ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2022.2.28 如月晦日の過ごし方 梅を愛で、招福を願う幸せな一日!

2022-02-28 20:32:52 | 日記

 昨夜は入浴後、ドラマを視ながら既に寝落ち状態で、タリージェも飲まずにそのまま眠ってしまった。5時間ほどぐっすり眠ったのか、明け方お手洗いに目覚めた後は二度寝出来ずじまい。
 いつも通りにスマホのアラームは鳴ったけれど、夫はまだ眠っているのでベッドの中でニュースと朝ドラを視てから浴槽足湯の用意をする。

 今日はブッフェレストランでの“極上の朝食”を予約している。沢山のシェフがライブで一ひねり利いた一皿を出してくれるという触れ込みで、ホテル会員宿泊者限定ご招待である。さすがに月曜日の朝、一番遅い時間の予約だったので空いている。随分前に一度訪れた時は混雑していて落ち着かなかった印象があったけれど。
 奥の大きなテーブルに案内される。キッチンの様子に目移りして大変である。とはいえ、そうそうお腹に入るものでもない。厳選して何品かを少しずつ選んで席に着く。スムージーもジュースも美味しい。
 夫は土鍋ご飯がただ今炊きあがりました、と囁かれ、とろろご飯にしている(その後はフォーやらパンやら・・・)。和洋中だけでなくアジアンもあり。

 普段はオムレツを焼いて頂くのが楽しみなホテル朝食だが、今日はポーチドエッグのクラブケーキにチャレンジ。沢山のベリーや渋皮栗をトッピングした焼き立てデニッシュもその場で作ってくれる。デザートも充実していて、やめればいいのに、ついつい一口ずつお味見。ゴムのスカートで良かったと卑しい目が言っている。お腹パンパンでレストランを後にし、チェックアウトまでの1時間はしっかり食休みにした。
 ところが、またしても・・・である。食べ過ぎるとこうなることがわかっているのに学習しない情けなさよ。案の定お腹を壊してしまった。腹痛でお手洗いを数往復。2週間前に懲りたばかりなのに・・・。

 今日もいいお天気で、気温が上がるという。日中は薄いコートでも良いとのこと。青空に陽射しが溢れている。ひとまずお腹が落ち着いてくれたようなのでチェックアウト。駅のロッカーで荷物を預け、身軽になって梅を愛でに行くことにした。
 普段梅を見られそうな思いつく公園は、ググってみればコロナのためずっと休園中。では、と私鉄で15分ほど駅徒歩5分の羽根木公園を目指すことに。梅林は、昭和42年区議会議員選出記念として、55本の梅を植樹したのを始まりに、10回の記念植樹により、現在約650本・60品種の見事な梅林となっているそうだ。
 例年2月上旬から3月上旬に行われる梅まつりは、地域の春の風物詩となっており、遠方からも多くの方が訪れるというが、あいにく今年もコロナ禍でお祭りは中止。それでもシニアの方たちをメインにそこそこの人たちが訪れていた。

 雲一つない青空に紅梅、白梅、どちらも映えて美しい。風が吹くとマスク越しにもふんわりと上品な香りが漂ってくる。遠く富士山も拝むことが出来た。すっかり満足したが、このまま戻るのも勿体ないし物足りないでしょう、と夫の発案で15分ほど歩いて豪徳寺に行ってみよう、ということに。

 緩やかな坂道を上ったり下りたり、住宅街を歩いて到着した立派なお寺の正式名称は、大谿山豪徳寺。境内には白梅が咲いている。文明12年(1480年)、世田谷城主・吉良政忠が亡伯母のために創建した臨済宗の弘徳院が前身とされ、その後、曹洞宗に改宗。
 寛永10年(1633年)に「世田谷領」と呼ばれる地域が彦根藩の支配となり、彦根藩主・井伊家の江戸における菩提寺に。2代藩主・井伊直孝の戒名「久昌院殿豪徳天英大居士」に因み、豪徳寺と改号されたという。

 招き猫発祥の地とされるが、その由来も直孝と深い関係がある。鷹狩りに出かけた帰路、小さな寺の前を通りかかると、門前で一匹の猫が手招きをしていたそう。直孝は猫に導かれて寺の中に入って休憩すると、たちまち空が曇って雷雨に。
 住職の愛猫のおかげで落雷の難を逃れ、説法を聞けたことに仏の因果を感じた直孝は、荒れていた寺を改築。この出来事が縁となり、井伊家の菩提寺になったと伝えられているそうな。そんなわけで境内に隣接する井伊直弼公の墓所も拝見してきた。

 立派な三重塔には干支に加えて猫が正面に控えており、向かいの招福殿には隙間もないほどずらりと大小様々な招福猫児(まねきねこ)が並んで圧巻。招福猫児の奉納所で、願いが成就した後に返納するとさらに御利益が頂けると言われているそうだ。ひしめき合っている招福猫児の数だけ願いが叶っているわけだから、それだけでも縁起のいいスポットらしい。せっかくなので豆サイズの招福猫児を頂いてきた。

 再び私鉄駅を目指して、可愛らしい商店街を横目に歩く。ここまでで9,000歩弱。これならいつもと変わらない。ターミナル駅まで戻る。コートを着込んでいてショッピングセンター等に入ると汗ばむほどだ。
 お昼を摂るにも大分遅い時間になっているけれど、何分朝食べ過ぎてお腹を壊した身、出来ればお腹を休ませたいなという気分である。夫も空腹はそれほどではないというが、歩き疲れたのでちょっと休憩は必須だ。なかなか落ち着けそうなお店が見つけられず、結局、ターミナル駅まで戻っていつものティールームに行くことになった。

 夫とアフタヌーンティセットをシェアしてストロベリーダージリンティーを頂く。夫の好きな桜餅と鶯餅をお土産に買い求め、帰りはライナーでゆっくり帰宅した。万歩計によれば16,000歩超え。よく歩いた。

 そして今月2回目のお花が届いていた。ピンク、赤、黄色、白と紫のミックスのチューリップが合わせて4本、レースフラワーとキンセンカが1本ずつ、センニチコウとムギが2本ずつ。花言葉はそれぞれ「思いやり」、「繊細」、「忍ぶ恋」、「不滅」、「富」だそう。玄関に活けたらいい香りが漂っている。

 明日からいよいよ弥生三月である。
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2022.2.27 久しぶりの大笑いで免疫力アップ!

2022-02-27 20:57:29 | 日記

 昨夜のオンライン同窓会はお金の話からウクライナ情勢まで大いに盛り上がった。1時間半を廻ったところで一旦お開きになったので、チャットでお礼を言ってから離脱した。次回以降もまた有り難い講義は続くようである。

 さて、家事も昨日の内に済ませた日曜日。お楽しみデーである。
 もう20年近く前、大阪を旅した時、親子3人で大笑いした難波花月劇場お笑いライブ。東京でも劇場がオープンしたからまた行こうね、といいつつ、それっきりになってしまったルミネtheよしもと。来月一杯有効のペアチケットがあり、思い切って予約をし、都心まで出かけた。

 穏やかないいお天気である。明後日から3月。ようやく春の訪れを感じさせ、暖かくなる予報である。ダウンを脱いでライナー付きのトレンチーコートにしたけれど、それでも前を開けて歩けるくらいだ。

 開演30分前に予約引換券をチケットに替えるシステム。入り口で連絡先表を記入し、検温して場内へ。
 普段お笑い番組を好んで見るわけではないので、全然知らない方ばかり。けれど、2時間弱、マスクごしに久しぶりに思いっきり大笑いして、すっかり免疫力アップになった。
 テンポ良く5分から10分で芸人さんが切り替わり、その人たちの世界を作り上げる。退屈している時間はなく、前半1時間ほど、笑って拍手して、瞬く間に過ぎた。そして、ああ、本当に長い間、笑っていなかったのだなとしみじみ思った。

 指定席は前から4列目、ステージ真正面の良い席だった。残念ながらこのご時世で、指定席はほぼ満席だったけれど、後方の自由席はほぼガラガラ。500人の収容人数で3割入っていたかどうか。芸人さんたち、受難の時代である。

 前半1時間が終了したところで5分間の休憩、換気。後半はコメディーショーで賑やかに笑い転げ、終演となった。 握手もなし、プレゼントも渡せず、とダメダメ状態は致し方ないけれど、コロナ禍、ファンも受難である。
 お土産品のショップを冷やかし、遅いランチへ。

 まだ結婚して間もなかった頃、夫とよく訪れたロシア料理の店が変わらずあったので迷わず入った。まだあったとは!懐かしく美味しくあれこれ楽しみつつ、ついついウクライナのことを思わずにはいられなかった。
 百貨店で懸案だったお菓子の注文を済ませ、ウインドウショッピングをして、12月に泊ったホテルに向かう。ロビーでは吊し雛と飾り雛の競演が美しく、思わずパチリ。

 チェックインしたのは33階。あれ、もしかするとこの前と同じ部屋かも・・・、と記憶を辿ったら、紛れもなく同じ部屋だった。こんなこともあるものだ。まあ、同じプランだからなのか、よくわからないけれど。
 かつての職場だった庁舎がドーンと窓の外に鎮座ましましているのももう見慣れた風景だ。紅茶を淹れて一服。冬至間際だった2ヶ月半前よりも日が随分長くなっている。

 暫く休んでから、最近我が家のデスクトップパソコンがとても重くなり、調子がイマイチなので、近くにある家電量販店で下見に出かけた。案内してくれた若い男性がどうも息子に重なって、予算額を大分オーバーしたけれど応援の意味で購入を決めた。受注生産の新型モデルで4月中旬に納品される予定だ。 
 思い切ってメモリもCPUもハイスペックにしたので、4月からは基本自宅でしかPCを使わない私にとっては到着が待ち遠しい大きな買い物になった。ということで、最近は若い人たちに対してついつい母親目線。息子のことを考えると情けは人のためならず、で評価が甘くなる。
 
 部屋に戻ってコートを脱いで予約した階下の和食レストランへ。半個室の大きなテーブルに案内されて、小鉢からデザートまで8品、堪能した。まずは夫が日本酒、私は梅酒の水割で乾杯。前回の中華では折り返し以降、ほぼ夫に助けて貰ったけれど、今日の和食は目にもお腹にも優しく、どれ一つ残すことなく完食した。
 1週間前の不調を想えば別人である。ちょっと離れた個室から赤ちゃんの声が聞こえる。訊けば雛祭りの初節句で家族のお食事会のお客様だという。おじいちゃんおばあちゃん、お父さんお母さんに囲まれ、まだ1歳にもならない女の子が頭にカチューシャをし、着物を着ておめかししている。
 こちらはすっかりおばあちゃん目線で赤ちゃんの泣き声を懐かしく思った。そうこうしながら1時間半春らしいお料理の数々に舌鼓を打ちながらゆったりと過ごす。お腹も心も満ち足りて部屋に戻った。

 明日は楽しみな“極上の朝食”の後、チェックアウトまでゆっくり過ごし英気を養う予定である。
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2022.2.24-26 エンハーツ25クール目、さらに減量21回目投与後8-10日目のこと 今クールも復調

2022-02-26 19:56:57 | 日記

 木曜日。通常勤務。月末のため、リアルでもオンラインでも会議のない貴重な木曜日だ。仕事が捗る。
 
 朝食時の青汁が復活した。これでようやく普段通りだ。焦っても仕方ないけれど、普通の朝食を摂れるようになるまでに治療後1週間はみておかないとならない。生協で初めて購入した柑橘の“はまさき”がとてもジューシーで美味だった。「甘さ」こそが最大の購買意欲に繋がる夫もお気に召した模様。

 お昼は一番近いカフェへ。ワンパターンのピクルス多めのホットドッグと蜂蜜トッピングのカフェラテ。いつもと同じものが頂けるということはとても有難いことだ。黙っていてもフォークとナイフをセットしてくれる(前歯を折って以来齧ることが出来ない。)顔見知りの店員さんと挨拶や一言交わせるのが嬉しい。

 前日は祝日、ちょっと頑張って動いたことで疲れはあったけれど、結果的に復調するのが早まったような気がする。体調が悪いからと横になって寝てばかりいると、あっという間に筋肉が落ちてヘロヘロのヨレヨレ、老化体まっしぐらになってしまう。
 だから、動けるようになったら頑張ってなるべく歩いて、なるべくヨガスタジオに行って。プラスにならなくてもなんとかゼロに戻してマイナスのままにしないこと。毎回毎回その繰り返しである。

 1日頑張って仕事を済ませたら、投与翌週の木曜日のお約束で、復調を後押ししてくれる岩盤浴デーだ。以前はほぼ貸し切り状態だったこの岩盤浴タイム、好評とみえて利用客が増えている。
 今回は私の他に4人の方がいらした。レッスンでなくともここで温まってマイペースに過ごすことが気持ち良いことに気づいたのだろう。私はただただうつ伏せ、仰向けと横になってウトウトしながら1時間過ごした。

 帰宅後は休務日の夫が、ミールキットのサラダや肉料理を用意してくれていた。3日連続で新しい会社のお試しセットの品を頂いたけれど、生協より断然美味しいようだ。上手く使い分けをしながら続けていくことにした。
 ロシアのウクライナ侵攻に絶句する。こんな暴挙が許されたらなんでもありだ。やりきれない。
 
 金曜日。通常勤務。夫を送り出してから出勤。
 今日、明日は二次試験の前期日程である。IDカードを見せながら入構する。こうして平日の入試日に出勤するのも今日で最後だな、とちょっとしみじみ。
 事務室は在宅勤務や入試応援の関係なのか、なんとなく人が少ない。静かなので仕事が捗る。ずっと使っていなかったロッカーの整理やら何やら、身体が動くようになるまではしんどかった雑用もバリバリこなす。

 2日連続で、フルタイムで仕事が出来た。ようやく復活だ。お腹はとても空くし、この日はハンドクリーム攻撃と香水攻撃がなかったせいか臭いも気にならなくなってきた。気持ち悪い期間には何度歯を磨いても口の中が気持ち悪かったのに、それもすーっと消えた。
 仕事を終え、日用品の買い物を急いで済ませてからJ先生のリラックスヨガに参加した。普段は5のつく日は閉館だけれど、今月は28日までだからというのか臨時営業である。だからだったのか、人数が少なくてとてものびのび。顔のマッサージもたっぷりして仰向け、うつ伏せ、精々四つん這いのまったりした1時間。じんわり汗をかいてシャワーでさっぱりして帰宅した。

 夕食は2日連続で夫にお願いしてしまった。食卓に見かけない洒落た箸置きが並んだので、「?」と思ったら、職場の方から旅のお土産だそうだ。素敵な萩焼。しっかり頂いて片付けは担当。
 朝、吐き気止めのカイトリルを、そして夜ようやくエルカルチンを飲み終わった。今クールもこれで副作用を乗り切れたということになる。無事週末のリラックス珈琲タイムに持ち込めてほっとする。
 相変わらずロシアの暴挙は続いている。首都キエフ、いつか訪れてみたいと思っていた土地だった。

 土曜日。
 いいお天気だ。今日は家事をこなす日である。朝ドラの復習を2回視て、ノロノロ起きる。朝食を摂りながら洗濯機を廻す。食後の薬はミヤBM錠とタケプロンのみ。すっかり身軽になった。
 リビングが何となく生臭い。加湿空気清浄機から出てくる感じだ。夫に言ったら徹底的に分解掃除をしてくれて、臭いが気にならなくなった。夫がベランダで作業をしている間に洗濯ものを干し上げ、昼は簡単にレンチンランチで済ませる。

 掃除をして、夕方からT先生のビギナーヨガへ。今日も万遍なくじっくりと全身を解し、伸ばし、捩じってスッキリ。帰りはドラッグストアで赤と青のヨーグルト類を買い足してから帰宅した。
 というわけで、今クールも無事復調した。これからの17日間、また悔いのないように楽しもう。

 これから高校時代のオンライン交流会。今日はT君の「お金の話」。実に面白そうである。
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2022.2.23 エンハーツ25クール目、さらに減量21回目投与後7日目のこと 有難きリハビリの祝日

2022-02-23 21:30:33 | 日記
 水曜日。投与後1週間。有難きカレンダーの赤印、旗日である。
 ベッドの中で朝ドラを視てのんびり起床する。今日も青空広がるいいお天気だ。
 昨日のうちに洗濯も済んでいるし、差しあたって急いでやらなければならない家事もない。
 朝、ナウゼリンを飲み、シナモンブレッドをトーストする。バナナスムージーも復活。青汁だけまだパスだけれど、トーストはかれこれ10日ぶりくらいに頂けた。食後はとちおとめを1粒、デコポンを2房、りんごを1切れ。青いドリンクヨーグルトも飲めた。食後のカイトリル、エルカルチンもあと2日を残すのみ。

 食後は何をすることもなくだらだらしていたら、夫がお散歩がてら昼食に出てみないか、と言う。本来なら働いている日だし、昨日は在宅勤務で一歩も外に出ず、スマホの万歩計を見れば14歩である。そうね、ということで生協のお届け品の取り込みを済ませてからゆるゆると出かけることにした。
 目的地は一度行って美味しかったラーメン店。夫は好きで一人でも何度か通っている。自転車ならすぐだけれど、歩くとそれなりの距離だ。

 大きな駐車場がある大型路面店なのだけれど、行ってびっくり。店の外まで人が溢れて並んでいる。名前を書いたら17組目だった。それでもラーメン店なので回転は速く、隣のアウトドア店等を覗いて戻ったらほどなくして呼ばれた。大きなテーブル席に通してもらってラッキー。次から次へとお客さんが並んでいる。
 見かけはこってりしているけれど、頂くとさっぱり。美味しそうな脂の匂いが鼻をくすぐる。あんなに色々な匂いで吐き気を催していたのに、今度はこのラーメンのスープの匂いで俄然空腹スイッチが入った。ラーメンも夫がセットで付けた炒飯も味見をして、餃子も頂き、お腹一杯。ついでにデザートまで頂いて満足して店を出た。

 このまま来た道を戻ってもいいけれど、同じ距離だから隣の駅まで歩いて、帰りは電車で帰ってこようという夫の提案に従ってぶらぶら歩きすること30分弱。息子が小さかった頃は、父の車でこの辺りのレストランには色々連れて行ってもらったけれど、最近ついぞご無沙汰だ。
 すっかり店の並びが変わっていて時の流れを感じる。以前何の店があったのかも思い出せないくらい。

 隣の駅に到着。普段この駅も降りることがないから、10年以上ご無沙汰している。駅直結のショッピングセンターは、テナントが櫛の歯が抜けたような状態だ。コロナ禍のせいなのかちょっとさびれた感じを受ける。さすがに歩き疲れて駅ナカカフェで一服。夫がカプチーノをご馳走してくれた。家での珈琲タイムもいいけれど、外のカフェタイムは捨てがたい。
 すぐに電車が来てまっすぐ帰宅した。家を出てから3時間弱のお昼兼お散歩だった。歩数は7,000歩ほど。もっと歩いているかと思ったけれど、これだといつもの自宅から職場往復+お昼休みに駅前往復と変わらない。

 病み上がりで頑張り過ぎたのか帰宅後はダウン。そのままリビングで2時間近くお昼寝してしまった。
 迷ったけれど、祝日プログラムのM先生のまどろみヨガクラスに参加することに。9日ぶりのヨガスタジオである。「文字通り、まどろんで寝落ちしても全然OKです。やらなければならないこと等全て忘れてみましょう。」とのこと。仰向けで顔や頭のマッサージからスタートして、肩甲骨を意識しながらゆっくり身体を動かす。

 スタジオはプラネタリウムで星空が投影されており、揺らぐ光が癒してくれる。四つん這いと膝立ちの緩い太陽礼拝と続き、うつ伏せ、仰向けで胸を開いて最後のシャヴァーサナまで気持ち良い1時間を過ごすことが出来た。
 治療後1週間で★1つのまったりクラスとはいえ、ヨガスタジオに来られたのは快挙ではないか。治療1週間後の水曜日は、普通は一日働いてヨレヨレで帰宅してダウンしている。終了後はシャワーを浴びてさっぱり。ポカポカ芯まで温まって冷たい風もものともせず、帰途に就いた。

 母にDuo通話でご機嫌伺い。寒くて一歩も出なかったけれど、煮物を作ったり、マットを干したりとそれなりに家事が出来たそう。来月の墓参の予定等を話す。
 食事はミールキットを駆使して昨夜の和食に続き、今日は韓国飯。簡単な割にはなかなか本格的で美味だった。夫にも好評で、早速来週から注文を続けてみることにした。変更もキャンセルも期日までなら簡単に出来るシステムで、本当に便利な世の中になったものだ。
 
 ということで、投与後丸1週間、辛い時間を過ごしたけれど、今回も底を脱した。明日、明後日は出勤だ。いよいよ2月もカウントダウン。来週には4月からの体制に関する打ち合わせも控えている。きちんと整えて卒業しなくては。
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2022.2.21-22エンハーツ25クール目、さらに減量21回目投与後5-6日目のこと ふわふわぐったり遅々として

2022-02-22 20:31:16 | 日記

 週明けの出勤日。
 夫はここのところ変則で出勤する日が多い。出張も多く、帰路のライナーの予約も入れたりキャンセルしたりと、かなり滅茶苦茶になっていて、今日は出なのか休みなのかよくわからなくなってきている。

 ひとまず今日は2人とも出勤だ。ヤクルトでナウゼリンを飲もうとするけれど、これまた美味しくない。夫はトーストを食べているが、モソモソガサガサするものがダメなので、相変わらずの菓子パンである。身体によくないなんて言っている場合ではない。青汁もバナナスムージーもまだ飲めず、紅茶も美味しくない。

 とちおとめ、バナナ、りんごを1かけずつ、デコポンを一房。青いアロエのヨーグルトだったらなんとかお腹に入れられるのだけれど、ドリンクタイプとなると生臭くて飲めない。食後の薬はミヤBM、タケプロンにカイトリルとエルカルチン。鼻をつまんで飲む。

 土日はウサギさん状の便がちょっぴりだったけれど、全くお通じがないわけではないので、酸化マグネシウムを飲むのも様子見。大げさではあるが、3日ぶりに靴を履き、決死の覚悟で家を出る。

 やはり足許がおぼつかない。学内で知人に挨拶される。話したそうだったけれどが、こちらは坂道で息苦しく、ゼエゼエハアハア言ってとても応対出来ない。申し訳ないけれど、会釈してやり過ごさせて頂く。
 事務室でも席を立つと、ふわふわしてしまい、転倒でもしたら洒落にならない、とコピー機やプリンターまでも伝い歩き。とても夕方まで持ちそうにないので、必死で午前中に仕事を工面する。4時間みっちり仕事をし、その後は休暇を申請した。
 帰路は、陽射しは明るかったけれど、風が冷たかった。

 帰宅後は倒れ込む感じで横になる。さすがに空腹でレンチンのお子様ランチもどきを頂き、また横になる。身体がまとまらない。四方八方に逃げていくようなバラバラな感じが続いている。
 夫は出張先から直帰だけれど、ほぼいつも通りとのことだった。夕方目覚めた時に、もう少し大丈夫かなと眠ったら、いつもより小一時間早く帰宅して焦った。

 のろのろと一週間ぶりに夕食の支度。自分が食べたかった揚げ物(普段は全然触手が動かされない)は冷凍食品に頼りつつ、いつもより1品少ないワンプレートと味噌汁で勘弁してもらった。
 何か1つのことをするととてつもなく疲れてしまう。
 夕食を摂るのも一大事という感じで、横になってばかりだから、お昼寝マットを敷いていてもあちこちカチカチで痛む。手持無沙汰で珈琲を淹れてみたけれど、やっぱり飲み切れなかった。

 火曜日。在宅勤務日。
 明け方にお手洗いに目覚めたらその後腹痛で、お通じがあって少しすっきりする。酸化マグネシウムに頼らずに済んで良かった。
 夫は出勤日。出張先直行という。今日はちょうどいい時間にライナーがあるというので、往復ライナーの重役通勤である。
 チョコクロワッサンを温めて頂く。血糖値が低くてぼーっとしているので、朝からカツを入れる感じ。ヤクルトはまだ美味しくなく、ナウゼリンを飲むためにだけ一口。バナナ、ふじりんごを1かけと、とちおとめを1粒、デコポンを1房。青いドリンクヨーグルトをやっとこさっとこ飲み切った。ウェディング紅茶の香りは判るけれど、味がまだぼんやりしている。

 溜まった洗濯機を廻してベランダに干す。いいお天気だ。
 ゆるゆると書類の整理をしながら仕事。身体が思う通りにピシッとならない。すぐにへたっとしてズブズブと頽れてしまう。
 午前中にお試しで頼んだ宅配の食材セットが届いた。生協のミールキットより良さそうな感じ。
 だんだん空腹を感じるようになってきた。昼休みにお約束通り、病院の門前薬局の薬剤師さんからの様子伺いの電話があった。今回も息苦しさや発熱がないことを確認し、今の体調や便通、食欲等について報告する。
 「お大事に」と電話が切れた後、お昼はレンチンパスタに具沢山のスープを頂き、洗濯物を取り入れて畳む。
 
 体調も悪いので鏡を見ると自分の顔なのにウエッとする。顔馴染の新聞の勧誘の男性が来たけれど、体調が悪いので、と言ったら出直します、と帰ってくれた。

 夕食は早速届いたミールキットで用意した。自分で作る料理はワンパターンだし、野菜もなかなか使い切らないしで、ミールキットは割高に感じるけれど無駄がなく、生ごみも出ないのかも、と思う。まあ、段ボールやビニル袋はあるけれど。食器も普段のものとは替えてみたら、気分が変わって夫にもなかなか好評だった。

 食後母にDuo通話。お子さんからコロナ感染して10日間家族3人で自宅療養だったヘルパーさんが、今日から復帰されたそうだ。どこへも出られず自宅に缶詰でストレスフルだった模様。とりあえず母が無事で良かったとのこと。まあ築50年超の木造平屋建てだから、なんといっても換気だけは良いのである。
 
 明日は週の半ばの有難い祝日である。一日のらりくらりと過ごしたら木曜日からはきっと復活出来るだろう。
 
 
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