔祭とその素祭、常燔祭とその素祭、および灌祭のほかのものであって、これらのものの定めにしたがい、香ばしいかおりとして、主に火祭としなければならない。」
イスラエル暦の7月は秋にあたります。7月1日にラッパを吹き鳴らし、全イスラエルの成人男性が神の御前に召集されて、秋の祭の備えが始まります。若い雄牛と雄羊を1頭ずつ、1歳の全き子羊を7頭を燔祭として捧げ、それぞれに小麦と油を添えた供え物を素祭として捧げます。更に雄やぎ1頭を罪祭として捧げ、7月の新月の祭として、すべて神の御前に芳しき香りとして火に焼いて捧げる供え物です。
https://www.bible.com/bible/81/num.29.1-6.ja1955
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民数記 29:7-11
「またその七月の十日に聖会を開き、かつあなたがたの身を悩まさなければならない。なんの仕事もしてはならない。 あなたがたは主に燔祭をささげて、香ばしいかおりとしなければならない。すなわち若い雄牛一頭、雄羊一頭、一歳の雄の小羊七頭をささげなければならない。これらはみな全きものでなければならない。 その素祭には油を混ぜた麦粉をささげなければならない。すなわち雄牛一頭につき一エパの十分の三、雄羊一頭につき十分の二をささげ、 また七頭の小羊には一頭ごとに十分の一をささげなければならない。 また雄やぎ一頭を罪祭としてささげなければならない。これらは贖罪の罪祭と常燔祭とその素祭、および灌祭のほかのものである。」
7月10日はヨム・キップールと呼ばれる大贖罪日です。年に一度、大祭司が全イスラエルの罪を購うために、全き雄牛と雄羊を1頭ずつ、全き1歳の雄の子羊7頭を素祭を添えて捧げ、更に罪の購いのために雄やぎを捧げます。この日、イスラエルの成人男性は24時間の断食をします。身を悩ます、という記事が断食にあたります。この日一日は何の仕事もせず、神の御前に捧げて、罪の購いを覚える日です。年に一度、自らの罪を覚えて神の御前に購っていただく機会を持つことは、神の民イスラエルが健全な信仰を保つために大切な習慣でした。新約の時代に生きる私たちにとっては、主イエス・キリストがただ一度だけ、すべての民を救う全き子羊として十字架に命を捧げて、購いを完成してくださいました。もはや毎年の大贖罪日を守る必要はなくなりましたが、罪赦された罪人として、贖罪の恵みに感謝して生きる私たちでありますように。
https://www.bible.com/bible/81/num.29.7-11.ja1955
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民数記 29:12-34
「七月の十五日に聖会を開かなければならない。なんの労役もしてはならない。七日のあいだ主のために祭をしなければならない。 あなたがたは燔祭をささげて、主に香ばしいかおりの火祭としなければならない。すなわち若い雄牛十三頭、雄羊二頭、一歳の雄の小羊十四頭をささげなければならない。これらはみな全きものでなければならない。 その素祭には油を混ぜた麦粉をささげなければならない。すなわち十三頭の雄牛には一頭ごとに十分の三、その二頭の雄羊には一頭ごとに十分の二をささげ、 その十四頭の小羊には一頭ごとに十分の一をささげなければならない。 また雄やぎ一頭を罪祭としてささげなければならない。これらは常燔祭とその素祭および灌祭のほかのものである。 第二日には若い雄牛十二頭、雄羊二頭、一歳の雄の全き小羊十四頭をささげなければならない。 その雄牛と雄羊と小羊とのための素祭と灌祭とはその数にしたがって、定めのようにささげなければならない。 また雄やぎ一頭を罪祭としてささげなければならない。これらは常燔祭とその素祭および灌祭のほかのものである。 第三日には雄牛十一頭、雄羊二頭、一歳の雄の全き小羊十四頭をささげなければならない。 その雄牛と雄羊と小羊とのための素祭と灌祭とは、その数にしたがって定めのようにささげなければならない。 また雄やぎ一頭を罪祭としてささげなければならない。これらは常燔祭とその素祭および灌祭のほかのものである。 第四日には雄牛十頭、雄羊二頭、一歳の雄の全き小羊十四頭をささげなければならない。 その雄牛と雄羊と小羊とのための素祭と灌祭とは、その数にしたがって定めのようにささげなければならない。 また雄やぎ一頭を罪祭としてささげなければならない。これらは常燔祭とその素祭および灌祭のほかのものである。 第五日には雄牛九頭、雄羊二頭、一歳の雄の全き小羊十四頭をささげなければならない。 その雄牛と雄羊と小羊とのための素祭と灌祭とは、その数にしたがって定めのようにささげなければならない。 また雄やぎ一頭を罪祭としてささげなければならない。これらは常燔祭とその素祭および灌祭のほかのものである。 第六日には雄牛八頭、雄羊二頭、一歳の雄の全き小羊十四頭をささげなければならない。 その雄牛と雄羊と小羊とのための素祭と灌祭とは、その数にしたがって定めのようにささげなければならない。 また雄やぎ一頭を罪祭としてささげなければならない。これらは常燔祭とその素祭および灌祭のほかのものである。 第七日には雄牛七頭、雄羊二頭、一歳の雄の全き小羊十四頭をささげなければならない。 その雄牛と雄羊と小羊とのための素祭と灌祭とは、その数にしたがって定めのようにささげなければならない。 また雄やぎ一頭を罪祭としてささげなければならない。これらは常燔祭とその素祭および灌祭のほかのものである。」
7月15日からは7日間に亘って聖会を開く仮庵の祭です。これはイスラエルが荒野を放浪した40年を思い起こし、私たちにいのちを賜り人生を導いてくださる神に感謝を捧げる一週間です。1日目は全き若い雄牛13頭、雄羊2頭、1歳の全き子羊14頭を、素祭を添えて火による供え物として捧げます。2日目からは全き若い雄牛の数が1頭ずつカウントダウンされ、7日目には7頭の全き若い雄牛を捧げることになります。また仮庵の祭は水の祭とも呼ばれ、荒野を旅した40年間、いのちの源である水と、日々の糧としてマナを与え続けてくださった神に感謝を捧げる祭でもあります。私たちの人生の旅路にも、天から降ってきたいのちのパンである主イエス・キリストを賜った神に感謝を捧げる者でありたいと願います。
https://www.bible.com/bible/81/num.29.12-34.ja1955
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民数記 29:35-40
「第八日にはまた集会を開かなければならない。なんの労役をもしてはならない。 あなたがたは燔祭をささげて主に香ばしいかおりの火祭としなければならない。すなわち雄牛一頭、雄羊一頭、一歳の雄の全き小羊七頭をささげなければならない。 その雄牛と雄羊と小羊とのための素祭と灌祭とは、その数にしたがって定めのようにささげなければならない。 また雄やぎ一頭を罪祭としてささげなければならない。これらは常燔祭とその素祭および灌祭のほかのものである。 あなたがたは定めの祭の時に、これらのものを主にささげなければならない。これらはあなたがたの誓願、または自発の供え物としてささげる燔祭、素祭、灌祭および酬恩祭のほかのものである』」。 モーセは主が命じられた事をことごとくイスラエルの人々に告げた。
仮庵の祭が明けた第8日目にも、聖会を開いて、神に犠牲を捧げました。これは荒野を旅した40年間が終わり、約束の地に入植した記念を意味します。これらの祭を守ることは、神が私たちのために成し遂げてくださったすべてのことに感謝する大切な習慣です。ともすると私たちは日々の出来事に一喜一憂し、自分の思い通りにならないと不満をぶつける、実に自己中心な者ですが、自らの罪深さを省み、そんな私たちにいのちを授け、数々の恵みで満たしてくださっている神に感謝することを忘れてはなりません。
https://www.bible.com/bible/81/num.29.35-40.ja1955