今朝の『朝日』で岩井克人さん(東大経済学部教授)が「資本主義は本質的に不安定」と言っている。
今度のサブプライムローンについて:「震源のサブプライムローンは、本来、信用度の低い人に貸すリスクの非常に高いローンだ。それが1件なら、どんな金融機関も引き受けないだろう。でも、それを大きく束ねて証券化すれば、リスクは薄めて見えるし、さらに多くの金融商品と組み合わせて厚く積み上げ、世界中にばらまくことで、そのリスクは表面から見えなくなった。(「汚染米」のようなものかな)
こうした金融商品は、多くの人々の間で安定的に取引され、すぐに換金できると思われていた。あたかも、人々がもっとも信用する貨幣のように見えてしまった。多くの人が信頼するから信頼が生まれると言う自己循環論法が、ここにも作用している。
その隠されたリスクだったサブプライムローンが破綻すると、ドミノ倒しのように、すべての金融商品の信用が失墜したのが、今回の危機の本質だ。」
誰だ、不安定なサブプライムローンを証券化し、「安全」と見せかけたのは?
そういことを言っても始まらないのかな。
「市場を通じて社会主義」と言っている中国やベトナムは、どう巻き込まれ、どう規制し、どう立ち直るのかな。ちょっと、無理なのかな。
1929年以来の「世界経済危機」と言う。ヨーロッパがいち早くまとまって対応策を出しているのが1929年時と違うひとつと言う。とにかく「資本主義」にも「社会主義」にも新たな試練の時であろう。
今度のサブプライムローンについて:「震源のサブプライムローンは、本来、信用度の低い人に貸すリスクの非常に高いローンだ。それが1件なら、どんな金融機関も引き受けないだろう。でも、それを大きく束ねて証券化すれば、リスクは薄めて見えるし、さらに多くの金融商品と組み合わせて厚く積み上げ、世界中にばらまくことで、そのリスクは表面から見えなくなった。(「汚染米」のようなものかな)
こうした金融商品は、多くの人々の間で安定的に取引され、すぐに換金できると思われていた。あたかも、人々がもっとも信用する貨幣のように見えてしまった。多くの人が信頼するから信頼が生まれると言う自己循環論法が、ここにも作用している。
その隠されたリスクだったサブプライムローンが破綻すると、ドミノ倒しのように、すべての金融商品の信用が失墜したのが、今回の危機の本質だ。」
誰だ、不安定なサブプライムローンを証券化し、「安全」と見せかけたのは?
そういことを言っても始まらないのかな。
「市場を通じて社会主義」と言っている中国やベトナムは、どう巻き込まれ、どう規制し、どう立ち直るのかな。ちょっと、無理なのかな。
1929年以来の「世界経済危機」と言う。ヨーロッパがいち早くまとまって対応策を出しているのが1929年時と違うひとつと言う。とにかく「資本主義」にも「社会主義」にも新たな試練の時であろう。