民数記 4:1-3
『主はまたモーセとアロンに言われた、 「レビの子たちのうちから、コハテの子たちの総数を、その氏族により、その父祖の家にしたがって調べ、 三十歳以上五十歳以下で、務につき、会見の幕屋で働くことのできる者を、ことごとく数えなさい。」』
神様はレビ人たちの為すべき務めを氏族ごとに定められました。レビ人の務めに就く者は、30歳以上50歳以下の者と定められ、その人数を数えられました。レビ人以外のイスラエル人が戦士として数えられたのが20歳以上でしたから、レビ人の務めにはより厳格な年齢制限を設けられたことになります。これはいわゆる最も脂の乗りきった壮年の年齢層にあたります。その理由は若年者故に過ちを犯すことのないよう、また年長者故に務めに支障を来すことのないよう、精神的・肉体的な成熟と衰えのバランスを取った神様の知恵です。
私たちの神様に対する奉仕の姿勢としても、この考え方は重要です。神様に仕える者は霊的に整えられ、精神的にも肉体的にも成熟し、かつ衰えないように細心の注意を払う必要があります。
http://bible.com/81/num.4.1-3.ja1955
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民数記 4:4-15
「コハテの子たちの、会見の幕屋の務は、いと聖なる物にかかわるものであって、次のとおりである。
…
宿営の進むとき、アロンとその子たちとが、聖所と聖所のすべての器をおおうことを終ったならば、その後コハテの子たちは、それを運ぶために、はいってこなければならない。しかし、彼らは聖なる物に触れてはならない。触れると死ぬであろう。会見の幕屋のうちの、これらの物は、コハテの子たちが運ぶものである。」
コハテの氏族は、幕屋の中で最も聖なる聖所と、神様を礼拝するために用いられる聖なる器の運搬を担当しました。ただし、これらを運搬できるように取り外したりまとめる作業は、祭司の務めとされました。これは祭司以外の者が聖所の中を見たり直接手を触れたりして、神様に撃たれることのないようにするための役割分担です。
私たちには一人一人それぞれに神様から託された使命あるいは役割があります。これは神様が定められることで、私たちの意志や願望に依るものではありませんが、自分の思い通りでなくても神様の御心に従うことこそ、自分のいのちを守ることになります。自ら思い上がって分不相応の働きに就くことを避け、神様から託された使命を忠実に果たす私たちでありますように。
http://bible.com/81/num.4.4-15.ja1955
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民数記 4:17-20
『主はまた、モーセとアロンに言われた、 「あなたがたはコハテびとの一族を、レビびとのうちから絶えさせてはならない。 彼らがいと聖なる物に近づく時、死なないで、命を保つために、このようにしなさい、すなわち、アロンとその子たちが、まず、はいり、彼らをおのおのその働きにつかせ、そのになうべきものを取らせなさい。 しかし、彼らは、はいって、ひと目でも聖なる物を見てはならない。見るならば死ぬであろう」。』
神様はコハテの氏族が神の幕屋の聖なるものに不用意に触れて神様に撃たれることのないように、祭司が守るべきことをモーセとアロンに告げました。これは神様の特別なご配慮です。聖なる奉仕に携わる者は、その働きの範囲を忠実に守るならば、神様が特別に守ってくださいます。この原則を忘れることなく、御言葉に忠実に従うことを通して神様の特別な守りの内に入り、自らのいのちを守る私たちでありますように。
http://bible.com/81/num.4.17-20.ja1955
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民数記 4:24-26
「ゲルションびとの氏族の務として働くことと、運ぶ物とは次のとおりである。 すなわち、彼らは幕屋の幕、会見の幕屋およびそのおおいと、その上のじゅごんの皮のおおい、ならびに会見の幕屋の入口のとばりを運び、 また庭のあげばり、および幕屋と祭壇のまわりの庭の門の入口のとばりと、そのひも、ならびにそれに用いるすべての器を運ばなければならない。そして彼らはすべてこれらのものについての働きをしなければならない。」
ゲルションの氏族の任務は、幕屋を覆う幕ととばりと、それらを支えるひもや道具の運搬を担当しました。神様の働きにはそれぞれの役割があり、すべてが尊い奉仕です。私たちもまた自分に委ねられな使命を悟り、任された役割を忠実に担う者でありたいと願います。
http://bible.com/81/num.4.24-26.ja1955
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民数記 4:31-33
「彼らが会見の幕屋でするすべての務にしたがって、その運ぶ責任のある物は次のとおりである。すなわち、幕屋の枠、その横木、その柱、その座、 庭のまわりの柱、その座、その釘、そのひも、またそのすべての器、およびそれに用いるすべてのものである。あなたがたは彼らが運ぶ責任のある器を、その名によって割り当てなければならない。 これはすなわちメラリの子たちの氏族の働きであって、彼らは祭司アロンの子イタマルの指揮のもとに、会見の幕屋で、このすべての働きをしなければならない」。
メラリの氏族に任された働きは、幕屋を支える支柱と、そのために用いる様々な道具の運搬でした。いかに聖所が聖なるものとされていても、隔ての幕と支柱がなければ、神の幕屋は建て上げられません。
人はより重要な役割、責任の重い仕事を担いたいと望みたがるものですが、それらを支える周辺の仕事があってこそ成り立つものであることを決して忘れてはなりません。いかなる仕事も、神様の目に貴賤はありません。神様から人それぞれに委ねられた使命を悟り、自らの分を果たす私たちでありますように。
http://bible.com/81/num.4.31-33.ja1955
『主はまたモーセとアロンに言われた、 「レビの子たちのうちから、コハテの子たちの総数を、その氏族により、その父祖の家にしたがって調べ、 三十歳以上五十歳以下で、務につき、会見の幕屋で働くことのできる者を、ことごとく数えなさい。」』
神様はレビ人たちの為すべき務めを氏族ごとに定められました。レビ人の務めに就く者は、30歳以上50歳以下の者と定められ、その人数を数えられました。レビ人以外のイスラエル人が戦士として数えられたのが20歳以上でしたから、レビ人の務めにはより厳格な年齢制限を設けられたことになります。これはいわゆる最も脂の乗りきった壮年の年齢層にあたります。その理由は若年者故に過ちを犯すことのないよう、また年長者故に務めに支障を来すことのないよう、精神的・肉体的な成熟と衰えのバランスを取った神様の知恵です。
私たちの神様に対する奉仕の姿勢としても、この考え方は重要です。神様に仕える者は霊的に整えられ、精神的にも肉体的にも成熟し、かつ衰えないように細心の注意を払う必要があります。
http://bible.com/81/num.4.1-3.ja1955
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民数記 4:4-15
「コハテの子たちの、会見の幕屋の務は、いと聖なる物にかかわるものであって、次のとおりである。
…
宿営の進むとき、アロンとその子たちとが、聖所と聖所のすべての器をおおうことを終ったならば、その後コハテの子たちは、それを運ぶために、はいってこなければならない。しかし、彼らは聖なる物に触れてはならない。触れると死ぬであろう。会見の幕屋のうちの、これらの物は、コハテの子たちが運ぶものである。」
コハテの氏族は、幕屋の中で最も聖なる聖所と、神様を礼拝するために用いられる聖なる器の運搬を担当しました。ただし、これらを運搬できるように取り外したりまとめる作業は、祭司の務めとされました。これは祭司以外の者が聖所の中を見たり直接手を触れたりして、神様に撃たれることのないようにするための役割分担です。
私たちには一人一人それぞれに神様から託された使命あるいは役割があります。これは神様が定められることで、私たちの意志や願望に依るものではありませんが、自分の思い通りでなくても神様の御心に従うことこそ、自分のいのちを守ることになります。自ら思い上がって分不相応の働きに就くことを避け、神様から託された使命を忠実に果たす私たちでありますように。
http://bible.com/81/num.4.4-15.ja1955
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民数記 4:17-20
『主はまた、モーセとアロンに言われた、 「あなたがたはコハテびとの一族を、レビびとのうちから絶えさせてはならない。 彼らがいと聖なる物に近づく時、死なないで、命を保つために、このようにしなさい、すなわち、アロンとその子たちが、まず、はいり、彼らをおのおのその働きにつかせ、そのになうべきものを取らせなさい。 しかし、彼らは、はいって、ひと目でも聖なる物を見てはならない。見るならば死ぬであろう」。』
神様はコハテの氏族が神の幕屋の聖なるものに不用意に触れて神様に撃たれることのないように、祭司が守るべきことをモーセとアロンに告げました。これは神様の特別なご配慮です。聖なる奉仕に携わる者は、その働きの範囲を忠実に守るならば、神様が特別に守ってくださいます。この原則を忘れることなく、御言葉に忠実に従うことを通して神様の特別な守りの内に入り、自らのいのちを守る私たちでありますように。
http://bible.com/81/num.4.17-20.ja1955
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民数記 4:24-26
「ゲルションびとの氏族の務として働くことと、運ぶ物とは次のとおりである。 すなわち、彼らは幕屋の幕、会見の幕屋およびそのおおいと、その上のじゅごんの皮のおおい、ならびに会見の幕屋の入口のとばりを運び、 また庭のあげばり、および幕屋と祭壇のまわりの庭の門の入口のとばりと、そのひも、ならびにそれに用いるすべての器を運ばなければならない。そして彼らはすべてこれらのものについての働きをしなければならない。」
ゲルションの氏族の任務は、幕屋を覆う幕ととばりと、それらを支えるひもや道具の運搬を担当しました。神様の働きにはそれぞれの役割があり、すべてが尊い奉仕です。私たちもまた自分に委ねられな使命を悟り、任された役割を忠実に担う者でありたいと願います。
http://bible.com/81/num.4.24-26.ja1955
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民数記 4:31-33
「彼らが会見の幕屋でするすべての務にしたがって、その運ぶ責任のある物は次のとおりである。すなわち、幕屋の枠、その横木、その柱、その座、 庭のまわりの柱、その座、その釘、そのひも、またそのすべての器、およびそれに用いるすべてのものである。あなたがたは彼らが運ぶ責任のある器を、その名によって割り当てなければならない。 これはすなわちメラリの子たちの氏族の働きであって、彼らは祭司アロンの子イタマルの指揮のもとに、会見の幕屋で、このすべての働きをしなければならない」。
メラリの氏族に任された働きは、幕屋を支える支柱と、そのために用いる様々な道具の運搬でした。いかに聖所が聖なるものとされていても、隔ての幕と支柱がなければ、神の幕屋は建て上げられません。
人はより重要な役割、責任の重い仕事を担いたいと望みたがるものですが、それらを支える周辺の仕事があってこそ成り立つものであることを決して忘れてはなりません。いかなる仕事も、神様の目に貴賤はありません。神様から人それぞれに委ねられた使命を悟り、自らの分を果たす私たちでありますように。
http://bible.com/81/num.4.31-33.ja1955