2020.11.30乳がん患者さんのための"オンライン瞑想ヨーガクラス"12月開催のお知らせ

　患者会ASHAREさん主催の“乳がん患者さんのためのオンライン瞑想ヨーガクラス”についてリマインドのお知らせです。
　明日から師走。先日もお知らせしましたとおり2020年最後のクラスになりました。
　
　来月も、初めての方も含めどなたでもご参加頂ける＜だれでもOKクラス＞です。
リピーターさんも初めてさんもどちらもまだお席に余裕があります。師走の忙しい時かと思いますが、だからこそ、あえて心も身体も暫しゆったりとくつろいでみませんか。
　参加はとても簡単。ご自宅でPCやスマホの前でマットに座ってZoomに繋いで頂くだけです。もしご都合が合いましたらどうぞお申込みの上、ご参加ください。
　多くの皆様にお目にかかれるのを楽しみにしています。下記にリンクさせて頂きます。

　　乳がん患者さんのためのオンライン瞑想ヨーガクラス

2020.11.29エンハーツ7クール目 さらに減量3回目投与後11日目のこと オンラインアロマ講習会とリフレとヨガとてんこ盛り

　今日の午前中は瞑想ヨーガクラスでお世話になっている患者会ASHAREさん主催、初の自宅で参加できるオンラインアロマ講座に申し込んだ。数日前に丁寧かつしっかりと梱包された教材、材料が届いたので、用意するのはZoomに繋いだPCと精製水40mlのみ。
　代表Ｈさんのご挨拶の後、綺麗なカラーのレジュメに沿って講師のTさんが精油の特徴等について分かり易くお話しをされる。
　今日作成するのアロマクラフトは2種類。マスクスプレーとリラックスロールオンボトルだ。

　“新生活様式で毎日必須となったマスク、これからは特にインフルエンザ感染も注意しないといけない時期。そんな中とっても嬉しい抗菌作用ばっちりのマスクスプレーです。お出かけ前にシュシュっとすれば、良い香りで気持ちもスッキリ。マスクかぶれが辛い方にも、植物成分Onlyで身体に優しいスプレーです。”というご紹介のとおり、茶色の小瓶に入ったラヴィンツァラ、ティートリー、ユーカリラディアータ、ベルガモットの4種類の精油を無水エタノールの入ったスプレーボトルに入れ、良く振って精製水と合わせれば完成。これから大活躍しそうな爽やかな香りだ。早速ルームスプレーにしてアロマの香りを楽しみながら講座を拝聴する。

　続いて、以前リアルの講座でも作ったことのあるロールオンボトル。“今回は乳がん患者さんにはこれ！のリッチなリラックス精油を贅沢にブレンドした＜オンライン講座特製リラックスブレンド＞を奮発しちゃいました。癒しの香りにつつまれて、外出先でもリラックスしてくださいね♪”とのこと。

　こちらも精油の入ったボトルにホホバオイルを入れて良く振り、ドライフラワーを入れて美しく整えるというものだ。ところが、郵送時に漏れてはいけないときつ～く閉められていたロールオンボトルの内蓋が、手指の力がなく、爪がペナペナの私には何としても開かない。

　夫の助けを借りようとリビングに行ったら、ちょうどクリーニング店に出かけているところで不在。つまようじやティッシュ等の小道具を使って、言われた通りにトライするけれどびくともしない。挙句の果ては右親指の爪が欠けるわ、左親指の関節辺りをすりむいて血が出るわ、他の皆さんが講師のアドバイスに従って着々とクラフトを完成する中で、一人諦めるほかなく、トホホ・・・。

　同封されていた美とリラックスのASHAREオリジナルハーブティーは、たっぷりティーカップ2杯分はあるとのこと。後で夫と一緒に頂くことにして、講座の間は用意したホットハーブコーディアルを飲みながら参加した。
　講座終了後は時間のある方たちが残ってお喋り会へ。マスクや体調等の情報交換に花が咲き、定刻通り正午にお開きとなった。

　帰宅した夫にかくかくしかじかと事情を説明して、ロールオンボトルの内蓋を外してもらう。やはり素手ではダメで、ペンチの登場となった。一人、ダイニングテーブルでラベンダー、マジョラム、ゼラニウム、フランキンセンスブレンドの精油が入ったボトルにホホバオイルを入れて良く振り、小さな薔薇のようなハマナス、綺麗な黄色のカレンデュラ、ラベンダーのドライハーブの花を入れてとりあえず出来上がり。
　出来上がったボトルの写真をLINEでスタッフの方たちにお送りして無事終了。

　以前リアルの講習会に参加した時、室内に色々な精油の香りが充満し、濃い香りに酔ったのか頭痛になってしまったのだけれど、今日は手元にある精油の香りのみ。自宅の机からリラックスして参加出来、リアルの講習会に全く遜色ない満足な講習だった。

　簡単に夫とランチを摂り、午後からは暖かく着込んでリフレクソロジーへ向かった。今日も期待していたほどお天気が良くない。昨日より大分冷え込んでいる。
　サロン最寄り駅でオーナーにピックアップして頂き、車内であれこれ体調等を報告する。今日はスタッフがお休みで、オーナーと私だけの貸し切りだった。ラベンダー、マジョラム、ジンジャーの凝りほぐしブレンド精油をチョイスして、いつものようにハンドリフレと下半身スッキリコースをお願いする。

　施術が始まると、左の踵が痛くてびっくり。オーナーに言うと、とにかく両足とも冷えていて、左足の踵の辺りが特にひどかったそうだ。丁寧にしっかり解して頂き、施術後は身体ポカポカブレンドハーブティを頂く。次回年内最後の予約をして、再び最寄り駅まで送って頂いた。
　予定した電車に目の前で行かれ、10分以上ホームで待つことに。今日最後の予定は美脚ヨガのクラスに参加することだ。

　いつもは余裕を持ってチェックインするのだけれど、今日は15分前になってしまい、ドタバタ。当然、いつものお気に入りスペースを確保することが出来ず。既に着座されている方たちの合間を縫ってなんとかマットを敷いたら、さらにその前にド～ンと敷かれてしまった。今日は18名で、うち男性は2名だったけれど、かなり混雑した感じ。

　昨日ボディバランスヨガのクラス後に、ほぼ筋トレに近い10分ヨガに参加したせいで、朝から筋肉痛。マッサージをしているパートは良かったけれど、腹筋等を使うシークエンスでは結構辛かった。ちゃんと間を置かずに定期的に通えれば良いのだけれど、とにかく今は治療後の体調不良で10日以上行けないのが困ったものだ。

　終了後はシャワーでさっぱりして、夫と待ち合わせ。夫の礼服等を下見したけれど、特に収穫はなし。夕食を駅前で済ませた後、日用品を買い物して帰宅した。

　帰宅後はウエア等の洗濯を済ませたら、もうこんな時間である。
　明日からまた新しい1週間が始まる。火曜日からは師走だ。今年もカウントダウン。在宅勤務を除けばもう出勤する日はあと10数日である。

2020.11.27-28エンハーツ7クール目 さらに減量3回目投与後9-10日目のこと 在宅勤務と歯科検診もろもろ

　一昨日はブログをアップした後、ドラマの録画を視ながらソファで転寝すること3時間余り。日付が変わる前に何度も夫に起こされたらしいけれど、気づけば夫は既にベッドの中。真っ暗なリビングで一瞬何が起こったのかわからない。のろのろ起き出してぼーっとしながら入浴を済ませ、ベッドに入った。
　毎度のことながら、夕食後のタリージェの所為で驚くほどいくらでも眠れる。疲れているのかどうなのか。いずれにしても、それで不眠になっているわけではないから、エンハーツの副作用でダメージを受けた身体が休息を欲しているのだろう。

　金曜日。在宅勤務日。お天気が悪い予報なので、洗濯は土曜日廻しにする。
　夫を送り出してから勤務開始前までに夕食の仕込み。圧力鍋でカレー（毎度の手抜き）。とろ火にしてからPCに向かったつもりが、届いたメールの返事をするのに結構時間がかかってしまい、ふとキッチンに戻ったらほぼ水分がなくなっていてチリチリと音がするではないか。鍋を少し焦がしてしまった。トホホ。あとちょっと遅かったら中身も捨てるところだったのが不幸中の幸い。

　寒くて鬱陶しいお天気。昨夜、お風呂上がりに髪の毛が少なくなったせいか、頭がスースーするなぁと思ったのだけれど、案の定風邪を引いたようで喉が痛む感じ。急いで昼前に葛根湯を飲む。結局また一歩も出ずに夕方ポストまで降りただけ。実に運動不足である。

　夫が帰宅後、2人でお鍋一杯のカレーを平らげた後、また2時間ほど眠る。いつものようにソファの上でなくリビングのホットカーペットの上で寝落ちたところ、背中も腰も痛くてびっくりする。いつも私にソファを独占されている夫は、ここで気持ちよさげに朝寝、昼寝、夕寝をするが、さぞ痛いだろうということがようやくわかった。でも、背中等についているお肉や脂肪の量が違うから大丈夫なのかも・・・。

　夫が、在宅勤務応援と称して季節限定の和栗モンブランとシャインマスカットのショートケーキを買ってきてくれたので、先日お土産に買い求めた静岡の和紅茶で頂いた。次の治療までこうしてお茶の時間を愉しめることが嬉しい。
　寝る前にもう一度葛根湯を飲んで就寝。

　土曜日。
　朝一番で歯科予約が入っているので、のんびり寝坊していられない。朝ドラの総集編を視、ヒロインが乳がんで亡くなったことを改めて知り、ちょっとしんみりする。
良いお天気なので溜まった洗濯を片付けることからスタート。朝食を済ませ、今日から食後の薬は普段通りの3種類（コデイン、ミヤＢＭ錠剤、タケプロン）に戻った。

　洗濯物を干し、治療後の吐き気で毎回なかなか丁寧に磨けなかったことを反省しつつ、フロスや歯間ブラシで念入りに歯磨きすること30分。昨日早めに葛根湯を飲んだおかげでのどの痛みはなくなっていた。良かった。
　つるつるの禿げ頭なら寒くて帽子を被って眠るのだけれど、薄毛になったとはいえなまじ全体に髪の毛が残っているので、ついつい普段通りに考えてしまう。けれど、この状況ではちょっと頭をぶつけても危なそう。注意しなくては。

　鏡を見る時、全く髪の毛が生えていないのと、薄毛でも頭全体に髪の毛が残っているのとでは、精神的には随分違うことに4度目の脱毛で気づいた。1度目のタキソール、2度目のECでは完全に禿げ頭、3度目のハラヴェンでは落ち武者のようにサイドだけ残ったけれど、やはりほぼ禿げ頭だった。今回のエンハーツも今やかつらなしでは外出できないにせよ、これまでのところ一番傷が浅い。

　夫も午前中いつもの薬を頂きにクリニックに行くという。
　歯科クリニックは正真正銘1番乗り。予約時間3分前に到着したら、どなたもおられず、すぐに呼んで頂けた。椅子に座り、おでこの検温と手指の消毒、うがいを済ませて先生を待つ。良く磨けているけれど、欲を言えば奥歯の重なった部分にフロスをかけて頑張るように、とのアドバイス。

　5月に迷走神経反射で倒れた時、折った前歯を固定した部分についても順調そう。また何かあったらと怖くてなかなか強くは磨けなかったが、弱めのブラッシングなら全く問題ないようだ。磨きにくい部分をお掃除して頂いて無事終了。
　次回は3か月後の予約。ようやく通常間隔に戻った。5月以降、6月、7月、9月と今回、随分お世話になった。早めですがどうぞ良いお年を、とご挨拶してクリニックを後にした。家を出てから戻って来るまで所要時間は40分。帰宅して殆ど5分と経たずに夫も帰宅。

　まだ夏物が全てきちんと始末出来ていないので、お洒落着洗いで洗濯機をもう一度廻し、ごみ捨ても済ませる。
　懸案の夫の眼鏡を新調しに駅前まで。言われるがままオプションを上乗せしたら予算額をかなりオーバーしてしまった。来週の日曜日に出来上がるとのこと。

　お昼はちょっと離れた夫お薦めのラーメン屋さんまで繰り出す予定だったが、眼鏡店で思いのほか時間がかかってしまう。階下の食堂で済ませ、お茶をして時間調整。食料品の買い出しも終え、11日ぶりにヨガスタジオでボディバランスのクラスに参加した。

　今日は男性3名、女性11名の14名の参加者でほぼ満席のつもりでいたら、とんでもない。いつの間にか定員が17名ではなく26名になったそうだ。感染拡大中の状況でちょっと不安な設定ではないか。
　今日は終了後の10分ヨガで“インナーマッスルを鍛えて腸活”に参加した。治療後に初めて参加する時は代謝が落ちているのか汗がかきにくく、かいた汗はなんだか濃くて自分でも匂う感じ。普段はさらさらで無臭な汗なのだけれど。
　薄毛が大分進捗して、ラグにも抜け毛が沢山つくので、ケア帽子で参加した。シャンプーの後も、タオルドライだけでドライヤーが要らなくなってきた。楽といえば楽だけれど、ちょっと哀しい。

　帰路ブラックフライデーセールのアウトレットモールを通り抜けたら、人がぶつかるくらいの混雑ぶりだった。今日も東京は561名という感染者が出たというけれど、皆がその数字に一喜一憂しないというかある意味慣れてきてしまっている感じがする。

2020.11.26エンハーツ7クール目 さらに減量3回目投与後8日目のこと

　昨夜は、夕食当番は夫に任せ、それ以外の家事を分担。味覚障害も吐き気も収まり、美味しく完食。食後には和菓子とお茶も頂けて、ささやかな幸せが戻ってきた。

　さて、日本シリーズ。贔屓のチームがあれよあれよと4連敗。夫と息子のLINEのやり取りが喧しい。
　あまりの完敗さ加減に憤懣やるかたない、というか、しょぼくれているというか、諦観しているようにも見える2人をからかっているとなかなか楽しい。
　まあ、こうして悪態がつけるようになったというのが、元気になってきた証拠である。そんなことだから、ちょっと具合が悪くて静かにしている方が、夫としては御しやすいのかもしれないけれど。

　少しずつ、けれど確実に体調が戻ってくる実感を得ている。
　毎度々々、エンハーツ治療後の1週間は堪え性なく弱音を吐きまくっている。私自身の記録として綴っているブログではあるけれど、こんなネガティヴな文章を読まされる読者の方たちはいいご迷惑だろうなと申し訳なく思う。

　今後も治療の日々を重ねていく上で、3分の1は体調不良で食事が出来ないという事実を思うと、正直落ち込む。一旦元気になってくれば、薬を減量する前は10日から2週間近く具合が悪かったわけだし、3分の2は美味しく食べられて好きに動けるのだから、有難いと思わなければ・・・という優等生的な答えを自分自身で用意出来る。

　けれど、こと具合が悪い最中は、なかなかそうはいかず。元気な人たちは毎食美味しく食事が出来て、好きなところに繰り出せることをおそらく当然のことだと思っている、けれど、私の人生の3分の1は食事が出来ないくらい具合が悪くて、ろくに動くことさえ出来ないのよ、とやさぐれてしまう。
　我ながら情けない。人と比べない、というのがヨーガの智慧であるのに。まだまだ修行中の身であるに違いない。

　当初はエンハーツの副作用パターンが掴めて少し落ち着いたら、また元の記事のペースに戻ります、と書いておきながら、結局、7月からは“エンハーツ・・・”という書き出し以外の記事が書けなくなっている。
　エンハーツ治療中で、情報を求めておられる方、副作用に悩まれている方たちが少しでも検索してくださりやすく、という意味合いで“エンハーツ”という冠を付けていることもあるのだけれど。そろそろこの冠を取ってもいいかもしれない。
　この後、調子に乗って食べ過ぎて下痢に見舞われない限り、また少しずつ前向きなことを書いていきたいと思う。

　今日はいいお天気。昼当番を終えて外に出たらポカポカと暖かかった。一日ごとに猫の目のようにお天気が変わる。明日はまた雨模様で寒くなるようだ。こうして一雨ごとに冬がやってくるのだろう。

　明日は在宅勤務。雨に濡れることなく、家にいながら仕事が出来る有難さを思って過ごしたい。

2020.11.25エンハーツ7クール目 さらに減量3回目投与後1週間後のこと 徒然なる雑感

　昨夜は、今回の治療後初めて、甘いものをつまみながら食後のお茶をした。頂きものとか、お土産に買ってきたものとか、家の中のお菓子は山積み。なのに、私が一切目もくれず手を付けないから、夫が一人で黙々と消費してくれている。そのウエスト周りは立派になる一方である。
　ティータイムの結果、紅茶の利尿作用の所為か夜中と早朝と2回もお手洗いに行く羽目になった。けれど、とにかく食欲が湧いて、食べ物に目が行くようになってきたのは有難いことだ。

　今朝は冷たい小雨。昨日の代休を挟んでの出勤だ。
　朝食は、ナウゼリンを飲む、というワンクッションがあるものの、すっかりいつも通りの量に戻った。

　7月から始めたエンハーツ治療は7回を数えた。この間の経過を振り返ると、水曜日の投与後、当日の夜から週明け月曜日まで丸々６日間は気持ち悪さが酷く、食欲は落ち、ろくに食べられない。
　火曜日の昼くらいから急激にお腹が空いてきて、気持ち悪さと胃の痛みに伴う空腹が鬩ぎあい、水曜日には空腹が勝利してほぼ元通りの食欲に戻っていく、というパターンだ。
　そして食べ始めると、今度はいきなり酷い下痢に見舞われ、メンタルがヤられるということも数回あった。

　空腹にもかかわらず吐き気が酷くて食べられないというストレスは、頭で分かっている以上に治療中のメンタルに大きな影響を及ぼしている。この治療が奏功し、続けていく限り、こうしたきつい消化器症状には、焦らずくさらず付き合っていくほかはない、と頭では分かっている。
　でも、私がこうしたストレスを抱えることが、やむを得ないとはいえ、一緒に暮らす夫に対しても、少なからぬ影響を及ぼしていると思う。

　さて、このところずっと小春日和が続いていたので、いきなり冷たい雨になって身体がついていかない。
　前回の治療日に「気持ち悪さが早く取れたら、カイトリルもエルカルチンも7日間飲まなくていいでしょうか？」なんて見込みの甘いことを主治医に訊いたけれど、とても5日（今日）で終えられそうにない。
　食べられるようになったとはいえ、吐き気が全くなくなったわけではない。現に食前にはナウゼリンが必須である。
　たとえ飲みにくくても明日、明後日も飲み、予定通りの7日間お世話になった方が良いだろう。それにしても、吐き気止めを飲みながら食事を続けているのだから、我ながらしぶといことである。畢竟人は食べるために生き、生きるために食べているのだと思う。

　昼休み、ブラインドが下がった事務室からは外の天気が分からなかったので、傘を持って外に出たら雨が止んでいた。冷え込みは相変わらずだったけれど、若干薄日も差していた。既に紅葉も終盤。落ち葉を踏んで歩く学内は、早くも冬の様相を呈している。ATMで済ませたかった振込み操作が出来ずじまい。

　コロナ禍で全国の大学生協は大赤字である、という新聞記事を読んだ。なるほど今日、食堂は開いていたものの、気の毒なほど空いていた。見ればメニューもかなり絞っており、2時間のみの短時間営業。これでは商売あがったり、なのだろう。

　一方、学外の方たちにも人気のもう一つのレストランは、長い休業期間を終えて、先週からランチ営業を再開したという看板を目にした。こちらも、皆で行って盛り上げてあげないことには撤退してしまうかもしれない。教職員は在宅勤務で、コロナ前に比べて利用する人が激減しているようだ。外部の方たちがどのくらい戻ってきてくれるものやら。

　午後一番で来客の予約があったので、一番近いカフェでワンパターンのピクルス多めのホットドッグと、トールサイズのカフェラテの食事を急いで済ませ、飲み切れなかったカフェラテは手持ちで席に戻った。
　そうこうしながら無事に今日の勤務を終えた。今週の出勤はあと1日。
　この後、調子に乗って食べ過ぎて下痢に見舞われない限り、また前向きのことを書いていきたいと思う。

　帰宅すると、生協の注文品は届いているわ、お花は届いているわ、不在票が入っていて再配達の手配をするわ、生協の注文書を玄関に出して置くのを忘れて電話注文を余儀なくされるわ・・・、でてんてこ舞い。
　やはり体調がまだ本調子ではないということで、あれこれ抜けているのである。

　今日届いた今月2回目のお花は、ピンクと深紅の薔薇が合わせて5本、野イチゴのような可愛らしいセンニチコウと淡いピンクのスイートピーが2本ずつ、ドライフラワーにするとクリスマスリースに使えるバーゼリアが1本。
　花言葉はそれぞれ「愛」、「色褪せぬ愛」、「ほのかな喜び」、「情熱」だという。
　寂しかったガラスの花器が愛に満ちた素敵な投げ入れになった。