ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2020.12.31 2020年総決算、どんな1年だったか

2020-12-31 23:28:12 | 日記
 2020年大晦日。
 前の記事に書いたように、今日は親子3代某ホテルで年越し泊。おかげさまで無事に年の瀬を迎えている。
 今日も心は穏やかだ。とはいうものの、振り返れば今年も公私ともに実に色々なことがあった。
 6月まではパージェタ・ハーセプチンの2剤併用。しかし、病状増悪のため休むことなく7月から新薬エンハーツ治療をスタートした。現在も3週間ごとに副作用に苦しめられ、治療後の体調は極めて低空飛行が続いている。7月以降、次回投与まで4週間空くのはこの年末が初めて。1週間の待ちわびたケモホリデーだ。

1月  
 結婚30周年・真珠婚式の旅行は2泊3日で息子も一緒に伊勢志摩へ。テーマパークで目一杯遊び、美しい海を愛で、水族館を訪れ、海の幸を楽しむ。
 第17回ASHARE主催乳がん患者さん向け瞑想ヨーガクラス。当時、これを最後にリアルクラスが1年以上途絶えることになるとは思わず。

2月
 川崎大師様へ1泊で厄除け詣り。新型コロナウィルス感染拡大で自粛ムード開始。

3月
 息子在住の関西へ、初めてマスク着用の旅、スタート。
 3度目のかつら生活をひとまず卒業して、地毛デビュー。
 新型コロナウィルス感染拡大、外出自粛により勤務する大学では卒業式中止、ASHARE主催乳がん患者さん向け瞑想ヨーガクラス4月、5月クラス中止等、次々に影響が出る。
 
4月
 大学入学式中止、授業開始延期、オンライン授業準備等に追われる。
 初の緊急事態宣言、在宅勤務スタート、ステイホーム週間によりGWはお籠り、ヨガスタジオもクローズ

5月
 夜中の下痢による迷走神経反射で転倒、失神。前歯を折るアクシデントに凹む。
 ASHARE主催乳がん患者さん向けオンライン瞑想ヨーガクラス試行開始(スタッフ向け、4月クラス振替)
 緊急事態宣言解除

6月
 無事59歳を迎える。誕生日記念は、5月GWのリベンジに3泊4日で下田へTOJI。免許更新もマスクで恐る恐る出向く。
 腫瘍増大、息切れ、咳等の自覚症状悪化によりパージェタ、ハーセプチンの治療を23クールで終了、新薬エンハーツ開始を決定。
 息子半年ぶりに帰省、ドラム型洗濯機デビュー。
 ASHARE主催乳がん患者さん向けオンライン瞑想ヨーガクラス(第2回リピーター様Onlyクラス)

7月
 新薬エンハーツ初回。吐き気と酷い疲労感等の副作用により、半月以上体調不良が続く。
 キャンサー・ソリューションズ株式会社主催ABC Project /ミニセミナー「再発後の心の整え方を語り合うオンライン交流会~瞑想ヨーガを通じて~」講師を務める。
 ASHARE主催乳がん患者さん向けオンライン瞑想ヨーガクラス(第3回リピーター様Onlyクラス)
 
8月
 エンハーツ2クール目、3クール目規定量投与。猛暑も相まって体調不良。体重減少、脱毛も続く。
 夏休みは休薬週に関西行き、息子も一緒にパワースポット高野山と開湯1300年の城崎温泉へ。頭髪は辛うじてセーフで、地毛温泉巡りを楽しむ。

9月
 エンハーツ4クール目、副作用軽減のために8割に減量スタート。それでも半月間の不調は続く。
 瞑想ヨーガの師Sさんによる半年間のオンラインヨーガ・スートラ講座スタート。
 4度目のかつらデビューには19gの最軽量を手配。
 母の誕生日祝いに2か月遅れで誕生日プランホテル宿泊、直腸がん5年経過無事卒業、左腎がん1年経過観察OKのお祝いも兼ねる。
 ASHARE主催乳がん患者さん向けオンライン瞑想ヨーガクラス(第4回リピーター様Onlyクラス)

10月
 エンハーツ5クール目、6クール目 副作用軽減のため更に6割に減量し、ようやく10日ほどで復調ペースに。
 夫単独で息子宅へ3泊4日
 ASHARE主催乳がん患者さん向けオンライン瞑想ヨーガクラス(リクエストにより第1回誰でもOKクラス)
 休薬週の合間を縫って、GOTOトラベルを利用して隣県・近県ホテル1泊を2回。治療の気分転換を図る。
 
11月
 ASHARE主催乳がん患者さん向けオンライン瞑想ヨーガクラス(第5回リピーター様Onlyクラス)
 エンハーツ7クール目 6割減量続行。

12月
 エンハーツ8クール目 6割減量続行。
 ASHARE主催乳がん患者さん向けオンライン瞑想ヨーガクラス(第2回誰でもOKクラス)
 年末に息子帰省。年越し親子三代で近場のホテル泊、新年を迎える。

 こう書くと、体調が悪く寝込んでいる時は増えたように思うが、今年は少しゆっくり・・・と言いつつ(毎度のように口先だけ・・・)、余りゆっくりしてはいないなあ、とつくづく思う。それでも在宅勤務や出張がリモート会議になったこと、外出自粛でいつになく家にいる時間が長かった1年だったと思う。

 今年の3大ニュースは、治療でいえば新薬エンハーツスタート、コロナ禍の中でも治療延期もなく予定通り通院出来たこと、初めて規定量で3クールをやり遂げたことか。コロナウィルス感染拡大による様々な影響を受けつつも、瞑想ヨーガクラスはオンラインに切り替えて3年継続できていること。そして試行錯誤のうちに在宅勤務が始まり、感染拡大の波が3度あり、なんとか定着してきたことだろうか。
 
 読書量はやはり少なく70冊強。去年と同程度だ。本当に具合が悪いと残念ながら好きな本すら読めない。治療開始以来コンスタントに100数十冊、一番多かった頃は300冊を超えていた。そんな日はもう戻ってこないだろうか。レビューを書く時間もとれないが、そのために無理して睡眠時間を削ることはしない。当日の治療日記で、面白く読めた本の題名に触れる程度で精一杯。これで十分。

 映画は、具合が悪くても横になっていてもダラダラ見流すことが出来たし、コロナ禍の下、ひたすら録画して結構観ることが出来た。これもWOWOWの録画が殆どで130本弱。昨年の倍である。映画館で観たのは30数本。観っぱなしで、レビューが書けていないのもこれ迄と同じ。何を書こうかと考えながら観てひたすら疲労困憊し、睡眠時間を削るという暴挙はしないと決めた。

 関西へ出向いたのは3月と8月。コロナ禍でもあり、昨年に比べて3分の1に減っている。夫は単独があったので+1回。その分息子が良く帰ってきた。6月、11月、12月と学生時代も含めこんなに何度も帰省したのは初めてのことではないか。離れていてもZoom飲み会もあるし、LINEもあるし、で家族仲良くやれていると思う。
 
 楽しみだった夏のトルコ旅行はツアーキャンセルになったが(海外旅行に行けない日が来るなんて夢にも思わなかった。)、関西に加えて伊勢・志摩2泊、下田3泊、みなとみらい2泊、川崎2泊、三島1泊等、それに治療日前は病院最寄り駅に必ず前泊つまり22泊。合計すれば30泊ほど。それなりに外泊もしている。

 地元のヨガスタジオはクローズ期間があり、更にアフターコロナではクラス開講数もうんと減り、私自身体調不良で通えなくなったこともあり、昨年までに比べると半分通えたかどうかだ。2つ先の駅前スタジオには電車に乗らなければならず、殆ど通えなかった。
 今年レッスンを受けた回数は昨年の135回には更に足りず、ワークショップなども含めても120回にも満たない。春先のクローズに加え、7月以降は治療後に通えない日が多かったので仕方あるまい。
 
 きつい治療を続けながらも、身体を動かせそうな時には出来るだけ身体を動かし、体力をなるべく落とさないように、体調をある程度コントロール出来るようになったつもりでいたが、本当にしんどいとそれも叶わない。治療を続けていく上で体力維持は必須であることは分かっているけれど、どう頑張っても動けないのだから致し方ない。
 筋肉を落とすと、抗がん剤は効きにくいということも分かっているが、ひとまずエンハーツが効いてくれて息切れや咳などの症状が緩和されているから、曲がりなりにもフルタイムの仕事を続け、片道1時間半かけての通院治療にも通えているのである。

 コロナ禍のせいもあるけれど、土日に誰かと会うためにどこかへ出かけることはなかった。お出かけはほぼ夫とだけ。本当にこの人に会いたいと思えば、リモートでも会えるようになった。有難い世の中である。

 それでも、治療後の体調不良の時間が目に見えて増えて、物理的に時間が足りない。家の掃除も満足に出来ない。断捨離も仕事もちょっと根を詰めて行うと、すぐにグッタリくる。家のことを健康な方たちと同じレベルでやるなどという無謀なことはもはや望まないことにした。どう考えても欲張りな話だ。寝る時間を削ってまで家事をやる元気は私には、到底ない。

 これまで同様、クリスマスもお正月も、特段の準備もしなかった。普段の手抜き家事だけで既にアップアップしている。丁寧な家事仕事は全く出来ない。大掃除も特にしなかったが、カーテンを洗い、窓拭きをし、レンジ周りを掃除出来ただけでも上等だ、と思えるようになった。それが嫌なら仕事を辞めるしかないのだろうと思う。けれど、定年退職までとにかくあと1年3か月である。なんとか元気にその日を迎えたい。その日が来たら少し身の回りのことも、家の中のことにも構えるようになると信じたい。

 振り返れば病を得てほぼ16年、大学卒業後36年近く、産休と6ヶ月弱の病気休職以外休みなく働き続けることが叶っている。とりわけ強健ではなくとも、それなりに健康な身体を授かったのだから、働くことで社会に少しでも還元することは、今も社会人として当然の義務だと思っている。
 高額な医療費で社会の皆様に助けて頂いているから、少しでも長く自分自身で掛金払い込みを続け、自分の保険証を持ち続けたい。

 いつまでエンハーツ治療が続けられるかわからない。必要以上に気負うことなく、心穏やかに潔く精一杯生きていきたい。私なりに、私らしく、細く長くしぶとくがモットーであることは命ある限り変わらない。
 明日からスタートする2021年はどんな年になるのだろう。3歳になったばかりだった1964年の東京オリンピックは全く記憶がない。2020年招致が決まった時、人生2回目のオリンピックを見ることはおそらく叶わないだろうなと思っていたが、もしや、と思った途端予期せぬ延期。それが今年の夏、本当に見ることが出来ることやら、である。

 長々と書き連ねてしまいましたが、今年も一年お付き合い頂きまして、どうもありがとうございました。
 来年も気力・体力が続く限り綴っていきたいと思っています。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
 2021年丑の年、私はおかげさまで3回目の成人式、還暦を迎えることが叶いそうです。新しい年を迎え、皆様がより健やかで穏やかなでありますことをお祈りして、今年最後の記事としたいと思います。
 どうぞ良いお年をお迎えください。
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2020.12.31 大晦日、家族揃って無事の年越しを祝う

2020-12-31 17:41:32 | 
 コロナ禍に翻弄された2020年もいよいよ大晦日である。
 関西で一人暮らしの息子、高齢で独居の母、そして私たち夫婦、皆揃ってローリスクではなかったが、こうして無事に大晦日を迎えられたことの有難さを改めて思う。皆、本当に良く頑張ったね。

 昨夜は、2人の帰宅を待って揃って息子の大好物お刺身尽くしの夕食。普段は2人で1合も炊かないご飯を2合炊いてもまだ足りず、息子はレンチンご飯を所望する。3合炊きの炊飯器がないので、致し方ない。お昼はあれほど餃子を食べたのに、白飯を大盛にしないで後悔していたそうだ。

 今朝は今回の休みで初めて少しお寝坊。今週は朝のお通じも快調だ。昨日が治療日だったら・・・とまたしても思うけれど、年末年始が休薬に当たって本当に良かった。せっかく息子が帰ってきて寝たきりの母ではすまなすぎる。

 2人を起こし、遅い朝食を済ませた後は2回大洗濯。昨夜はとてつもない強風だったが、今朝は青空広がるいいお天気だ。ごみ捨ても済ませて、昼食は頂き物の富士宮焼きそばを頂く。美味しいと好評で、昼からビールで乾杯する2人である。

 父が亡くなって以来、年末年始休暇は、母を連れて家族4人で温泉やら旅行やらに出かけてきた。今年も温泉を予約していたけれど、GOTOキャンペーン中止でキャンセルした。無理して遠方に出かけるのは避けたい。それでも、年に1回あるかないかのこれだけ長いお休みに、どこにも行かないのも気分転換にならない。

 3人だけでどこかに出かけて母を一人放置するのも忍びない。3人揃って母のところに押し掛けるとしても、あの寒い実家に行ったら風邪を引くか、落ち着いている胸痛が再燃しそうだ。そもそも、父が亡くなってあれこれ整理したので、3人が寝られる寝具等ありはしない。かといって、母に狭い我が家に泊まりに来てもらうのに、改めて大掃除をするのもちょっとしんどい。

 というわけで、あれこれ逡巡した結果、安易かつちょっと贅沢ではあるが、隣県のホテルで年越しすることにした。ここなら母も乗り慣れた駅から電車に乗り、途中で私たちと合流出来る。
 
 ホテルのチェックインの時間に合わせて到着するように、乗車する電車と車両を指定した。昨日より6度も気温が低いというが、窓の外は穏やかな大晦日である。

 今日は特に何の予定もない。12階の向かいの部屋を案内され、夫の部屋に4人集合してひとまずティータイム。オープンしてまだ数か月の新しいホテルなので、どこもかしこも綺麗で気持ち良い。
 昨年のように、おせち料理や年越しそばが付いているプランではなくシンプルステイなので、自由気ままな2泊。これから早めの夕食に出かける予定である。
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2020.12.30 “年末大浄化陰ヨガワークショップ”でヨガ納め

2020-12-30 21:57:25 | ヨガ

 年末年始休暇2日目。夫と息子は終日近県にお出かけ。
 朝食後、2人を送り出して、私は一人時間を贅沢に過ごすことの出来る1日となった。
 朝食の片付け、夕食の下ごしらえを済ませ、オンラインヨガのワークショップに参加する準備をしていると、お正月のお花が届いた。急いで松に千両、百合に白と黄色の菊を活けて玄関に飾る。すっかり気分はお正月、である。

 今日参加したのはU先生の“年末大浄化陰ヨガ”。お昼までたっぷり2時間コースである。
 “10月にオンラインスタジオがオープンし、地域を超えてヨガ時間を共有できたこととても嬉しく思います。お互いの家同士、ある意味とても密!年の暮れの120分を陰ヨガでご一緒しましょう!陰ヨガはひとつのポーズを3分以上キープするスタイルのヨガです。関節を弛め潤し、経絡を刺激することで氣の流れを取り戻していく静的なヨガ。みなさんの忙しい日常の中で、立ち止まって自分のことを見つめる時間に。東洋医学で言われる”邪気”を祓い新年に向けて新しい氣がたくさん舞い込んできますように。“というのが先生からのメッセージだ。
 10月に一度、トライアルで60分クラスを受講させて頂いたのだけれど、その後はなかなか日程が合わなかったり、体調も優れなかったり、と参加出来なかった。今回年末イベントのお知らせがあって、これは是非!とすぐに申し込んだ。

 開始10分前にPC上にU先生の姿が現れる。ご挨拶をしていると次々に参加者が揃って時間通りにスタート。今日のワークショップは①自らの手でお腹に触れてほぐす、②ナウリ(浄化法)、③呼吸法、④陰ヨガ、⑤瞑想という流れである。

 大変な一年だった2020年を、ともあれ無事に過ごせたことで、内臓にありがとうと感謝を伝える気持ちでお礼参りを行いましょうという言葉に頷く。
 チネイザン(古代道教に伝わる伝統療法で、腹部のデトックスマッサージ)で、寝っ転がって大腸や小腸を自分の手でゆっくり解していく。続いて浄化法ナウリ(インドの言葉で“うねり”を意味する。)。ウディヤナバンダ(おヘソの辺りのお腹を凹ませ、おヘソを背骨に寄せる様なイメージ)を行い、お腹の真ん中の筋肉(腹直筋)を波打つように動かす呼吸法だ。
朝食を摂ってからまだ2時間ほどで、U先生のように見事に動かすことはとても出来なかったけれど、実際に3回トライ出来たのは新鮮だった。

 目を見開き、舌を出すライオンの呼吸法を8回行った後は、ニードルのポーズで解毒効果の高い陰ヨガスタート。どれも横になったり座ったりしながら行う何気ないポーズだけれど、キープ時間が長いのでかなり効く。ポーズの後は短いシャヴァーサナを経て次のポーズに繋げていく。ゆったりした動きの中で、先生の声が遠く小さくなって、子守歌のようにだんだん眠くなってくる。
 最後にはブラーマリー呼吸を8回繰り返してから静かに座り、ご挨拶をしてクラスは終了した。
 スタジオからのコメントの“心と頭だけでなく臓器のデトックスにも効きそうです!ワークショップ名通り大浄化されること間違いない内容ですね♪”の通りのクラスだった。

 いまだ54回太陽礼拝の置き土産である筋肉痛が残っている中、お尻や外腿、腹筋等あちこちから「ううう・・・」と言われている感じ。U先生とは7年近く前、瞑想ヨーガの恩師Sさんの離島リトリートでもお目にかかっており、通っているスタジオにも昔、何度かヘルプで来てくださったことがあった。今は独立されたので、こうしたオンラインのクラスがなければ再会は叶わなかった。ご挨拶出来て有難いことだった。

 片付けを済ませて遅いランチを簡単に。息子のリクエストで、夫が通った大学や下宿を訪れるというセンチメンタルジャーニー中(私も確か7年ほど前に連れて行ってもらった。)の2人も、人気店の行列に並んでのお昼はかなり遅くなったようだった(大きな餃子を24個ペロリだったという息子である。)。

 その後はマイペースでレンジ周りを掃除し、リビングや寝室等の片づけを黙々と。さすがに疲れたので、気分転換に外の空気を吸いに出て、夫に頼まれたサプリや夕飯に足りない食材等を買ってきた。

 というわけで今年も残すところ1日。珍しく仕事納めの後、丸2日ほぼ家にいられたので、例年に比べて随分家事が捗った。今日が治療日だったらそうはいかなかったけれど・・・。神様がくださった治療休みに感謝、乾杯!である。
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2020.12.28-29 仕事納め、年末年始休暇スタート

2020-12-29 18:30:39 | 日記

 月曜日。金曜の在宅勤務を挟み4日ぶりの出勤。今年はコロナ禍に鑑み、なるべく休暇を取得しましょうというお達しもあり、事務室の人口密度はとても低い。概ね半数といったところだけれど、私のいる島は特に少なく8人中2人の出勤だ。
 ようやく金曜日、各デスクの正面向かいにアクリル板が設置された。隣との境にはないのだけれど、これが2方向に置かれるとそれなりの圧迫感かもしれない。

 年内のうちに、と様々な調査依頼がメールボックスに一杯。大車輪でさばき、こちらも年内にお願い出来るものは流して肩の荷を下ろす。以前に比べて、仕事納めだからといって挨拶廻りもなくなっているし、特に今年は静かである。

 クリスマスが終わったと思ったら瞬く間にツリーは姿を消し、スーパー等のエントランスには大きな門松が並んでいる。地元のアウトレットモールでも混雑を避けて福袋の先行販売開始。予約販売は既に終わっているらしい。
 今年は福袋のないショップも多いようだが、依然として1日に販売するショップもそこそこある模様。まあ、お正月恒例のイベントだから、年内にゲット出来てしまうのも有難みが少ないか。

 ヨガスタジオも営業最終日。前日参加した54回太陽礼拝のおかげで二の腕や腿裏の筋肉痛が酷い。それでも新年早々治療が始まるので、行ける時にとボディバランスのクラスに参加。端っこの場所を確保出来た。男性3名、女性8名の11名だった。
 終わって、フロントでIさんとOさんに良いお年を、とご挨拶を済ませ、ドラッグストアで買い物をして帰宅した。

 夫と2人の夕食は、冷凍庫の中に溢れる食品を減らすために冷凍食品を駆使。たっぷり汗をかいたので、夫が作ってくれたスープは塩加減が良く美味だった。

 息子は大学合唱団時代のお友達と約束があり、夫が帰宅したのと入れ替わりに出かけた。卒業してから初めて会うのだそうだ。
 都内の飲食店は短縮営業要請中で22時にはクローズの筈だから、そんなに遅くはならないだろうと思いきや、23時台のライナーに乗ると連絡があり、帰宅は日付が変わってからのこと。

 聞けば、確かに仕事納めの日の副都心としては人出が少ないとはいえ、翌朝まで通しで営業呼び込みしている店もあるらしく、特に居酒屋さんはどこも満席だった模様。そこは避けて空いたお店を選んだというけれど・・・。これではとても感染は収まらないのでは、と心配になった。

 火曜日。年末年始休暇初日。
 鏡餅も玄関のお正月飾りも日曜日のうちに準備OK 。後は明日お正月のお花が届けば完璧だ。
 いつも通りに目覚ましが鳴ってしまう。ちょっとダラダラしてから起きる。息子が都内に新しく出来たJRの駅を見に行きたいというので、夫が付き合うことに。 

 朝食には昨日夫が出張先で買ってきた、郡山市のソウルフードだというクリームボックスと、昨日届いた鹿児島産の“大将季”を頂く。瑞々しく酸味と甘みが絶妙の濃い味に舌鼓。先日“紅まどんな”も頂いたが、最近の柑橘類は本当に甘くて美味しいものばかり。

 お天気が良い。明日は崩れるというので一念発起。お腹が満ちたところで家じゅうのカーテンを外し、3回洗濯機を廻す。その間に窓拭き。息子と夫にも出かけるまでは手伝ってもらう。筋肉痛の身には辛いけれど、窓のもカーテンも明るくなり、気持ちも明るくなった。

 かつらのシャンプー・リンスも終え、お昼前には今日が今年最後の生協の配達。担当の方に普段なかなかお会い出来ないので、今日はご挨拶出来て良かった。カーテンの洗濯が終わって吊るし終えたのはお昼を回ってから。2人からは新しい駅の写真が送られてきた。お昼は冷凍庫を探って適当に済ませる。

 午後からは最寄り駅まで戻ってきた2人と合流して、まずはカフェでお茶をして態勢を整えてからあれこれ買い物。
 我ながらびっくりするほど家事が苦にならずによく動ける。思えば本当は明日が3週間目の治療日にあたる。治療せずに4週間目を迎えるのは7月以降初めてのこと。私って副作用が抜けて元気だとこんなにサクサク動けるんだな、と思うとちょっと切ない。頑張った私に感謝、の年末年始休暇、初日である。
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2020.12.27 2020年最後の日曜日の過ごし方

2020-12-27 21:45:50 | 日記

 今年もあと4日。最後の日曜日である。
 夫を起こして朝食を摂った後は、夫が息子に様子伺いの電話をする。昨日とは打って変わって元気な声が漏れ聴こえてくる。すっかり頭痛が治り、体調が回復したという。実に分かり易い人である。平熱で咳も出ない。味覚異常も嗅覚異常もなく、だるさもないとのことで、コロナ感染の思い当たる症状はなさそう。
 休日の救急病院に行って、かえってうつって来ては元も子もないだろうという判断で、今日1日遅れで帰省することになった。

 今朝は私が頭痛。久しぶりにロキソニンを飲む。
 大掃除とはいえないいつも通りの拭き掃除を終えて、今年最後のWさんサロンへお楽しみマッサージである。昨日リフレクソロジーを終えたばかりで、メンテナンス行事が2日連続ではもったいないのだけれど、体調と予約状況でこうなってしまった。

 肩コリも酷いし、顔もむくんでいるようで、普段なら気持ちいい筈のマッサージがかなり痛い。前回から6週間空いているせいかもしれない。でも、だんだん解れてきて、最後はウトウト。コンスタントに4週間ごとに予約を入れられていた頃が懐かしい。エンハーツ開始以降、何も考えずに予定を入れられる土日が減ってしまって、何をするにも自由が利かなくなった。

 Wさんが仰るには、最近目の下にクマを作った人が増えているという。マスクをしているとどうしても酸欠になるのでその所為ではないか、と。家にいる時は意識的に深呼吸をした方が良いとのこと。これは私も常々感じていることだけれど、職場でも出先でもマスクをしているとどうしても水分補給のタイミングを逃すので、脱水になり、頭痛にもなりやすい。なるほど、そうである。

 施術後はハッピーブレンドハーブティとクリスマス仕様のチョコレートを頂く。そして可愛らしい子猫がマスクをした柄のマスクケースも。専用のマスクケースを買わなければなぁと思っていたので、嬉しい贈り物だった。
 来月の予約を確認し、ひとまず3月までの予約まで済ませ、良いお年を~、とサロンを後にした。

 最近、大学生協で殆ど新刊文庫が手に入らないので、本屋さんまで足を伸ばす。相変わらずびっくりするほどの長蛇の列だったけれど、皆静かにきちんと並んでいる。以前怒り狂って店員さんに噛みついていた年配の女性はいなかったのでほっとする。息子は無事新幹線に乗って夕方前に到着予定とのこと。待っている間LINEでやりとり。良かった、良かった。文庫を3冊買って、駅ナカのベーカリーで軽く昼食を済ませる。

 最寄り駅まで戻って、息子を出迎えるとのことで、駅まで来てくれた夫からヨガ道具のバッグを受け取り、行ける時に行かなくては、と今日もヨガスタジオへ向かう。今日のクラスは、年末恒例の“みんなで太陽礼拝54回”(太陽礼拝のシークエンスを皆で54回行う)。
 この時期に行う太陽礼拝は、普通は108回で行われるが、54回太陽礼拝はその簡易版といったところか。とにかく体力を必要とするため、私が苦手とするクラスだ。
 そのため、2006年から足かけ15年通っているけれど、これまで108回はおろか、その半分の54回すら避けてきた。

 ところが、今年の初め、高校時代のお友達のAちゃんに入会を紹介したところ、もともと運動部で身体の使い方がちゃんとわかっている彼女はコンスタントに通って54回太陽礼拝を難なくクリアしたという。
 それに刺激されて、今は治療休薬週で一番体調がいいタイミングだし、来年どうなるかもわからない・・・と思い切って予約した。

 スタジオには一番乗りで入れたので、今日も3方が人に囲まれないポジションを確保出来た。よく顔を見かける常連さんたちが続々とスタジオに入ってくる。男性5名、女性12名の17名。定員50%なら満員の人数になった。既にスタジオは湿度も温度も十分に上がっている。

 何分苦手な太陽礼拝である。54回なんてやったことがないのに、本当に大丈夫かしら・・・と思うが、気分が悪くなったらお休みするのも、外に出るのも全く問題なしとのこと。さりとて実際に始まると、とてもそんな雰囲気ではなく、皆もくもくと同じ動きを繰り返す。これぞ動く瞑想なり、と周りにつられてひたすら繰り返す。

 回数を数えようかと思ったけれど、そんな余裕もなく、最初の数回で諦める。途中、汗で滑ってこけてしまった。そして、ああ、もうさすがに半分くらい過ぎたかしらとチラと時計を見ると40分。あと20分・・・クラクラする。去年までは、マスクをしてこのクラスを行う状況等考えもしなかっただろうけれど、マスクをつけホットの環境で苦手なこの動きを繰り返し続けるのはかなり過酷だ。それほどストイックに行わなくて良い、いつでも水を飲んでOkとは言われているが、飲んでいる人は殆どいない。

 途中、ダウンドッグでキープしてお休みするタイミングが2回ほどあったので、2回目に汗を拭いて水分補給。あと何回というコールもなかったけれど、なんとか最後まで脱落することなく終えることが出来た。クールダウンの時間が殆どなかったが、クラス後の10分ヨガで少しマッサージをするというので参加した。

 108回は煩悩の数。昨日も54回のクラスがあって、今日の54回と足して108回になるそうだ。明日は1時間半かけて108回の本番があるようだけれど、午前中のクラスだし、とてもそんな無謀な元気はない。それでもクラスが終わって、カラフルな54回の修了証を頂けたので、嬉しかった。ラグの色が変わるほどの汗をかき、シャワーを浴びた後もなかなか汗がひかず、着替えてかつらを被るのがしんどかった。それでもやり切った感は大きかった。

 そもそも腕の力がないので、腕立て伏せがまともに出来ない。情けないことに、自分の体重を自分の腕で支えられない。だからチャトランガや八点のポーズは本当に苦手。既に二の腕あたりが筋肉痛。明日が今から恐ろしい。

 帰宅すると息子がドアを開けてくれた。リクエストしていた大阪土産も買ってきてくれた。先日ボーナスで買ったというダウンコートを嬉しそうに見せてくれて、出世払いで買ったブラックスーツの2度目の支払いもお約束通り頂いた。洗濯を済ませ、3人の夕餉。大皿はやめて、一人ずつの配膳にしたが、息子のお喋りが止まらない賑やかな夕食となった。

 明日は夫も私も仕事納めで出勤。息子はここでリモートワークだそうだ。年明け3日まで滞在出来るとのこと、大学時代を含めて、年末年始にこんなに長逗留をするのは初めてのことである。
 

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