ITmedia 『IBM、“MSフリー”なデスクトップPC提供へ』,
PC Watch 『IBM、「脱Microsoft PC」を2009年までに10億台提供』 より
IBMがCanonical,Novel,Red HatなどといったLinuxディストリビュータと協力して、Windowsを搭載しない「脱Microsoft PC」を提供する計画を発表したそうです。
今のPC業界は、いまだに旧OSであるWindowsXP需要に牽引されており、最新OSであるはずのWindowsVistaは、多くの企業も手を出すのをためらっている状況です。実際にVistaに切り替えたと言っている企業は、自ら事例を作りだして販売を立てようとするソフトウェアベンダーや、Windows2000などの古いOSを使用してきた企業がほとんどで、WindowsXPからVistaに移行するという企業はかなりの少数派です。
一方、最近はPC本体がどんどん低価格化してきて、PCの価格の多くの部分をWindowsとMS-Officeが占めているという状況です。
そんな中で、WindowsXPからLinuxへの移行を促すという意味でも、このIBMの戦略は大きな意味があります。とはいえ、これは世界レベルでの話。英語圏ではともかく、日本や中国など2バイト文字を扱う国では、各国語(特にフォント環境)への対応という意味で、まだまだLinuxは成熟していない面があります。日本でも通用するかどうかは、フォントを含めた日本語環境がいかに充実するかにかかってくると思います。
PC Watch 『IBM、「脱Microsoft PC」を2009年までに10億台提供』 より
IBMがCanonical,Novel,Red HatなどといったLinuxディストリビュータと協力して、Windowsを搭載しない「脱Microsoft PC」を提供する計画を発表したそうです。
今のPC業界は、いまだに旧OSであるWindowsXP需要に牽引されており、最新OSであるはずのWindowsVistaは、多くの企業も手を出すのをためらっている状況です。実際にVistaに切り替えたと言っている企業は、自ら事例を作りだして販売を立てようとするソフトウェアベンダーや、Windows2000などの古いOSを使用してきた企業がほとんどで、WindowsXPからVistaに移行するという企業はかなりの少数派です。
一方、最近はPC本体がどんどん低価格化してきて、PCの価格の多くの部分をWindowsとMS-Officeが占めているという状況です。
そんな中で、WindowsXPからLinuxへの移行を促すという意味でも、このIBMの戦略は大きな意味があります。とはいえ、これは世界レベルでの話。英語圏ではともかく、日本や中国など2バイト文字を扱う国では、各国語(特にフォント環境)への対応という意味で、まだまだLinuxは成熟していない面があります。日本でも通用するかどうかは、フォントを含めた日本語環境がいかに充実するかにかかってくると思います。
姉のところは2,000ですが(会社関係のやりとりをしている関係もあって)Vistaにはちょっと向かないところがあります。私自身もXPの方が使い慣れていることもあります。