イザヤ書 40:1-2
『あなたがたの神は言われる、「慰めよ、わが民を慰めよ、 ねんごろにエルサレムに語り、これに呼ばわれ、その服役の期は終り、そのとがはすでにゆるされ、そのもろもろの罪のために二倍の刑罰を主の手から受けた」。』
イザヤ書の構成は、39章までがイザヤが活動していた時代に対する預言、今日の通読箇所40章から66章までは未来の約束について記されています。これはちょうど旧約聖書39巻、新約聖書27巻、全66巻という構成と同じであることは興味深いことです。その新約部分の書き出しに相当する40章は、あたかもイエス様が登場する前の道備えに相応しい御言葉の数々で満ちています。「慰めよ、わが民を慰めよ」とは、主イエス様が神の民イスラエルとすべての人の罪を赦して救うためにこの世に来られた喜びの訪れを告げ知らせる預言の言葉です。
http://bible.com/81/isa.40.1-2.ja1955
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イザヤ書 40:3-5
『呼ばわる者の声がする、「荒野に主の道を備え、さばくに、われわれの神のために、大路をまっすぐにせよ。 もろもろの谷は高くせられ、もろもろの山と丘とは低くせられ、高底のある地は平らになり、険しい所は平地となる。 こうして主の栄光があらわれ、人は皆ともにこれを見る。これは主の口が語られたのである」。』
この御言葉は、新約聖書ではバプテスマのヨハネの出現によって成就しました。彼は主イエス様が福音を宣べ伝えるのに先立ち、人々に己の罪を自覚させ、その心を神様に向ける道備えの役割を果たしました。まさにこの御言葉の通り、イエス様の出現を心から期待して待ち望む私たちでありますように。
http://bible.com/81/isa.40.3-5.ja1955
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イザヤ書 40:6-8
『声が聞える、「呼ばわれ」。わたしは言った、「なんと呼ばわりましょうか」。「人はみな草だ。その麗しさは、すべて野の花のようだ。 主の息がその上に吹けば、草は枯れ、花はしぼむ。たしかに人は草だ。 草は枯れ、花はしぼむ。しかし、われわれの神の言葉はとこしえに変ることはない」。』
人の一生は儚くも短く、一夜にして咲いてはしぼむ野の花のようです。だからこそ私たちは永遠に変わらないものを求めるのかもしれません。世のはじめから終わりまで存在し続ける神様こそ、永遠に変わらない人生の基準です。
http://bible.com/81/isa.40.6-8.ja1955
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イザヤ書 40:13-14, 17-18
「だれが、主の霊を導き、その相談役となって主を教えたか。 主はだれと相談して悟りを得たか。だれが主に公義の道を教え、知識を教え、悟りの道を示したか。
…
主のみ前には、もろもろの国民は無きにひとしい。彼らは主によって、無きもののように、むなしいもののように思われる。 それで、あなたがたは神をだれとくらべ、どんな像と比較しようとするのか。」
私たちの人生の基準は何でしょうか。ともすると自分自身を基準として物事を判断し、異なる価値観を持つ人々と衝突しては互いに傷つけ合う、心に平安のない人生を送ってはいないでしょうか。それは被造物に過ぎない私たちが、造り主である神様に向かって自分の基準を教えること、すなわち自分を神とすることに他なりません。そういった主客転倒の関係をやめ、自分にとって都合の良いように人の手で造られた虚しい偶像に心を寄せることなく、この世の真理であられる主を唯一の基準として人生を歩む私たちでありますように。
http://bible.com/81/isa.40.13-14,17-18.ja1955
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イザヤ書 40:28-31
「あなたは知らなかったか、あなたは聞かなかったか。主はとこしえの神、地の果の創造者であって、弱ることなく、また疲れることなく、その知恵ははかりがたい。 弱った者には力を与え、勢いのない者には強さを増し加えられる。 年若い者も弱り、かつ疲れ、壮年の者も疲れはてて倒れる。 しかし主を待ち望む者は新たなる力を得、わしのように翼をはって、のぼることができる。走っても疲れることなく、歩いても弱ることはない。」
私たちの信じる聖書の神様は永遠の神、天地万物を創造された全知全能の神、まどろむことも眠ることもなく、いつでも私たちの叫び求める声を聞いてくださる主、私たちに生きる力と希望を与えてくださるお方です。まことの神に頼らず自分の力で人生を歩もうとする者は、あたかもバッテリー切れで動かなくなるような電子機器のようにいつしか力尽き、立ち上がることもできなくなるとき、究極的には死を迎えます。しかしまことの神に寄り頼む者は、電源ケーブルをつないだ状態の電子機器のように常にエネルギー源を保ちながら、永遠のいのちに向かって歩み続けることができます。
http://bible.com/81/isa.40.28-31.ja1955
『あなたがたの神は言われる、「慰めよ、わが民を慰めよ、 ねんごろにエルサレムに語り、これに呼ばわれ、その服役の期は終り、そのとがはすでにゆるされ、そのもろもろの罪のために二倍の刑罰を主の手から受けた」。』
イザヤ書の構成は、39章までがイザヤが活動していた時代に対する預言、今日の通読箇所40章から66章までは未来の約束について記されています。これはちょうど旧約聖書39巻、新約聖書27巻、全66巻という構成と同じであることは興味深いことです。その新約部分の書き出しに相当する40章は、あたかもイエス様が登場する前の道備えに相応しい御言葉の数々で満ちています。「慰めよ、わが民を慰めよ」とは、主イエス様が神の民イスラエルとすべての人の罪を赦して救うためにこの世に来られた喜びの訪れを告げ知らせる預言の言葉です。
http://bible.com/81/isa.40.1-2.ja1955
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イザヤ書 40:3-5
『呼ばわる者の声がする、「荒野に主の道を備え、さばくに、われわれの神のために、大路をまっすぐにせよ。 もろもろの谷は高くせられ、もろもろの山と丘とは低くせられ、高底のある地は平らになり、険しい所は平地となる。 こうして主の栄光があらわれ、人は皆ともにこれを見る。これは主の口が語られたのである」。』
この御言葉は、新約聖書ではバプテスマのヨハネの出現によって成就しました。彼は主イエス様が福音を宣べ伝えるのに先立ち、人々に己の罪を自覚させ、その心を神様に向ける道備えの役割を果たしました。まさにこの御言葉の通り、イエス様の出現を心から期待して待ち望む私たちでありますように。
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イザヤ書 40:6-8
『声が聞える、「呼ばわれ」。わたしは言った、「なんと呼ばわりましょうか」。「人はみな草だ。その麗しさは、すべて野の花のようだ。 主の息がその上に吹けば、草は枯れ、花はしぼむ。たしかに人は草だ。 草は枯れ、花はしぼむ。しかし、われわれの神の言葉はとこしえに変ることはない」。』
人の一生は儚くも短く、一夜にして咲いてはしぼむ野の花のようです。だからこそ私たちは永遠に変わらないものを求めるのかもしれません。世のはじめから終わりまで存在し続ける神様こそ、永遠に変わらない人生の基準です。
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イザヤ書 40:13-14, 17-18
「だれが、主の霊を導き、その相談役となって主を教えたか。 主はだれと相談して悟りを得たか。だれが主に公義の道を教え、知識を教え、悟りの道を示したか。
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主のみ前には、もろもろの国民は無きにひとしい。彼らは主によって、無きもののように、むなしいもののように思われる。 それで、あなたがたは神をだれとくらべ、どんな像と比較しようとするのか。」
私たちの人生の基準は何でしょうか。ともすると自分自身を基準として物事を判断し、異なる価値観を持つ人々と衝突しては互いに傷つけ合う、心に平安のない人生を送ってはいないでしょうか。それは被造物に過ぎない私たちが、造り主である神様に向かって自分の基準を教えること、すなわち自分を神とすることに他なりません。そういった主客転倒の関係をやめ、自分にとって都合の良いように人の手で造られた虚しい偶像に心を寄せることなく、この世の真理であられる主を唯一の基準として人生を歩む私たちでありますように。
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イザヤ書 40:28-31
「あなたは知らなかったか、あなたは聞かなかったか。主はとこしえの神、地の果の創造者であって、弱ることなく、また疲れることなく、その知恵ははかりがたい。 弱った者には力を与え、勢いのない者には強さを増し加えられる。 年若い者も弱り、かつ疲れ、壮年の者も疲れはてて倒れる。 しかし主を待ち望む者は新たなる力を得、わしのように翼をはって、のぼることができる。走っても疲れることなく、歩いても弱ることはない。」
私たちの信じる聖書の神様は永遠の神、天地万物を創造された全知全能の神、まどろむことも眠ることもなく、いつでも私たちの叫び求める声を聞いてくださる主、私たちに生きる力と希望を与えてくださるお方です。まことの神に頼らず自分の力で人生を歩もうとする者は、あたかもバッテリー切れで動かなくなるような電子機器のようにいつしか力尽き、立ち上がることもできなくなるとき、究極的には死を迎えます。しかしまことの神に寄り頼む者は、電源ケーブルをつないだ状態の電子機器のように常にエネルギー源を保ちながら、永遠のいのちに向かって歩み続けることができます。
http://bible.com/81/isa.40.28-31.ja1955