毒入り餃子問題（２）

asahi.com 『自主回収する中国製商品リスト　中毒問題』 より

昨日の報道から一夜明けてなお、問題は拡大しているようで、冷凍食品を食べて中毒症状が出た人も続々と名乗り出てきたようです。自主回収を始めた冷凍食品も数多くなってきました。

世間一般で中国産の冷凍食品に対して疑いの目が注がれていますが、こんな状況の中、今日の社員食堂で出た昼食の副菜は、なんと餃子でした。どう考えても日本国産とは思えず、はたしてこの餃子を食べても大丈夫だろうか？と不安を感じましたが、周囲を見渡して、食べている人が続々と出ていたことを確認して、餃子を口にしました。それでも「おかしな味がしないだろうか？」と恐る恐る食べたのは言うまでもありません。

夕方になって、掲示板に「調査の結果、社員食堂の食材は問題ありません」という貼り紙が貼ってありましたが、よりによって昨日の今日で餃子をメニューに出すとは…「空気読め！」と大声で叫びたくなったのは言うまでもありません。

またもや中国産食品

asahi.com 『中国製ギョーザで１０人中毒症状　農薬検出　千葉・兵庫』 より

またもや中国産の食品で、今度は毒物（農薬）による中毒事件が発生しました。実際にスーパーで購入可能な製品で、実際に健康被害にあった方が複数おられるので、今までの事件よりも更に深刻な様相です。

検出された農薬「メタミドホス」のLD50が16mg/kg（投与された半数が死に至る、体重1kgあたり摂取量が16mg）というのは、極めて毒性の高い物質ですが、残留農薬として考えるのはちょっと困難なように思います。とはいえ、中国産農作物や魚介類が農薬まみれであることは有名な事実で、中国国内でも食さないといいますから、深刻な事態です。

自分たちのすぐ身の回りで、ここまで「食の安全」が脅かされている現状は、輸入業者だけの対応では限度があります。国を挙げて対策をしっかりしていただかないと、第二第三の事故が起こるのではないかと危惧します。

それと同時に、今年行われる予定の北京オリンピックで、選手や観覧客の食事は本当に大丈夫だろうか？と一抹の不安を感じます。今後、オリンピック開催地の選出には、更には様々な国際大会やイベントも含めて、このような社会基盤の安全性をもっと重要視すべきではないでしょうか？

新型インフルエンザの脅威

asahi.com 『新型インフルへの国の対策点検　与党ＰＴが２９日初会合』，
『新型インフルエンザ「国家の危機」　与党ＰＴ、対策検討』 より

鳥インフルエンザから変異して人間に感染する可能性が指摘されている「新型インフルエンザ」に関するプロジェクトチームが、初の会合を持ったとのことです。

もし世界的に流行したら、日本国民の１／４（約３，０００万人）が感染し、６４万人が死亡する可能性があると言われるのに対し、ワクチンの備蓄はタミフルと合わせても４，０００万人分どまりで、とても国民全員には行き渡らなさそうです。また、ワクチンを投与しても、交代が出来るまでには半年かかると言うことですから、とても対策が間に合いません。

今日、会社で「万が一、新型インフルエンザに感染したら絶対に外出しないように」との通達が産業医からあったと連絡がありましたが、そう言われても無理矢理会社に来て仕事をしようとする無茶な人が必ずいるわけで、そういう人こそ強制的に隔離してほしいと願うばかりです。

マクドナルドの店長は管理職か？

asahi.com 『マックの店長は「管理監督者」にあたらず　残業代認める』 より

マクドナルドが店長を「管理職」だと主張して、長時間労働を強いたり残業手当の支払いを逃れていたということで争われていた裁判で、東京地裁は管理職とは認められない、という判決を出しました。

マクドナルドだけでなく、飲食業界その他チェーン店舗を展開する業界では、社員を管理職扱いとして、無理な労働を強いたり、人件費削減の格好の隠れ蓑にしているのが現実です。マクドナルド側は控訴して裁判で争う構えのようですが、このようなゆがんだ雇用制度こそ徹底的に見直されるべきだと思います。

電気盗・書類送検

YOMIURI ONLINE 『電気盗を書類送検、身障者宅の屋外コンセントから３年間』 より

身体障害者の家庭の屋外コンセントから、延長コードで自宅に引き入れて電気を使用していたという「電気盗」が書類送検されたとのことです。とはいえ、立件されたのは、過去約３年分の被害のうち、使用した裏付けが取れた３日間の７１円分ということです。

たかが３日分７１円、３年間続けてもたった５万円の窃盗で書類送検されたなんて、なんと馬鹿馬鹿しい事件かとも思いますが、この程度の社会的秩序さえ守れない日本人が多くなったかと思うと、なんだかやりきれない思いがします。

名古屋日帰り出張

今日は名古屋でシンポジウムがありました。開始時間が9時半で、朝一番の新幹線で行けば間に合うということで、日帰り出張になりました。

とはいえ、5時半前に起きて急いで支度をし、6時前に自宅を出ないと間に合わないので、万が一寝坊してしまっては大変。目覚ましは5時20分頃にかけておいたのですが、4時半頃に一旦目が覚めて、その後はうつらうつらしていたので、結構眠かったです。新幹線の中で朝食を取り、軽く仮眠するかしないかのうちに名古屋に到着しました。

シンポジウムの後、懇親会にも参加してきたため、帰りの新幹線も小田原に停車する最終のひかりに乗車し、自宅に着いたのは23時頃。合計17時間外勤していたことになります。途中、移動にかかった時間が長かったのですが、結構疲れました。

WindowsXP vs Vista

INTERNET Watch 『「Windows Vistaは、XPよりもセキュリティが上」と開発責任者』 より

WindowsVista が一般向けにリリースされてから約１年、間もなくSP1も提供される頃と思いますが、Vistaの開発責任者が古いOSのWindowsXPを引き合いに出して、セキュリティ面で向上したとわざわざ公表したそうです。新しいバージョンのOSを出す以上、セキュリティだけでなく、機能面での向上が図られていないなんてことはありえない訳で、いかにユーザーがXPで満足しているか、いかにVistaへの移行が進んでいないかを物語っているものと思えます。

XPでも機能的には充分満足できるレベルに達していますし、Vistaを快適に動かすにはハードウェアに対する投資が必要です。新しいハードウェアに更新してもVistaよりXPの方が快適に使えるのですから、少なくとも業務効率を最優先に考える企業ユーザは、今の段階であえてXPからVistaに移行するはずはないと思います。

Vistaがリリースされる前、Windowsの最大のライバルは（旧版の）Windowsだと言う記事を読んだことがありますが、まさにその通りになっているのではないでしょうか？

雪の朝

asahi.com 『東京都心で２年ぶりの雪景色　関東周辺で雪』 より

昨日の夜の天気予報では、今朝は関東地方南岸で雪との予報だったので、交通機関が乱れるのではないかと思い、いつもより少し早めに起きました。窓から外を眺めると、雪が降っている形跡がなかったので安心していたのですが、会社に行く支度をしていたところ、新聞を取りに行ったうちの奥さんから「雪が降ってる」と聞いて大慌て。急いで支度していつもの電車の１本前に間に合う時間に出かけました。

ぼた雪が降る中、家から駅まで歩いていったのですが、電車に乗った時は外が雪だったのに、到着したら雨。月曜日は逆のパターンで、家では雨で会社の近くでは雪だったので、その時によっていろいろ変わるのだなと思いました。

それでも今日は、一日中冷蔵庫のように冷たい日でした。

Suicaのトラブル

今朝、いつものようにSuica定期券で改札を出ようとしたところ、いきなりエラーが出て足止めを食らいました。「係員のいる改札窓口をご利用ください」という案内が流れたので、改札窓口に行ったところ、「入出記録にエラーがあります」と言われ、駅事務室の中にある装置にSuicaをセットして、なにやら操作をして「これで使えるようになりました」というので、とりあえずそのまま会社に向かいました。

帰宅時、ホームに電車が入ってくるのが見えて、急いで改札を通ろうとしたら、またもやエラー発生。朝と同じように「係員のいる改札窓口をご利用ください」といわれ、もう一度改札窓口に行って、朝と同じ装置にSuicaを入れて操作してもらって、今度こそ使えるようになったのですが、この間の手続きに時間がかかり、乗ろうとしていた電車には目の前でドアを閉められてしまいました。車掌に乗せてくれと行ったのですが、もう発車しますから、と取り合ってもらえませんでした。私の落ち度ではなくSuicaのトラブルのせいだったのに…しかもその後２０分くらい電車がない時間帯だったので、非常に悔しい思いをしました。

センター試験中に携帯の着メロ

asahi.com 『再試験対象者、最多１２１１人　センター試験』 より

先ほどニュースで、センター試験中に携帯の着メロが鳴って再試験になった、という話を聞きました。公の場では携帯の電源を切ることは社会的な常識であるのに、英語のリスニング試験中に着メロが鳴るだなんて、しかも、ただでさえ音が小さいとか機械のトラブルが多いリスニング試験で起こっただなんて、受験生としての自覚が足りないと思います。

最近の若者たちは、そこまでして携帯がないと生きていけないのでしょうか？

持ち主以外の受験生を再試験の対象としたということですが、こんな不始末をしでかした持ち主は、いかなる理由があるにせよ、リスニング試験失格としてもよいのではないかとさえ思います。

古いPCの再生

ちょっと前まで教会の事務用に使っていたデスクトップPCを再整備して、もっぱら牧師と教会会計が事務用に使う専用PCと、教会に来る人誰でも自由に使えるフリーアクセス用PCの2台体制にしました。というのも、昨年以来、短期宣教師が次から次へとやってきたり、その他の教会員がたとえばWebを見るだけにPCを使って本来の事務が滞ったり、あるいは重要なデータを間違って消去されたしまわないように、このような体制を整えてみることにしました。

まだLANケーブルの引き回しが必要なことと、プリンタをどうするか？という課題があるのでまだ積み残しはありますが、古いPCにも粗大ゴミ行きになる前にもう一仕事してもらって、教会の事務的な効率アップにつながればよいと思います。

ヤッターマン再び

ITmedia 『「ヤッターマン」OP曲騒動　「意見は真しにとらえる」と読売テレビ』 より

今から20年ほど前の人気TVアニメ「ヤッターマン」が、つい先日リメイクされて放映が開始されましたが、さっそく往年のファン層から、いろいろと言われているようです。

私はオリジナル作品はあまり見ていなかったのですが、Gyaoで配信が開始されたというので、夜もかなり更けてから、眠い目をこすりつつついつい見てしまいました。

たしかに昔のオリジナル作品に対する思い入れは強いかと思いますが、オリジナル作品をそのままリメイクしても、平成の子どもたちが楽しめるか？現代にマッチしているか？と考えると、結構手を入れなければならないのではないかと感じました。過去の大ヒット作品のリメイクには同じく労があるかと思いますが、過去のイメージを残す必要と、打破しなければならない部分と、両方が必要ではないかと思います。とはいえ、この作品（だけでなくタイムボカンシリーズ全体にいえることですが）の根底にあるものは、勧善懲悪と、元気が出るテーマ曲にあるのではないかとは感じました。

またもやアイドルのブログ炎上

Infoseek楽天ニュース 『「足を見るオジサンはチカン」　アイドル「AKB48」大島ブログが大炎上』 より

成人の日の夜に放映された「オジサンズ・イレブン」という番組で、成人式を迎えた若者たちと、レギュラー出演者のオジサンたちがトークバトルをするという企画でしたが、新成人の１人として出演していたアイドルグループ「AKB48」の大島というアイドルが、「ミニスカートの足下をオジサンが見るだけで痴漢だ」と、自分がアイドルという立場をわきまえていない発言に対して、ブログが炎上したそうです。

AKB48は昨年末の紅白にも出演したことで人気が出ているのでしょうが、はっきりいって、アイドルという立場を理解していない。現に、同じコーナーでタレントの「時東ぁみ」さんは、「ファッションとして足を出しているのだから見られることは当然。こういう仕事をしている以上、見られることはありがたい。」と、きちんとタレントとしての自覚が見られた点で、むしろ好感が持てました。

真冬なのにわざわざギリギリのミニスカートをはいて、それでいて勝手に痴漢だと思われたら、はっきりいって迷惑です。ごく一般的なオジサンは、痴漢と間違えられないよう、いつも目のやり場に困っているのです。そんな身勝手なファッションなど、一刻も早くやめてほしいものです。

超薄型 MacBook Air 登場

ITmedia 『アップル、厚さ19.4ミリの“0スピンドル”モバイルノート「MacBook Air」を発表』 より

Apple 社が、かねてから噂になっていた超薄型ノートPC「MacBook Air」を発表しました。最厚部で2cm，手前側の最も薄い部分では4mmという「薄さ」でありながら、バックライト付きのキーボード、つまんだりこすったりして操作が出来るマルチタッチのタッチパッドを備えているということで、技術的・構造的にはものすごく興味ある製品です。

この薄さにこだわったがゆえに拡張できる部分が少なく、メモリは増設不可、バッテリーも交換不可、Macで初めてFireWireさえ省略したモデルになっているそうです。薄くてクールなデザインは良いのですが、使うことを考えると実際どうなのかな？と気になります。

「できる」≠「してもよい」

うまく一言で表現できなかったので、こんなタイトルになりましたが、ある人と話をしているときに感じたことなのですが、「何かが出来るようになる」ということと、「それを実際に行ってもよい」ということは全く違うということです。

とくに技術系の人に多いことですが、技術的に何かが出来るようになると、それを実際に実行してみたくなる気持ちが出てくることはごく自然な思いです。でも、それを実際に実行に移して良いか？というと、必ずしもＯＫではない。技術的には可能であっても、倫理的なこと、道徳的なこと、社会的観点、人間関係、経済的事情…さまざまな観点で「それを行っても良いか？」という課題をクリアしてはじめて「実行してもよい」ということになるのではないかと思います。

時にそれを勘違いして、何か出来るようになったらすぐに実行に移してしまうと、さまざまな弊害が出てくることがあります。可能なことと、してもよいことの区別を、常に冷静に判断できれば、あんなことしなければよかったのに…と後悔することが少なくなるのではないかと思います。