西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

CDで古典落語入門を聞く

2008-09-03 | 生活描写と読書・観劇等の文化
代替セラピー論Ⅱのオムニバス講義で、「笑いの治癒力」を2時間話す「羽目」になり、岩波現代文庫でノーマン・カズンズさんの『笑いと治癒力』同『続 笑いと治癒力』などを読んで勉強している。

ある先生が、単に理屈だけでは面白くないから2時間目は、落語をCDで聞かせたらどうか、と言われたので、私の生半可洒落話より古典落語の方が文化的な笑いを取り、気分すっきりになるかな、と一ヶ月先の準備で、古典落語入門をCDで聞いてみた。

今日は3本、柳家小さん「粗忽の釘」、柳家小三治「高砂や」、三遊亭円生「がまの油」である。昔、聞いた記憶が蘇ってきた。ただ色々解説しないと今の若い学生には分らない言葉や「光景」があると思った。それはメモしておこう。

話だけを聞いて、光景が思い浮かぶ話術は流石だな、と勉強になった。今日は笑う暇がなかった。