【今日の聖句】 2021/02/28

ヤコブの手紙 1:22-24 新共同訳

御言葉を行う人になりなさい。自分を欺いて、聞くだけで終わる者になってはいけません。 御言葉を聞くだけで行わない者がいれば、その人は生まれつきの顔を鏡に映して眺める人に似ています。 鏡に映った自分の姿を眺めても、立ち去ると、それがどのようであったか、すぐに忘れてしまいます。

いかに尊い教えなれど、耳学問で終わらせては真の価値はなく、実体のない虚構に過ぎません。真理の御言葉もまた然り、実践なくして真価は発揮できません。聖書を学ぶだけにとどまらず、御言葉を行う者となり、神の御心をこの世に実現する私たちでありますように。

https://www.bible.com/bible/1819/jas.1.22-24.新共同訳

【今日の聖句】 2021/02/27

箴言 序 9:10 新共同訳

主を畏れることは知恵の初め
聖なる方を知ることは分別の初め。

「初め」という言葉には、順序の一番先という意味があります。即ちこの御言葉の意味は、主を畏れることは一番最初に知るべき知恵であり、聖なる方を知ることは物事の道理をわきまえる上で最初に身に付けるべき分別であるという意味になります。何を差し置いても神を第一とする姿勢こそが、知恵と分別に満ちた豊かな人生を送る秘訣です。

https://www.bible.com/bible/1819/pro.9.10.新共同訳

【今日の聖句】 2021/02/26

テサロニケの信徒への手紙二 3:3 新共同訳

しかし、主は真実な方です。必ずあなたがたを強め、悪い者から守ってくださいます。

罪の支配するこの世においては、神をも恐れぬ悪しき者たちが神に聞き従う者を攻撃することが、残念ながら起こります。しかし義人が故なく迫害を受ける現実を、主が黙って放置されるはずがありません。たとい主の御名のために苦境に立たされたとしても、すべてを良きに変えてくださる神に信頼して、主の完全な守りの御手の内に平安を得させていただく私たちでありますように。

https://www.bible.com/bible/1819/2th.3.3.新共同訳

【今日の聖句】 2021/02/25

箴言 序 27:17 新共同訳

鉄は鉄をもって研磨する。
人はその友によって研磨される。

持つべきものは友、と言われるように、良き友との出会いは人の人生を大きく変え、豊かなものにします。人と人との関係を取り持ってくださる神の導きにより、互いに切磋琢磨し高め合う良き友と巡り逢わせていただきたいと願います。

https://www.bible.com/bible/1819/pro.27.17.新共同訳

【今日の聖句】 2021/02/24

詩編 19:2 新共同訳

天は神の栄光を物語り
大空は御手の業を示す。

雄大な大自然を目の当たりにするとき、人はそこに神の存在を感じます。日本では奇岩や大木に注連縄を張って神と崇拝する傾向がありますが、自然現象そのものが神なのではなく、それらを創り出したお方が神なのです。一人でも多くの人がその事実に気付き、神の栄光をほめたたえることかできますように。

https://www.bible.com/bible/1819/psa.19.2.新共同訳

【今日の聖句】 2021/02/23

箴言 序 21:3 新共同訳

神に従い正義を行うことは
いけにえをささげるよりも主に喜ばれる。

宗教的な儀式を守ることは、ともすると自分がいかに信仰に篤いかを人に見せびらかすポーズになってしまう危険性をはらんでいます。神が私たちに期待しておられることは、日々の生活の中で神の御心を実践することだと肝に銘じて、主に喜ばれる者とならせていただきたいと願います。

https://www.bible.com/bible/1819/pro.21.3.新共同訳

【今日の聖句】 2021/02/22

イザヤ書 43:19 新共同訳

見よ、新しいことをわたしは行う。 今や、それは芽生えている。 あなたたちはそれを悟らないのか。 わたしは荒れ野に道を敷き 砂漠に大河を流れさせる。

地球温暖化に伴い、全世界で砂漠の面積が広がる一方ですが、大地は一度砂漠化してしまうと、二度と元には戻れないそうです。しかし神は砂漠に大河を流れさせると宣言されました。なぜなら神は不可能を可能とするお方だからです。神が行われると言われた新しいこととは、現実を打破し、未来に希望を与える永遠のいのちの約束です。そして神は、あなたたちはそれを悟らないのか、と今も私たちに問われているのです。

https://www.bible.com/bible/1819/isa.43.19.新共同訳

【今日の聖句】 2021/02/21

マタイによる福音書 5:6 新共同訳

義に飢え渇く人々は、幸いである、 その人たちは満たされる。

義に飢え渇くとは、義なる神の御言葉を切望することを意味します。エジプトの奴隷生活から脱出して荒野に導かれたイスラエル民族が日々マナを得て生き長らえたように、罪から解放された者は天からのパンすなわち神の御言葉を日々いただいて霊的に生き長らえるのです。天から降って来たいのちのパンなる主イエスの御言葉により、霊的に満たされ、永遠のいのちに至る生涯を歩ませていただきたいと願います。

https://www.bible.com/bible/1819/mat.5.6.新共同訳

【COGHCC聖書通読】 2021/02/20

詩篇 134:1-3

見よ、夜、主の家に立って主に仕えるすべてのしもべよ、主をほめよ。 聖所にむかってあなたがたの手をあげ、主をほめよ。 どうぞ主、天と地を造られた者、シオンからあなたを祝福されるように。

神はなぜイスラエル民族を愛されるのか？　幾多もの民族滅亡の危機に遭ってもその度に奇跡的に今日まで生き延びてきたのか？　それはこの世の全ての民がイスラエルを通して祝福されるため、神の祝福の基であるからです。シオンの山すなわち神が永遠にその御名を置くと言われたエルサレムから、全世界に神の祝福が拡散してゆくのです。すべてこの摂理を知る者は、神の宮に向かい、偉大なる主の御名をほめたたえ、祝福が遍く全地に広がるようにと、世界の祝福と平和のために祈る者でありたいと願います。

https://www.bible.com/bible/81/psa.134.1-3.ja1955

【今日の聖句】 2021/02/20

詩編 23:4 新共同訳

死の陰の谷を行くときも
わたしは災いを恐れない。
あなたがわたしと共にいてくださる。
あなたの鞭、あなたの杖
それがわたしを力づける。

死さえも覚悟するような絶体絶命のピンチに陥ってもなお、全幅の信頼を寄せることのできる拠り所の存在こそ信仰の真骨頂です。天地万物の造り主、全知全能の神が私たちと共にいてくださるという揺るぎない確信をもって、まだ見ぬ未来に希望を抱いて力強く歩ませていただく私たちでありますように。

https://www.bible.com/bible/1819/psa.23.4.新共同訳

【COGHCC聖書通読】 2021/02/19

詩篇 133:1-3

見よ、兄弟が和合して共におるのはいかに麗しく楽しいことであろう。 それはこうべに注がれた尊い油がひげに流れ、アロンのひげに流れ、その衣のえりにまで流れくだるようだ。 またヘルモンの露がシオンの山に下るようだ。これは主がかしこに祝福を命じ、とこしえに命を与えられたからである。

この詩篇は主にある兄弟姉妹が心を一つにして平和的に共に生きる、麗しい神の家族像を描いています。罪の支配するこの世では、国や民族間で互いに敵対し、紛争や内戦の絶えない世界となってしまいましたが、神の望まれる世界は、人々が互いに相和する、平和が支配する世の中です。その最も基本となる取り組みが「兄弟が和合して共におる」人間関係を互いに築くことです。それは神が仲立ちとなることによってのみ実現します。神の祝福は人々の間に神の平和がこの世を支配することによってもたらされます。

https://www.bible.com/bible/81/psa.133.1-3.ja1955

【今日の聖句】 2021/02/19

エフェソの信徒への手紙 4:2-3 新共同訳

一切高ぶることなく、柔和で、寛容の心を持ちなさい。愛をもって互いに忍耐し、 平和のきずなで結ばれて、霊による一致を保つように努めなさい。

謙遜、柔和、寛容は、平和を生み出す上で最も基本となる心です。キリストの心をわが心とし、きよい御霊に満たされ、愛と忍耐を以て世界に平和と一致をもたらす私たちでありますように。

https://www.bible.com/bible/1819/eph.4.2-3.新共同訳

【COGHCC聖書通読】 2021/02/18

詩篇 132:1-7

主よ、ダビデのために、そのもろもろの辛苦をみこころにとめてください。 ダビデは主に誓い、ヤコブの全能者に誓いを立てて言いました、「わたしは主のために所を捜し出し、ヤコブの全能者のためにすまいを求め得るまでは、わが家に入らず、わが寝台に上らず、わが目に眠りを与えず、わがまぶたにまどろみを与えません」。 見よ、われらはエフラタでそれを聞き、ヤアルの野でそれを見とめた。 「われらはそのすまいへ行って、その足台のもとにひれ伏そう」。

イスラエル王国を統一したダビデは、シオンの山に主の宮となるべき場所を見出して、長い間放置されていた会見の幕屋を移しました。更にダビデは主のために神殿建築を志しました。その思いは自分の代では実現せず、神に示されて次の王となるソロモンに託しましたが、必要となる建築資材を夥しく集めて準備しました。ダビデほど主の宮を切望し、神との親しい交わりを求めた王はいませんでした。私たちもまたダビデに倣い、教会で礼拝を捧げることを何よりも大切にする心を持つ者でありたいと願います。

https://www.bible.com/bible/81/psa.132.1-7.ja1955

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詩篇 132:8-10

主よ、起きて、あなたの力のはこと共に、あなたの安息所におはいりください。 あなたの祭司たちに義をまとわせ、あなたの聖徒たちに喜び呼ばわらせてください。 あなたのしもべダビデのために、あなたの油そそがれた者の顔を、しりぞけないでください。

神の契約の箱をエルサレムにかき登ったダビデは、力を尽くして喜び祝いました。また聖歌隊を編成して、1日24時間体制で讃美を捧げさせました。私たちもまた心の中心にある宮に、喜んで神をお迎えする者でありたいと願います。

https://www.bible.com/bible/81/psa.132.8-10.ja1955

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詩篇 132:11-18

主はまことをもってダビデに誓われたので、それにそむくことはない。すなわち言われた、「わたしはあなたの身から出た子のひとりを、あなたの位につかせる。 もしあなたの子らがわたしの教える契約と、あかしとを守るならば、その子らもまた、とこしえにあなたの位に座するであろう」。 主はシオンを選び、それをご自分のすみかにしようと望んで言われた、 「これはとこしえにわが安息所である。わたしはこれを望んだゆえ、ここに住む。 わたしはシオンの糧食を豊かに祝福し、食物をもってその貧しい者を飽かせる。 またわたしはその祭司たちに救を着せる。その聖徒たちは声高らかに喜び呼ばわるであろう。 わたしはダビデのためにそこに一つの角をはえさせる。わたしはわが油そそがれた者のために一つのともしびを備えた。 わたしは彼の敵に恥を着せる。しかし彼の上にはその冠が輝くであろう」。

何よりも主を求めたダビデの信仰のゆえに、神はその子孫から永遠の王を起こすと約束されました。やがて私たちの罪をすべて贖い、永遠のいのちを賜ると約束された主イエス・キリストは、ダビデの子孫として生まれ、地上の生涯を歩まれました。また神はダビデが神殿を立てると決めたシオンの山に永遠にその御名を置くと約束され、エルサレムから救いを成し遂げると誓われました。エルサレムの平和のために祈ることは、神の約束の成就を待ち望むことに他なりません。

https://www.bible.com/bible/81/psa.132.11-18.ja1955

【今日の聖句】 2021/02/17

ルカによる福音書 9:23-24 新共同訳

それから、イエスは皆に言われた。「わたしについて来たい者は、自分を捨て、日々、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。 自分の命を救いたいと思う者は、それを失うが、わたしのために命を失う者は、それを救うのである。」

キリストの御名のために自分を捨てることのできない者は、キリストの弟子に相応しくありません。過去の自分に死に、己に課した十字架を背負って従うとき、キリストが共に重荷を担ってくださり、永遠のいのちに至る道を歩んでくださいますから感謝いたします。

https://www.bible.com/bible/1819/luk.9.23-24.新共同訳

【COGHCC聖書通読】 2021/02/17

詩篇 131:1-3

主よ、わが心はおごらず、わが目は高ぶらず、わたしはわが力の及ばない大いなる事とくすしきわざとに関係いたしません。 かえって、乳離れしたみどりごが、その母のふところに安らかにあるように、わたしはわが魂を静め、かつ安らかにしました。わが魂は乳離れしたみどりごのように、安らかです。 イスラエルよ、今からとこしえに主によって望みをいだけ。

乳離れした嬰児が母の懐に抱かれるとはどのような意味があるのでしょうか？　乳離れする前の嬰児は母乳を求めますが、乳離れした後の嬰児は母の胸に抱かれる安心感を求めます。すなわち、肉体的な欠乏を満たすためでなく、精神的な飢え渇きを満たすために神を求める姿を描いた詩篇です。主にある望み、主と共にある平安について、見事に表現した詩人の感性に脱帽です。

https://www.bible.com/bible/81/psa.131.1-3.ja1955