ヘブル人への手紙 13:1-6
兄弟愛を続けなさい。 旅人をもてなすことを忘れてはならない。このようにして、ある人々は、気づかないで御使たちをもてなした。 獄につながれている人たちを、自分も一緒につながれている心持で思いやりなさい。また、自分も同じ肉体にある者だから、苦しめられている人たちのことを、心にとめなさい。 すべての人は、結婚を重んずべきである。また寝床を汚してはならない。神は、不品行な者や姦淫をする者をさばかれる。 金銭を愛することをしないで、自分の持っているもので満足しなさい。主は、「わたしは、決してあなたを離れず、あなたを捨てない」と言われた。 だから、わたしたちは、はばからずに言おう、「主はわたしの助け主である。わたしには恐れはない。人は、わたしに何ができようか」。
私たちの人に対する愛は「自分を愛するように隣人を愛せよ」「神を愛すると言いながら目に見える兄弟を愛することのできない者は偽り者である」との御言葉に集約されます。苦難や試練の中にある人々のことを思い、愛の業をもって助け励ますことは、神の御心です。私たちは常に世界の人々のことを思う愛を備えさせていただきたいと願います。また不品行は心を腐らせる重罪であることを肝に銘じ、結婚を重んじ姦淫の罪を犯すことのないよう自らをきよく保つ必要があります。貪欲を避け、神様が自分に与えてくださったもので満ち足りる心を持つことは、経済的な自立のみならず精神的な自立にもつながり、貪欲という大罪から解放されます。私たちと共におられる方が、折に応じて必要な助けを与え、義の道に導いてくださると確信して日々歩む者でありたいと願います。
https://www.bible.com/bible/81/heb.13.1-6.ja1955
*****
ヘブル人への手紙 13:7-13
神の言をあなたがたに語った指導者たちのことを、いつも思い起しなさい。彼らの生活の最後を見て、その信仰にならいなさい。 イエス・キリストは、きのうも、きょうも、いつまでも変ることがない。 さまざまな違った教によって、迷わされてはならない。食物によらず、恵みによって、心を強くするがよい。食物によって歩いた者は、益を得ることがなかった。 わたしたちには一つの祭壇がある。幕屋で仕えている者たちは、その祭壇の食物をたべる権利はない。 なぜなら、大祭司によって罪のためにささげられるけものの血は、聖所のなかに携えて行かれるが、そのからだは、営所の外で焼かれてしまうからである。 だから、イエスもまた、ご自分の血で民をきよめるために、門の外で苦難を受けられたのである。 したがって、わたしたちも、彼のはずかしめを身に負い、営所の外に出て、みもとに行こうではないか。
私たちに福音を伝えてくれた信仰の諸先輩たちを見習うことは、私たちが霊的に成長するための良いお手本となります。直接会ったことのない、古の先人たちの信仰に基づく言動を学ぶこともまた、私たちが神に喜ばれる信仰生活を送るにはどのようにすればよいか、具体的な行動規範を示してくれます。あの人の信仰に見習いたい、あの偉大な指導者のように信仰生活を送りたい、という目標を持つことによって、私たちは徐々に古い自分から変えられ、昨日も今日もいつまでも変わることのないキリストの徳の高さに近付くことができるようになります。
https://www.bible.com/bible/81/heb.13.7-13.ja1955
*****
ヘブル人への手紙 13:14-17
この地上には、永遠の都はない。きたらんとする都こそ、わたしたちの求めているものである。 だから、わたしたちはイエスによって、さんびのいけにえ、すなわち、彼の御名をたたえるくちびるの実を、たえず神にささげようではないか。 そして、善を行うことと施しをすることとを、忘れてはいけない。神は、このようないけにえを喜ばれる。 あなたがたの指導者たちの言うことを聞きいれて、従いなさい。彼らは、神に言いひらきをすべき者として、あなたがたのたましいのために、目をさましている。彼らが嘆かないで、喜んでこのことをするようにしなさい。そうでないと、あなたがたの益にならない。
イエスの御名をほめたたえること、善を行うこと、愛の施しに励むことは、神に最も喜ばれる、私たちの捧げるべき生け贄です。愛のない捧げもの、儀礼的な礼拝、形式的な信仰は、神に決して喜ばれることはありません。そのような人々の日々の言動を見れば明らかなように、単なる自己満足のために時間を浪費するだけで、どこにも神の愛に基づいた行動につながりません。この世にではなく永遠の天に国籍を持つ霊的指導書たちの言葉に聞き従い、神に喜ばれる生きた供え物としてこの身を捧げる私たちでありますように。
https://www.bible.com/bible/81/heb.13.14-17.ja1955
*****
ヘブル人への手紙 13:18-25
わたしたちのために、祈ってほしい。わたしたちは明らかな良心を持っていると信じており、何事についても、正しく行動しようと願っている。 わたしがあなたがたの所に早く帰れるため、祈ってくれるように、特にお願いする。 永遠の契約の血による羊の大牧者、わたしたちの主イエスを、死人の中から引き上げられた平和の神が、 イエス・キリストによって、みこころにかなうことをわたしたちにして下さり、あなたがたが御旨を行うために、すべての良きものを備えて下さるようにこい願う。栄光が、世々限りなく神にあるように、アァメン。 兄弟たちよ。どうかわたしの勧めの言葉を受けいれてほしい。わたしは、ただ手みじかに書いたのだから。 わたしたちの兄弟テモテがゆるされたことを、お知らせする。もし彼が早く来れば、彼と一緒にわたしはあなたがたに会えるだろう。 あなたがたの指導者一同と聖徒たち一同に、よろしく伝えてほしい。イタリヤからきた人々から、あなたがたによろしく。 恵みが、あなたがた一同にあるように。
ヘブル人への手紙の後書きとして、自分たちのために祈ってほしいと依頼すると共に、主にある兄弟姉妹として、これらの勧めの言葉を受け入れてくれることを切に願っています。異邦人伝道に使命を受け、数々の迫害と試練に遭いながら、自分を迫害している同胞の救いのためにも篤い心をもってこの書簡を記した著者(おそらくパウロであろうと思われる)の熱意を感じ取り、私たちもまた同族である日本人の救いのために、心を奮い立たせて、福音宣教に励む者でありたいと願います。
https://www.bible.com/bible/81/heb.13.18-25.ja1955
兄弟愛を続けなさい。 旅人をもてなすことを忘れてはならない。このようにして、ある人々は、気づかないで御使たちをもてなした。 獄につながれている人たちを、自分も一緒につながれている心持で思いやりなさい。また、自分も同じ肉体にある者だから、苦しめられている人たちのことを、心にとめなさい。 すべての人は、結婚を重んずべきである。また寝床を汚してはならない。神は、不品行な者や姦淫をする者をさばかれる。 金銭を愛することをしないで、自分の持っているもので満足しなさい。主は、「わたしは、決してあなたを離れず、あなたを捨てない」と言われた。 だから、わたしたちは、はばからずに言おう、「主はわたしの助け主である。わたしには恐れはない。人は、わたしに何ができようか」。
私たちの人に対する愛は「自分を愛するように隣人を愛せよ」「神を愛すると言いながら目に見える兄弟を愛することのできない者は偽り者である」との御言葉に集約されます。苦難や試練の中にある人々のことを思い、愛の業をもって助け励ますことは、神の御心です。私たちは常に世界の人々のことを思う愛を備えさせていただきたいと願います。また不品行は心を腐らせる重罪であることを肝に銘じ、結婚を重んじ姦淫の罪を犯すことのないよう自らをきよく保つ必要があります。貪欲を避け、神様が自分に与えてくださったもので満ち足りる心を持つことは、経済的な自立のみならず精神的な自立にもつながり、貪欲という大罪から解放されます。私たちと共におられる方が、折に応じて必要な助けを与え、義の道に導いてくださると確信して日々歩む者でありたいと願います。
https://www.bible.com/bible/81/heb.13.1-6.ja1955
*****
ヘブル人への手紙 13:7-13
神の言をあなたがたに語った指導者たちのことを、いつも思い起しなさい。彼らの生活の最後を見て、その信仰にならいなさい。 イエス・キリストは、きのうも、きょうも、いつまでも変ることがない。 さまざまな違った教によって、迷わされてはならない。食物によらず、恵みによって、心を強くするがよい。食物によって歩いた者は、益を得ることがなかった。 わたしたちには一つの祭壇がある。幕屋で仕えている者たちは、その祭壇の食物をたべる権利はない。 なぜなら、大祭司によって罪のためにささげられるけものの血は、聖所のなかに携えて行かれるが、そのからだは、営所の外で焼かれてしまうからである。 だから、イエスもまた、ご自分の血で民をきよめるために、門の外で苦難を受けられたのである。 したがって、わたしたちも、彼のはずかしめを身に負い、営所の外に出て、みもとに行こうではないか。
私たちに福音を伝えてくれた信仰の諸先輩たちを見習うことは、私たちが霊的に成長するための良いお手本となります。直接会ったことのない、古の先人たちの信仰に基づく言動を学ぶこともまた、私たちが神に喜ばれる信仰生活を送るにはどのようにすればよいか、具体的な行動規範を示してくれます。あの人の信仰に見習いたい、あの偉大な指導者のように信仰生活を送りたい、という目標を持つことによって、私たちは徐々に古い自分から変えられ、昨日も今日もいつまでも変わることのないキリストの徳の高さに近付くことができるようになります。
https://www.bible.com/bible/81/heb.13.7-13.ja1955
*****
ヘブル人への手紙 13:14-17
この地上には、永遠の都はない。きたらんとする都こそ、わたしたちの求めているものである。 だから、わたしたちはイエスによって、さんびのいけにえ、すなわち、彼の御名をたたえるくちびるの実を、たえず神にささげようではないか。 そして、善を行うことと施しをすることとを、忘れてはいけない。神は、このようないけにえを喜ばれる。 あなたがたの指導者たちの言うことを聞きいれて、従いなさい。彼らは、神に言いひらきをすべき者として、あなたがたのたましいのために、目をさましている。彼らが嘆かないで、喜んでこのことをするようにしなさい。そうでないと、あなたがたの益にならない。
イエスの御名をほめたたえること、善を行うこと、愛の施しに励むことは、神に最も喜ばれる、私たちの捧げるべき生け贄です。愛のない捧げもの、儀礼的な礼拝、形式的な信仰は、神に決して喜ばれることはありません。そのような人々の日々の言動を見れば明らかなように、単なる自己満足のために時間を浪費するだけで、どこにも神の愛に基づいた行動につながりません。この世にではなく永遠の天に国籍を持つ霊的指導書たちの言葉に聞き従い、神に喜ばれる生きた供え物としてこの身を捧げる私たちでありますように。
https://www.bible.com/bible/81/heb.13.14-17.ja1955
*****
ヘブル人への手紙 13:18-25
わたしたちのために、祈ってほしい。わたしたちは明らかな良心を持っていると信じており、何事についても、正しく行動しようと願っている。 わたしがあなたがたの所に早く帰れるため、祈ってくれるように、特にお願いする。 永遠の契約の血による羊の大牧者、わたしたちの主イエスを、死人の中から引き上げられた平和の神が、 イエス・キリストによって、みこころにかなうことをわたしたちにして下さり、あなたがたが御旨を行うために、すべての良きものを備えて下さるようにこい願う。栄光が、世々限りなく神にあるように、アァメン。 兄弟たちよ。どうかわたしの勧めの言葉を受けいれてほしい。わたしは、ただ手みじかに書いたのだから。 わたしたちの兄弟テモテがゆるされたことを、お知らせする。もし彼が早く来れば、彼と一緒にわたしはあなたがたに会えるだろう。 あなたがたの指導者一同と聖徒たち一同に、よろしく伝えてほしい。イタリヤからきた人々から、あなたがたによろしく。 恵みが、あなたがた一同にあるように。
ヘブル人への手紙の後書きとして、自分たちのために祈ってほしいと依頼すると共に、主にある兄弟姉妹として、これらの勧めの言葉を受け入れてくれることを切に願っています。異邦人伝道に使命を受け、数々の迫害と試練に遭いながら、自分を迫害している同胞の救いのためにも篤い心をもってこの書簡を記した著者(おそらくパウロであろうと思われる)の熱意を感じ取り、私たちもまた同族である日本人の救いのために、心を奮い立たせて、福音宣教に励む者でありたいと願います。
https://www.bible.com/bible/81/heb.13.18-25.ja1955