めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

珈琲屋の人々—宝物を探しに (池永 陽)

2015-10-17 21:56:54 | 本(普通) あ行の作者

出ました♪  
 ヽ|・ω・|ゞ
『珈琲屋』の 3作目

と言っても、そもそもは この珈琲屋シリーズを知ったのが、この3作目をたまたま新聞広告部分で見かけて、遡って読んだら気に入ってしまった・・
という 逆の順番だったりなんかしたのですが~~
( ̄∀ ̄;)

でも、前回、2作目 の終わり方が終わり方だったもので…
(冬子が刺されて意識不明のまま、救急搬送されるシーンだったという…)
(゜◇゜;)

それが なんごともなく…
3作目再開で…  (んんん ?)
と思いきや、まさか!

いつまでも煮え切らない(=贖罪ということですが…) コースケに冬子を巡る 最大のライバル出現 ! か…
(まー、 ありがちと言えば ありがちなパターン ?!)
第一、冬子の主治医だったDr.(=バツイチ)だし…

まぁ、 この、笹森先生 と冬子の「LOVE」の行方を中心になっている構成でしょうかね…
今回の3作目は。

その中の一つ、『蕎麦の味』は、冬子の実家=辻井が舞台のストーリー。
お母さんの典子さんは、(まぁ、当然と言えば当然の話の流れなのですが…)
殺人者のコースケよりも、ステータスも遥かに上を行き、かと言って性格も良く 見た目もよろしい笹森先生と 自分の娘がゴールインして欲しいという願望を持つわけですな。
しかし、これは、一時的なもので、やがては 本当に母親として望むのは 娘の幸せであるという結論。

この章が 今回、1番気に入ったし、このシリーズらしさが最も良く表れていたと思います。

そして、他の話でも、商店街や 島木や身近な人々のエピソードが綴られていて、
かんじんの(気になる!)冬子の、笹森先生へのプロポーズに対する返事は4作目に持越し~
 (;゜ω゜ノ)ノ
というところで、
でも、コースケの気持ちは コースケなりに冬子に精一杯伝えたところで今回終わったので、
さて、次回作の発刊が早くも楽しみです。
コメント
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