ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2017.11.29 採血レントゲン心エコー後診察、ハーセプチン187回目(3.3倍量7回目)、ジェムザール(5割減)19クール1回目)

2017-11-29 23:04:37 | 治療日記
 日曜日に患者会スタッフ向けに行った瞑想ヨーガクラスの報告も兼ねて、昨夜は仕事を終えてからSさんの瞑想ヨーガのクラスに参加した。
 既にメールでご連絡はしていたが、スタジオに入ってガネーシャ像に挨拶してマットに腰掛けると、Sさんから「おめでとうございます。〇〇さん、本当に良かったですね」と声をかけて頂いた。指導者養成コースのHさんやIさんたちにもクラスが上手くいって喜んで頂けた話が出来て幸せ。

 珍しく後列のマットから全て埋まり、前列がチラホラ。「なるべく知らない人同士でペアになるように」とのお達しがあり、お互いご挨拶から。スマホやPCで凝り固まった身体をきちんと開き、呼吸し易くなるための正しい体幹の動かし方を実感することから始まった。よく頭の先と足の先の両方で反対方向に引っ張るように、と言われるが実際にペアワークで引っ張ってもらってから自力で行うとキツイことキツイこと。座っていても、前屈していても同じこと。身体のS字カーブを意識しながら胸を開き、肩甲骨を丸めて行う分かり易い説明に参加者の皆から感嘆の声が上がる。

 その後、いつもの流れでレッスン。自分が考えながらガイドしたレッスンの後で、Sさんの本家本元のレッスンを受けると、その素晴らしさがよく分かる。最後のキールタンは、もう終わりにしたいと思うことをきちんと終わりにすることが出来るシヴァのものだった。大満足の90分を治療日前日に過ごすことが出来て、明日もきっと大丈夫という思いを強くする。

 帰りは途中までSさん、Hさんとご一緒する。予定通り病院近くの常宿にチェックイン完了。少しぬるめのお湯でのんびり入浴し、ベッドに入ったところ、コロリと眠った。

 夜中と明け方にお手洗いに起きたが、すぐに寝直し、いつもより30分ほど早く起床。足湯の支度をしてから夫にモーニングLINEしたが、なかなか既読にならず、結局モーニングコールを入れた。
 恒例の少し熱めの浴槽足湯で、マッサージしながらじんわり汗をかく。レストランではちょっとずつ色々の朝食をたっぷり摂る。BS で朝の連続テレビ小説を視てからチェックアウトして病院へ向かう。今日は20度近くまで気温が上がる予報だ。

 IDカードを通して採血受付に出向くが、受付開始前で機械は動いておらず、番号札を取る仕組み。それでも既に20名ほど待っている。時間が来て番号札順に10名ずつ呼ばれ、一列に並んで受付カード発行機へ。10分ほどで自分の番が来て中待合へ。今朝もS部長さんが担当。採血台8分の1の確率なのに凄いな、と思う。今日は白血球等のチェックだけなので2本だけだ。針刺しも抜針もちょっとビリッと。

 止血したまま受付に戻り、今度は心エコーの受付を。既に別の番号札を取っており、5分ほどで呼ばれる。まだ検査まで30分ほどあるので、先にレントゲンに向かいます、と挨拶をして2階のレントゲン受付へ移動する。こちらもまだ受付が始まったばかりで番号札を取る。5分ほど待って受付に呼ばれる。次に心エコーが控えていることをお話すると、中待合に座って5分ほどで名前を呼ばれてほっとする。検査仕様の服装のため、検査着に着替えることもなく、スムーズに撮影が終了。1階に降りて、心エコー予約時間15分前には待機することが出来た。診察前に3つの検査があり、時間指定もあるとなかなか綱渡り、上がったり下がったりと忙しい。

 予約時間より10分前に呼んで頂けて、心エコー開始。15分ほどで横、斜め、仰向けの3つの角度からの画像を撮り終えて無事終了。着替えを終えて向かいの腫瘍内科に移動。忘れないうちに血圧測定から。98-58、脈拍は83。40分ほど読書していると中待合へどうぞ、と番号が出る。
 その後待つこと20分ほど。先生がお顔を出された。朝の受付から先生にお目にかかるまで2時間以上が経過している。

 ご挨拶の後、まずは前回以降の体調説明から。頓服でコデインを飲んだ後、ロキソニンを日に3回飲む日が1週間ほど続いたが、体重も減り、浮腫みも無くなり、元通りで今は元気になったこと。気になると言えば右瞼がピクピクするくらいであることをご報告。
 診察室での検温は6度9分。まずは採血の結果から、特に問題なし。白血球は4,600と回復している。
 レントゲンの画像でも前回より心臓の肥大が収まったこと、超音波でのEFもほぼ正常な数値(61.9%)に回復しているとのこと。そのため、前回の心臓の不調がハーセプチンの所為かどうかは不明というご判断だ。

 PCには昨年の10月、今年の2月、7月と今回11月の4枚の画像が並んでいる。CT画像上でも胸水は見られないという。1年前の画像に比べて、両肺の腫瘍はどれもゆっくりではあるが、大きくなっている。特に右肺のものが顕著に大きくなっている。一番大きな腫瘍は大きく膨らみ、そのせいで気管支が詰まって空気の通りが悪くなり、肺がぺっちゃんこになる無気肺の部分があると説明してくださる。無気肺自体、サイズ的にはあまり問題はないとはいうが。

 また、新しい病変もなく、骨の病巣も安定しており、悪化がなさそうという。そのため、口腔外科ではランマーク継続使用ということで経過観察をして頂いているが、既に開始から3年経過しており、ゾメタから数えれば(骨転移進行抑制の薬投与は)10年近いので、今年一杯でいったんランマークを終了しましょうというご提案。あの痛い注射をお休み出来ると聞いてほっとする。

 抗がん剤治療については、年内はこのままで、来年になったら考えましょうと仰る。1年かけて緩やかに大きくなっているということで、今の治療がある程度食い止めて(効いて)はいるが、食い止め切れていないということを考えると、このままずっと同じ治療を続けて、大きくなり続けてしまうと、それから小さくするのに苦労することになる。

 心臓の症状を見ながら、今日は治療(ハーセプチンとジェムザール)を再開しましょう、となった。病気そのものの症状よりも副作用が心配とのこと。確かに副作用によって治療が出来なくなるというのは困ったことである。
 次回は診察前採血のみでレントゲンも心エコーもなし。ジェムザールとラスト・ランマークの予約が入った。
 前回薬も4週間分処方して頂いているので、今回はなし。ロキソニンの追加は大丈夫ですか、と確認してくださるが、問題ありませんとお答えして、ご挨拶して診察室を後にした。

 化学療法室へ移動。夫やお友達に報告LINE していると、10分ほどで看護助手さんから外側のリクライニング椅子にご案内される。お忙しそうにカートを押すSさんとすれ違い、「あれ、今日はこちらですか。」とご挨拶。
 椅子に座って態勢を整えて本を読んでいると、Sさんが見える。「こちらが忙しくなって呼ばれちゃったんです。」と。今日もヘルプにいらしたそうだ。「大変ですね。でも針刺しがお上手なSさんにやって頂けるとはラッキーです。」とお応えする。ちょっぴりチクリとしたが、逆血も問題なく、薬が届くのを待つ。
 30分ほど待ってOkさんが「今、お薬届きましたからね。」と声をかけてくださり、点滴開始。Mさんが準備してくださる。

 ハーセプチン1時間ちょっと、吐き気止めのアロキシとデキサートが20分弱、ジェムザールが30分ちょっと、最後の生食が15分ほど、4週間ぶりの2時間強のコースである。
 いつものように最後の生理食塩水が始まったところで血圧測定。103-53、脈は58。
 Okさんが「(あの後)痛みはどうでしたか。薬は効きましたか。」と訊きにきてくださり、状況をお話し、「今日は無事治療が出来て良かったです。日曜日は予定どおりヨガの先生もやったんですよ。」とご報告。「そうそう、どうされたかなと思っていたんです、やれたんだ、凄いですね!」と。「これからコンスタントに開催することになり、また死ねなくなりました!」と言うと、「いやいや、ますます多忙になりますね。でも、本当に(インストラクターに)なっちゃったんですね~。」と一緒に喜んでくださる「50の手習いでこんな自己実現が出来るとは自分でも思っていませんでした。」などと応えているうちに早業で抜針。うっと息をする間も与えず、相変わらずの技術である。
 
 既に病院滞在時間は6時間近い。会計書類を腫瘍内科受付に出していると、ようやく先生がお昼休みに入られるところだった。その後結構時間がかかり、自動支払機で採血、レントゲン、心エコーと点滴の3割負担、5万円弱をカードで支払う。

 外に出ると予報通りのポカポカ陽気。暖かい。少し薄めのコートにしていたが、荷物になるので巻いたスヌードも要らないくらい。
 吐き気止めが効いているうちに食事を、と駅ビルの中華レストランに入った。3時にはクローズということで、見た目が綺麗なちょっとずつ色々のランチを注文したのだけれど、前菜も、蒸し物も主菜も麵もあれもこれも出てくるのが早いこと早いこと。なんだか急かされているようで落ち着かなかった。

 本は治療途中で1冊読み終わり、2冊目に入ったが、中途半端に終わってしまった。帰りも快速電車で隣の駅から席が確保出来たが、朝が早かったこともあり、ほどなくして居眠りしてしまった。乗り換え駅のスーパーで夕飯に夫のお弁当やサラダ、自分の一口サンドイッチ等を調達。最寄り駅からタクシーに乗り込めた。

 帰宅後は洗濯物を畳んだり、最低限の片づけをしたらもうぐったり。夫が帰ってきた時にはリビングのソファで横になっていた。夫は苦笑いで「よく見る光景だね」と夕飯を並べてくれた。
 食欲はなく、サンドイッチを半分と夫が用意してくれたスープを飲んで、苺を数粒頂いておしまい。
 食後も怠く、うたた寝をしてしまい、今になってしまった。とにかくあと2日、なんとか乗り切りたい。12月は土日に予定を詰め込んでいないので、少し家事に時間がかけられるのではないかと思う。ひとまず、今日は早めに休むことにしたい。
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2017.11.28 今年のインフルエンザワクチン、やっぱり・・・

2017-11-28 21:53:04 | 日記
 20日ほど前に夫と私はインフルエンザの予防接種を無事終えた。かなり早めに予約していたし、今年はワクチンの供給が少ないようだといわれていたが、そんな様子は当日出向いたクリニックでは全く感じなかった。
 ところが、息子の接種に関しては、やはり不足なのだ、ということを実感した。

 大学が地域の医療機関と提携して、少し補助をしてくださって、学内で接種することが出来る。
 今年も忘れずに受けてね、と言っていたのだけれど、なんと今年は各キャンパス1日1時間半限定というのだ。しかも、彼が通っているキャンパスでは、あいにくバッチリ休めない講義と接種時間が重なっているという。
 いずれのキャンパスでも受けられます、というけれど、それぞれ公共交通機関を使うとなると、かなり離れているし、旅費も馬鹿にならない。

 こちらに帰省する時にどこかで受けられないかなと言うので、早速、先日受けたクリニックに電話をしたのが10日ほど前。私たち夫婦が接種して僅か10日後のことである。
 開口一番「既に予約は打ち切っている」という。ワクチンの入荷は未定なので、今後予約を再開する見込みもなし、と。

 致し方ない、それでは、と子供の頃にお世話になったことのある近隣の3箇所のクリニックに続けて連絡してみたが、全て予約打ち切り、入荷の予定なし、おそらく終了とのこと。
 その状況を息子に話し、ひとまず大学や寮の近辺のクリニックを当たってみて、と連絡した。

 今の寮に越してからは、近くのクリニックに掛かったこともないし、探すのは骨が折れるから出来れば補助してくれる大学で受けたい、と結局、シャトルバスで片道1時間半近くかかるキャンパスの接種日に、講義を終えてダッシュで向かったという。
 ところが到着して会場に向かうや否や、「ただ今ワクチン品切れになりました」との貼紙がされ、空振りに終わったそうだ。

 インフルエンザ予防接種のため、講義を欠席したいと先生に話したうえで、翌週、別のキャンパスに遠征しようかとも思ったようだが、目の前で品切れという予期せぬ事態に直面して、講義を休んだ上にタッチの差で接種してもらえないのでは、泣きっ面にハチと考え直したらしい。

 近くのクリニックをチェックすると、12月分は○月○日○時から予約開始、というところがあったそうだ。
 受付時間が始まってすぐにネットで予約をしたが、12月第1週はあっという間に全て埋まっていたとのこと。ひとまず第2週に無事予約が出来たが、これは本当にワクチン不足なのだな、と改めて思う。

 12月に入ればワクチンの供給は大分潤沢になるだろう、という記事も読んだけれど、流行がピークになる前に一日も早く打っておきたいというのは誰しも思うことだろう。何しろ接種後有効になるのに2,3週間かかるのだから。
 とはいえ、いつだったかどうしても日程の都合が付かず、年末に滑り込みで接種、ということもあったので、とりあえず予約出来ただけでよしとしなければ。

 普段は威勢のいい息子だけれど、一人暮らしで一番辛いのは病気になった時だろう。手洗いうがいをきちんとし、マスクもしていても感染する時は感染する。罹らないに越したことはないけれど、どうにも防ぎようもなく、インフルエンザをもらってしまうこともあるだろう。その時に予防接種を済ませていれば軽く済むわけだ。

 そんなこんなで、ワクチンの有り難味を思う夜である。

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2017.11.27 ひねもす母と

2017-11-27 21:19:57 | 日記
 11月最終週スタート。週末からは師走である。いやはや毎年同じことを言っているようだが、途端に加速度がついたように日々が過ぎ去るのが早くなっている。
 今日も良いお天気だ。いつもどおりに起床、夫を送り出して夕食の下ごしらえをしてから息子を起こす。
 今日は母の病院に付き添う日だ。5月末に大学病院で手術した黄斑前膜の予後が期待したほどよろしくなく、今後のことをご相談という4週間ぶりの診察である。前回付き添うことが出来なかったので、母の心配事等について母に代わって主治医のN先生宛に手紙を書いた。それを読んでくださった先生は、その場で術前とその日の断層写真を2枚プリントしてくださって私に見せるようにと仰ったのだった。

 母からは、予約時間から大抵2時間程度は待つのがザラなので、あまり早くなくて大丈夫、ゆっくり来てくれればいいと言われていたのだが、私鉄とJRとバスを乗り継ぎ、待ち合わせ時間より15分ほど前に到着した。
 相変わらず総合受付も各科待合も人で溢れている。隔週で病院通いの私が言うのもなんだけれど、本当に世の中に具合の悪い人はいったいどれだけいるものか、と思う。
 エスカレーターで眼科に移動。母は点眼をする順番待ちの椅子に既にちょこんと座っていた。まずは視力検査、断層写真撮影、瞳孔を開く点眼薬を入れた後に診察なのだそうだ。
 到着して30分ほどで中待合に呼ばれる。ほどなくして名前を呼ばれ、2人で中に入る。ご挨拶をして早速検査。PC画面には断層写真が色鮮やかに写っている。母の眼球がアップで映し出されるとちょっとあとずさりするほどの迫力。

 術前には膜が張り、大きく盛り上がった黒い空洞(浮腫)があったが、現在はその膜がなくなり、黒い空洞もなくなっている。明らかに手術の恩恵である。ただ、先生が仰るには、「術側の左の視力が0.4から0.5で、もう少し上がってほしかったが、これ以上難しいようだ。」とのご判断。おそらく、膜が張って浮腫になるまで数年単位で経過していたのではないかとのこと。「右目の視力は0.9ほど。白内障はあるが、まだ手術をするほどの状態ではないので、ひとまず様子見で良い。治療はこれで一旦終了としたい」ということだった。そして今後もし何かあればいつでも、とも言って頂けた。「何か特に注意することはありますでしょうか。」と伺ったところ、「ぶつけたりしないように」というお答えだった。

 母は大学病院の長い待ち時間と術後の状況が好転しないことにいささか焦れていたので、先生から一旦終了と言って頂けてふんぎりがついたようだ。私が同席したおかげで色々細かく説明してくださったのでほっとした、とのこと。今後は気持ちを吹っ切って、近場のクリニックに通うことになりそうだ。
 というわけで到着から1時間ほどで診察が終了、会計で結構待ったが、お昼前に病院を出ることが出来た。
 そういえばこの2,3日、私も右目の瞼がやけにピクピク痙攣している。ただの疲労でなんでもないと良いのだけれど。

 一日休暇を頂いていたので、ではこれからどうしよう、と母の意向を確認し、まずはバスでJRの駅まで出てランチを一緒にすることにした。
 母が言うには「○○さん(夫)や○○君(息子)とは今月一緒に食事したけれど、あなたとは久しぶりだわね」とのこと。まあ仰るとおりである。隔週末毎に治療後で調子が悪く、調子の良い週末はあれやこれやと飛び回っている。はい、承知しました、今日は貴女に捧げましょう・・・ということに。

 ランチの後は、父のお墓参りに足を延ばすことにした。JR駅から私鉄最寄り駅までバスに揺られること小一時間、駅前で仏花を調達し、霊園のシャトルバスに乗り込む。さすが平日、2人の貸し切りだった。
 まさかこんなに早く病院でのもろもろが済むとは思わなかったので、お線香も持ってきていない。霊園事務所でお線香を買って墓地へ。7月の納骨以来、夫とは2人で何回か訪れているが、母と2人で一緒に来たのは初めての事。母は先日一人で来てみたということで、お花もまだそれほど枯れ果てた状況ではなかった。
 ともあれ、気になっていたのでお参りに来ることが出来て良かった。父も安心したことだろう。

 再びシャトルバスで駅前まで戻り、アウトレットモールで母の買い物の付き合いを少し。まだ見たことがないというお肉のテーマパークがある駅ビルから街を一望したり、とちょっとした地元観光まで付き合って、バスに乗り込ませて見送った。あれこれと欲張って、一粒で2度も3度も美味しい充実した一日になった。母も多分疲れたことだろうけれど、無事帰宅の連絡が来て、声は弾んでいたので結果オーライ。

 母を見送ったその足で、私はヨガスタジオに移動し、美律ホルモンヨガのクラスに参加。まどろむような気分で心穏やかに汗を流した。シャワーを浴びて帰宅したのはほぼ夫と同じ時間。

 息子は夜行バスでまた関西に戻るとのことで、夕食を摂り入浴し、あと少しで家を出る。
 私は明後日の通院に備えて明日はまた前泊の予定だ。金曜日はCT検査のため午後お休みを頂き、今日はひねもす母に付き合って一日休暇。明日の出勤がちょっと恐ろしいというのが本音である。

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2017.11.26 瞑想ヨーガクラスのお裾分け、無事終了

2017-11-26 19:22:35 | ASHARE (アシェア)
 今日も青空広がるいいお天気だ。洗濯機を2回廻し、夫と2人で朝食を済ませる。午前中から合唱コンクールを聴きに行く筈の寝坊助の息子を起こして家を出る。

 8月にお話しがあり、患者会のスタッフの方たちを対象に、瞑想ヨーガのクラスのお試しをすることになった。今月に入っての体調不良もあり、果たして無事お約束を果たせるだろうかと不安になった時期もあったけれど、こうして今日を迎えられたことに感謝しながら、私鉄を乗り継ぎ会場最寄り駅へ急いだ。

 最寄り駅にはUさんがお迎えに来てくださっていた。以前アロマの会でお世話になり、何度もお目にかかっているが、このところすっかりご無沙汰してしまい、3年近く経つ。道々当時のことをお話しながら会場へ向かう。
 この会場は大学時代に合唱の練習で訪れたことがあるけれど、数十年ぶりのこと、記憶は薄れ、すっかり様子は変わっている。
 会場棟の1階に行くと、既にお二人がいらした。そのまま会場へ移動する。前面に鏡やバーもあり、板の間でそれほど大きくないお部屋は、窓から陽射しが溢れとても使い易そう。
 着替えを済ませ、ガネーシャ像やリン等の小道具を並べてマットを敷く。今日は6名の方が参加されたので、丸く車座を作って行うことにした。

 予定より10分ほど早くスタート。自己紹介から始めてたっぷり1時間。初めての方にも無理のない動き、そして、瞑想ヨーガらしい動きを意識して取り入れた。もちろん、このクラスならではの呼吸法や瞑想もしっかり行い、シャヴァアーサナまで。最後にはハレルヤのキールタンを歌って無事終了した。

 一般的なヨガのクラスとはちょっぴり毛色が違うので、どうかな、と思ったのだけれど、終わってすぐに何人もの方からとてもスッキリした、気持ち良かったというお声を頂いてほっとする。
 キールタンを家で歌ってみたいのですが、とも言って頂いた。60分で、というお話だったので今回は60分で行ったが、もっと長くても良かったと言って頂けたのだから、大成功である。
 とにかくクラスが終わった時に気持ち良く、すっきりとして頂けたので何より。

 会場を移して、素敵なレストランでランチ。皆で乾杯の後は反省会を兼ねて美味しいお料理に舌鼓。今後は、一般の会員の方にも周知して、定期的に行いたいというお話を頂く。
 何分、ステージ4、10年目を迎える身、あまり先のことまでは確約できませんが、という申し出も十分理解して頂き、ひとまず会場が抑えられそうな年明けから日程を調整することとなった。

 元気な方たちを対象としたヨガのクラスはいくらでもある。だからこそ、再発治療を10年近く続けている私だからこそ出来るクラスにしたいと思う。これまで学んできたことを、少しでも必要としている方たちにお裾分け出来たらと思う。
 そんなわけで、お裾分けという意味を込めて会のネーミングを決めたというASHARE(アシェア)さんに賛同した。
 今後、日程調整が出来次第、こちらのブログでもご案内をしていきたいと思う。 

 さて、我が家の男性軍2人の今日のこと。息子は午後の混声の部のチケットは手に入らなかったということで、昼過ぎに夫を都内に呼び出して合流。都内の庭園を巡って紅葉狩りと洒落込んだ模様。途中、お抹茶を頂いたり、薔薇の花を愛でたりというLINEの写真が沢山送られてきた。

 明日からまた新しい1週間が始まる。先週末撮影したCT結果を得て、果たして水曜日の治療はいかに。
 どうなるか分からない将来を案じてみても、変えられない過去を後悔してみても始まらない。とにかく今に集中して、今出来ることを精一杯、それが一番ストレスフリーな生き方ということを改めて思う晩秋の夜である。

 (追記)ASHARE(アシェア)さんの活動レポートに取り上げて頂きました。


 
 
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2017.11.25 明日に備えて~メンテとヨガとシミュレーション

2017-11-25 22:10:18 | 日記
 今日もいいお天気の土曜日だ。朝の連続テレビ小説をベッドで視終わり、のろのろと起き出す。目覚ましをかけなければいつまででも寝ていられる。普段はつくづく寝不足だなあと思う。洗濯物を干してから夫と朝食。
 午前中、月に一度お世話になっているWさんのサロンでマッサージ。頭のてっぺんから足の先まで癒された後は、午後から地元のヨガスタジオで美脚ヨガのクラスに参加。その後は、買い物や年賀状の受取等、最低限の用事を済ませて、ひたすら明日の準備に没頭。これが今日の私のスケジュールだ。

 というのも明日、患者会のスタッフの方たちを対象に、瞑想ヨーガのお試しクラスをさせて頂くことになっている。
 夏にお話しを頂き、ピンクリボン月間のイベント繁忙期を終えてから、ということだったので、今月の私の治療スケジュール等をご連絡して調整して頂いた。当時はずっと先のつもりだった。が、月日の経つのは実に早い。あっという間に明日である。

 レッスンプランは師匠のSさんからもOKを頂いたものの、自分ひとりでクラスのシミュレーションをする時間がなかなか取れないまま、とうとう前日になってしまった。まずは60分のクラスを、というお話だが、実際にタイムキーピングしながらリハーサルをするとしないでは全然違う。とにかく一度でいいからやっておきたかったが、それには一人になる時間がどうしても必要だ。ふすま一枚隔てた隣の部屋に夫がいてはどうにも落ち着かない。ということで、夫にはお友達と紅葉狩りから夕食までお付き合いして頂くことをお願いして、さて、環境整備はバッチリ、と安心したのも束の間。

 なんと今週末、またしても息子が帰ってくるのだった。期せずして合唱コンクール全国大会のチケットが手に入ったので、是非とも聴きに来たいとのこと。実際、自分たちはあと一歩でその切符を手にすることが出来なかったが、他団体の演奏を聴くのは勉強になるから、というのもよく分かる。先週帰省したばかりで毎回新幹線の旅費を出してもらうのは大変だから、今回は自分のお小遣いを使って夜行バスで往復するというのだからダメだとも言えまい。

 昨日午後の講義を終えてから夜行バスで早朝東京入り、そのまま会場最寄り駅に移動して、カプセルホテルに付置された大浴場付の休憩処で仮眠をとり、午前中から夜の審査発表まで延々と聴いた挙句、お腹を空かせて、方や夕食を済ませてお腹一杯の夫と途中で合流して一緒に帰宅した。
 そんなわけで私は練習後に冷凍食品の夕食を済ませたのだけれど、息子の夕飯の支度もする羽目に。せっかく夫を追い出して(失礼!)夕食の支度はパスで練習に没頭しようと思ったのだけれど、なかなか思い通りにはいかないものだ。

 さらに、明日も朝からまた都心会場まで聴きに出向くのだという。今日が19時半まで、明日も10時半から20時半までというのだから、審査員の先生方も2日連続重労働なことだ。今では、私などよりよほど合唱フリークの息子、水曜にはまたゼミがあるので月曜日の夜行バスで再び関西に戻るというから、こちらに宿泊するのは今日、明日のみ。なんと2泊5日(車中2日)の強行軍である。お疲れ様なことである。

 さて、それでは明日に備えて今日は早めに休まなくては。
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