西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

二つのチリ巨大地震のこと

2010-03-01 | 時論、雑感
チリ巨大地震が少し前に再度起こった。昨日は1.5メートルの津波が三陸沿岸と高知県で記録された。幸い事前避難等が徹底され犠牲者は出なかった。

思い起こすと、50年前、1960年5月22日(現地日付)に同じチリ沿岸で起こった巨大地震による大津波が太平洋を渡り22時間後に三陸のリアス式海岸に押し寄せ、今回の倍の3メートルにも及び、全国で死者が142名も出たのであった。当時、私は大学1年生で、「安保闘争」に目を奪われていたが、さすがにこのチリ巨大地震と大津波、犠牲については津波の恐れのない京都盆地にいたけれども、良く覚えている。

まあ、当時は現在のような予測、警報、注意報システムが確立していなかったから、大津波の「不意打ち」を食らって大惨事になったのだ。今回は、その反省にたって「システム」が確立し、事前に予報や各種の警報、注意報などが出されるようになって進歩したと思う。

それはおいて、今度のチリの地震、すぐ前のハイチの地震に対する日本の援助は早急に取り組むべきことは論を待たないだろう。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿