ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2011.8.31 ナベルビン18クール2回目、ゾメタ58回目

2011-08-31 22:15:31 | 治療日記
 8月最終日。いつもどおりの電車でスムーズに病院到着。JR線でも座ることが出来て、ラッキーだった。診察前採血がないので、自動再来機に診察券を通した後、そのまま内科受付へ。
 30分ほど待って中待合に移動し、ほどなく診察室へ入った。
 
 まず1週間のご報告。先週の投与当日夜は、睡眠導入剤を飲まずに済んだこと。マグラックスの飲み始めを当日の夜からにしたためか、4日間便秘が続き、ようやく昨日あたりから正常になったので、今日は昼食後から飲み始めたいと思っていること。2種類の吐き気止めのおかげで、当日夜からは気持ち悪くならなかったこと。それでも翌日は気持ち悪さが酷く辛かったこと。翌々日後半には、大分楽になってきたこと。今週は特に痛みも酷く感じることなく過ごせたことなどをお話した。そして、今、気になっているのは相変わらずの涙目による瞼の爛れと、鼻水による鼻の下の爛れであることも。
 先生からの提案で、今日の吐き気止めは予定通りステロイドを1アンプルに戻し、グラニセトロンを上乗せする。そして、次回に今回の様子を聞いた後、遅発性吐き気止めの同じセロトニン拮抗薬アロキシを試してみるかどうか考えましょう、とのこと。今のグラニセトロンは血中濃度の半減期が数時間だが、アロキシは2日くらいあるので効果が長持ちするという。
 爛れについては、症状を聞けば花粉症のようなアレルギー症状で、涙や鼻水から組織障害蛋白が出ているためではないかと思われる。ステロイドの軟膏があれば塗ってみると良いと思う、とのことだった。

 ナベルビンは吐き気が少ないと聞いていたし、当初はそれほどでもなく何とかやり過ごせていたが、最近だんだんキツくなっていることについて質問した。すると、別の患者さんで、これまで全く平気だったのに続けるうちに吐き気が出てきて、今いろいろな吐き気止めを試している、というお話を伺った。私だけではなさそうであることに何となくほっとする。

 次週は休薬。再来週は診察前採血の予約が入った。マグラックス、ロキソニン、そして眠れないときのお守りとして、今回は前回のアモバンのように苦味の出ない睡眠導入役として、マイスリーを処方して頂いた。

 化学療法室へ移動。15分ほど待っていつもの窓際一番端の点滴椅子を確保。それから10分ほど待ってベッドに移動。今日はいつもの認定看護師のKさんではない、ニューフェイスのKさんが針刺してくださった。それほど痛みなく、逆血もすぐに確認でき、ほっとした。
 Kさんには初めて針刺をして頂いたので、ちょっと不安だった。私が紙テープ以外では皮膚が爛れてしまうことをご存知なく、プラスチックテープで止めてくださったようで、その後、逆血を確認しに来てくださった古参のOさんが気づいて、すぐに張り替えてくださった。既に赤くなり始めていたので、ほっとした。あれっ、と思ったが、なかなか言い出せなかったのでとても有難かった。

 その後、薬が到着して点滴を開始したが、病院到着後1時間半も経過していない早い時間。こんなに早い点滴スタートは本当に久しぶり。デキサートとグラニセトロン、ナベルビン、生理食塩水、ゾメタ、生理食塩水の5本が終わったのは12時半過ぎ。血圧測定をし、アロキシの説明書をプリントアウトして頂いてから、針を抜き、会計に向かった。

 院外薬局を経由しても本日の滞在時間は4時間強。薬局では、前回「アモバンは苦味が出ますよ」と教えてくださった薬剤師さんだったので、「教えて頂いておいて良かったです。」とお礼のご挨拶をした。
 その後、久しぶりにまだランチタイムらしい時間に食事がとれた。そして、食後、しっかりマグラックスを飲んだ。

 今日は2冊読んだ。そのご報告については、また明日にでも。

 買い物を済ませて、まだ明るいうちに家に着く。いつもこのくらいの通院時間なら本当に体が楽なのだけれど。

 帰宅後、PCを開けていつも拝見しているブログを見た。
 “ひよこさん”が更新しておられた。最近体調が悪いご様子だったので案じていたのだが、脳転移が判ったとのこと。ガンマナイフの治療適用外で開頭手術をされるという。絶句してしまった。どれほど不安で辛い気持ちでおられるかと思うと、本当に胸が痛み、おかけする言葉が見つからない。とにかく手術が成功して、またお元気を取り戻されることを陰ながら、心から祈りたい。
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2011.8.30 「○○」元気で留守がいい!

2011-08-30 20:34:30 | 日記
 ○○に入る言葉は「女房」だったり「亭主」だったりするけれど、我が家の場合は「息子」もぴったり納まる。
 待ちわびていた今日。ようやく学校が始まった。

 昨日、息子は、日中は映画を見に行ったり、と相変わらずまったり過ごし、夜遅くなってから待ったなしでとりかかった部誌の原稿が完成したのは、日付が変わってからのようだった。とりあえず他の宿題もなんとか提出出来た・・・と思う。出来具合は不明だが。

 そんなわけで私はとても久々にお弁当を作り、息子は一番最初に家を出てくれた。
 たまたま今日は夫が出張で、いつもより家を出るのが遅かったので、普段のペースで小一時間、一人の時間を愉しめたというわけではない。それでも2人が出かけた後、誰もいない家に鍵をかけて自分のペースで出かける、という一連の仕草を久しぶりに堪能した。私は、このペースがお気に入りなのだ。

 そんな息子がやっつけ仕事よろしく昨朝30分で一気に書いた(宿題は終わった、と言っていたのに昨日の朝、実はこれがあった、と白状したのだ。)ホームステイの感想文を、本人の了承を得て、以下に載せる。

「国を越えて」
 僕は今回のホームステイは正直、乗り気でなかった。慣れない場所で慣れない人達と慣れない言語で会話をする、だなんて考えただけでも不安になってしまう。実際、親に「行け」と言われて渋々行くことになったのである。
 10時間を超える飛行機の旅から解放され○○国際空港から○○に向かって、予め知らされていたホストファミリーの家へ行った。その日は長旅を終えた影響もあり、すぐに寝たのだ。
 翌朝、一緒に行った友人の声で目が覚めた。部屋の床が水浸しになっていたのだ。どうやら、その家にはプールがあり、それに水を夜通し入れておいたところ、溢れ出し地面に浸透し、僕たちの地下の部屋から出てきたのだそうだ。早速、その日のうちに学校で先生からの話があり、ホストファミリーが変わってしまったのだ。
 さて、新しいホストファミリーは突然やって来た僕たちに嫌な顔一つせずに面倒を見てくれた。いつも気さくに分かり易い英語で話しかけてくれたのだ。気が付くと自然と「もっとここにいたい」という気持ちが生じていた。行くのを拒んでいた自分が帰りたくない、と思っているなんて。
 景色は綺麗で緑が多くて人々が優しい、そんなカナダが好きになっていた。今思ってみるとホームステイは自分の人生の中でかなりプラスになったのではないか。
 叶うならもう一度カナダに行ってみたいし、その時は今回よりも多くのことを様々な人たちと話せるといい。
 そして何より参加させてくれた両親には感謝したい。

 何のことはない文章だけれど、ラスト一行の両親に感謝、という言葉に救われた。
 来年の夏は、お友達とのペア宿泊でなくシングル宿泊をリクエストするくらいの積極性を持って是非、参加してほしいものである。なんたって「息子元気で留守がいい!」のだから。

 蛇足ながら、夫に言わせれば、最近、私が患者会の集まりや合唱練習等で土日にお出かけして家にいないのにもこの言葉があてはまるそうだ。息子にとっても、母がベッタリ家に居て、あれこれ小言を言われるよりも精神衛生上良いのだろうし、夫も好きな音楽をヘッドフォンでなく、遠慮なく大きく響かせて聴きたいのかもしれない。(近所迷惑かどうかは別として。ちなみに、夫はジャズが大好きで、ジャズ喫茶の“おやじ”になり損ねた人である。)

 ようやく、お腹の調子が元通り快調になった。明日は夜からでなく、昼からちゃんとマグラックスを飲めば、前回のように延々と薬に頼ることもないかな、と反省する。
 今日は3月末に異動した方がわざわざこちらを訪ねて下さって、久々に学内のレストランでランチとテンポの良いお喋りを楽しんだ。今日しっかり食べておかないと、また明日からは・・・、という食いしん坊の私である。

 最近また、瞼の爛れが目立ってきた。赤くポツポツして化粧品類も滲みる。節電中の暗い事務室で一日パソコンに向かっているととても目が疲れる。涙が途切れることなく出てしまうので、無意識に手やハンカチで触るのが良くないのだろう。

 明日はお天気が崩れるようだけれど、気持ちを奮い立たせて、さあ、通院日!である。

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2011.8.29 批“判”家にならないために

2011-08-29 20:48:41 | 日記
 以前このブログで、漫画家の西原理恵子さんのインタビュー記事を転載させて頂いたことがあるが、朝日新聞のネット記事の同じ「仕事力」という連載で、ミュージシャンの山下達郎さんの記事が目にとまったので、以下に転載させて頂く。

※  ※  ※(転載開始) 

山下達郎が語る仕事-4 文化を傷つけない(2011年8月28日)

人の仕事には敬意を払おう

 音楽だけではなく、映画や小説、絵画、スポーツなどの分野も同じだと思いますが、商品として売っていく中で「世の中を変える世紀の傑作」とか、「数百万人を感動させた」と誇大宣伝を打つケースが少なくない。さらに、多くの媒体や評論家と呼ばれるような存在も巻き込んで、過大評価を流布する例もたくさんあります。そのこと自体はビジネスなので仕方がない。
 それは内容とは別の問題なのに、宣伝ほどじゃないとか、過大評価が気に入らないと思う人々が、今度は批判を浴びせます。そういう過大な称賛と不必要な批判が錯綜(さくそう)し対立するたびに、文化は傷つき、人の気持ちもすさむように思えます。
 僕は58歳になり、この年齢になってどうにか、的外れな批判を気にせずに生きられるようになりました。できることなら、今の若い人にはそういう周囲の雑音に負けないで仕事をして欲しいと思っていますが、残念なことに、今はそれがとても難しい時代です。厄介なことに人間は、千の賛辞の中の一つの罵倒をすごく気にする動物なので、その中で冷静に自分の仕事を自己評価することは至難です。まして、自己の克己心だけでその苦しさを乗り越えていくことはさらに難しい。
 だからこそ職種を問わず、仕事人になったら、好き嫌いと良しあしをきちんと区切って、他者の作品や仕事への敬意を払わねばなりません。一つの作品が形になるまでに費やす時間や労力は半端なものではありません。良しあしや好き嫌いがあるのは当然ですが、度を超した評価や批判は、文化自体をも曇らせていくものです。
(以下省略)

(転載終了)※  ※  ※

 最近、この国では持ち上げておきながらその後で叩く、というのが結構一般化しているように感じる。適切に批評することを否定するつもりは全くないけれど、こと批判に終始するのは哀しいことだと思う。山下さんが言われる通り、「好き嫌い」と「良し悪し」は全く違うものだから。さらには「人間は千の賛辞の中の一つの罵倒をすごく気にする動物」という部分に膝を打った。山下さんでもそうなのだな、と。自分のことを思うがためにあえて耳障りなことを言ってくれるということと、罵倒とは全く違う。にもかかわらず・・・である。荒んだ気持ちの中でより良いものが生み出されるとは残念ながら、思えない。

 もちろん何ら批判精神を持たずに本を読んだり、人の意見をすんなりそのまま受け入れてしまうことは、自らの考える力を鍛えていくためにはいささか物足りないことかもしれないけれど(私は何を読んでもわりとすぐに納得させられてしまう何とも単純な人間なので)、それを嫌うあまりに、批評家ならぬ上から目線の批“判”家になってはいけないと思う。

 その作品なり成果物が得られるまでの膨大な時間と努力を、自分のこととして仮定してみたい。自らがそれを成し得、さらには世に問うレベルにまで達することが出来るかどうかを自問すれば、おのずと答えは決まってくるのではないか。だからこそ、人が成した仕事に対して素直に敬意を払える謙虚さを忘れずに生きていきたいものだと思う。そのためには、陰に潜む人知れぬ努力に思いを致すことが出来る力を少しでも鍛えておく必要があるのではないか。

 ふと、いつだったか中村清吾先生がNHKテレビの「プロフェッショナル 仕事の流儀」のラストで、プロフェッショナルとは、と問われて、「他のプロフェッショナルをリスペクト出来る人だと思う。」とおっしゃっていたことも思い出した。

 また新しい週が始まった。ようやくお腹の調子が落ち着いたので今朝はマグラックスをお休みした。気付けばまた明後日は通院日。8月も余すところあと2日。そして、9月。蝉の声はまだまだ賑やかだが、早くも2学期が始まる。
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2011.8.28 久々に合唱練習

2011-08-28 21:07:05 | 合唱
 昨日に引き続き、今日もいつもより朝寝坊した。
 ようやく気持ちが上向いてきて、水曜日以来便秘が続いていたお腹の調子も少しずつ戻りつつある。それでも相変わらずマグラックスのお世話にならないと、食事をしても腸がまるで動かない感じだ。少しでもマグラックスの役に立つように(便を軟らかくするように)水分をとっているつもりが、全部汗や尿になって排出されてしまう感じ。水曜日にはまたグラニセトロンの投与だから、それまでに何とか復調しておかなければ、と思う。

 今日は、洗濯と掃除を簡単に済ませて7週間ぶりに校友会音楽祭の合唱練習に出かけた。
 こうして日曜日の午後、自分の趣味のために都心まで出かける(往復とお昼の時間を入れれば、短く見積もっても8時間の一日仕事だ。)ことが出来るのも、夫が夕食当番を買って出てくれるからだなあ、と感謝する。

 毎回練習に行くと、男性が大勢見えているのに比べて女性がうんと少数なのは、つまりはそういうことなのだろう、と推察する。帰宅後に夕食の支度だのなんだのという家事が待っているとなれば、出かけることは自分で自分の首を絞めることになる。だから、なかなかフットワーク軽く出かけるわけにはいかなくなる。かといって、出かける前にいろいろ準備していくのも実にせわしない。かつては、私も出かける前にイライラしながら準備万端整えていたけれど、不機嫌に準備して出かけられるよりも、何もしないでご機嫌で出かけてもらう方が良い、とのことなので、最近はすっかりそれに甘えることにしている。まぁ、後ろめたい気持ちが全くないというわけでもないから、ちょっとずつお土産を買って帰ったり等はしているのだが。

 今日も女性がソプラノ、アルト合わせて10人ほど、男性はその倍以上はいらした。
 7月末の練習には、義母との家族旅行のため欠席だったので、2カ月近く間隔が空いてしまった。また慌てて行きの車内で楽譜を見直す体たらくが情けない。その7月末の練習から、同期のご夫妻が参加を始めたと聞いていた。今日もご夫妻そろっての参加。2年前の校友会音楽祭を聴きに来てくれていたので、それ以来の再会。やはり同期と歌えるのはとても心強いし、嬉しい。あと2人の参加予定の同期生は、今回は残念ながら欠席。次回か次々回にはようやく全員集合となりそうだ。
 今日でOBの指揮による練習は最後。全曲を一通り練習した。次回からは、先日傘寿を迎えた指揮者の先生の練習になる。
 9月に2回、10月に2回のあと4回の練習を残して本番を迎える。

 長かった息子の夏休みも明日まで。今日は1日缶詰で家にいて、課題がようやく終わった(と本人は言っている。)ので、残すは明後日が締切の、部誌に掲載する乗車記事を書くだけ、だそうだ。
 さすがに去年のように、提出日の前日に、どうしても終わりそうにない宿題の答えを見て写したものの、答えを写し間違えて、先生から「写すならもっとちゃんと写せ」とコメントが来るような醜態はないと思いたい。月が替わればすぐに期末試験。今も“余裕で”バラエティ番組を見て大声で笑っている大物である。

 
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2011.8.27 爪が元気に、眉も描いて、好きな香りで気持ちもアップ

2011-08-27 22:27:42 | 日記
 先日、プチ虹のSさんから頂いたお土産の「キューティクル・オイル・トゥー・ゴー」というネイルオイルを早速使わせて頂いている。
 まだ使い始めてから6日しか経っていないし、お風呂あがりに塗って軽くマッサージしているだけなのだけれど、自分でも見て分かるほど爪が元気になってきた。10本の爪、どれもが立て筋いっぱい(これは加齢現象でもあるらしいけれど)、色も白っぽくペナペナして、すぐに折れそうになっていたのに、生え際の甘皮部分がピンク色になって、その辺りは立て筋が目立たなくなっている。そして何よりペナペナ感がなくなって、強く押してもしならない。それだけでもう素直に嬉しくて、爪を見てはニヤニヤしている。

 商品説明を見ると、「エモリエント成分のアボカドオイル、サンフラワーオイル、グレープシードオイル、セサミシードオイル、ククイナッツオイルなどの植物オイルと、保湿成分のレシチン配合。少量でも皮膚への伸びがよいため、甘皮にうるおいを与えながら健康な状態に整え、爪をやさしくいたわり健やかに保ちます。」とある。
 本当にいろいろ便利なものがあるのだな、と思う。
 プチ虹のサロンの他のメンバーも、抗がん剤の副作用でなにがしかの爪の悩みを抱えている。また健康な爪が生えてくる!なんて本当に嬉しいプレゼント。感謝だ。

 そして眉毛。脱毛前はゲジゲジ眉毛で、眉毛を描いたことなど一度もなかった、と以前にもこのブログに書いたことがある。
 けれど、タキソテール投与後2年半近く経っても、いまだに眉毛が薄くボーっとしたままなので、前に買って少しだけ使ったものの、やっぱり不自然かしら・・・と放っておいた眉墨を、ネイルオイルを使い始めたのを契機にまた使い始めた。これは「眉が薄い、存在感がない、といった悩みに対応。セルフタンニングの染色効果で、メイクを落としても消えない自然な眉毛が描けます。」というもので、朝使えば一日消えません、というすぐれもの。そして長く使っているとだんだん染まってくるという。
 以前、山崎多賀子さんの本(「キレイに治す乳がん」宣言!)を読んだ時に紹介されていて、タキソテールを始める前に購入しておいたのだが、投与中はそれほど酷く薄くもならず(投与後、少しして気付いたらすっかり薄くなっていた、というタイムラグがあった。)体調もすぐれない中、すぐに色素沈着するわけでもなく、無精者の私は長続きがしなかった。
 今では、お風呂あがりに描いて休むと、朝起きた時にしっかり残っている。さすがに顔を洗えば若干薄くなるけれど、朝お化粧する時にもう一度塗っておけば、1日眉毛が残っている状態。色は明るい茶色1色しかないのが残念。自毛が黒い私としては、ちょっと不自然という気はしなくもないが、眉なし状態よりは顔が引き締まる気がする。
 いつまで続くかわからないけれど、少し続けて使ってみたいと思っている。

 とにかく、体調不良だと、ただでさえ気持ちが落ち込んでいるところにもってきて、目につくところにネガティブなことがあると、後ろ向きな気分に拍車をかける。少しでも心穏やかに前向きに過ごすためには、副作用止めの薬と同じで、いろいろなお助けグッズが必要なのだな、と思う。

 そしてもう一つ。やはりプチ虹のサロンのもう一人のSさんから頂いたオー・ド・トワレ。私は普段、香水の類は一切付けないし、香りの強い化粧品も苦手なので使っていない。けれど爽やかで素敵な香りだったので、朝ちょっぴり手首につけてみた。
 吐き気がある時は別として、気分転換にいいのかな、とこれまた感謝している。

 昨日までは吐き気が結構辛く、だるさ、イライラもあった。ようやく今日は気持ち悪さが治まったが、相変わらずマグラックスの効果がなく、水曜日以来の便秘が続いており、食欲は、まだない。
 今日は午前中、改装中だったマッサージ店が先週ようやくリニューアルオープンしたので行ってきた。
 そして午後、1ケ月ぶりにヨガスタジオにも顔を出した。先月末から土、日は毎週のようにお出かけだったので、今月はこの1回のレッスンが1万5千円(マンスリーフリーメンバーなので、行った回数に関係なく毎月月謝が口座引き落としされる。)だ。さすがに1ケ月も間隔が開いてしまい、体は本当に固くなっていてヒーヒーだったけれど、とりあえず汗はかけたし、最後まで落伍せずに何とか安らぎのポーズまで乗り切った。終わった後のシャワーは爽快だった。
 スポーツの秋に向けてまた細々と再開したいと思っている。決して無理はせずに週に1度、思いっきり汗をかいてデトックスし、体を緩めることが出来ると体調が良くなるのはよくわかっているので。
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