伊藤ファミリーBLOG

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【COGHCC聖書通読】 2019/11/02

2019-11-02 09:55:51 | 一日一章・聖書通読日記
民数記 25:1-5

イスラエルはシッテムにとどまっていたが、民はモアブの娘たちと、みだらな事をし始めた。 その娘たちが神々に犠牲をささげる時に民を招くと、民は一緒にそれを食べ、娘たちの神々を拝んだ。 イスラエルはこうしてペオルのバアルにつきしたがったので、主はイスラエルにむかって怒りを発せられた。 そして主はモーセに言われた、「民の首領をことごとく捕え、日のあるうちにその人々を主の前で処刑しなさい。そうすれば主の怒りはイスラエルを離れるであろう」。 モーセはイスラエルのさばきびとたちにむかって言った、「あなたがたはおのおの、配下の者どもでペオルのバアルにつきしたがったものを殺しなさい」。

イスラエルを呪おうとする外からの攻撃に対しては呪術師バラムに神が介入されたことにより守られましたが、モアブは女性の誘惑により内側からイスラエルを崩しに掛かりました。カナン地方土着の神々に犠牲を捧げる祭にイスラエルの民を招き、誘惑に負けてのこのこついて行った人々は異教の神に捧げられたものを食べ、偶像バアルを拝みました。カナン土着の神であるアシラ崇拝は、乱交パーティーのような性的に乱れた乱痴気騒ぎを行っていたことが知られています。神はこの有様に怒りを発し、偶像の神々を拝みに行った首謀者たちを捕らえて、その日の内に全イスラエルの面前で処刑するようにとモーセに命じました。誘惑は、人をまことの神から離れさせる悪しき霊の働きです。神は人を誘惑し、悪を行わせることなど決してなさいません。私たちは実に誘惑に弱い存在です。それを乗り越えるためには私たちは常に聖霊で心を満たし、その導きに聞き従って身も心も自らきよく保つことが必要です。

https://www.bible.com/bible/81/num.25.1-5.ja1955

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民数記 25:6-9

モーセとイスラエルの人々の全会衆とが会見の幕屋の入口で泣いていた時、彼らの目の前で、ひとりのイスラエルびとが、その兄弟たちの中に、ひとりのミデアンの女を連れてきた。 祭司アロンの子なるエレアザルの子ピネハスはこれを見て、会衆のうちから立ち上がり、やりを手に執り、 そのイスラエルの人の後を追って、奥の間に入り、そのイスラエルの人を突き、またその女の腹を突き通して、ふたりを殺した。こうして疫病がイスラエルの人々に及ぶのがやんだ。 しかし、その疫病で死んだ者は二万四千人であった。

いくら悪を行ったとは言え、同胞の人々を捕らえて処刑するなど、深い悲しみと痛みを伴うことです。悲嘆に暮れるイスラエルの会衆の前に、無神経にもミデアン人の女性を連れてきたイスラエル人がいました。それを見た祭司エレアザルの子ピネハスは義憤に満ちて、彼とミデアン人の女性を槍で突き通して処刑しました。このピネハスの行動により神の怒りは止み、疫病も収束しました。同胞のいのちを殺めることなど本来あってはなりませんが、神の民全体に危害を及ぼす原因は直ちに、完全に取り除かなければなりません。悪しき行いを改めることは、時には苦痛を伴うこともありますが、私たちを死に定める罪は根本的に絶ち滅ぼさなければなりません。

https://www.bible.com/bible/81/num.25.6-9.ja1955

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民数記 25:10-13

主はモーセに言われた、 「祭司アロンの子なるエレアザルの子ピネハスは自分のことのように、わたしの憤激をイスラエルの人々のうちに表わし、わたしの怒りをそのうちから取り去ったので、わたしは憤激して、イスラエルの人々を滅ぼすことをしなかった。 このゆえにあなたは言いなさい、『わたしは平和の契約を彼に授ける。 これは彼とその後の子孫に永遠の祭司職の契約となるであろう。彼はその神のために熱心であって、イスラエルの人々のために罪のあがないをしたからである』と」。

異邦人の女性と乱れた関係を持ち、神の怒りを招いてイスラエル全体に害をもたらした人を処刑したピネハスを、神は高く賞賛し、その子孫に永遠の祭司職を授けると契約を結ばれました。神がピネハスを高く評価したのは、神と同じ心を抱いて義に徹底し、具体的な行動をもって神に対して熱心に、罪の購いを成し遂げたからです。神の御心を忠実に実践する者を神は高く引き上げ、神との永遠の平和の契約を結んでくださいます。

https://www.bible.com/bible/81/num.25.10-13.ja1955

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民数記 25:14-18

ミデアンの女と共に殺されたイスラエルの人の名はジムリといい、サルの子で、シメオンびとのうちの一族のつかさであった。 またその殺されたミデアンの女の名はコズビといい、ツルの娘であった。ツルはミデアンの民の一族のかしらであった。 主はまたモーセに言われた、 「ミデアンびとを打ち悩ましなさい。 彼らはたくらみをもって、あなたがたを悩まし、ペオルの事と、彼らの姉妹、ミデアンのつかさの娘コズビ、すなわちペオルの事により、疫病の起った日に殺された女の事とによって、あなたがたを惑わしたからである」。

ピネハスに処刑されたイスラエル人の名はジムリといって、シメオン族のつかさでした。また彼を誘惑したミデアン人の女性はコズビといい、ミデアン人の一族のかしらの娘でした。本来はイスラエルの民を正しく導くべきつかさたる者が、性的な誘惑によってイスラエルの信仰を崩しに掛かり、神の怒りによって滅ぼそうとするミデアン人の謀略にまんまとはまり、24,000人の人が疫病で死ぬこととなりました。リーダーたる者は、自らの身をきよく保ち、罪の誘惑を断固として跳ね避け、悪に陥って人々を苦境に陥れることなく、むしろピネハスのように人々の模範となるべきです。

https://www.bible.com/bible/81/num.25.14-18.ja1955
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【今日の聖句】 2019/11/02

2019-11-02 06:25:26 | 今日の聖句
ペトロの手紙一 4:16 新共同訳

しかし、キリスト者として苦しみを受けるのなら、決して恥じてはなりません。むしろ、キリスト者の名で呼ばれることで、神をあがめなさい。

罪の支配するこの世にあって、義なる神の僕であるが故に苦しめられることは想定内のことで、決して恥ずべきことではありません。キリストの名に相応しく、神に喜ばれるよい行いに励み、主の栄光を世に証する私たちでありますように。

https://www.bible.com/bible/1819/1pe.4.16.新共同訳
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