加山雄三、千住真理子さんの話聞く 2010-07-18 | 文化論、科学・技術論 昨日、今日とラジオで加山雄三さん(俳優・歌手、73歳)と千住真理子さん(ヴァイオリニスト、48歳)の話を別々に聞いた。二人ともたまたま慶応大学の出身、色々、多面的な人生を生きている。 まあ普通「順風満帆」で来たと思うかもしれないが、色々と苦労していると分かった。そういう悩み、苦労を乗り越えるのが人生だな、とゆっくり噛みしめた。
何でもない「点景建物」保存の重要性 2010-07-18 | 地域居住学 歴史的建築物の保存というと、現在、点的に価値あるものは、国宝、重要文化財として、線的、面的に残っている建造物群は「重要伝統的建築群」として保存という仕組みがある。 ところが、ここにきて、昔は何でもない普通の建物だったが、それを今潰してしまうと、その通りや町には昔を思い出す「よすが」が、写真やスケッチ(場合により模型)しかなくなってしまうのだ。 仮に点景として少し離れていても当時の町並みを形成していた建物がいくつか残っていれば、それらの軒や屋根、壁などを「想像で連続的につないでみる」ことで、当時の町並みが彷彿としてくるのである。 私は、知っている金沢や奈良で、そういう普通の昔の点景建物の保存を訴えたい。