2022.5.26 頭痛、腹痛、冴えない木曜日

　木曜日。夫は休務日。
　昨日は日中の暑さにやられたのか眠気が酷く、早々と入浴して就寝した。夜中にお手洗いに起きることもなくたっぷり眠った筈なのに、今朝は目覚ましが鳴っても全然起きられない。
　ひとまずBSの朝ドラが始まるまでベッドにいようと二度寝を決め込む。時間になってテレビを点けるが、頭が割れそうに痛い。起き上がろうとすると、眩暈もして天井がグルングルン回っている。耳鳴りもする。夫にはLINEで「頭が痛くて起きられない」と連絡。

　その後、腹痛で、よろよろしながらお手洗いへ。1時間ほどの間に3往復。普通便から軟便、水様便とお腹が壊れてしまった。
　とにかく頭痛が酷く、全く起きられない。痺れを切らした夫が「早く何かお腹に入れて痛み止めを飲めば」と起こしに来る。

　結局、起き上がれたのは10時を回った頃。平日だというのに情けないことといったら、ない。
　頭痛と腹痛なのに、空腹である。夫が用意してくれた朝食をちゃんと平らげて、いつものミヤBM錠、タケプロンに追加してロキソニンを飲む。普段なら服用後小一時間もすれば効いてくるのになかなか頭痛が退かない。腹痛も相変わらず。

　これではとても電車に乗って移動は出来ない、とＷさんにLINEで今日のマッサージ延期をお願いする。先月はWさんが体調不良で1回飛んでしまったので、既に前回の施術から2か月近く経っている。
　土日は予約が取り辛いので、退職後は平日にお願いすることにしていたのだ。今回はラッキーなことに、明後日に変更することが出来た。ドタキャンで申し訳ない限り。
　Wさんご自身も頭痛持ちとあって、「頭痛の辛さはわかりますので、どうぞお大事に」と労われてしまった。

　洗濯物が溜まっているので洗濯機を廻す。明日は雨降りの予報なので尚更干しておかなければ、と既にお昼近くになってから夫と外干し。日差しはそれほどではなかったけれど、風が強く、乾くのにはそれほど時間がかからなかった。

　ようやく痛みが楽になってきたので、1日引き籠もるのもどうか、と軽くおやつを摂ってから夕方のY先生のビギナーヨガのクラスに向かった。呼吸観察から始まり、セルフマッサージの時間もたっぷりで、先週もリハビリの身にはちょうど良い強度だと感じた通りで、今日もリタイアせずに無事最後のシャヴァーサナを迎えられた。途中で頭痛がぶりかえすこともなく、ほっとした。
　夫と待ち合わせ、スーパーで食材を少し買い足し、カフェで一服してから帰宅。

　治療後、籠城蟄居の期間が1日短くなったとはいえ、制吐剤を飲んでいる間は間違いなく便秘、それが一段落すると今度は下痢という消化器症状の不調パターンは、エンハーツを開始以来ずっと続いている。
　辛い吐き気から解放されると、ついつい普通通りのつもりであれこれ予定を詰め込んでしまう。だから、こうしてお腹を壊すのも、無理をしないために身体が発する注意信号なのだろう。ちゃんと聞かなくては。

　明日は夫が出勤だから、今日のようにノロノロ寝ているわけにもいかない。
　夕方からは出かける予定なので、午前中はまた片付けを再開したいと思う。

2022.5.25 5か月ぶり造影CT撮影～頚部から骨盤

　昨夜は草臥れている筈なのに、野球観戦や久々に混雑した電車に乗って興奮していたのか、ベッドに入ってからなかなか寝付けず。1時半過ぎまでデジタル時計の数字を覚えているが、明け方5時前に早くも目覚めてしまう。3時間ちょっとの睡眠。十分寝直す時間があったのに、そのまま眠れずじまい。明らかに寝不足だ。

　今回は直前予約で久しぶりに病院に一番近いホテルに泊まった。コロナ禍になってから初めての宿泊だったが、これまでと色々勝手が変わっていて驚いた。これ以上切れないくらい人手を割愛している印象を受けた。こんな感じでは次回はもう宿泊しないかな、といったところ。以前は、施設としては古いけれどこじんまりしていて、ホスピタリティは割と良かったのだけれど。

　さて、朝一番でほぼ5か月ぶりの造影ＣT検査だ。朝食は抜きだから、起きてもあまりやることがない。一通りニュースを見てから浴槽足湯を済ませる。BSで朝ドラを視て、身支度をする。今日は、検査の予約時間を考えると普段の治療日より病院着が小一時間遅くて良い。

　地デジの朝ドラを視てから母にDuo通話。昨日、出がけにDuo通話をしたら、電子レンジが壊れてしまって困ったとのことだった。夫にお願いして家電量販店で単機能のものを見繕って送ってもらうことにしたところ、夫から朝、確認の連絡があったとのことだった。
　その夫、朝出かけたら利用している私鉄が人身事故でストップしており、駅前のカフェで動くのを待っているとの連絡があった。お疲れ様なことである。

　少し早めにチェックアウトしてホテルを出る。朝から日差しがきつい。今の時期の紫外線は要注意である。歩道脇には既に紫陽花が満開だが、なんとなく水不足でしおしおしている感じ。日傘をさして病院へ向かう。

　一昨年7月からエンハーツを始めてまもなく2年になる。始めた頃の副作用のきつさを思うと、よくここまで続けられたと思う。そして2段階減量して、4週間ごとに期間も伸ばして、よくぞ効いてくれていると思う。今回もそのエンハーツをこのまま続行してよいかどうかの効果測定である。

　予約時間のほぼ30分前にすんなり受付が終わり、すぐにCT準備室へ行くように言われる。まずは造影剤注入のためのルート確保の針刺しである。
　準備室の看護師さんははじめましてのＮさん。今日もブラトップとカットソー、ゴムのギャザースカートなので、着替えは不要だ。荷物をロッカーに入れ、右腕を差し出すと、「いつもここですね。血管が主張している」とのこと。

　造影剤用の針は太いが、今日はそれほど痛まずラッキーだった。普段は病棟の患者さんが緊急で入ったりしてなかなかスムーズには呼ばれないのだけれど、「今日は誰もいないのですぐに呼ばれちゃうかも」とのことで、その通り。中廊下に出るとほとんど待たずして予約時間の20分前にはお呼びがかかった。いつも通り靴を履いたまま、服のままCT装置に寝っ転がる。
　
　ベッドに寝て顎をやや上げ加減にして両手万歳の姿勢をとるように言われる。もうお手の物のポーズだ。最初は造影剤なし、次に造影剤を入れて、2回撮影する。始まったら所要時間は10分もかからない。
　ドクターがやってきて造影剤が入ると云々・・・といつもの注意があるが、注入されるや否や、薬液の匂いがツーンと鼻を突き、口の中まで薬の味がしてくる。
　血流と共に瞬く間に造影剤が体中を駆け巡り、体の芯がカーッっと熱くなってじーんとする感じもいつもと同じ。「ご気分はどうですか」と訊かれ、別にアレルギー症状が出ているわけではないけれど、良い気分ではないことは確か。

　「息を吸って。止めて下さい・・・。」を繰り返して終了。別の看護師さんから針を抜いてもらったところ、ちょっと痛んだ。「今日は造影剤が入っていますから、いつもよりコップ1，2杯多めに水分を摂ってくださいね」と言われ、止血テープを強力にグルグル巻きにされて外廊下で待つよう促される。
　10分ほどして、針刺しをしてくださったNさんがチェックにいらして、準備室で止血確認終了。ロッカーから荷物を出してご挨拶をして準備室を後にした。放射線受付に戻ってファイルを戻し、会計へ行くように言われる。

　1階の会計に向かうと、まだ早いのか待合椅子は空きが目立った。すぐに支払い受付もしてもらえ、番号を見ると、私の1つ前の番号まで支払い準備が終わっていた。5分と待たずに私の番号が出た。まだ20番台である。自動支払機で8,000円強をカード支払。本日の病院滞在時間は今までで最短の40分足らずだった。

　それほど空腹は感じていなかったが、近くのカフェでモーニングサービスを食べて帰ろうか迷ったが、午後仕事に行くわけでもないし、普段の治療日にこんなに早く解放されることはないので、思い切って途中駅で降りて映画を観て帰ることに。
　ブランチにもなりそうなボリュームたっぷりのホットサンドイッチにポットのダージリンティー、ハーフのスイーツまで欲張って頂く。映画の時間までまだ少しあったので、昨日から読み始めた文庫も読み終わった。

　映画は日曜日に観た「大河への道」と同じタイミングで封切りされた「ハケンアニメ！」。その題名の意味するところすら知らずにノーマークで臨んだ。辻村深月さん原作のお仕事ムービーだった。ゼロからモノを創る仕事は本当に身を削るほど厳しい。

　外はまだまだ日差しが強い。荷物になるからジャケットを脱がずにいたけれど、街行く人たちは半袖姿が目立った。
　夫のシャツ等の買い物を済ませ、帰宅。生協のお届け物をえっちらおっちら入れて、ちょっと暑さ負けである。

　夫は実家の電子レンジとトースター（ついでにこれも、と母が頼んだらしい）を注文するため、普段より1台遅いライナーだったので、夕食の支度を始めるまで少し休めるかな、と思っていたが、あれこれ片付けていたらそれほど余裕時間はなくなった。
　キットを駆使して夫が帰宅するタイミングで夕食を準備したが、寝不足と暑さ負けで、既に眠い。

　今日は早く休んで明日に備えよう。

2022.5.24 片付けのちヨガ、それからのお楽しみは・・・

　火曜日。夫は出勤日。いつものように目覚ましが鳴り、しっかり止めてから、まどろみの10分。リビングに行くと、昨夜もうたた寝ばかりしていたので早めにベッドに入るよう追い込んだ夫は、既に朝食中。
　まずは瞑想ヨーガ。良いお天気だ。朝日が木々の緑にあたってキラキラと眩しい。
　夫を送り出し、BSで朝ドラを視ながらゆっくり朝食。新聞に目を通した後、メールチェック等を済ませる。
　午前中は昨日に続いて、棚の書類の片づけの続き。目に見えてなかなか進まないが、やり始めたからには頑張るしかない。

　今日は、2週間前に出席して気持ちよく過ごせたM先生のストレッチングヨガのクラスに出席した。
　あっという間にマットが埋まり、30名ほどの参加者で盛況だ。
　フェイスタオルを使って二の腕、肩甲骨、わき腹と全身を気持ちよく伸ばしていく。今日も滴るほどたっぷりと汗が出た。最後のシャヴァーサナを終えると、スッキリ。

　帰宅後は遅いレンチンランチを摂って、諸々片付けを済ませてから、夕方家を出た。
　行先は東京ドーム。夫が購入してきたチケットで野球観戦である。思えば前回ここを訪れたのは2018年、ちょうど息子が就活の真っ最中。試合中、初めて内定を頂いたという連絡が届いたのだった。
　その後は試合どころではなく、夫と喜び合ってから早4年である。結局、その時に内定を頂いた会社は辞退させて頂き、東京での就職はせず、本人が希望する大阪の鉄道会社に入社して今年4年生になったわけである。
　時の流れは本当に早い。まさか息子の就職まで生きて見届けられるとは、14年半前、再発転移発覚当時の私は思っていなかった。それが社会人4年生というのだから、有難いことである。

　今日のお供は中山祐次郎さんの「やめるな外科医　泣くな研修医４」（幻冬舎文庫）。
　シリーズ4作目は文庫書下ろしだそう。これまで3冊読んできたが、毎回リアリティのある描写に頁を繰る手が止まらなくなっている。病院の待ち時間に読むと余計にリアルである。帯には「『俺、もうダメかも・・・』医者6年目の大ピンチ！累計40万部突破のベストセラーシリーズ、感動の第4弾」とある。
　
　ドーム最寄り駅の改札で、仕事を終えた夫と待ち合わせし、試合開始前にお弁当をゲット。指定席へ移動する。前から11列目、ホームチ−ムダグアウトすぐ後ろ、かなりいい席で選手の表情までよくわかる。まあ、夫や息子と違って私は贔屓のチームがあるわけでなし、野球観戦は二の次、なかなか普段味わえない雰囲気を楽しむのみ、のつもりだった。ところが、我ながら単純だが、お祭りム−ドにすっかりテンションが上がって3時間弱の試合の間中、息子ともLINEのやり取りをしながら実況中継さながら満喫した。

　明日は朝食抜きでCT検査の予約日だ。職場から昼抜きで出かけて午後検査、といういつものパターンを脱し、退職後初の検査だったから午前中にして、自宅から直行する予定だった。
　けれど、その時は野球観戦で前夜が遅い帰宅になるとは思っていなかった。試合終了後にまっすぐ帰宅しても、かなり遅くなりそう。
　それなら病院近くのホテルに直行してしまった方が早く休めることがわかり、急遽ホテルを予約した。素泊まりだから気楽なものである。

　ホテルにチェックインし、荷物を整理して一服。夫も無事帰宅した模様。あとは入浴して眠るだけである。

2022.5.23 片付けのちヨガ＆映画

　月曜日。週の始まりだけれど、何か特別なことがあるわけではない。
　いつも通りの時間に目覚ましが鳴り、ベッドでまどろむ幸せよ。BSの朝ドラが始まるタイミングでのそのそ起き出して朝食の支度。夫は休務日なので、のんびりムード。
朝食が出来たところで、地デジ朝ドラスタートのタイミングで夫を起こす。

　外はいいお天気だ。洗濯物も溜まっていないので、食後はネットで新聞三紙をざっと読んでから、昨日の続きで、リビングの棚の書類の棚卸し作業を続ける。個人情報の書類も数多くあるので、全く見ないで処分するわけにいかないから、結構時間がかかる。結局、2時間弱で力尽き、ヨガスタジオへ向かう。

　久しぶりにＭ先生のリラックスヨガのクラス。20人弱でちょうど良い混み具合だ。コロナ前の定員からすれば3分の1である。最初に、人それぞれヨガをする目的があるだろうけれど、とご自身のことを語られた。前職は金融機関の営業をしていたそう。ノルマがきつくてそれが嫌で転職したそうな。
　なるほど金融機関の営業、半端なく厳しそうである。寝ポーズで呼吸観察からスタートしてゆっくりと全身を動かし、最後のシャヴァーサナを心地よく迎えた。シャワーを浴びてすっきりして夫と合流してランチ。

　ランチの後は、映画館へ向かった。金曜日に封切りだった「大河への道」を鑑賞。それなりの入りだった。隣の席の夫はいつの間にか舟を漕いでいる。それだけならよいが、ついでに鼾までかき始めたので、ツンツンとして起こす。トホホである。
　観るというので誘ったのに、つまらなそうに居眠りされるのはあまり心穏やかなことではない。こちらもなんだか落ち着かないし、やっぱり映画は誰かと観るより一人がいいと改めて思う。
　次回は誘わないで一人で行く、ということでOKをとった。

　映画館を出た後、アウトレットモールを何軒か覗いて帰宅する。日中は日差しあふれて青空が広がっていたが、夕方はちょっと雲行きが怪しくなったので、寄り道を早めに切り上げて帰ってきた。
　夕食は午前中に届いた食材宅配のキットも使って手早く準備。それなりに満足度が高いのでよしとする。

　さて、出かける前に届いた今月2回目のお花は、ピンクの濃淡の蕾をつけたシャクヤクが3本、淡い黄色と濃いピンクのスプレーカーネーションが1本ずつ、瑠璃色のデルフィニウムが2本とニューサイランの葉が1本。花言葉はそれぞれ「つつましさ」、「純粋な愛情」、「清明」、「素直」だという。
　前回届いた紅花やヒマワリもまだ元気だけれど、表舞台から移動してもらって今日のお花を投げ入れて玄関に飾った。シャクヤクも今の季節だけのプレミアムなお花だ。大輪の花が開くのが楽しみなことである。

2022.5.22エンハーツ28クール目 さらに減量24回目投与後11日目のこと 片付け三昧の後は・・・

　昨夜は夕食後3時間もソファ寝をしたのに、入浴後はすぐに眠りにつけて、今朝は日曜仕様の目覚ましが鳴るまでよく眠れた。ついつい夜更かし癖がついて寝不足気味なのか。今朝はすっかり寝足りて元気でご機嫌だ。
　昨朝からは食後の薬もミヤBM錠とタケプロンのみ、と身軽になった。

　お天気がまあまあなので、朝食を摂りながら洗濯機を廻す。普段より多い量だけれど、洗濯機はびくともせずにいつもと同じ時間で、絡まることもなくしっかり洗いあげてくれて有難い。
　朝食後は洗濯物を干し、夕食の1品を用意してから、長いこと手つかずだったリビングの棚の片づけに着手した。もう何年も触りもしなかった段を数段空けて、ダイニングテーブルの書類をなんとか収めたい。

　何時間やっても成果が見えてこない。心が折れそうになるが、何も置かれていないホテルやレストランの綺麗なテーブルに触れて帰ってくるにつけ、いかに自宅のダイニングテーブルが書類の物置と化しているのかを痛感する。
　今までは仕事で時間が足りないことを言い訳にしていたけれど、もうそうはいかない。そうなれば快適になることはわかっているのだから、諦める筋合いは全くない。
　3時間ほど頑張って、クリーニング店から帰ってきた夫がコンビニでゲットしてきてくれた昼食を摂る。
　食休み後、片付け再開。気分転換として、片付けの合間に洗濯物を取り込んで畳む。まあ、家事は本当に多岐にわたるから、気分転換で他のことが出来るというのは、むしろ仕事よりもやりやすいのかもしれない。
　暑くもなく、寒くもなく、適度な風があり、見れば夫はリビングでウトウトウトウト気持ちよさそうである。
　午後も3時間ほど頑張ったけれど、やはり今日だけではとても終わらない。はあ。

　洗濯物の片づけを終えて、今日最後のA先生のアロマビューティヨガのクラスに向かった。30人ほどの参加者でほぼマットが埋まっている。今月はラベンダーとローズマリーでアンチエイジングの香りである。45分クラスだったので、あっという間にシャヴァーサナの時間になった。
　シャワーでさっぱりして帰宅。夫が夕食当番を引き受けてくれたので、安心して出かけられた。

　帰宅後は母にDuo通話でご機嫌伺いを済ませ、夫が用意してくれた夕食を有難く頂いた。食事を摂りながら、普段はあまり見ない大河ドラマだけれど、先日東北を旅した時に観てきた場所ばかりだったので、つい見入ってしまった。

　というわけで、日曜日も終了。早いもので5月もあと1週間余りになった。明日も片付けを頑張って続けつつ、夫と金曜日に封切られた邦画を観に行く予定である。