伊藤ファミリーBLOG

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決して逃げてはいけない

2009-10-18 03:37:28 | クリスチャン
明日の茅ヶ崎教会・中高科週報のコラムに書いた記事をご紹介します。

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先日、今年定年退職された大先輩の慰労会を兼ねた会社内の同窓会(同じ大学卒業のOB会)が行われました。その方と一緒にお仕事をすることはなかったのですが、年1回の同窓会でお会いして会社での様々な経験に裏打ちされたお話を伺えることは、同窓会に参加する楽しみの一つでした。その方が後輩に向けてお話しされたメッセージで、印象に残ったことのうちの1つを要約してご紹介します。

『仕事をしていると、自分の思う通りに話が進んで順調なことばかりではなく、壁にぶち当たって行き詰まったり、取り返しのつかないような失敗をすることもよくあった。そんな時に絶対にしてはならないことがある。それは、逃げることだ。
実は、ピンチとは最大のチャンスで、その人が普段からどのような態度で仕事に接しているか、その人の真価が問われる時なのだ。社長とか部長とか人の上に立つ人は、決して結果だけを見ているのではなくて、ピンチの時にその人がどのように行動するかをしっかり見ている。ピンチの時に立ち止まるのはいい、ジタバタしてもいい。でも、決して逃げてはいけない。
結局、失敗で終わってもそれは仕方ない。でも、もしそこで逃げてしまったら「あの時、あいつは逃げた」という信頼を損なう結果しか残らず、二度と挽回のチャンスなど来ない。
だからピンチの時に何よりも大切なことは、まず前向きに取り組むこと。現実は厳しくても真正面から受け止めて、どこかに活路がないかと一生懸命に取り組む姿勢が大切で、結局うまくいかなかったとしても、その人は見込みがあるから次のチャンスをあげよう、と評価される。仕事の評価は一時的だが、人の評価は一生残る。』

こんな話、単にサラリーマンの人生教訓だろう…と受け流しても構いません。でも私は、聖書の教えにも通じる人間の生き方の真実が隠れていると思います。私(伊藤)の大好きなヤコブの手紙の主題「信仰はその人の行動に表れる」ということは、聖書の中だけでなく一般社会でも共通する真理だと思います。
コメント
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