日本家政学会の大会の特別講演で、石川 好氏の「私の考える家政学」を聞いた。石川さんは作家、秋田公立美術工芸短期大学学長である。普通、県立大学とか市立大学とかは聞くが、公立短大とは聞かないのでそれは何かと、後で実行委員長の石黒先生にお聞きすると、秋田市と周辺の市町村の共同立とのことだ。それはともかく、石川さんの話は刺激的だった。まず「家政学とは、男女の性の問題ではないか、アメリカの大統領選では中絶是か非かと論争している。最近は婚外子も普通に権利が認められてきている。日本で少子化を問題にしているが、男女の問題をタブー視している。」「家政学は専門の細かい重箱の隅に行かずに総合にも行くべきだ」「作家の直感で言うと、経済財政諮問会議で経済学者主導で何でも決まる風潮(小泉流)だが、むしろ家政学者が日本人の生活全般にわたって意見を言うほうが良いのでは・・」と言って、「ところで、家政学者と皆さん名乗っているのですか
」と壇上からの問いかけがあったが、誰も大きな声で「イエス」とは言わなかったのではないか・・。後日、石川さんの「経済学より家政学を!」と言った論考評論が出る感じがした。
」と壇上からの問いかけがあったが、誰も大きな声で「イエス」とは言わなかったのではないか・・。後日、石川さんの「経済学より家政学を!」と言った論考評論が出る感じがした。
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