ブロードバンド業界再編

INTERNET Watch 『アッカ、イー・アクセスと業務提携でイー・アクセスの子会社に』 より

日本のブロードバンド普及率は世界でも有数の高さですが、その背景には、ブロードバンド通信費用が世界的にみても非常に低いからという理由があります。たとえば低速のADSLならば、月980円程度でブロードバンド化できます。

こんなに恵まれたブロードバンド事情をもたらしたのは、業者間の価格競争にあると思いますが、業者の側では通信付帯設備などのコスト低減が必要です。業界大手のイー・アクセスとアッカが業務提携してアッカを完全子会社化するということで、業務提携によりいっそうのコスト低減をはかるとしています。

アッカはNTT系のブロードバンド業者でしたが、今年初め頃にイー・アクセスが筆頭株主となり、アッカ側に経営陣の退任を要求するなど、子会社化に向けた動きを進めていましたから、半年ちょっとでアッカの子会社化に成功したことになります。これでイー・アクセスはYAHOO BB!に次ぐ第２位のブロードバンド業者となるそうですが、この動きがブロードバンド業界の再編につながるのか、そうなるとユーザー側にデメリットは出てこないか、ちょっとだけ注目してみたいと思います。

NHK「たったひとりの反乱」

NHK「番組たまご」『たったひとりの反乱』より

夕食をとりながら今日のニュースを見ていたら、この番組が始まりました。2001年におきた雪印食品の牛肉産地偽装事件を題材とした番組でした。

この事件が１つのきっかけとなって、食品業界の偽装事件が次々と内部告発によって明らかになりました。

今ではすっかりなじみ深くなった「コンプライアンス」という言葉がありますが、お得意先を告発するというのは、ただの正義感だけではできないことです。やはり顧客を大切にしつつ、でも法令遵守という観点から告発するに至った経緯が描かれていて、一下請け業者の社長の苦悩がよくわかります。

その後、いったん会社は倒産しましたが、そんな中で元雪印食品の社員だった人の言葉に励まされて再建を目指し、ようやく会社を再スタートすることができてよかったなぁと思います。単なる「ドン・キホーテ」で終わるのではなく、苦しみながらもついには正義が通った番組の内容に感銘を受けました。

激しい天候の変化

昨日も石川県では洪水が発生したり、兵庫県では急に増水した河原で４人の方が亡くなる事故があったりと、日本全国激しい雷雨に見舞われる変わりやすい天候が続いています。

今日は首都圏でも激しい雷雨の影響で電車が止まったり、いろいろあるようです。私の職場でも、夕方急に暗くなったなと思ったら雷が鳴り出し、突然の停電に見舞われました。幸い私は端末の電源が切れた以外に被害はありませんでしたが、急な停電で機器類が落ちてしまい、あちこちで悲鳴が上がっていました。

とはいえ、今回はまだ夕方だったので、実際に実験を担当している人が多かったので、人手が多くて良かったです。以前、落雷で停電になったときは夜中遅くだったため、これらの安全点検を少ない人数でこなさなければなりませんでしたが、今回は各自対応してくださいと声を掛けるだけで済んだので、ちょっと楽をした気分です。

身近な場所での通り魔事件

asahi.com 『神奈川・平塚駅、女が通行人切りつけ　６人軽いけが』 より

最近、無差別に一般市民を狙う通り魔事件が多くなっていますが、ついに身近な場所でも通り魔事件が発生してしまいました。今回の事件は、お隣の平塚駅のコンコースで午後７時半頃に起こったそうです。幸い、けが人も少なくて済んだようですが、ときどき買い物で平塚駅を利用することもあるので、ちょっとゾッとします。

子ども部屋の整理

夏休みも１週間が過ぎました。最初は真面目そうに学校の宿題をしていた子どもたちも、だんだんと生活リズムがだれてきました。そこで少しは渇を入れようと、夕方から子ども部屋の整理に着手しました。

特に上の子の勉強机が、机の天面が見えないほど玩具やいろいろなものが堆く積み上がっていて、とても我慢できないほど散らかっていたので、一気に整理をしました。

だいたい３時間くらいかかったでしょうか、ようやく勉強机らしくなりました。あとはこの状態が何日間持つか？が課題です… (^^; 。

猛暑列島

asahi.com 『多治見で３９．０度、この夏全国一を更新』 より

今日は関東地方では日差しが少し弱かったものの、家の中でじっとしているだけでも汗が流れてくるほど、とても暑い一日でした。あまりにも暑いので、夕方買い物に出かける前にシャワーを浴びてしまいました。特に岐阜県では３９℃を記録したとのことで、エアコンなしではとても生活できない状況になってしまいました。

私が子どもだった頃は、３０℃を超える日なんて滅多になかったはずなのですが、最近では３０℃を超えない日の方が珍しくなってしまいました。ほんの数十年で夏の気温が１０℃近く上がったことになります。地球温暖化の影響は侮れません。１０年後２０年後の日本は、一体どんな気候になっているのでしょうか？

Thunderbird 2.0.0.16 リリース

INTERNET Watch 『「Thunderbird 2.0.0.16」公開、8件の脆弱性を修正』 より

Thunderbird について、以前からセキュリティ・アドバイザリが何件か報告されていましたが、ようやくこれらの脆弱性を修正した Thunderbird 2.0.0.16 が正式にリリースされました。深刻度は比較的低いとのことですが、Firefox と比べるとバグフィックスのスピードがやや遅い点がちょっと気になります。いずれにせよ早速パッチを当てることにしました。

岩手北部地震

asahi.com 『東北で強い地震　岩手・洋野で震度６強　青森・八戸６弱』 より

今日の深夜０時２６分に、岩手北部で最大震度６強の地震がありました。私は全然気が付かなくて、１階で寝ていた父親が「今、大きな地震があった」というので、寝ぼけているのだと思っていたのですが、しばらくした後、ニュースサイトで地震情報をみて、さっそく青森県の知人にメールをしたところ、幸い被害は少なかったとの返信を頂いて、ホッとしています。

今回の地震は、６月に起きた岩手・宮城内陸地震とはちがってプレートの深いところに震源地があるとのことで、震度が大きかった割には建物への被害は少なかったようです。とはいえ、ここのところ大きな地震が増えているので、我が家でも地震への備えをしておかないといけないな…と思いました。

シナイ写本がオンライン公開へ

ITmedia 『最古の新約聖書、オンラインで公開へ』 より

現存する最古の聖書として知られる「シナイ写本」の一部が、オンラインで公開されることになったそうです。現在シナイ写本は世界４箇所に分散して保管されているそうですが、このうちライプチヒ大学図書館に保管されている写本の一部が７月２４日に公開され、来年７月までには残りの写本全ページが公開されることになるそうです。

今まで歴史的な書物などは損傷の可能性があるためなかなか公開されることはありませんでしたが、デジタル技術の普及により、このような形で誰もがみることができるようになることは喜ばしいことだと思います。

毎日新聞の失態

ITmedia 『毎日新聞、「低俗過ぎ」英文記事問題で内部調査公表　再三の指摘放置、「深刻な失態」』 より

毎日新聞の英語版ニュースサイト「Mainichi Daily News」の「WaiWai」というコーナーで、品位に欠ける記事が掲載され、それが放置されていたという話題が１ヶ月ほど前に炎上していたそうですが、ついに毎日新聞社が１面記事で謝罪する羽目になったようです。

社内調査の結果によると、この問題は担当記者がサイト閉鎖を恐れて、「読者の反応がよい」という性的な話題や、引用文献に記載されていない内容を加筆した記事を掲載して、話題性を上げようとしたことが原因とのことです。

とはいえ、毎日新聞といえば日本の３大新聞の１つと言われていました。このような失態を見過ごし、各方面からの指摘も無視し続けたことは、毎日新聞社全体の問題であると思います。私はかねてから最近のマスコミの質の低下を懸念していましたが、ついにここまで墜ちたか…というのが率直な感想です。現在のマスコミには、コンプライアンス意識や自浄作用というものは一体あるのでしょうか？

今日は海の日

asahi.com 『パラソルの花、ビーチ彩る　海の日に人出どっと　神奈川』 より

今日は海の日…でしたが、私の職場は出勤日で、いつも通りに会社に出かけました。さすがに朝の電車は空いていて、最初から座ることが出来ましたが、帰りは３連休の旅行帰りと思われる人が多く、空いている席を見つけるのに少し手間取りました。さすがに今日は海水浴場も混んでいたようで、帰りの時間、国道一号線の上り方面は渋滞していました。

さすがに祝日だから今日は早く帰ろう…とみんなで言っていたのですが、終わってみればいつもと変わらず…。休日ダイヤなので電車の本数が平日よりも少なく、乗れると思っていた電車が運休日で、余計なスタミナを使ってしまい、ちょっと疲れました。

いよいよ夏休み

子どもたちの小学校は今日から夏休みに入りました。今年は８月末の曜日の関係で、昔と同じように８月３１日までが夏休みです。この４０日間、何もせずに家でプラプラしてはもったいないので、朝一番で枠をエクセルで作成し、子どもたちに夏休みの予定表を書かせることにしました。

そして夏休みの宿題は何があるのか聞いているときに、自由研究を何にしようかという話になりました。うちの子どもたちは簡単に済ませる傾向があるので、そろそろじっくり取り組める自由研究のテーマを見つけさせたいと思っているのですが、こんな記事を見て、少し興味が湧きました。

PC Watch 『■武蔵野電波のブレッドボーダーズ■－ブレッドボードで始めよう!』 より

私も電子回路に興味を持ったのは小学校高学年の頃。親戚がプレゼントしてくれた電子工作キットがきっかけでした。最近の子どもたちは小型ゲーム機や携帯電話の普及で完成品しか興味がないかも知れませんが、電子回路の基本的な理屈は、きっと興味を持つのではないかと思います。今度、秋葉原の電子外にでも連れていって、何かしらキットを見つけてみようかなと思いました。

ありがとうNOMO

asahi.com 『野茂投手引退　大リーグ活躍の先駆者、日米２０１勝』 より

日本のプロ野球からアメリカのメジャーリーグに初めて移籍し、独特の投球フォームで「トルネード旋風」を巻き起こした野茂投手が、ついに現役を引退するそうです。

当時としては画期的な代理人交渉によるメジャーリーグへの移籍と、メジャーリーグでの彼の活躍が、現在の日本人メジャーリーガーが輩出されるきっかけになったと思います。本当にお疲れさまでした。

瀕死のWindowsVista

ITmedia 『Vistaは企業市場で死に体――調査であらためて浮き彫りに』 より

eWeekの記事の翻訳ですから主にアメリカ市場での話になりますが、企業が Windows Vista の導入を見合わせる傾向がより強まっているようです。特に、WindowsXP 以前の OS からのバージョンアップが、Windows Vista ではなく WindowsXP に集中しているという点が注目されます。

記者はセキュリティ面での Windows Vista の堅牢性を高く評価していて、個人的には Vista を使っているようですが、それでも WindowsXP の堅実さの方が企業では有利に働いているようです。

Microsoft は Windows Vista に対する大々的なキャンペーンを始めていますが、それでも2010年末までに Vista の普及率は 28% にとどまるだろうと推測しています。その頃には次期 Windows の「Windows 7」が登場すると見込まれていますから、Vista をスキップして Windows 7 に移行する企業ユーザーが大半を占めるものと思われます。

もしかしたら会社の端末が Vista に移行するかも知れないと思い、個人的にも、Windows Vista もインストールしてありますが、通常使用するのはもっぱら WindowsXP の方ですし、どうやら OS 更新は当分なさそうなので、Office 2007 とあわせて、もしかしたら無駄な先行投資だったかもしれません。

Centrino2とThinkPad新シリーズ

PC Watch 『レノボ、ThinkPad全モデルを一新しCentrino2を搭載～GPU/チップセット内蔵ビデオを切替可能に』 より

Intel から Centrino2 が正式発表されると同時に、PCメーカー各社から一斉に今夏モデルのノートPCが発表されましたが、ThinkPad はラインアップを一新して新シリーズの登場となりました。

今までは、薄型A4サイズのTシリーズ、スタンダードのRシリーズ、モバイルのXシリーズでしたが、今回から新たにT61pシリーズの後継機種となるモバイルワークステーションのWシリーズと、より普及価格帯のSLシリーズが加わり、各シリーズの数字部分が2桁から3桁になりました。この数字部分は液晶画面のサイズを表していて、例えばX200シリーズは12インチ、T400シリーズは14インチ、T500シリーズは15インチということです。

その他大きく変わった点は、液晶ディスプレイが全てワイド画面になりました。ビジネス向け機種に必ずしもワイド画面は必要ではないかも知れませんが、おそらくワイド画面でない液晶ディスプレイの供給が少なくなったのではないかとも思います。