西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

秋田市川反(かわばた)通り、赤煉瓦通りの味わい

2006-05-29 | 訪問場所・調査地
秋田市に5月26日から28日までいて、26日、27日と夜は「川反(かわばた)通り」で食事をし飲んだ。この通りは、秋田の「飲食街」であるが、秋田駅から西のほうに歩いて旭川を渡った所に南北にある通りで、正に旭川の川端通りなのだが、何故か字は「川反」と書く。これについても「あきたコンベンション応援団」の美人連に聞いた。この応援団が家政学会の受付応援をしていたので「暇な」時間帯に雑談してもらったのだ。その話によると、旭川のこちら側というか、昔の城のほうから見て川の反対側なので、「川反」と書いて「かわばた」と読ませたようだ。そうなのか、と思った。そう言えば、江戸でも金沢でも川の向こう側に廓街(red light zone)があった。「川反通り」も昔はそうだったのだろう。今は、秋田一の飲食街、私たちも少し季節を無視して「きりたんぽ」「しょっつるなべ」「はたはた」「稲庭うどん」など秋田料理を味わった。
その通りの、もう一つ西に「赤煉瓦街」があり、この通りは銀行や証券会社の立ち並ぶ通りである。一つ、元銀行の赤煉瓦の建物が記念館になっていて中も見学できるが、明治大正の昔はこういう赤煉瓦の建物がさらに幾つか並んで建っていたようだ。最後の日は雨になって駆け足見学でだったので、次回はゆっくり見学したいと思った。(写真は夜の川反通り)


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