伊藤ファミリーBLOG

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【COGHCC聖書通読】 2019/11/01

2019-11-01 07:45:24 | 一日一章・聖書通読日記
民数記 24:1-9

バラムはイスラエルを祝福することが主の心にかなうのを見たので、今度はいつものように行って魔術を求めることをせず、顔を荒野にむけ、 目を上げて、イスラエルがそれぞれ部族にしたがって宿営しているのを見た。その時、神の霊が臨んだので、 彼はこの託宣を述べた。「ベオルの子バラムの言葉、目を閉じた人の言葉、 神の言葉を聞く者、全能者の幻を見る者、倒れ伏して、目の開かれた者の言葉。 ヤコブよ、あなたの天幕は麗しい、イスラエルよ、あなたのすまいは、麗しい。 それは遠くひろがる谷々のよう、川べの園のよう、主が植えられた沈香樹のよう、流れのほとりの香柏のようだ。 水は彼らのかめからあふれ、彼らの種は水の潤いに育つであろう。彼らの王はアガグよりも高くなり、彼らの国はあがめられるであろう。 神は彼らをエジプトから導き出された、彼らは野牛の角のようだ。彼らは敵なる国々の民を滅ぼし、その骨を砕き、矢をもって突き通すであろう。 彼らは雄じしのように身をかがめ、雌じしのように伏している。だれが彼らを起しえよう。あなたを祝福する者は祝福され、あなたをのろう者はのろわれるであろう」。

呪術師バラムは、イスラエルを祝福する神の御心に変わりはないことに気付き、もはや魔術を行って主の意向を伺うこともせず、目を上げてイスラエルの宿営を見渡しました。神の御心を知る者は、現実を直視します。そして呪いや魔術を捨てたバラムに、神は新しい霊を送り、語るべき言葉を授けました。神の霊は私たちの心の目を開き、祝福の世界を見させてくださいます。そして霊の世界からこの世の遠い未来までを見通す新しい世界観を授け、幻の内にイスラエルの祝福と、敵対する国々の末路を語らせました。私たちもまた霊の世界に目が開かれるとき、神の祝福された民イスラエルを祝福する者とならせていただきたいと願います。

https://www.bible.com/bible/81/num.24.1-9.ja1955

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民数記 24:10-14

そこでバラクはバラムにむかって怒りを発し、手を打ち鳴らした。そしてバラクはバラムに言った、「敵をのろうために招いたのに、あなたはかえって三度までも彼らを祝福した。 それで今あなたは急いで自分のところへ帰ってください。わたしはあなたを大いに優遇しようと思った。しかし、主はその優遇をあなたに得させないようにされました」。 バラムはバラクに言った、「わたしはあなたがつかわされた使者たちに言ったではありませんか、 『たといバラクがその家に満ちるほどの金銀をわたしに与えようとも、主の言葉を越えて心のままに善も悪も行うことはできません。わたしは主の言われることを述べるだけです』。 わたしは今わたしの民のところへ帰って行きます。それでわたしはこの民が後の日にあなたの民にどんなことをするかをお知らせしましょう」。

イスラエルを呪うためにバラムを招聘したモアブの王バラクは、彼が自分の意に反して3度もイスラエルを祝福する言葉を語ったことに業を煮やし、バラムのために用意した莫大な報酬の支払いをすべて取りやめると怒りました。しかしバラムは、自分は最初から神がお告げになったことだけを語ると告げたはずではないかと反論し、自分の国に帰る前に、イスラエルの民がこの後どのようになるか、モアブをはじめカナンの地の先住民がどうなるかを告げると答えました。一度はバラクの報酬に目がくらんだバラムでしたが、神の使に出会って自分の使命を確信し、自分の欲望を満たすために人の意に添う言葉を偽って語ることよりも、自分の利益を求めずただ神の言葉だけを語るべきことに気付かされたのでした。人は誰しも、神の意志を越えて何事もなすことはできません。神に対して偽るか、欲望のために真理に背くか、決断を迫られるときにも、私たちは常に真実であるべきです。

https://www.bible.com/bible/81/num.24.10-14.ja1955

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民数記 24:15-25

そしてこの託宣を述べた。「ベオルの子バラムの言葉、目を閉じた人の言葉。 神の言葉を聞く者、いと高き者の知識をもつ者、全能者の幻を見、倒れ伏して、目の開かれた者の言葉。 わたしは彼を見る、しかし今ではない。わたしは彼を望み見る、しかし近くではない。ヤコブから一つの星が出、イスラエルから一本のつえが起り、モアブのこめかみと、セツのすべての子らの脳天を撃つであろう。 敵のエドムは領地となり、セイルもまた領地となるであろう。そしてイスラエルは勝利を得るであろう。 権を執る者がヤコブから出、生き残った者を町から断ち滅ぼすであろう」。 バラムはまたアマレクを望み見て、この託宣を述べた。「アマレクは諸国民のうちの最初のもの、しかし、ついに滅び去るであろう」。 またケニびとを望み見てこの託宣を述べた。「お前のすみかは堅固だ、岩に、お前は巣をつくっている。 しかし、カインは滅ぼされるであろう。アシュルはいつまでお前を捕虜とするであろうか」。 彼はまたこの託宣を述べた。「ああ、神が定められた以上、だれが生き延びることができよう。 キッテムの海岸から舟がきて、アシュルを攻めなやまし、エベルを攻めなやますであろう。そして彼もまたついに滅び去るであろう」。 こうしてバラムは立ち上がって、自分のところへ帰っていった。バラクもまた立ち去った。

神の霊によって目が開かれたバラムは、モアブの地のみならず、エドム人の地、アマレク人、ケニ人、更にアッシリア、キプロス島に至まで、遠い将来のことを預言して語りました。そして特筆すべきは、ヤコブから出た一つの星、イスラエルから起きる一本の杖とは、まさしく来るべきメシヤ、主イエス・キリストの到来を告げる預言です。神はこのとき既にイスラエルを祝福の基として、この世の終わりに起こるべきキリストによる救いまで預言されたのでした。神は旧約聖書の時代、新約聖書の時代、そして現代に至るまで、一貫して永遠の救いを告げ知らせるために記されています。神の霊によって心の目が開かれた者だけが、神の御心を正しく知り、約束された永遠の祝福に与ることができるのです。

https://www.bible.com/bible/81/num.24.15-25.ja1955
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【今日の聖句】 2019/11/01

2019-11-01 05:10:37 | 今日の聖句
マタイによる福音書 12:18 新共同訳

「見よ、わたしの選んだ僕。 わたしの心に適った愛する者。 この僕にわたしの霊を授ける。 彼は異邦人に正義を知らせる。」

主イエスこそ神に選ばれた僕、神の御心に適い愛された者、神の霊を宿すまことの君なるお方です。主イエスの語られた御言葉を通して正義を知り、神から遠く離れた異邦人の私たちさえも神の祝福に与る者としていただいたさいわいに心からの感謝を捧げ、従いたいと願います。

https://www.bible.com/bible/1819/mat.12.18.新共同訳
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