西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

お囃しロックをライブハウスで、から考える

2011-01-08 | 生活・空間・芸術と俳句・川柳・短歌・詩
今朝のラジオ「カルチャー・アンド・サイエンス」で、ライブハウスで「お囃しロック」の演奏の試みがあって、大いに受けていた、ということだった。

これは、お囃し(落語などの出囃しをイメージ〉側からロックバンドに働きかけて実現したようだ。曲の選び、編曲、リハーサルなど大変だったが、とにかく新しいことへのチャレンジ、張り切って取り組んだようだ。

今後は、洋楽(クラシック)、現代音楽などともコラボレーションしたいと言っていた。

ここで、考えたのは、様々な音楽のコラボ、融合の試み(音楽ソフトの創造)とそれらを受ける演奏空間の対応という問題である。

上記は、お囃し側主導で、ロックバンドとコラボし、演奏空間にロック側のライブハウスを選んだということだ。まあ少数派演奏集団が多数派演奏空間に「乗り込む」という形だ。

前に確か雅楽の演奏家が洋楽とのコラボをしたという事例もあったっけ。


こういうことをつらつら考えていたら、「ハッ」と思った。我々「けいはんな市民雑学大学」でも協力して「新しい試み」をしようとしているのだ。

バイオリニスト梅沢和人さんの発案で「お寺でバッハ 祈り~時空を超えて」を企画している。

市民教授:バイオリン梅沢 和人(桐朋学園大学音楽学部、エール大学大学院音楽科を首席卒業、テネシー州ナッシュビル交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団等のコンサートマスター歴任)
オーボエ:浅川和宏(大阪フィルハーモニー交響楽団首席奏者ー友情出演ー)
弦楽アンサンブル:奈良女子大管弦楽団有志

曲目:バッハ作曲無伴奏ソナタ&パルティータ、バイオリンとオーボエのための協奏曲
とき:2011年(平成23年)3月26日(土)開場13時30分、開演14時
ところ:一心寺 三千佛堂ホール(大阪市天王寺区逢阪2-8-69)
定員:200名 参加費:ワンラージコイン(500円)

座席に限りがありますのでチケット発行します。受講希望者は、以下の電話に連絡下さい。このブログみたことを申し添えて下さい。定員オーバーの場合、ご容赦下さい。

「けいはんな市民雑学大学運営委員会」090-7880-6787(渡辺)
「梅沢和人のバッハをお寺で聴く会」代表 梅沢和人090-7764-6080

素肌美人論

2011-01-07 | 色々な仮説や疑問
最近、(我が国の)若い女性は余り化粧しないようだ。(夜のNHKTVによる)男性の目を気にすることがなくなったのかもしれない。

また、合コンより「女子会」が流行っているようだ。まあ、男性のほうも「草食系」と言われ、荒々しいのは忌避されるらしい。これには、私も批判的である。もっと「男性的」であるべし。

だが、女性が余り化粧しないことには、特に驚かない。元々、風土の違いもあるが、日本女性は西洋の女性のように厚化粧ではなく薄化粧であった。それが、究極までいくとスッピン、素肌になるのである。

まあ、木造建築でも伊勢神宮のように何も塗らない無垢の木が好まれる。(平城宮跡の朱雀門や大極殿の朱の柱は中国風のものである)魚も素材そのものの刺身が一番なのだ。

化粧品のような化学物質で肌を被うのは、健康に良くないとも思う。素肌美人、大賛成である。

誰が龍馬を殺したかー東北からの一視点ー

2011-01-06 | 歴史とのつながり、歴史の面白さ
最近来た雑誌『学士會会報』886号(2011年-Ⅰ号)に色々興味深い記事があった。炬燵でつらつら読んだのだのだが、ここでは、歴史作家・星 亮一さん(東北大・文、昭和34年卒)の「龍馬の流儀」を取り上げたい。

その中で「誰が龍馬を殺したか」という興味深い問があり、会津藩士で京都見廻組組頭の佐々木只三郎が実行犯という通説に真っ向から反対している。星さんは言います「殺す理由が希薄です。現場検証もなく、見廻組組員の証言のみ。現在の法律からすれば、証拠不十分で迷宮入りしたはずです。」と。

星さんが訪れた高知県立坂本龍馬記念館館長の森 健志郎さんは「戦争回避派の龍馬が生き残ると、倒幕派に不都合」「龍馬暗殺の黒幕は、倒幕派の首領、薩摩ではないか」と仄めかされたようだ。星さんも意気投合されたようだ。興味深い説と言えよう。

星さんは、「・・・東北は歴史上、ことごとく負ける運命にあります。奥州藤原氏が栄えた平泉は、頼朝に徹底的にいじめられました。戊辰戦争においても、秋田を除く東北全体が賊軍扱いを受けました。」と言っている。

昨年亡くなった山形出身の井上ひさしさんは、「いつも中央の都合で兵隊や労働者や女工に取られ、いつも押さえつけられるのが東北」という位置づけに反発し、日本国から独立する東北弁の『吉里吉里人』を描いたと述懐しています。

歴史は、絶えず見直され、各地域も正当な位置付けに落ち着くことが大切、と思わざるをえません。

「婚活」へのヒント(メモ)

2011-01-04 | 生活描写と読書・観劇等の文化
今度、こういったテーマで「卓話」の予定。これは「予習」である。

(1)目を見つめて! アイコンタクトは、愛コンタクトに通じる。

(2)目から言葉へ、言葉から行動の第一歩へ。

(3)共同理解は共同行動より。(視覚より入って、聴覚、味覚そして嗅覚、触覚で仕上げる)

(4)プロポーズは、古来は男性より(『古事記』より)、しかしバレンタイン・デーもあるよ。


(5)空疎な興奮でもなく平板な執務でもなくて生活は、計画ある営みである。(戸坂 潤)

(6)一人口は食べれなくとも二人口は食べられる。

(7)やはり「子はかすがい」か。

(8)縁は異なもの味なもの、噛めば噛むほど味が出る。

正月の身辺雑記ー孫との付き合いー

2011-01-03 | 生活描写と読書・観劇等の文化
正月の2日に名古屋に住む孫3人が私の娘とともにやってきた。

で、今日3日は、色々と付き合った。孫3人は、長孫男が14歳(中2)、次孫女が9歳(小3)そして末孫男が3歳(もうすぐ4歳)である。まず朝起きる3人の背丈を柱に記録した。3人とも夏休みの頃から1cm以上伸びている。末孫もペラペラ喋るので「うるさい」位だ。

朝食はパン食、オリジナルスープもあって良い。食後、午前中は長、次孫の宿題の「書き初め」、妻が習字やっているので、対応している。私は炬燵で読書、時々「大学駅伝」をテレビで見る。地デジはやはり「はっきり」見えて良いのかな。昼食は、電気鉄板で「お好み焼き」、イカや帆立貝も美味しい。

午後に近くの街区公園、更に隣り「町」の街区公園に行き遊ぶ。凧上げもした。一寸休んで「家に戻り、「おやつ」の時間でコーヒーとクッキーなど。6人全員で出かける。妻と長孫男は「買物」、娘と二人の孫及び私は「隣り町」の街区公園へ、ここの遊具は近所の街区公園のものより豊かだ。

「ターザン・ロープ」が二つあり、タイアをブランコの「板」としたものが付いた木製「ジャングルジム」もあって、近所街区の公園より良い。私は、つい「ターザン・ロープ」にぶらさがってみた。

タイア・ブランコについて、娘に「こういうのリ・タイア(Re-tire)と言うのだよ、タイア引退とともにタイア再利用だな」と言ってみる。少しは「受けた」ようだ。

こういう具合に複数街区公園も、標準設計で同じようにするのではなく、それぞれ「ユニーク」にし、住民が広域的に使い回すことこそ大切だと再確認するのだった。

孫達と付き合うのは「疲れる」が、新しい体験、発想も得られて良い、と思った。

明日、名古屋に帰るようだ。