1分間78回転のSP盤レコードをかける蓄音器が、私の子ども時代(1941年~1960年頃)、金沢の生家にあった。それは、二階の12畳間の座敷の床の間に「鎮座」していた。
それは、ラッパが付いている型ではなく「ボックス型」と言おうか、前面の「扉」を開けると、そこから音が出てくるタイプで、子どもの私は「不思議」で、この奥に「誰か潜んでいるのでは・・・」と何度も思った。ゼンマイ仕掛けで手動ハンドルでゼンマイを巻いた。
レコードも持ち運び出来る収納箱にぎっしり入っていて、歌、音楽というより祖父が好んでいた浪曲などの盤も沢山あったと記憶している。残念ながら、この蓄音器は妹夫婦が家を建て直す時に捨てたか「古道具屋」に売り払って今はない。
ところで、夕べ「うつらうつら」ラジオ深夜便を聞いていたら、金沢蓄音器館の館長の八日市屋 典之さん(昭和26年生)がインタビューに応じていた。調べてみると、金沢市尾張町にあって来年で設立十周年と言う。知らなかった。今度行ったとき立ち寄って、私の家にあった型もあるかどうか調べてみたい。
私の生家の場合、音楽を聞く器械というより「床の間の調度品」という感じであった。
金沢蓄音器館:http://www.kanazawa-museum.jp/chikuonki/index.htm
それは、ラッパが付いている型ではなく「ボックス型」と言おうか、前面の「扉」を開けると、そこから音が出てくるタイプで、子どもの私は「不思議」で、この奥に「誰か潜んでいるのでは・・・」と何度も思った。ゼンマイ仕掛けで手動ハンドルでゼンマイを巻いた。
レコードも持ち運び出来る収納箱にぎっしり入っていて、歌、音楽というより祖父が好んでいた浪曲などの盤も沢山あったと記憶している。残念ながら、この蓄音器は妹夫婦が家を建て直す時に捨てたか「古道具屋」に売り払って今はない。
ところで、夕べ「うつらうつら」ラジオ深夜便を聞いていたら、金沢蓄音器館の館長の八日市屋 典之さん(昭和26年生)がインタビューに応じていた。調べてみると、金沢市尾張町にあって来年で設立十周年と言う。知らなかった。今度行ったとき立ち寄って、私の家にあった型もあるかどうか調べてみたい。
私の生家の場合、音楽を聞く器械というより「床の間の調度品」という感じであった。
金沢蓄音器館:http://www.kanazawa-museum.jp/chikuonki/index.htm