ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2014.3.31 消費税増税前日、今日も新居の環境整備でヨレヨレ・・・

2014-03-31 22:49:21 | 
 昨夜は、日付が変わる前にベッドに入ったのに、なぜか2時間ほどで眼が覚めてしまった。その後、4時まで眠れず。規則正しい夫の鼾に辟易しながら、焦れば焦るほど眠れない。その後ちょっとトロトロとして、目覚ましが鳴る前に諦めて起きてしまう。寝不足で頭も体もどんより重い。恒例の浴槽足湯をしてもスッキリせず。
 朝一番に加湿空気清浄器のお届け時間の連絡電話がある。今日から始まった朝の連続テレビ小説を見てからビュッフェの朝食レストランへ。寝不足の割には朝からしっかりあれもこれも頂く。とにかく食べなければダウンすること必至だ!という体の声を聴きながらエネルギーチャージ。

 食後、昨日実際に部屋に入ってみて不足と思った日用品を再び100円均一ショップでゲットしてから、タクシーで学生会館まで移動。観光スポット近くで渋滞しているうちに、息子からLINEで空気清浄器が届いた旨の連絡がある。かたやテレビの配達については、事前連絡が来なくてイライラ。タクシーの中で電話で確認し、折り返し連絡をもらうことに。
 学生会館に到着し、夫は早速ベランダでテレビ台代わりのラックの組み立てを始める。私は、昨日とりあえず仮置きした細々したものを整備し直しにかかる。
 そして息子は、大学生協まで自転車の受け取りに出かけた。順調にバスが来て大学に到着し、帰路は神社の桜を愛でながらピカピカの新しい自転車に乗って颯爽と帰ってきた。往復で1時間ちょっとのこと。聞けば帰りは自転車で20分とかからずに下宿まで到着出来たという。防犯登録等も無事に済ませ、本日の重大ミッション終了。

 帰館後は夫と駐輪場に行き、自転車にバックミラーや傘入れなどの小物を装着。これで明後日からは自転車通学が出来ることになった。片付けが一旦終わった私は、とにかく眠くて眠くて。それでも息子のベッドで寝るわけにもいかず、座ったまま呆けてしまう。

 テレビのお届けは12時から15時の間という連絡があったため、昼食は3人で外に出るわけにはいかなくなった。息子と近所の散策がてら昼食の調達に出かける。昨日と反対側方向に大通りを歩き、コンビニ、スーパー、レストラン等を確認する。ちょうどお昼時で、あちこちのレストランからいい匂いが漂ってくる。温かいものが食べたいな~と思ってしまう。そして、ちょっと歩くと由緒正しそうな和菓子屋さんが沢山軒を連ねている。一軒一軒制覇するぞ、と思う。

 おにぎり等の軽食を買い込んで、今日も部屋でランチ。それでも今日はテーブルがあり、周りに座ることが出来たので、昨夜より食卓らしい感じにはなる。
 お腹に入れると少し元気になり、今度は息子とホームセンターまで、不足している生活用品の調達に出る。その間夫はテレビの配達対応。バスに乗って順調にお店に到着したのだが、入ってみてびっくり。そう、明日から消費税が8%になるのだった。信じられないほどの混雑。そして、スカスカの商品陳列棚に唖然茫然。お客さんが「この店がこんなに混んでいるのは初めて見た。」と口々に言っている。
 前回下見をした際に息子が欲しがっていたハイバックの座椅子が現品限りになってしまっており、背面が汚れている。取り寄せ注文すれば5%の消費税のままで良いといわれたが、1週間から10日かかると言われ、またここまで自転車で、一人で来るのはちょっと困る、という息子は現品を引き取ることに。
 それ以外にも、棚板やら物干し竿やらやかんやらトイレットペーパー、ティッシュペーパーなど、かさばるものを目いっぱい買ったので、2人でも殆ど動きが取れなくなる。レジはどこも長蛇の列。店員たちは、おそらく朝早くからずっとこの混雑に対応しているのだろうけれど、すっかり打ちのめされた感じで、愛想笑いの一つもない。声をかけようにも皆、目がつりあがっていて、「すみません・・・」と言っても全然相手にしてくれずに動き回っている。レジで座椅子を買うときにも、やれ値段がついていないとか、現品で汚れているので割引をどうするのか、とか、店員同士の連携が上手くいかず、すっかり時間がかかってしまう。後ろに延々と並んでいるお客さんには、さも私のせいとばかりに舌打ちをされるし、トバッチリもいいところ、と本当に情けなくなる。
 這う這うの体で息子と店を出て、こんなに沢山買い物をしているのにこんな嫌な思いをするなんて、と愚痴を言い合う。さすがに、この荷物を持ったままバスで帰るのは無理、ということでタクシーを待つ。車が入れない小さな通りの入り口で停めてもらって、会館までよろよろと歩く。

 2時間弱の外出の後、ようやく部屋に戻ると、14時半頃に到着したというピカピカの32インチのテレビが鎮座ましましていた。白い流線型のフォルムで圧迫感がなく、いい感じ。これで今回用意した大物は全て揃って、息子の新しいお城が完成したことになる。お昼に調達しておいたおやつのおともに、買ってきたばかりのIHヒーター対応のヤカンでお湯を沸かして一休みする。とにかく疲れ果てており、頭がガンガンするが、熱い紅茶を飲んで、人心地つく。
 
 今回、引っ越し騒動で忙しくなってからは、いつもの胸痛に加え、爪囲炎の鎮痛のために、今まで朝1度だったロキソニンを朝昼晩と3回飲み続けている。今回ちゃんと3日分持ってきたつもりが、うっかりカウントし損ねていて、今朝で飲み切ってしまったことに気付く。息子のために持ってきた救急箱から頭痛薬を分けてもらい、凌ぐことにした。
 あっという間に夕方になったが、疲れ果ててとても動けない。申し訳ないけれど、息子のベッドで小一時間横にならせてもらった。眠いのに眠れない。頭痛がなかなかひかない。我ながらかなり無理をしている、と思う。倒れないのは気力のおかげか、とも思う。

 明日の準備もあり、今日は少し早く帰って休みたいということで、夕食に遠くまで繰り出す元気もなく、お昼にお弁当を買いに出かけた際に、息子と美味しそうだね、と気になっていたラーメン屋さんに入ってみる。学生さん特典もあり、スープがとても美味しかった。夫は今日一日、殆ど息子の部屋から一歩も出ずに作業の連続だったので、これまた顎が出るほど疲労困憊した顔をしていたが、3人で温かいラーメンに舌鼓。少し元気になった。

 途中で息子と別れ、昨日より小一時間早いバスに乗ることが出来た。昨夜見たバス停の桜はもう満開。気づけば、花見をすることもなく今日一日が終わってしまった。
 疲れ果てて眠くてヨレヨレだったけれど、あと2,3品足りないと気づいたものを、再び駅前の100円ショップで調達して、夫とお茶をしてホテルに戻ってきた。もう完璧!のつもりだ。夫曰く「○○(息子)が羨ましい。お父さんも○○になってみたい。」というほどの品揃えの部屋になった。

 いよいよ明日は入学式。息子のスーツ姿、決まっているとよいけれど。
 そして最後まで具合が悪くならないようにもうひと踏ん張り、頑張れ私、である。

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2014.3.30 雨の中、桜も咲いて、お引っ越し

2014-03-30 23:05:52 | 
 昨夜は、今日こそ早く寝ようと思っていたのに、土壇場になって、息子に渡した書類が行方不明であることが判明。慌てて再度用意する羽目に。本当に毎度のことながら、手戻りが多くて切れそうになる(いや、夫に言わせると既に切れていたそうだ。)。
 何とか日付が変わる前にベッドに入ったが、4時には目覚めてしまい、そのまま眠れず。

 
 今日は息子が引っ越す日である。
 ぽつぽつと雨が降り出す中、親子三人ドタバタとタクシーに乗り込み、最寄駅へ。いつも病院に出かけるのとほぼ同じ時間の電車に乗り、先週より1時間早い新幹線に乗り込む。途中、どんどん雨足が強くなり、車窓から景色が曇って見えないほどだった。ミステリーを読みつつあっという間に京都駅に到着。
 先週よりも1時間早い到着だったせいか、日曜日のせいか、三連休初日だった前回に比べてやや人が少ない。外は雨が本降りで、風も強い。今回は夫と駅前のホテルに宿をとったので、とりあえず大きなスーツケース等の荷物を預けて最後の買い物に出る。長い傘が余分だ。日用品類を100円ショップで揃え、PCのプリンター等も買い込み、昼食を摂り、ホテルに戻ってチェックイン。この時間には雨が小降りになって、傘を差さずに歩けるほどになっていて、大荷物を抱えた身には本当に有難かった。

 あらあらの荷物整理の後、態勢を立て直し、いざタクシーに乗り込む。長い長い住所(漢字で書くと市の後に20字近くある!)を言って下宿先の学生会館まで移動する。駅前はとんでもない大渋滞だったが、それを抜ければ順調に流れた。先週は蕾の色も変わっていなかったのにすっかり桜が花開いている。柳も芽吹いたばかりだったのに、緑が濃くなり風に揺れている。ほれぼれする美しさだ。
 予定時刻より30分ほど到着が遅れてしまったが、雨が止んでくれてほっとする。既に何人もの入居者が荷物を運びこんでいる。

 受付では、沢山の先輩学生さんたちがエプロンをしてヘルプに出てくれている。入館証明書を渡して、鍵と書類を手にして、いざ部屋へ。荷物を台車で運んでくれ、息子が初めて自分の鍵でドアを開けると、自宅から送った宅配便は既に玄関内に運び込まれていた。エントランスから部屋まで、自分たちで運ぶと覚悟していたので、本当に有難い。すぐに手分けをして荷ほどきをし、とりあえずのセッティングを始める。ベッドにもリースで頼んだ寝具一式がセットされている。

 一方、自宅近くのショッピングセンターから送った荷物も同じ時間に配送指定をしていたのだが、その時間を過ぎても到着の連絡がない。息子は入居者オリエンテーションのため、ダイニングルームへ。もろもろの書類をもらい、説明を受けてきた。同じテーブルの4人は国立大が2名、私立大が2名ということで、早速自己紹介もしあったようだ。
 戻ってきて程なくして、お隣の学生さんがわざわざご挨拶にきてくれた。なんと同じ東京出身で別の私立大学の1年生だという。早速LINEの登録をしあったそうだ。反対のお隣は愛媛県出身だそう。早くもお友達が出来そうで、幸先の良いスタートである。
 オリエンテーションで使い方を教わった郵便受けをチェックしに行ったところ、ショッピングセンターから送った荷物は、私たちが到着する数分前に不在配達表を入れられていたことが分かった。寮長さんに相談し、すぐに再配達を手配したが、早くて18時から20時とのこと。
 トホホ、予定では18時には作業終了して夕食を摂りに行く予定だったのに、これではとても無理だ。

 やむなく息子と近所の様子を見がてら、夕食と息子の明日の朝食の調達に出る。古い町並みで、周りはとても静かだ。大通に出るまでにポストや銀行の場所を確認。コンビニを見つけ、さらには目の前で作り立てのおはぎや安倍川餅のおやつも買って戻る。
 調理用品の調達がまだで、お湯が沸かせない。冷たいお弁当というのがちょっと切ないけれど、なかなか届かない荷物に業を煮やして食事を始めることに。椅子は一つだけ。私と夫はベッドの上とお風呂の椅子、というなんともはやのセッティング。キャスター付きの引出の上をテーブルにして最初の晩餐。まあ、後から思えばあの時はこうだったね、といい思い出になるのだろうけれど。
 食事が終わり、まだかまだか、と待っているとようやく「到着しました」との連絡があった。もう夜遅いし、疲れたし、トンカン音を立てるのはご迷惑だから、大きな家具の組み立てはやめようということで、カーペットを敷いて、簡単な組み立て収納ケースだけにして、私はもろもろの衣類を納めてきた。
 あっという間に20時半。鍵を持った息子に送ってもらわないと、オートロックでどこにも動けない。入り口で写真を撮り、駐輪場やゴミ捨て場も確認して、夫と2人で学生会館を後にした。

 大通のバス停には大きな桜の木。5分ほどして駅行のバスが来るまで夜桜見物だ。さすがに遅い時間だけあって20分もかからずに到着。
 草臥れて、夫とカフェでお茶をしてからホテルに戻る。息子とは早速、スカイプで連絡が取れた。夫は「寂しくないか」を連発しているが、息子は実にサバサバしたものだ。

 明日の予定。息子は大学生協まで自転車を受け取りに、私たちはテレビや加湿器等の配達もあるので、再び部屋に行ってスタンバイする。

 願わくばなんとか午前中に片が付いて、午後は少しお花見でもしたいけれど、どうなることやら。いずれにせよ、明日は温かい夕食が口に出来ますように。
  
 息子の記念すべき初めての一人暮らしの夜。夜更かしし過ぎないとよいのだけれど。こちらはもうキューバタン、といきそうだ。

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2014.3.29 東京とお別れの日、3か月ぶりプチ虹のサロン、最後の晩餐は作り過ぎ

2014-03-29 21:41:12 | 日記
 昨夜は写真撮影の後、同じ階のイタリアンレストランで夕食を摂り、帰宅した。
 三連休の京都行きに続けて、月曜日から金曜日まで5日間、フルに働いた後、さらに美容院と写真館撮影という我ながら無謀な日程を組んだがために、かなり疲労困憊。帰宅してもろもろ片付けてから、いざベッドに入ったら、疲れ過ぎていた所為か、頭が冴えてしまってなかなか寝付けず。気付けばあっという間に朝になり、すっかり寝不足。目の下がクマだ。

 さて、そうこうしているうちに、いよいよ明日が息子の引越しの日となった。
 3カ月毎の歯科検診もこれからは難しくなる。今日は朝一番に、いつもお世話になっている歯科クリニックに出かけた息子だ。この歯科クリニックにも家族揃ってお世話になっている。息子は3歳児検診以降、ずっと3カ月毎の検診とフッ素塗布、歯磨き指導等で15年お世話になった。おかげさまで今も虫歯はない。今日は検診後、奥歯の磨き難い溝を埋めてもらい、明日引越しをするので3か月後には来られない旨を告げ、次回は帰省する8月頃に、と帰ってきた。

 今日は、12月の忘年会に出席したのが最後で、3か月ぶりになってしまったプチ虹のサロンの開催日。
 1月の新年会は、規定量飲んでいたゼローダとタイケルブの副作用が酷く、とてもではないが電車に乗って都心に出かけられる状況ではなかったので、泣く泣く欠席した。翌2月も息子の受験の真っ只中であり、参加を見送った。もっとも、当日が大雪のため、流会となってしまったが。
 そして今日。Sさんのお嬢さんも我が家の息子も、無事進学が決まり、文字通り“春”の開催だ。息子はメンバーの皆さんからいろいろ応援して頂いていたので、明日が引越しです、と会の前に皆さんに挨拶をさせ、記念写真を撮影した。素敵な目覚まし時計をお祝いに頂いてしまった。寝坊助息子には何よりのプレゼントだ。
 その帰り、夫と前から行きたかったというラーメン屋さんと“MLBカフェ”で、最後の都心のお出かけを愉しんだ模様。

 こちらは美味しい和食に舌鼓を打ちつつ、久し振りにもろもろ積もる話をしていたら、あっという間に3時間が経過。閉店の3時になり、次回の日程を決めている最中に「もう閉店です。」と言われてしまう。
 ついこの間まで真冬のコートを着ていたというのに、今日はスプリングコートも要らないほどの汗ばむ陽気。急に暖かくなったせいか、ターミナル駅はどこもかしこも凄い人出だ。この後どこかでお茶でも・・・と思ったけれど、どこも並ばずには入れそうになく、また来月、と駅前でお別れした。

 せっかく都心まで出てきたので、ちょっと百貨店を覗こうかとも思ったが、これまた人、人、人で圧倒され、早々に電車に乗って最寄駅まで戻ってきた。帰宅後は明日からの2泊3日の荷造り。
 
 夕飯は、息子の好きなメニューを朝のうちに煮込んでおいたのだが、いかんせん作りすぎたようで、夫も息子もギブアップ。頑張って食べたうえデブと言われてはたまらない、とブーイングされ、最後の晩餐なのにちょっと冴えない結果になってしまった。
 家族が自宅で食べる晩御飯、これまではごくごく当たり前のことだったけれど、これからは、息子が帰省する時だけの特別なものになるのだな、と少ししんみりしてしまう。

 明日は早い。今日こそ早く眠らなくては。
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2014.3.28 今年度最後の出勤日、執念の写真館撮影

2014-03-28 22:53:15 | 日記
 昨日の寒さが嘘のように、今日は暖かな春の日になった。縮こまっていた桜の蕾も一気に膨らむ、うららかな陽気だ。
 
 昨夕は、帰宅後、肝心の息子不在の中、ようやく最後の段ボールに荷物を詰め込み終わった。半ば放心状態の母(私)である。
 夫曰く、自分が大学入学で家を出る時には、親は「行けばなんとかなる」と殆ど何も持たせてくれなかったなあ、とポツリ。まあ、あれもこれも・・・いや、それもあった方がいいかも、と自分たちの心配を少しでも払拭したいがために詰め込んでいるような気がする。
 当事者である息子は、先日、晴明神社で頂いた「向上守り」と「勝ち守り」をお土産に、お友達と繁華街のカラオケボックスへ。昼からフリータイムで6時間ぶっ続けで歌い続けたという。ボックスを出てからも離れがたかったのか、8時には帰宅予定といいつつ、「これから帰る」とLINE連絡があったのがその一時間後。

 今日の昼は、3月末で退職する方と学内レストランでランチをした後、午後は新入生に配布する書類等の袋詰め作業で缶詰に。例年の力仕事だ。
 そして夕方、仕事が退けてから美容院で3人集合。カットをした後、予約してあった入学記念の家族写真を撮ることに。
 なにぶん息子は生まれて初めてスーツを着るわけで、夫にあれこれ言われながら、ネクタイを締める練習だけはしていたけれど、昨夜、支度をさせてみると、はて、どれをどうしていいのか分からない模様・・・。見かねた夫が手取り足とり教えてとりあえず着てはみたものの、鏡を見に行った息子がいないところで、夫は首を傾げて「なんであんなに格好悪いんだろう・・・」と一言。うーん、着慣れていないのは仕方ないけれど、なんだか全くしっくりこないのである。

 いずれにしても、入学式当日にぶっつけ本番で着ていくのではなく(その日、息子は既に下宿に越しているから、自分独りで身支度をしなければならない。私たちは下宿までピックアップに行き、一緒に大学に向かう予定。)、この忙しくもヨレヨレの中、執念(!?)で家族写真撮影の予約を入れたことは、スーツ着用訓練という意味でも良かったのだろうとポジティヴに考えることにした。

 美容院では、16時間もの脳腫瘍の手術から無事生還し、今月から職場復帰した息子の担当のMさんに再会。今日は私の担当のSさんがお休みだったため、私もMさんにカットしてもらう。これまでの御礼と復帰祝いにと心ばかりのお菓子をお渡しして、息子はツーショットの写真撮影をしてきた。次回は夏の帰省時に伺います、と約束して。

 写真館では、まず息子が1人で数ポーズ撮った後、3人で1ポーズ。思えばこの写真館とのお付き合いも、誕生して100か日で撮影したのが始まりだった。それがこうして18歳になり、大学入学を機に家から巣立つ記念なのだと思うと、本当に感慨深いものがある。
 
 そんなわけで、本日で今年度の勤務も終わり。いよいよ明後日は引越しだ。翌日も荷物の搬入等があり、月が変わって1日が入学式。
 気さえ張っていれば風邪もひかない、と思っていたがそうもいかず。葛根湯は飲んでいるけれど、喉の痛み、くしゃみ、鼻水、鼻声・・・とすっかり風邪ひき状態である。とにかくこれ以上酷くしないようにしなくては・・・。

次に出勤するのは4月2日。アタフタしているうちに、職場では新しい年度の始まり、既に新しい顔ぶれが座っているわけである。


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2014.3.27 迷惑なもの

2014-03-27 19:59:41 | 日記
 今、一番苦々しく思っているのがいわゆる迷惑メールだ。
 PCはフィルターをかけて迷惑メールボックスに自動的に入るようにして、かなりうまくいっているようだけれど、それでも夫は、毎朝削除しながら、早くアドレスを変えようと言い続けている。かといって、重要な連絡が来るものにアドレス登録してしまっているので、いちいち変更手続きをすることを想うと、なかなか思い切れない。

 そして、携帯。スマホにしてから、やけに多い。
 当然、怪しげなものについては未開封のまま捨てているのだけれど、なにぶん手の痺れがあり、今は手袋をしていることもあり、細かい動作が苦手である。何かの拍子でタップしそこねて開けてしまうことがあったりすると、中の文章を読まずに(当然リンクなどをクリックすることなく)慌てて捨ててみても、先方の思う壺、後の祭りなのだろう。(私なんぞにそんなものを送ってはみても何の得にもならない、と思うのだけれど。)

 延々としつこく、実にくだらない不愉快な内容のメールが来る。しかもちょっとずつアドレスを替えて、一斉にはブロック設定が出来ないようにして。
 もちろん、誰かが内職のごとくチマチマと入力しているわけがなし、適当にコンピュータにばらまかせているのだろうけれど、なんと不毛な仕事だろうか。
 こんなことをやっていて一体誰が幸せになるのだろうと唇を噛むが、モノの本によれば全てのメールのうち85%はこうした迷惑メールであり、そのうちの0.001%でも反応があれば十分採算がとれるというのだから、本当にぞっとする。

 超アナログ作業で一つ一つのアドレスに拒否設定をしながら、ここのところ、ちょっと落ち着いたな、とほっとしていたのだけれど、また始まった。
 いたちごっこだから、どんなに届いても動じることなく、機械的に捨てていけばよいのだろうけれど、その都度、私の時間を返して!と不愉快になる。
 息子に至っては(いろいろアクセスしたり登録したりしているのだろうから)一日のうち200通も来るようになってさすがに嫌になり、拒否設定は諦め、殆どメールチェックもしなくなったそうだ(だからLINEしか通じない。)。
 「どうしても嫌ならアドレスを変えるのが一番だよ。新しくしたら僕はアドレス変えるよ。」と言っていたけれど、新しいスマホにしてから少し落ち着いているとのことで様子見のようだ。
 まあ私の携帯アドレスは、ご存知の方は頷かれるだろうけれど、そうそう簡単には思いつかない(ちょっと恥ずかしい)ものなので、やはり何かメルマガ等を受け取ろうとアドレスを登録する動作を行う折に、迷惑メールを企む輩に流れるのかもしれない。

 今日は冷たい雨降り。桜の開花宣言があったというのにいきなり冬に逆戻りだ。ちょっと油断をしてブーツを脱いだら、寒くて震えてしまった。
 
 息子は昼から仲良し6人組でカラオケルームに籠り、京都行きの壮行会をしてもらうのだそうだ。羨ましいことである。
 愉しんで、でもあまり羽目を外しすぎないように、とLINE連絡したけれど、とりあえず既読になったきり、音信不通である。
 まあ、息子元気で留守がいい、のかもしれない。 
 これからは、少なくとも4年間は毎日そういうことになるのだけれど・・・。
 
 そして、夫と私は明日出す予定の最後の荷造りをするのである。はああ~。
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