名古屋季節だより

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そして尾張名古屋からの季節だより

453 「薄墨の、河津桜」

2015-03-04 07:39:21 | 日記


 東京は夜来風雨の雨、

 節季は雨水から啓蟄へと、



 学年末の慌ただしさの学校生活、

 終業式まで駆け込むように走り抜けたい、

 今こそひたすら、


 
 教育同盟「機関紙」3月号を発送する、

 昨日の校正の早朝、

 木場公園を通って行く、

 曇り空に霧雨が時折降り注ぐ、

 薄墨の下、

 河津桜並木に人は居ない、



 



 



 



 



 見られることなく咲く桜、

 曇天の下の桜色、

 一輪を見つめると、

 可憐、



      



 雨足が強くなる、

 淡墨桜よ、また会おう、



 



 



 桜の輪の奥に、

 白木蓮の蕾が、

 まだ暖かそうな衣に眠っている、



 



      



 柊南天の蕾が黄色い衣を感じさせる、



 



 シナマンサクに山茱萸が咲き始める、

 春はやはりそこまで来ていた、



 



 



 



 ミモザは一足早く春の装い、



 



 葉の落ちたユリノキに、

 枯れた萼(ガク)と果実が

 カラカラと風に音を立てて、



      



      



 寒冷地に咲く、

 エリカが遠くで見るとモコモコと、



 







 飛び去ろうとする白梅を見つける、

 清楚、