ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2018.12.31 2018年総決算、どんな1年だったか

2018-12-31 23:31:46 | 日記

 2018年大晦日。
 前記事のとおり、今日から親子3代で温泉2泊を経て都心に移動しての旅行中。おかげさまで賑やかな年の瀬を迎えている。
 今日も心は穏やかだ。振り返れば、今年も公私ともに実に色々なことがあった。そして昨年に続き、相変わらずそれなりに動き回っている。

1月  
  第1回ASHARE主催乳がん患者さん向け瞑想ヨーガクラスで講師を務める。
1年頑張ってくれたジェムザールとハーセプチンの治療に別れを告げて、ゼローダとハーセプチンに切り替え。
  結婚28周年の旅行は2泊3日で上海へ。寒さと副作用によるお腹不調で往生する。
  息子、就職活動で上京が増える。
2月
 ゼローダの副作用で手足症候群が酷く、調整しつつほぼ半分に減薬。内服薬もなかなかきつい。
  金曜夜から前泊し、上野動物園でお昼寝中のシャンシャンと初対面。
 第2回ASHARE主催乳がん患者さん向け瞑想ヨーガクラス
自宅浴室のリフォーム。工事中はスーパー銭湯通いで凌ぐ(翌月は突然閉鎖で滑り込みセーフ)。 
3月
 金曜夜から横浜1泊しておさんぽクルーズ等を愉しむ。
  M先生のレッスンのため、都心のヨガスタジオに体験通い。
  体調管理を続けながら淡々と年度末の繁忙期を過ごし、治療をこなす。
4月
 第3回ASHARE主催乳がん患者さん向け瞑想ヨーガクラス
5月
 連休は夫と北関東に2泊。
  第4回ASHARE主催乳がん患者さん向け瞑想ヨーガクラス
  9月開催のOB・OG合唱団記念演奏会の練習スタート
  息子志望企業からの内定獲得、就職活動収束。
6月
 日帰りバス旅行で近県へイチゴ狩り
  第5回ASHARE主催乳がん患者さん向け瞑想ヨーガクラス
  無事57歳を迎える。誕生日は関西の息子を訪れ、就職内定内祝い。
  6.18大阪北部地震に遭遇、帰京叶わず。
  月末瞑想ヨーガの師、Sさん産休入り。サンキューパーティ出席。  
7月
 半年に渡る、月に1度6回のM先生のハタフローヨガインテンシヴコース第二期スタート。
 父三回忌の法要無事終了。
  親子三代日帰りバス旅行で近県へ桃狩り
第6回ASHARE主催乳がん患者さん向け瞑想ヨーガクラス
  患者会イデアフォー最終講演会参加、10月で活動終了とのこと。
  昨年、一昨年に続きホテルで母とお誕生日プラン宿泊
8月
 引き続きとんでもない猛暑。職場の空調が効かずに息絶え絶え
CNJのイベントでメイク&フォトに参加。後にポスターやインタビューがHPアップ。
  夏休み、親子三人で大きな旅行は最後!と奮発して、6泊8日のポルトガル旅行を満喫。
9月
 夫誕生日祝いに九州2泊旅、壱岐島巡りと伊万里焼きの絵付けに挑戦。
  瞑想ヨーガの師Sさんの出産お披露目お茶会に参加。
  合唱団創立70周年・OB・OG合唱団設立20周年記念コンサート。Y先生の指揮でHora estを歌う。
  体調管理をしつつヨガ、合唱練習等に励むも学生時代以来の厳しい練習で結構ヨレヨレ。
10月
 第7回ASHARE主催乳がん患者さん向け瞑想ヨーガクラス
  あけぼの会40周年記念大会に夫と参加、会長さん引退宣言。
ホームカミングデーで恒例OB・OG合唱団本番無事終了。
  ゼローダの副作用がボディーブローのように効いてくる。
11月
 両肺腫瘍の増大及びマーカー上昇が続くも、体調優先でアリミデックス錠に切り替え。
  第8回ASHARE主催乳がん患者さん向け瞑想ヨーガクラス
12月
 ハタフローヨガインテンシヴコース第二期無事修了。
 第9回ASHARE主催乳がん患者さん向け瞑想ヨーガクラス
  息子のコンサートとコンテストを聴きに。母も同行して関西2泊。
  年末年始は親子三代で温泉2泊都心ホテル2泊の旅。

 と、こう書きながら、今年は少しゆっくり・・・と言いつつ腰を落ち着ける暇もなく、ひたすら動き回っている、とつくづく思った。我ながら懲りない人である。
 今年の3大ニュースは、息子就職活動無事終了(あとは卒業を祈るのみ)、大阪北部地震遭遇、瞑想ヨーガのクラス講師継続1年・ハタフローヨガインテンシヴコース第二期修了、だろうか。
 通院は3週に1度で落ち着いた。読書量はやはり少なく60冊ほど(途中でPCが不調になり、データが飛んでしまったのでイマイチ正確さに欠ける。)。治療開始以来100数十冊、300冊を超えていた頃が遠い昔のようだ。レビューもろくに書く時間がとれない。当日の治療日記でちょっと触れることすら怪しい。
 映画はそれに比べて少しは観たか。これもPC不調のため映画館で見たもの以外は怪しいが、機内やWOWOWを含めて80本弱。映画館で観たのはその半分より少し多い程度。観っぱなしで、レビューが書けていないのも去年と同じ。

 関西へ旅したのは息子の内定祝いとコンサートで2回のみ。その分息子が就活のために足しげく帰省した。
 上海2泊、ポルトガル6泊、北関東2泊、九州2泊、上野1泊、横浜1泊・・・それなりにショートトリップに出ている。

 地元のヨガスタジオに加え2つ先の駅前にオープンしたスタジオにも通った。そしてハタフローヨガインテンシヴコースなどSさんのスタジオで密度の濃い時間を過ごした。今年レッスンを受けた回数は昨年の136回を超え、ワークショップなども含めると150 回。
 
 治療を続けながら、こうしてコンスタントに身体を動かすことが出来ること、体力をなるべく落とさないように体調をセルフコントロール出来るようになったことは、本当に有難いことだ。治療を続けていくうえで体力維持は必須である。階段の昇り降りがきつくなったり、これ以上息切れが酷くなったりしたら、毎日仕事には出られないどころか、片道1時間半かけての治療にも通えないだろう。

 昨年に引き続き、土日に2日連続して人と会うために都心に出かけることはしなかった。今年、土日連続で都心に出たのは、合唱の追い込み練習とSさんのヨガスタジオくらいか。どちらも自分のために使わせてもらった。
 それでも、物理的に時間が足りない。家の掃除も満足に出来ない。断捨離もちょっと根を詰めて行うと、すぐにグッタリくる。埃を吸えば鼻水は出るし、ちょっとした香りや煙にも咳き込む。曲がりなりにもフルタイムで働いて、家のことを人様と同じレベルで完璧にやろうなどというのはやはり欲張りな話だろう。寝る時間を削ってまで家事をやる元気は今の私には、ない。

 去年同様、クリスマスもお正月も特段の準備もしなかった。いや、正直出来なかった。普段の手抜きの家事だけで既にオーバーフローしている。丁寧な家事仕事は全くもって出来ない。土壇場で発熱したこともあり、大掃除も諦めた。それでも仕方ない、と思えるようになった。それが嫌なら仕事を辞めるしかないのだろうと思う。ただ早期退職してずっと家にいて家事をするかと問われればおそらく・・・。

 大学卒業後34年近く、産休と6ヶ月の病気休職以外休みなく働いてきた。とりあえず健康な身体を頂いたのだから、働くことで社会に少しでも還元することは当然の義務だと思ってきたし、今も変わらずそう思っている。医療費でお世話になっているから、少しでも長く自分自身で掛金払い込みを続けたい。

 けれど、一昨年辺りから、平日のゴールデンタイムを全て取られていると、家のことは二の次になっているという当たり前のことに今更のように気付くことが多くなった。まあ、家にいられる方たちと同じように自宅を綺麗にキープしておくのは、健康な働き手でも難しいことだろう、ともはや開き直っている。

 明日からスタートする2019年はどんな年になるのだろう。来月の検査結果次第では早晩治療変更やもしれない。必要以上に気負うことなく、心穏やかに潔く精一杯生きていきたい。私なりに、私らしく、細く長くしぶとくがモットーであることは変わらない。

 長々と書き連ねてしまいましたが、今年も一年お付き合い頂きまして、どうもありがとうございました。
 来年も気力・体力が続く限り細く長く綴っていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
 皆様にとって、来たる新しい年、2019年がより健やかで穏やかなものでありますことをお祈りして、今年最後の記事としたいと思います。どうか亥(い)い年になりますように!
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2018.12.31 旅行折り返し3日目 帰京、今日からはニューイヤープラン!

2018-12-31 16:30:02 | 

 昨夜は頭痛が心配ではあったけれど、夕食後にさっと入浴してベッドに入った。いつもなら温泉宿泊となれば朝湯も当然頂くのだけれど、今回はそれほど元気がない。鼻は詰まっているし、相変わらず風邪が抜けない。それでもかなり疲れていたせいか、母より早く日付が変わる前に無事寝付いた模様。
 5時間近く眠ってお手洗いに起きたら、やはりその後は眠れずじまい。母は寝息時々かるい鼾をかいていたけれど(私たちが疲れるのだから85歳、35Kgでは相当疲れている筈だ。訊けば鼻づまりの私も鼾をかいた模様)、目覚ましが鳴るまで眠れたようだ。
 隣室の夫は起きて庭園を散歩していたよと言うが、寝坊助息子は電話を鳴らしてもびくともしないで爆睡中。ようやく起こしたら、超不機嫌だった。
ベランダに出ると、それは見事な富士山だ。息をのむほどの美しさで聳えている。押しも押されぬ日本一の山だなあと大晦日の朝、改めて思う。皆で記念写真撮影。

 朝食は初日にフレンチを頂いた洋食レストランで。窓の外から見える芦ノ湖の湖面が濃い緑で本当に美しい。青空の良い朝だ。焼きたてのクロワッサンや果物のジャムが美味だった。乾燥しているので紅茶が何杯でも頂ける。すっかりお腹一杯になって、さて、荷物のパッキングである。

 母は毎度のことがら、旅慣れていないというか心配性というか、寒がりというか・・・一体どれだけ下着を重ね着するのか、というほど大量の下着を持ってきている。両手が空くように身軽に来て欲しかったので事前に荷物を預かったにもかかわらず、なぜか再び大荷物になっている。そして、結果、これも要らない、これも着なかったと空振りのもので溢れている。見かねて私が整理をしたら、必要なものはほんの小さな一包みになってしまった。私たちの洗濯物等を詰めた大きなキャリーケースを一つと母宅に段ボールを一つ、宅急便で送ることにして、大分身軽になった。

 今日はチェックアウト後、新宿にあるホテルのニューイヤープランで2泊の予定だ。ホテルショップで、今回の記念に、小さな来年の亥の置物と家族3人分の同じシリーズのものを買ってシャトルバスに乗り込んだ。

 徒歩圏内の箱根神社にお参りすることもなく、再び港から箱根湯本駅を目指す。明後日の往路を待つ箱根駅伝の垂れ幕や登りがあちこちに設えられている。ちょうど駅伝の6区のコース通りにバスは行く。あらためてこのアップダウンをあのスピードで走り抜ける選手たちの凄さを思う。
 大平台の駅まではスイスイと来たけれど、ここでバスの運転手さんから「渋滞のため、ここからは登山鉄道に乗り換えることをお勧めします。」とのアナウンス。ドヤドヤと乗客は皆降りてしまい、ロマンスカーまで余裕で小一時間あるのだけれど、という私たちもつられて降りた。結果として電車でも到着後は結構忙しかったので、そのままバスに乗っていたらアウトだったかもしれない。

 無事箱根湯本駅に到着し、お昼のお弁当(息子だけは車内限販売のお子様用GSE容器に入ったお弁当を所望する。)やお土産を購入。駅は大混雑していて、なかなかレジが進まない。そして予約しているロマンスカーは1両目の先頭。延々とホームを歩くことになった。
 定刻にVSEの白い車体がホームを滑り出す。少し雲がかかっていて富士山の山頂が見えにくい。お弁当を頂いているうちにいつもなら下車する駅を過ぎる。今日は終点までなので、そこからもなかなか乗りでがある。
 無事終点に到着し、これから宿泊するホテルに向かう。

 ロビーでチェックインして、ラウンジで今回のプランの説明を受ける。部屋は22階の隣り合わせの2室。今朝までの大自然溢れる箱根と打って変わって、大きな窓からは都心の高層ビルの賑やかな見晴らし。
 本当にいいお天気になった。あと数時間で2018年も暮れていくのがちょっと信じられないほど、街は普通に動いている。

 カフェで一息。夫と息子はお正月仕様の金粉入りスパークリングワインとチーズの盛り合わせを嬉しそうに頂き、母と私もそれぞれ好きな飲み物を頂く。
 その後、夫と息子は鎧兜(本物のあまりの重さにびっくり!)を着て刀を持っての写真撮影。家族写真も撮って頂き、いい思い出になった。
 これからはカウントダウンミュージックナイトやら年越しそばやら・・・とイベントが目白押し。今年も最後の最後まで楽しんで終われそう。終わりよければ、全て良しの戌年である。

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2018.12.30 旅行2日目 富士山を愛でつつ、買い物と飽食三昧

2018-12-30 22:32:16 | 

 昨夜はスパで極上の時間を過ごした。~自分の中に存在する“氣”のバランスをベストな状態に整え、ゆったりとしたリズムの中、心身とも深いリラクゼーションへと導きます~というコースを選んだが、大正解。小さな芦ノ湖を作りますというフットバスには、杉や檜のエキスがたっぷり入り、岩塩で身体が芯から温まる。寄せ木造りの小物の演出もにくい。ウトウトしながら眠ってしまってはもったいない、という感覚の中、呼吸法まで伝授して頂き、ラベンダーやレモングラスがブレンドされた山の香りのオリジナルアロマオイルに癒やされる。施術後はミントのハーブティを頂き、静かで満ち足りた時間の余韻を楽しんだ。

 部屋に戻ると、まだ母は眠れていなかったようだが、私が戻ったことで安心したようで、ほどなくして寝息を立て始めた。私も日付が変わる前になんとか眠りに落ちた模様。ところが、4時間ほど眠ったところでお手洗いに起きると、その後が眠れない。風邪気味の中、リンパを流したので、頭痛等の不調が出るかもしれないとセラピストさんに言われていたのだけれど・・・。結局、そのまま目覚ましが鳴る30分前に諦めて起き出した。

 夫と息子にモーニングコール。夫は食後かなり早い時間にお風呂にも行かずに寝てしまった模様。息子いわく、鼾が酷くて眠れなかったという。そんなわけで寝不足のまま、朝食を摂りに和食レストランに向かった。
 昨夜あんなに沢山頂いたし、寝不足だし、あまり食欲もない・・・筈が、蓋を開けてみればどれもこれも美味しく、皆揃って朝からしっかり完食した。

 そして、今日の予定は我が家の定番アウトレットモール!である。息子は母からクリスマス、お年玉、誕生日のトリプルお小遣いを頂戴しているが、私はまだクリスマスプレゼントを渡していなかったので、彼の欲しいものを選んでもらうことに。ホテルのエントランスから新宿行きのバスに乗り込む。私たち4人の貸し切りで出発。途中沢山の停留所で少しずつ乗客が増えて、1時間ほど絶景を楽しみながらJRの駅まで到着。見ればシャトルバスの停留所に既に長蛇の列が出来ている。年末にお買い物、という酔狂なのは我が家だけではなさそうである。

 1台目のバスには乗れず、2台目の先頭に並び4人とも席を確保出来てほっとする。15分ほどで到着。今日も晴天。富士山には少し雲がかかっているけれど、青空で山々が美しい。

 夫は靴が欲しい、ととりあえず下見を済ませる。続いて息子はお気に入りのブランドで綺麗な色のニットをゲット。思いのほかリーズナブルだったので、これにベルト(なんと、今回ベルトをするのを忘れてきて、パンツがずり落ちそうだという!)を足してクリスマスプレゼントに。その後、長く使えそうなリュックサックを探したいというので、各々行きたいショップ周りの自由行動に。母はシルバー体操に行く時のパーカーが欲しいというので一緒に見繕って購入。私は、今回は特にお目当てはなかったが、プロパー価格ではなかなか買わないブランドのブラウスを2枚とロングカーディガンをゲット。同じショップで母もぴったりのブラウスが買えて満足だった模様。

 母には私たちとずっと一緒に歩き回ると疲れるだろうから、と新聞と文庫を持っていつでもカフェでお休み出来るようにしておいたのだけれど、結果、なんとか私たちについてきて、自分のものもゲットしていたのだから、ご立派である。
 そうこうするうちにお昼の時間。どこも長蛇の列だが、中華料理のお店に交代で並ぶ。その間に息子が目星をつけてきたというのでので、一緒に付き添って無事リュックサックを購入することが出来た。

 お昼も暖かい辛い麺や餃子でお腹いっぱい。あいにくずっと頭痛がとれない。昼食後にロキソニンを飲んだが一向に改善しない。だんだん買い物がどうでもよくなってくる。帰りのバスまで1時間半ほどあったけれど、もう上の空。夫が靴を選んでいる間、ショップの椅子で頭痛と眠気でほとんど意識が遠のきそうだった。お気に入りのものが見つからなかったとのことで、夫は今回の購入は断念だそう。

 相変わらず頭痛は酷いままで、カフェで一息。帰りのバスが混むのはわかっていたので、座れなくては大変。早めに列に加わり、無事席を確保。小一時間の山道の走行中、ガラスに頭をガンガンぶつけながら、爆睡した。
 途中でバスを乗り換え。5分ほどで来る予定のバスが10分遅れ。昨日より1時間遅いだけで、かなりの冷え込み。吐く息が白くなっている。ようやく乗り込んで15分ほど揺られ、昨日海賊船を下りた駅に到着した。夫がホテルに連絡してシャトルバスがお迎えに。大荷物で乗り込んで、無事ホテルに戻ってきた。もう真っ暗。

 今日は夕食の予約時間が昨日より1時間半ほど遅いので、まずは冷えた身体を暖めるため大浴場へ。幸い母と2人で貸し切り状態だった。昨日は時間がなくて我慢したミストサウナも堪能して内風呂、露天風呂を2周。少しずつ頭痛は和らいできたが、マッサージチェアに座ったらまたウトウトしそうになった。やはり寝不足が祟っている。

 着替えて和食レストランへ夕食に。昨日とメニューを代えて目も舌も喜ぶ懐石料理を堪能。夫と息子は地酒を酌み交わし、母と私も美味しい果物のソーダを頂いてご馳走様。

 明日はこちらをチェックアウトして帰京する。そして年末年始の旅は続く。

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2018.12.29 大掃除もせずに温泉へGO!

2018-12-29 21:12:30 | 

 今日から年末年始休暇。本当はきちんと大掃除をして、日頃出来ない家事も整えて、心清らかに新年を迎えるべき、なのだろうけれど、そういうことはもう家人の誰も求めていない(と思うことにして!)。
 まずは元気で一緒に出かけられるうちにどこへでも、と今年も母も連れて、家族4人温泉旅行の開始である。
 昨夜のうちに洗濯機だけ予約セットして、早めに起床。前日2時間半睡眠だったから、昨夜は宴会で遅い帰宅の夫を待っているのも息絶え絶え。とにかく早くパッキングを終えて、入浴後キューバタン。

 予報通りの良いお天気だ。年末寒波で冷え込みが厳しい。洗濯物を干し終えて朝食を済ませ、タクシーで最寄り駅まで向かう。私鉄終点駅で母をピックアップし、別の私鉄に乗り換える。1時間半ほど快適なシートに身を委ねれば、もうそこは湯けむりの里である。ロマンスカーに乗り込むや否や車内販売で珈琲タイム。新幹線とはまた違う角度からの富士山は、白い雪を被り青空に映えて、いつ見ても美しい。

 箱根湯本駅でロマンスカーを降り、今度は箱根登山鉄道へ乗り換える。鉄男の息子が大喜びの最新型車両の一番前に母と息子がしっかと陣取り、私と夫は斜め後ろのボックス席でそれを見守る。電車は満員。息子が母にもろもろ説明する声が私たちの席まで聞こえてくる。小さな頃は、この電車のスイッチバックのマネをするのが好きだったね、と懐かしく話しているうちに終点駅、強羅に到着。ケーブルカーに乗る人たちの長蛇の列は大変なものである。
 ちょうどお昼時。そのままケーブルカーに乗らず、お昼ご飯を先に、と持っていたクーポンにつられて、駅から徒歩1分と記載のある小洒落たレストランを目指すがなかなか見つからない。キャリーケースを引きつつ強羅公園傍の坂道を上がるので、負荷は相当のもの。あっという間に息が上がる。息子が私の分のキャリーケースを引き取り両手で荷物を引いてくれて、私は母の手提げ袋を持ち、夫は母と2人分たんまり入ったキャリーケースを引きずり歩くこと15分以上・・・。結局、ケーブルカーの2駅分歩いたところで、道が間違っていたことがわかり、後戻り。ああ・・・。

 なんとか到着したけれど、目指していたレストランは実は公園の中で別途入園料もかかるらしい。
 100円の優待クーポンを使うためだけに550円の入園料を払う、というのはあまりに馬鹿らしいし、さりとて公園散策をしている時間もない。ということで、近くにあったおそば屋さんに入ることに。
 鴨せいろ、ととろせいろと、丼物に舌鼓。なんといっても想定外に坂道を歩いたので膝ががくがくである。普段平坦なところを散歩する程度の高齢の母はよくついてきたものだ。夫ですらかなり顎が出ている。まあ先導を切って頑張った息子もお疲れ様である。病み上がりの(というかまだ風邪が完治していない)私も頑張った。

 食後はケーブルカーで早雲山まで。ここでロープウエイに乗り換える。途中、車窓から見える富士山のダイナミックな姿に歓声があがる。一度大涌谷で降りてみたい、と夫が。なるほど素晴らしい富士山の雄姿が拝めるが、強風で気温は零下だという。硫黄臭もすさまじく、緑黄色の岩肌から白い煙がもくもくと。いつもロープウエイの上からしか見ていなかったけれど、大迫力!の一言に尽きる。
 名物黒たまごのレプリカとともに、富士山をバックにして写真撮影。夫と母は前に座り、息子と私が脇に立つ。4人揃って良い写真が撮れたので、母のお土産にお買い上げ。

 再びロープウエイで桃源台まで移動。ここからは海賊船で芦ノ湖を渡る。次の出港まで30分ほどあったので、ケーキとお茶で人心地つく。湖面にはもう西日が当たってきらきらと輝いている。船もまた長蛇の列であること間違いない。母と私がお手洗いを済ませている間、並んでいた夫の英断でワンコイングレードアップ。特別船室の乗船である。これはなんと快適なことよ。ゆったり30分ほどの船の旅を楽しむ。湖のほとりにはかつて宿泊したホテルや今日お世話になるホテルが見えてくる。

 下船してちょうど10分ほどでホテルシャトルバスがお迎えに来てくれて、無事チェックインした。今日から2泊である。最上階4階のお部屋に夫と息子、母と私の2部屋が並ぶ。窓から見えるのは芦ノ湖と箱根の山々の稜線である。
 夕食前に一風呂浴びる。柔らかないいお湯である。つるつるのお肌になってから、ちょっとおめかししてフレンチのディナー。盛り付けも美しく皆で堪能。
 この後はスパを予約し、夢心地で施術を受けたら、今日もぐっすりいい夢がみられそうである。


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2018.12.28 とにもかくにも仕事納め

2018-12-28 20:50:32 | 日記

 想定外でいきなりの高熱が出た火曜日。夕食も摂れず、入浴も出来ず、頭ガンガンのまま、ろくに水分も摂れず。結果汗もかけなかった。
 夫が甲斐甲斐しく寝室にアイスノンと冷えピタ、体温計、ゼリードリンク、葛根湯とロキソニンを届けてくれる。とにかくひたすら寝て翌朝を迎える。

 水曜日。さすがに身体が軋んで起きられない。ふらふらする。午後、院生と約束があったので、午前中だけお休みを頂き、ひたすらベッドの上で静かに横になり、体力回復に努める。朝の段階で既に20時間以上何も食べていないのに全く食欲がない。とにかくゼリードリンクで薬を流し込む。体温は7度台後半には下がっている。夫を送り出すのもベッドの中。

 夕方には息子が関西から帰ってくるというのに、何も支度らしい支度が出来ない。13時間ほど連続でベッドにいたか。なんとか起きて約2日ぶりに固形物を摂る。味がしないが、水分補給に努める。相変わらず頭痛が取れない。ほうほうの体で出勤。徒歩だから通える、というところか。電車にはおそらく乗れなかっただろう。

 出勤したが、院生との予約日程がキャンセルのメールが届いていた。脱力する。ひとまず午前中に届いていた他のメール等を処理し、午後だけ勤務して定時であがり、ヨレヨレで帰宅する。帰宅すれば生協のお届け物が玄関に。やっとの思いで収納し、ご飯だけセットして横になる。

 夫と息子がともに帰宅したのはそれから1時間ほどしてからのこと。風邪をうつしてはいけないので、夕食は2人で先に取ってもらう。とっておきのすき焼きだったのだけれど、全くもって食欲がない。2人が少し取り分けて残してくれた分をなんとか流し込む。消化するのを待ってさっと入浴して早々に就寝。
 当初の予定では、火曜水曜の2日間で年賀状のコメントを書き込み終了の予定だったが、全く手をつけられず。

 木曜日。ほぼ平熱に戻る。昨日キャンセルになった予定がこの日の午前中になり、それ以前からの予約も夜まで入っている。決死の覚悟で出勤。相変わらず頭痛が取れない。
 午前中1件、昼前から夕方以降の予約3件がほぼ時間通りに終わり、もろもろ処理して結局残業。仕事をしながらだんだん体調が戻ってくる感じ。ロキソニン様々である。

 先に帰宅した夫に夕食の準備はお任せとなった。今夜も息子の大好物(私も好物!)の海鮮の食卓。ようやく昼過ぎあたりから空腹感が戻ってくる。ほぼ2日ろくに食べられなかったので、さぞや体重も減っただろうと思ったけれど、体重計に乗ってみたら殆ど変わっていない。足が浮腫んでいる感じ。ろくに食べていない割りにはお通じが順調。

 食後は、年末年始休暇の旅支度を終えて必死で年賀状のコメント書きを仕上げる。例年25,6日には投函しているから、ここまで何も手付かずだったのは珍しい。夫はとっくに諦めていて、手書きせざるを得ない宛名書きを10数枚したら、もうおしまい。潔くコメントなど一切入れないとのこと。それでいいの?ただの印刷された年賀状もらっても嬉しくないんじゃない?と私はチマチマ書き続けているけれど、それもこうして自分の首を絞めているのだなあと思う。

 なんとか書き終えたら日付が変わりそう。病み上がりなのに無謀である。夫は先に寝ている。息子もちょっぴり書いて無事3人分準備が出来た。3人連名で同じ住所の年賀状を出すのは今回が最後か。入浴後ベッドに入ったが、全く持って目が冴えて夫の鼾で眠れない。

 今日、金曜日。仕事納め。
 結局3時過ぎまで眠れず、ベッドの上でのた打ち回った。瞑想やマントラのCDを聞いたり、深呼吸をしたりしても全然だめ。ようやくトロリとしたと思ったら5時半前にお手洗いで目覚める。結果2時間ちょっとの睡眠である。はああ。
 出勤すれば早めの年末休暇に入った職員もそれなりにいて、事務室は静かだ。電話の鳴りも少なかった。こういう時に、とちょっと根をつめた仕事を。帰り道にお正月用のお花を買って帰宅した。

 とにもかくにも仕事納め。土壇場に想定外に体調を崩したというアクシデントがあったけれど、なんとか今日まで乗り切れたことに感謝である。

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