ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2023.8.31 “乳がん患者さんのための昼と夜のオンライン瞑想ヨーガ秋クラス"開催のお知らせ

2023-08-31 10:50:55 | お知らせ
 早くも8月が終わりますね。今年の夏は本当にとんでもなく暑かったですね。まだまだ涼しくなりそうにないのですが、日暮れは随分早くなりました。少しずつ秋の足音が聞こえてきます。
 夏のお疲れが出ている頃でしょうか。チラホラと身近でコロナ罹患の話も聞こえてきます。
 9月、10月の昼クラス、夜クラスのご案内です。

 「瞑想ヨーガでは身体を動かしながら呼吸を大切に瞑想して自分と向き合う時間を持ちます。<心を穏やかにしていく>ということは乳がん体験者にとってとても有効なものです。癒しの時間を過ごしながら、患者ライフに活用できる瞑想ヨーガを体験してみませんか?」
 昼クラス:「★乳がん治療中の色々なお悩みを解消したい方にオススメ!土日祝の午前10:00からスタートの通常クラスです。乳がん患者のみなさんが活用できる助言も交えて、瞑想ヨーガのクラス(70分程)を実施します。身体を動かしつつ瞑想でリフレッシュ&リラックスしましょう♪クラスの後はハーブティーを飲みながら、1時間ほどのおしゃべり会を楽しみましょう。夜はアロマバスソルトでしっかり身体をリラックスしてくださいね。」
 夜クラス:「★ぐっすり眠れる夜の瞑想ヨーガクラスは、乳がん患者さん共通のお悩み「不眠」解消にフォーカスしたショートクラスです。平日夜21:00からスタート、45分のクラスで身体も心もゆったり鎮めて・・・。あとはそのままぐっすり眠りましょう。土日になかなか時間が取れない方、不眠にお悩みの方に特にオススメです♪」とのことです。
 
 再び皆さんと集うリアルクラスの開催が叶うまで、遠方にお住まいの方にも気軽にご参加頂ける、体調等により移動が厳しい方にも会場往復のご負担なく、感染リスクなく参加して頂ける、というオンライン実施のメリットを生かしながら、リアルクラスの時の内容に近いクラスとして、昼クラスはご好評を頂いております。
 また、7月からスタートした夜クラスでは「深い眠りの時間が長かったので驚きました!」というご感想を頂いています。夜の時間、リアルクラスを開催して頂くのは今後も難しいでしょう。オンラインクラスだからこそ、お家でリラックスして参加して頂き、終了後はそのまま「お休みなさい」が可能です。

 乳がん患者さん、また、そのご家族であればどなたでもご参加頂けます。
 土日祝の午前10:00からスタートの昼クラスは、9月17日(日)、10月21日(土)に、また、平日夜21:00からスタートの夜クラスは9月12日(木)、10月17日(火)に開催されます。
 詳しいご紹介を下記にリンクさせて頂きます。

 沢山の方とお目にかかる事を楽しみに、引き続き体調管理をしながら精進を重ねてまいります。
 引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

  乳がん患者さんのためのオンライン瞑想ヨーガクラス
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2023.8.30 採血後エンハーツ44クール目 さらに6割に減量40回目終了 Good Byeエンハーツ!

2023-08-30 22:50:14 | 治療日記
 昨夜は思ったより寝つきが悪く、日付が変わる前まで眠りにつけなかった。とはいえ、目覚ましが鳴るまで中途覚醒なく眠れたので、6時間睡眠は確保出来た。普段を思えば十分だろう。家族LINEに「おはよう」スタンプを送り、朝風呂に向かった。
 正真正銘の貸し切りでルンルン。大きな湯船で手足を伸ばす。上がったタイミングで1人入っていらした。
 今日も猛暑の予報だ。今日は夫は出勤、息子は在宅勤務だという。
 
 着替えを済ませ、身支度を終えて朝食ラウンジに降りる。先月宿泊した時より大分混んでいる。なんとかテーブルを確保し、列に並ぶ。グレープフルーツジュースやクリームチャウダー、焼きたてデニッシュ、有機野菜たっぷりサラダや野菜メインのおかず等ちょっとずつ色々。ベリーソースをかけてヨーグルトも頂いた。
 相変わらず混雑しているので早々に席を空けて、紅茶は部屋で朝ドラを視ながらゆっくり頂くことに。お腹も快調だ。
 最低限の物を入れた手提げを持ち、それ以外の荷物を預けてチェックアウト。朝から既に気温が高い。
 
 病院に到着すると、まだ早いのか受付のIDカード機は待たずにすんなり。
 採血・生理検査受付へ移動。ピンク色の採血受付番号表を取る。掲示板を見ると、10人以上が待っている。待ち時間は7分から8分と出ていた。到着が少し早かったのか受付番号は30番台といつもより若く、待合席にはかなり余裕がある。ほぼ時間通りに番号が出た。いつもながら正確である。
 
 今日の採血担当は、何度もお世話になっているベテラン技師のYさん。今日も5本のフル採取だ。刺針はちょっとチクリで、4本目、5本目は採取に時間がかかり、ちょっとチクチク押される感じ。無事抜いて頂き、お礼を言って採血室を後にし、止血しながら向かいの腫瘍内科に移動する。

 待合い椅子はまだ空いている。久しぶりに定位置を確保し、受付に並ぶ。保険証確認は2週間前のCT検査時に済んでいる。いつものコロナ関連問診票を頂き、息切れ以外全て「ない」に〇をして、息切れの「ある」の前に“たまに”を追加する。
 
 本日のお供は、昨日の続きで町田そのこさんの「ぎょらん」。
 7編の連作集なので、ああ、このお話に出て来たこの人が次のお話のこの人だったのか、なんて気づきながら読み進めるのが楽しい。

 採血終了から1時間ほど経って血圧測定。101-62、脈拍が90。ようやく「中待合にどうぞ」に番号が出たのは採血終了から1時間半以上経ってから。その後は早く、荷物をまとめている間に「診察中」に変わって慌てて中廊下へ行くと、診察室の扉が全開中。急いでご挨拶をして飛び込む。病院に到着してから先生にお目にかかるまで2時間弱。結構かかった。

 扉を閉め、荷物を籠に入れ、体調管理ノートやエンハーツダイアリー等を出して席に着く。
 「さて、では、まず」と体温計を頂く。診察室での体温は6度4分。「どうでしたか。」と問われ、「5週間あると結構辛かったことも忘れてしまいますが(笑)、初めてアロカリスの点滴でイメンドがなくなりましたが、イメンドを飲むと眠気が酷く、寝てしまう、でも寝てしまえば気持ち悪くないという状態でしたが、今回は眠気がなかったので吐き気がどんな様子かなと観察しつつ、我慢出来そうだったので吐き気止めのドンペリドンを特に追加することもありませんでした。左の鎖骨、胸骨、傷口の痛みがありましたが、痛み止めを頓服することもなくなんとかやり過ごしました。下痢も便秘もそれほど酷くなくでしたが、総じてお腹は緩いです。胃痛に備えてタケプロンを倍量出して頂きましたが、胃の痛みは酷くありませんでしたので、1錠ずつで済みました。」とご報告。さらに先週健康診断やがん検診を終え、次回には結果票をお持ちできると思います、とも。

 「採血のデータはあまり変わりありませんね、ただマーカーが2か月連続で上がっています。今までは上がったり下がったり、前回は2回連続下がったこともありましたが。・・・」とPC上のグラフを見せてくださる。うーん。
さらに、PCには造影CTの画像が3種類(エンハーツ開始前、前回3月、今回8月)並んでいる。
 「鎖骨、胸骨に痛みがあるということでしたが、画像上骨は変わりないようです。が、肺は、右上の影はエンハーツを始める前より明らかに大きくなっています。左の影も前回よりちょっと大きいか、と。右の真ん中あたりのものは変わりないようです。ただ、気になるのは左肺のてっぺんあたりに3,4ミリの影がある。これは3年前まで遡って確認しましたが、新しく出来たかもしれないという疑いがあります。また、左肺の下部にモヤッとしたものがある。これは軽い肺炎の痕かもしれませんが」とのこと。一体、多発転移とはいえにいくつの影があることやら・・・。それ以外の臓器への新しい転移はなさそう。

 で、さぁ、どうする、である。
 今回エンハーツを変えてもいいと思うが、今回変えないとしたら何を基準に変えるのか、決めておいた方が良い。これまでは新しい転移が出てきたら替える、としてきた。変えるならどんな手があるか。かつて使った薬をもう一度、である。

 ① ハーセプチン+パージェタ+ホルモン剤(①´+ウイークリータキソール)
 ホルモン剤はずっと使っていないので、内服かお尻の注射のフェソロデックスか。ただハーセプチン+パージェタは3週に1度、フェソロデックスが4週間に1度なのがちょっと面倒くさい。内服なら問題なし。
 もっと病状が切迫しているなら、+ホルモン剤(①)は出来ない。すぐに+抗がん剤のウィークリータキソール(①´)になる。今のわりと緩やかな進行状況なら①を3,4か月は試せるか。ただ、前回も4か月間試したアナストロゾールはあまり効かなかった。今回4年半経った(2019年3月~ハラヴェンの前)のでどうか、というところ。

 ② カドサイラ(T-DM1)
 2年間32クールやって6年半経つ。
 エンハーツを止めて、今はまだ余裕があるが、カドサイラにしてゆっくり(進行)のままでいるかどうかわからない。もし不味いとなれば、①のホルモン剤なしでタキサンに(①´)、ということになる。
 エンハーツで引っ張るメリットとデメリットを考えてどこかで変更するかは予め考えておく必要がある。今は変更して良いタイミングではある、とのこと。

 甘かった。目標50クールだと丁度今年度末までで切りがいい、なんて呑気に考えていたから、エンハーツ中止の話題はちょっと不意打ちだった。もちろん永遠にエンハーツが使えるとまで思っていたわけではないけれど、もうちょっと、このままノラリクラリいけるつもりでいたから、今年の冬と来春に旅行の予約を入れたり、勝手に捕らぬ狸の皮算用をしていた。
 即答出来なかった。さすがに今日の今日から変更はなくて、今日は予定通りエンハーツ、次回からどうする、ということだ。

 先生にもう一度「44クールで終わりにして次回から替えた方が良いでしょうか、あと1回、というわけにはいかないでしょうか?」としつこく訊く。
 全く変なもので、あんなにきついエンハーツの治療後の約10日間を受け入れても、まだエンハーツに未練があるのだ。カドサイラはかつて2年間効いてくれたけれど、効かなくなって替えたのだから、再度トライして効く保証はない。それを言い出したら、どんな薬もやってみなければわからない、のである。
 先生は「もし45クール以降もエンハーツをやるなら2か月に1回CTを撮りながらだなぁ」と仰る。

 暫し深呼吸して「わかりました。カドサイラはエンハーツに比べて副作用は軽かったと記憶しています。水曜日に治療して週末まで体調不良でも翌週月曜日からは普通に仕事をしていました(エンハーツはそうはいかなかった。)。途中から吐き気が増して吐き気止めを増やして頂きましたが、脱毛もないですし・・・2年効いてくれたわけですし。」と応ずる。

 先生は「ではスタートのタイミングですが、カドサイラは3週に1度、今回3週間後にスタートだときついでしょうから、4週間後でもいいですが・・・」と仰る。
 4週間後だと、息子の縁談の両家顔合わせの日が治療3日後に当たってしまう。初回で副作用が分からない状況でそれは冒険だ。私が一番体調が良い日ということで日程調整をしてもらったので動かしたくない。「予定通り5週間後でお願いします。」と即答。

 それにしても3週間に1度の治療だと、9月は行かないで済むにせよ、10月に2回、11月に1回、12月に2回と予定していたより2回通院日が増える。先生や化学療法室の看護師さんたちにお目に掛かれて安心といえば安心だけれど(5週間に1度だとお久しぶりです、という感じになる。)、日程をまた組み直さないといけなくなった。

 次回は心エコー、採血、レントゲンの検査がしたいとのこと。エコーの予約時間が遅いので1日で全部やるとかなり遅くなりそう。「前日に全て検査を終えて当日は点滴だけ、という手もありますが・・・」と言われる。前泊は既に手配しているので、それでお願いする。5週間後は久しぶりに連荘である。
 そして年内の化学療法室の予約も5回分入った。
 薬は前回通りで良いですね、と言われ「はい」とお返事する(これが後で失敗だったことに気づく。)。

 「それでは、今日の治療は予定通りです。この後エコーの説明がありますから、廊下でお待ち下さい。あと、身長・体重も測っておいてください」と言われ、診察室を後にする。
 なんとなく焦っていたのか心ここにあらずだったのか、診察室に日傘を置き忘れたのに全く気付かず。クラークさんが「これは○○さんのですか」と届けてくださった。有難いことである。

 化学療法室へ移動して、測定。165.1cm、風袋毎で48kg。4人待ちでLINEの受付スリップは17番。
 ひとまず門前薬局にLINEで処方箋の写真を送る。処方箋が2枚。割と空いているなと思ったけれど、そうでもなかったか。顔は何度か見たことがあるが、名前がまだわからない看護師さんから案内される。
 初めて窓際の奥から2番目と3番目、お好きな方をどうぞ、と選ばせてもらえた。奥から2番目を選ぶ。窓側は日が入って暑いかもしれません、とのことだが、明るい方が嬉しい。

 お手洗いを済ませ、態勢を整えて夫やお友達に報告LINEをしてから読書再開である。治療スケジュールが変わったことで、瞑想ヨーガのクラスも変更しなければならない。ASHAREさん事務局のLINEにひとまずご連絡。周知の記事をアップしたばかりなのに申し訳ない。

 席に着いてから40分近くして針刺しにいらしたのは、Sさん。チクっとします、と言われ「全然大丈夫です」と言った途端、もう一度入れ直し。びっくりの痛さ。ええ?2度刺しされるとは心の準備が出来ていなかった。訊けば1回目は躊躇してしまって入れ直したのだそう。やはり針刺に躊躇は禁物で、一度ですっと入れてもらうのが一番だ。

 その後、薬剤師のWさんが学生さんを連れてヒアリングに見える。今日は学生Aさんから質問があるとのこと。「前回Tさんから吐き気止めアロカリス(点滴)にして効き目はどうだったか教えてくださいと言われていましたが、イメンドの追加2日分は吐き気止めの薬がない状態だったので、我慢しないで手持ちのドンペリドンを飲んでもよかったかな、と思います。今回は飲みます。」とお話しする。
 「お腹は緩めで、便秘薬は使わずに済んでいます。下痢もロペミンを飲むほどでもないです。」と補足し、痺れや味覚異常、痛みについてもお話する。
 Wさんが次回からのカドサイラのノートを持ってきてくださる。ダイアリーも別冊になっていて、後から届けてくださった。エンハーツダイアリーも前回頂いた9冊目の途中で終了だ。

 ほぼ同時に、初めましてのHsさんが薬を持ってきてくださる。伺うと6月から異動されたそう。これまでのエンハーツの副作用等についてお話する。今日で打ち切りではあるのだけれど。
 吐き気止めのアロキシ・デキサート・アロカリスミックス30分、ブドウ糖を全開で10分弱で落としてから、エンハーツ30分ほど、再度ブドウ糖15分、生食で流して1時間半弱。眠いが、本を読んだり、スマホで連絡をしたりと結構忙しかった。

 お昼頃薬局から薬の準備が出来ました、というLINEが届いた。化学療法認定看護師のKrさんが薬のチェックで寄ってくださったので、ついつい呼び止めて「せっかくダイアリーを新しくしましたが、今日でエンハーツ終了です」と。「ちょっと不意打ちでした・・・」と言うとKrさんもびっくりされていた。「そうでしたか・・・」と。
 それでも44クールは病院最長不倒記録に違いない。間質性肺炎の副作用が出ることなく、3年超続けられたのは快挙だ。あれこれ思いを吐露したら気持ちの整理が出来てスッキリした。Krさんも「私も心を切り替えて、次回から頑張ります!」とのこと。有難いことである。
 
 最後の血圧測定は席を案内してくださった看護師さん。108-55、脈拍は68。
 抜針も同じ看護師さんで結構衝撃があって痛かった。入れる時に痛いと抜く時にも痛い。それでも以前の翼状針よりは楽である。
 化学療法室滞在時間は2時間半ほど。お礼を言って身支度を整えて化学療法室を後にした。

 受付票を戻し、会計待合いに移動する。待合い椅子はそれほど混雑していなかった。採血結果のデータプリントを見ると、白血球は4,800。好中球も2,000以上ある。相変わらずHのものもLのものもいくつかあるが。
 10分ほど待って自動支払機で11万円強をカード払い。

 外に出ると、やはり暑い。薬局へ移動すると、数人待っておられたが、すぐにIさんの声で「○○様~」と呼んで頂けた。今回も頻繁に様子伺いのLINEを下さっているいるので、1か月空いた久しぶりな感じがしない。
既に、次回からカドサイラに変更とLINEで連絡済み。次回は薬が大分減りますね、と1つ1つ薬を確認。ここで、ミヤBMを前回3週間分に減らしていることに気づく。
 2週間分以上余っていたので、前回はそれで十分足りていたけれど、今回も3週間分だと当然足りなくなる。お腹の調子が保たれているのはミヤのおかげであるので、足りなくなってお腹の調子が悪いまま新しいカドサイラに変更は怖い。
 Iさんが「今から主治医に電話をして追加変更できますよ」と言ってくださるので、申し訳ないがお願いする。この後大分待つかな、とちょっとしょぼくれていたけれど、それほど待たずに済んだ。それでも無駄に手を煩わせてしまった。やはりボケている。電子マネーで6,500円ほどの支払い。今日の病院と薬局での滞在時間は6時間強。

 ホテルに戻り、預けた荷物を受け取り、お手洗いを済ませて一つにまとめる。
 空腹だし、気持ちを上げて帰りたい。いつものパスタの気分ではない。駅ビルの新しいタイ料理レストランで、ガツンとトムヤンヌードルにした。
 紙エプロンをして、赤いスープを飛ばさないように頂く。ランチタイムは生春巻き付き。久しぶりに頂いたが、途中でやっぱりこの前美味しかったパッタイが良かったかも、とか隣の女性が選んだグリーンカレーも美味しそうだったかも、と目も胃も卑しい。これから食べられなくなることを身体が判っているようだ。

 快速電車に乗る前にお手洗いを済ませ、席を確保して文庫の残りを読み始めた。途中でどうしようもなく眠くなって本を閉じた。次に気づいたら、降りるべき駅の次の駅も過ぎていた。寝過ごした。はぁ・・・。
 それでも、次の駅だとホームが違って階段の上り下りをしなければならないので、却って1つのホームしかない駅に降りられて5分も待たずに電車が着いたのは不幸中の幸いだった。やはりボケている。

 私鉄に乗り換え、ショッピングセンターのポイントが溜まっていたのを思い出し、入浴剤を買って無事最寄り駅まで戻ってきた。なんだか頭がぼーっとしているのでケアレスミスが続いている。アウトレットモールのカフェで蜂蜜トッピングのカフェラテを頂いて、ちょっと頭を冷やす。まだ元気だったのでそのまま自宅まで歩いた。万歩計は6,000歩弱。
 
 帰宅後は大量の生協のお届け物を収納する。玄関をがたがたしていたら、会議が終わったという息子が気付いて取り入れを手伝ってくれた。有難い。収納を終えたら、がっくり。
 ろくに片付けも出来ず、年内の前泊の手配等をしているうちに夫がライナー定時で帰宅した。

 母にMeet通話。昨日記入した介護保険申請書をケアマネさんに持参したら、そのまま引き取ってくれて後はOKと言われたそうな。付き添いもしてくださるとのことで安心だ。下手に郵送しないで良かった。
 先日受診した検診の結果を聞きに行ったら特に問題なく、塩分の摂りすぎには注意するように、とのことだったそう。とはいえ、汗をかくから梅干し等ちゃんと食べていると自信ありげだった。
 そして、不要な陶器を小さい指定ごみ袋に3つ捨てたそう。上出来だ。気になっていた3つのことが済んだのでいい日だったとのこと、良かった良かった。明日からは不調でなかなかケア出来ないことも伝えて通話を切る。

 夫と息子の2人には夕食に生協で届いたきしめんやお蕎麦を食べてもらった。私はお昼が遅かったし、なんとなく気持ち悪いので、バナナスムージと桃を2かけが夕飯代わり。

 既にお腹が気持ち悪くなり始めているし、かなり疲れているけれど、このエンハーツの副作用も今回が最後。44クール、よく頑張ったと自分で自分を褒めてしまおう。
 来月は、15年半以上再発治療を続けていて初めて、1度も通院しなくてよいフリーの月を楽しもう。そして10月からは気を取り直して、カドサイラと再会だ。ありがとうエンハーツ、Goodbye エンハーツ!である。
 
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2023.8.29 エンハーツ44クール目、治療前日の過ごし方

2023-08-29 22:24:40 | 日記
 昨夜は快眠ヨガを終え、ぼーっとした感じで息子の帰宅を待つ。話をしている間に日付が変わる。一番にざっと入浴した後でベッドに入ったが、相変わらず寝つきが悪かった。
 
 今朝、目覚ましとスマホアラームが鳴り、何とか起きて朝の瞑想ヨーガを終える。
 今日も2人が揃って出勤の火曜日。体調良くマイペースで過ごせる貴重な日だ。
 8月も残すところ2日。学校も夏休みが終わり、新学期が始まっている。私世代だと、夏休みは7月21日から8月一杯の40日、新学期は9月1日のイメージがあるのだけれど。
 夫を、そして息子を時間差で送り出した後に1人で朝食を摂る。夫は飲み会で夕食不要、息子には、冷蔵庫のレンチンご飯で対応してもらうことに。サラダだけ作っておく。
 
 今日は前泊。支度を済ませ、短い時間で冬物のニット類等を若干断捨離。
 昼からM先生のストレッチングヨガに久しぶりに参加した。27、8人の参加者だったけれど、両隣がいなくてのびのび。今月は45分のショートクラスなので、気持ち良い動きがテンポ良く続き、盛り沢山でちょっと忙しい。あっという間に最後のシャヴァーサナ。
 たっぷり汗をかいてシャワーを浴びて、駅から予定通りのバスに乗る。母といつものホテルのロビーラウンジで待ち合わせて、久しぶりのレイトランチである。駅前のデジタル温度計は34℃を示している。暑い。
 前回はアフタヌーンティーにしたけれど、母は軽食プラスケーキセットの方がお気に召しているようだ。
 お互い好きなパスタとサンドイッチをチョイスしてシェアし、食後はキープしたケーキ(母は苺のショートケーキ、私はフロマージュモンブラン)を頂きながら涼しくゆったりした席で2時間ほどお喋り。母の介護保険申請書類を整え、家に買ってあったフレーバーティ等を4種類渡す。

 母が帰りのバスに乗るのを見届けて、私はJRで病院最寄り駅に向かった。
 車内のお供は町田そのこさんの「ぎょらん」(新潮文庫)。
 帯には「後悔のない死はない。だからこそあたたかな涙が止まらない。一番泣ける町田そのこの文庫最新作 文庫書下ろし『赤はこれからも』収録」と、裏表紙には「傷ついた魂の再生を圧倒的筆力で描く7編の連作集」とある。「人が死ぬ際に残す珠「ぎょらん」。噛み潰せば、死者の最期の願いがわかるのだという。人が死ぬ瞬間に強く願ったことが小さな赤い珠となってこの世に残る、その見た目がイクラに似ているから魚卵―。
 町田さんの作品は「52ヘルツのクジラたち」や「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」等拝読し、毎回胸を衝かれているが、今回も裏切られなかった。
 
 読書に夢中になりたかったのだけれど、隣の席の女性が爆睡して重たくのしかかってきて、なかなか辛かった。そうこうしているうちに、病院最寄り駅に到着する。 
 今日も天然温泉があるホテルを予約した。夫の誕生日と同じ数字の部屋にチェックインした後、母にMeet通話。無事帰宅したことを確認してから、夕食はコンビニで調達し、ラウンジでお茶だけ頂いて部屋に戻った。

 夕食後は、今月のClub CaNoW「がん相談LIVE 治療を支える患者の味方!がん相談支援センターを使ってみよう!」にオンライン参加した。
 今回は「一度は見聞きしたことがあるであろう、がん相談支援センター。そもそも来訪するのにハードルが高い・・・どんなことが相談できるの?どんな支援が受けられるの?診断後から治療中、再発の不安・・・家族に関する相談まで、相談イメージがつきにくい部分を実際の事例を基に、がん相談支援センターの看護師が答えます!」との触れ込み。
 登壇者は聖路加国際病院 がん相談支援室 AYAサバイバーシップセンター兼務・橋本 久美子 氏と公益財団法人日本対がん協会 がんサバイバー・クラブ アシスタントマネージャー・大田原りな 氏。お二人から以下の直前メッセージが届いていた。

●橋本氏より:がんの相談は、どのように相談したらよいか分からないという声を聴きます。身体だけではなく、感情や人生、周囲の人たちとの関係に影響し、ひとりひとり、時間や場面によっても違い、悩みは一様ではありません。がん相談支援センターは、その〝相談する〟ひとつの場です。求めて、探して、ご本人の力を活かすことを、一緒に考えてみませんか?
●大田原氏より:皆さまは「がん相談支援センター」をご存知ですか?利用したご経験はありますか?私は、がんと告知された時から困ったし助けてほしかったし、誰かに話を聞いてほしかったけれど、扉をたたく勇気も気力もないまま月日が流れてしまいました。でも実ははその6年後、家族の治療のことで一度だけ電話相談をしたことがあります。…この続きはまた当日。皆さまと一緒に、がん相談支援センターのリアルについて理解を深め、理想的な活用方法 を考えていきたいです。」とのこと。

 私自身は、がん相談支援センターのお世話になったことはない。事前アンケートでも利用したことのない人は半分だった。 1時間15分、お二人のお話は穏やかに進み、参考になるお話が沢山あった。
 参加後、お風呂へ。貸し切りとはいかなかったけれど、洗い場に数人いらしたものの湯船はほぼ貸し切りで浸かった。私が出る時、ちびっこ連れが2組入っていらした。混んでいないうちにさっと入れて良かった。
 部屋に戻ってリアルタイムで断捨離番組を視た。今回は衣装持ちの50代管理職女性。同じ洋服好きの私としては、モノに励まされてきた、という台詞が心に響いた。
 朝からあれこれ欲張ったせいで、早くも眠くなってきてしまった。

 明日はエンハーツ44クール。2020年7月15日にスタートして3年1か月。副作用は相変わらずだが、5月からは5週毎になり、元気に動き回れる日が1週間増えた。鎖骨や胸骨、傷口が痛む日がないわけではないが、痛み止めを飲まずには過ごせないというわけではない。
 明日は月半ばに撮ったCTの結果を伺う日だ。なんとかエンハーツ治療がこのまま継続出来ますように。
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2023.8.28 何となく怠い月曜日の過ごし方

2023-08-28 22:53:05 | 日記
 昨夜はブログアップ後、録画したドラマを視て、すっかり入浴が遅くなってしまった。今日が出勤の夫がトップに、長湯の息子が次に、と私は最後に。寝室に行くと夫は既に爆睡モード。こちらはなかなか眠れず。デジタル数字の2時半を過ぎたところまで覚えている。嗚呼。

 そして今朝、いつもの目覚ましとスマホアラームが鳴り、何とか起き出す。朝の瞑想ヨーガを終え、夫を送り出し、息子を送り出して、またもや溜まっている洗濯機を廻す。外は曇天だが、今日始末しておかないと明日に廻せない。
朝ドラを視ながら1人で朝食を摂り、ベランダ一杯に洗濯物を干す。新聞を読み、ネットニュースに目を通してメールチェックを済ませる。なんだか寝不足で眠い。ソファに横になったらすぐウトウトしてしまう。

 月曜日はお昼からM先生のリラックスヨガ。次の時間帯のY先生のビギナーヨガでも良いのだけれど。ピンポンが鳴り、お花のお届けが間に合った。代金が直接渡せて安心して出かける。今月はミニ胡蝶蘭の鉢植えである。久しぶりに玄関に生花を飾ることが出来た。

 曇りがちなお天気といっても日が差すと暑い。少し家を出るのが遅かったのか、整理券が既に10番目でびっくりした。開始前ギリギリまで両隣が空いていたのだけれど右隣りに座られてしまい、左にずずっとずれて間隔を開けた。そうでないと寝ポーズで両手を広げた時に間違いなくぶつかってしまう。

 仰向けの呼吸観察からスタートして腹式呼吸、完全呼吸、コアラのポーズの後、座りポーズでは開脚して脇腹を伸ばす。四つん這いのキャットアンドカウで背中を解し、うつ伏せでコブラ、バッタのポーズ、最後は再び仰向けで腰を緩めてシャヴァーサナ。あっという間に汗腺が開いて汗が滴り落ちる。タオルの色が変わるくらいだ。シャワーを浴びてなかなか汗が退かず往生する。
 その後、階下のスーパーでアイスクリームを買って帰宅した。冷房が効きすぎてお腹が痛くなりそうで早々に退散。

 諸々片付けているうちに、ランチが3時のおやつのような時間にずれ込んだ。あまりお腹が空かず、とにかく喉ばかり乾いている。レンチンパスタと羅漢果茶で簡単に済ませる。

 明日は治療日前泊、明後日は治療日、となるともう当分動けなくなるから、今日は断捨離を頑張ろうと気持ちだけはあるのだけれど、なんとなく身体が怠くて重くてチャキチャキと動けない。ちょっと一休み、とソファで横になるとすぐにウトウトしてしまう。トレーナーのMさんに報告のLINEが打てない。

 息子は夕食不要との連絡があり、夫は出張先から直帰だけれど、大体いつものライナーの時間とのことで、ゆるゆると夕食の支度を始める。夫が帰宅後、何とか一汁三菜を作って出したけれど、それだけでなんだかがっくり疲れてしまう。
 食後、母にMeet通話すると、やけに元気だった。訊けば朝のうち曇っていて涼しかったので朝食前に庭の草を刈り、それからデイサービスに行き、早く帰ってこられたので、腰のマッサージに行き、とても充実していたのだそう。
こちらは洗濯と1時間のヨガクラスと食事の支度をしただけで終わってしまったのだから、なんだかなぁなのだけれど。

 夜はRyo先生のオンライン「暑くて寝苦しい夜に!ぐっすり眠れて夏疲れを乗り切る『快眠ヨガ』」の最終回。「●ロングヨガニードラレッスン→1~3回までのヨガニードラよりもロングバージョンで、さらに質のよい睡眠のために体と心を整えます。」である。
 ちょうど睡眠不足だったこともあり、いいタイミングのレッスンになった。やはりひと様のクラスに参加することは勉強になる。
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2023.8.27 ドイツレクイエム3回目の練習は隣県遠征!

2023-08-27 22:27:05 | 合唱

 昨夜は、またしても帰りの遅い息子の帰宅を待てずに、さっさと入浴。眠気に負けて日付が変わる前にベッドに入った。ちょうどその頃息子が帰ってきたようだったが、起きることなくそのままダウン。

 今朝はいつも通りの目覚ましと日曜日仕様のスマホアラームを消した後、二度寝すること小一時間。お手洗いにノロノロと起きる。相変わらずお腹が緩めだ。夜中に夫の鼾で何度か目が覚めたが、随分たっぷり眠ったものだ。私が起き出したタイミングで目を覚ました夫が朝食の支度をしてくれる。
 新聞を読みながら息子が起きてくるのを待って3人で遅い朝食。息子は相変わらず食道の調子が悪いとかで、いつもは夫と2人で“今日も元気だ、ご飯が美味い”なのに、「酸っぱいプラムは負担になりそうなのでやめておく」などと言う。今日もいいお天気だ。既に暑い。
 食休みの後は、拭き掃除。夫が掃除機をかけてくれる。掃除をしやすくなったなぁと思う。断捨離効果だ。

 今日はドイツレクイエムの練習、3回目の出席だ(今日でようやく出席率は6割になったが、次回はまた出られないことを思うと、結局5割がやっとというトホホな状況である・・・。)。今日はOB・OG合唱団の練習とバッティングしているが、この後はほぼバッティングが続く。
 次回2週間後はOB・OGに、次々回4週間後はドツレクに出席、という予定だ。やはり2つの練習掛け持ちは無謀だったかなぁと思うが、Y先生による練習に出るだけで幸せなので、もし出席率7割に達せず本番に載ることが叶わなくともそれはそれ、と思うことにした。

 今日は、当初予定されていた都心会場の空調故障により、隣県の練習場に急遽変更になった。余裕を持って到着するには2時間はみる必要があり、昼食は抜き。練習後にRちゃんと早めの夕食をご一緒出来ることになったので、テンションは上がっている。2人のためにお米を研ぎ、サラダだけ作って身支度をして出かける。

 車内のお供は岸本葉子さんの「50代、足していいもの、引いていいもの」(中公文庫)。
 岸本さんとは同い年。もう60代なのに何をいまさらと思われるかもしれないが、50代のうちにちゃんと引いていいものを引けていなかったから、今断捨離で苦労しているということもあり、手に取った。
 帯には「やるべきことは『捨てる』ことではなく『入れ替える』でした!服は着心地の良いモノだけに。体力に合わない重い鍋とはさようなら。人生後半を迎え、『モノの入れ替え』、『コトを代えて行う』を続ける新たなスタイルを提案します。」とある。

 岸本さんも40歳で虫垂がんを経験されたサバイバーだ。私自身人生後半どころか、生きているだけで丸儲けの感があるから、残された時間、捨てるばかりでなく、取り入れたいもの、してみたいことがどのくらい出来るのかはわからない。
 けれど、それはそれ、でフムフムなるほど、と読み進めた。実に私の断捨離も「重い」モノや「窮屈な」モノはもういっか、というスタンスになっている。私鉄ターミナル駅から地下鉄を2線乗り継いで、正味1時間半ほどの読書タイム。随分進み、帰りのライナーで読み切れる算段だ。

 予定通りに練習場最寄り駅に到着。何となく道に迷いそうだったので、駅員さんに確認してから歩く。道路がびしょびしょに濡れている。雷雨があったようだ。湿度が高い。それでもびしょ濡れにならず、止んだタイミングで歩けて良かった。教えて頂いた通りの道を歩いて5分ほどで会場に到着。
 中に入ると、ロビーのテーブルでY先生と伴奏の先生がもう座っていらした。持っていたマグボトルの羅漢果茶でちょっぴり喉を潤す。斜め奥のテーブルでお茶を飲んでいるRちゃんを見つけ、ちょっとお喋りしてからエレベーターで4階へ。

 アルトのAちゃんにも合流。普段は入口に出席確認のQRコードが貼られているが、今日は見つからず、ホールの中に入る。ちょうど発声が始まるところ。急いで中に入って3列目に席を確保した。
 10分ほどの発声練習を経て、時間通りにY先生の練習開始。ハッピーバースデーのピアノ伴奏が流れる。そう、Y先生はちょうど1週間前に92歳をお迎えになった。皆で「Dear Y先生~♪」と歌う。先生は静かに聴いておられる。
 終わって一同温かい拍手。先生は胸に手を当てて、「(本当は先週でしたが)1週間生き延びました。」とにっこり。そして、1時間半弱しかない貴重な練習時間がスタート。今日の出席者もざっと60名はいただろうか。

 まずはフレーズを区切って、先生の発音を聴き取りながら、今日練習する2曲目の後半のドイツ語の歌詞を読んでいく。続いてピアノで各パートのメロディを聴き、パート毎、2パート毎等重ねて歌っていくのは前回と同じ練習の進め方だ。最後に4パートの声が重なる。指示を聞き漏らすまいと今日も必死にメモを取る。

 1時間ほど歌い、5分ちょっとの休憩。ここで出席のQRコードが掲示され、皆がスマホを片手に読み込み、送信。アルトのAちゃんとRちゃん、3人で少しお喋り。顔を見ながらもなかなかゆっくり喋ることが出来なかったね~と。練習再開後は残り20分ほどしかなかったが、今日ご指導頂いた部分より少し遡って最後に通し、時間通りに終了した。

 皆で黙々と椅子を片付けて練習場から出る。お手洗いを済ませ、Rちゃんと駅を目指す。
 地下鉄を乗り継いで、ターミナル駅まで向かう。Rちゃんが何度か利用したことがあるというカフェを予約しておいてくれて、おかげさまで少し早めの夕食だ。
 乾杯のスパークリングカクテルにメインのパスタとラザニアをシェアし、デザートの3種類の可愛らしい焼き菓子と紅茶を2時間かけて楽しんだ。お喋りは尽きない。
 
 予約したライナーの時間に間に合うようにお手洗いを済ませてカフェを出て、JRで帰るRちゃんと別れた。いつもながら隣の席が来ませんように、と祈ったところ、今日は叶って1人でのびのび読書の続き。
冷房がギンギンに効いていたので持っていたカーディガンをお腹にかけてカバー。帰りも読書を続け、無事読み終わった。親の介護の話等、ちょっと鼻につんとくるような後半も同い年の岸本さんならでは。良いエッセイだった。

 帰宅すると、夫と息子はほぼ夕飯が終わるタイミング。私はなんとなくまだお腹が空いているような気がして、3人でカステラとアイスティを頂いた。2人は、午後からカーシェアリングで、市内ではあるが山間部の方まで行ってきたそうな。夫は前から行きたいと言っていたから良かったことだ。

 母にMeet通話。私が今日は合唱練習で遠征することは報告していた。今日は割と涼しくなったので夕方、駅前のスーパーまで少し散歩をしたそう。明日はまたデイサービスだし、明後日は午後から私と遅いランチだし、と元気そうにお喋り。今日も無事に過ごしていたことにほっとする。

 というわけで、掃除もし、本も1冊読み終わり、Y先生の合唱練習の後は旧友との夕食。家族以外と夕食を摂ったのは実に昨年の6月以来1年以上ぶりか。贅沢な葉月最後の日曜日だった。
 断捨離はまたしてもストップしてしまったけれど、明日は2人が出勤なのでマイペースでまた衣類に着手したいと思う。
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