首都圏外出自粛2日目。予報通り、朝起きると窓の外は大雪である。桜が満開になった後にこんな大雪に見舞われるのは珍しい。それでも外出自粛の後押しにはなったのではないだろうか。この雪が目に見えないウィルスも封じ込めてくれると良いのだけれど・・・。
明朝の出勤が今から恐ろしい。夫は革靴をリュックに背負って長靴で行くと言っている。私もスノーブーツを準備している。今後、緊急事態宣言発動となっても職場にはこのまま通勤を続けることが出来るのだろうか・・・。
今日は、伯父の十三回忌の法要の日だった。日程調整をした頃は、まさか新型コロナウィルス感染がこんな状況になるとは誰も予想だにしていなかった。感染拡大により、首都圏知事からの外出自粛要請が相次ぐ中、高齢の母や伯母、従妹とも相談の上、夫を含めて5人は、大いに迷った末欠席させて頂く連絡をした。法要後会食する予定のレストランから営業自粛の連絡があり、急遽ホテルのケイタリングを再手配した従姉や、地方から上京する予定だった従弟には申し訳なかったけれど・・・。
結局、昨日中止したとの連絡があった。霊園にもホテルにも無事キャンセルを受け入れてもらえたとのこと、胸をなでおろした。
伯父が80歳の誕生日を迎える年、歯科医院を開業しながら桜満開の日に急逝して12年。私自身は再発が分かって間もなくのことだった。再発治療を始めたばかりで体調も思わしくなく、母は伯父の他界を私の耳に入れていなかった。そのため、葬儀にも出席が叶わず、納骨のタイミングで伺うしかなかった。
父と同い年、母より5つ年長の伯父は、生きていれば今年92歳になる。穏やかな人だったから、こんな状況で無理をするな、と言ってくれたのではないだろうか。4月2日の命日には、子どもの頃から歯が弱かった私の治療をよくしてくれた伯父を想い出すのである。
窓の外でしんしんと降り積もる雪を眺めながら、たっぷり朝寝坊をし(夫がブランチを用意してくれた。)、静かに(自堕落に)過ごす日曜日である。相変わらずお腹は緩いが、外出しなくてはならない不要不急の用事もなく(シャンプーとリセットのためかつら屋さんに預けていたかつらの受領も、延期して頂く旨の連絡をした。)、暖かい部屋で籠るには最適な日だ。季節的にはダウンコート等の冬物を洗濯して仕舞いたいところだが、そうしたところで部屋干しするしかないし、窓を開け放って大掃除をするのも憚られる。
こういう日こそ、ゆっくり読書を・・・と思うが、あいにく手持ちの積ん読本がなくなってしまった。安易にポチっと注文とすると、悪天候の中、配達業者の方を動かすことになってしまうので、ぐっと堪える。私は何度も同じ本を読み直すということを殆どしない(読んだのを忘れて買い込み、途中であれ、っと気づくという間抜けなことはよくある。そのため、基本、新刊の文庫を買うことにしている。ハードカバーは持ち歩くのも読むのも重いので極力買わない。)ので、明日出勤したらまた学内の生協で、来週の通院にも備えて何冊か買っておこうと思うのである。
明朝の出勤が今から恐ろしい。夫は革靴をリュックに背負って長靴で行くと言っている。私もスノーブーツを準備している。今後、緊急事態宣言発動となっても職場にはこのまま通勤を続けることが出来るのだろうか・・・。
今日は、伯父の十三回忌の法要の日だった。日程調整をした頃は、まさか新型コロナウィルス感染がこんな状況になるとは誰も予想だにしていなかった。感染拡大により、首都圏知事からの外出自粛要請が相次ぐ中、高齢の母や伯母、従妹とも相談の上、夫を含めて5人は、大いに迷った末欠席させて頂く連絡をした。法要後会食する予定のレストランから営業自粛の連絡があり、急遽ホテルのケイタリングを再手配した従姉や、地方から上京する予定だった従弟には申し訳なかったけれど・・・。
結局、昨日中止したとの連絡があった。霊園にもホテルにも無事キャンセルを受け入れてもらえたとのこと、胸をなでおろした。
伯父が80歳の誕生日を迎える年、歯科医院を開業しながら桜満開の日に急逝して12年。私自身は再発が分かって間もなくのことだった。再発治療を始めたばかりで体調も思わしくなく、母は伯父の他界を私の耳に入れていなかった。そのため、葬儀にも出席が叶わず、納骨のタイミングで伺うしかなかった。
父と同い年、母より5つ年長の伯父は、生きていれば今年92歳になる。穏やかな人だったから、こんな状況で無理をするな、と言ってくれたのではないだろうか。4月2日の命日には、子どもの頃から歯が弱かった私の治療をよくしてくれた伯父を想い出すのである。
窓の外でしんしんと降り積もる雪を眺めながら、たっぷり朝寝坊をし(夫がブランチを用意してくれた。)、静かに(自堕落に)過ごす日曜日である。相変わらずお腹は緩いが、外出しなくてはならない不要不急の用事もなく(シャンプーとリセットのためかつら屋さんに預けていたかつらの受領も、延期して頂く旨の連絡をした。)、暖かい部屋で籠るには最適な日だ。季節的にはダウンコート等の冬物を洗濯して仕舞いたいところだが、そうしたところで部屋干しするしかないし、窓を開け放って大掃除をするのも憚られる。
こういう日こそ、ゆっくり読書を・・・と思うが、あいにく手持ちの積ん読本がなくなってしまった。安易にポチっと注文とすると、悪天候の中、配達業者の方を動かすことになってしまうので、ぐっと堪える。私は何度も同じ本を読み直すということを殆どしない(読んだのを忘れて買い込み、途中であれ、っと気づくという間抜けなことはよくある。そのため、基本、新刊の文庫を買うことにしている。ハードカバーは持ち歩くのも読むのも重いので極力買わない。)ので、明日出勤したらまた学内の生協で、来週の通院にも備えて何冊か買っておこうと思うのである。