ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2018.9.30 合唱団創立70周年・OB会創立20周年記念演奏会無事終了

2018-09-30 21:34:42 | 合唱

 昨夜は日付が変わる前に何とかベッドへ。久しぶりにトリプルルームで息子を真ん中に川の字で眠った。夫の鼾が・・・と言いつつも、今朝は目覚ましをかけた時間より30分前まで起きることはなかった。果たして息子曰く、「お父さんとお母さんの交互の鼾で夜中にびっくりした。」そうだ。・・・なんと。ちょっとショック。自分で思っているよりも疲れているようだ。

 あいにくの雨。九州、関西方面では早くも電車の運休のニュースが続く。母にご機嫌伺いの電話をする。不要不急の用事がない時には外出を避けるようにという報道にため息。お誘いした方たちが心配だ。何もこんな悪天候の日に道楽のコンサートに来て頂くなんて・・・と思うと、なんとも申し訳ない限りである。

 2人を起こして、お茶を淹れてコンビニで調達した朝食を済ませる。
 8時50分集合、大学の1限相当である。都電で向かってもドアツードアで30分かからない距離だけれど、足元を濡らしたくないし、体力温存のためにタクシーに乗った。ホテルのエントランスまで夫が送ってくれる。雨は小止みだったのでまあ贅沢だったけれど、10分もかからず快適に到着。既に講堂前にはOBOG現役たちの一群が。

 先輩たちにご挨拶して時間をやり過ごす。9時に時計塔の鐘が優しい音を奏でる。いい音だ。そしてパンクチュアルに講堂が開く。
 すぐに講堂に入り、現役の学生指揮者Sさんによる発声練習からスタート。ステリハは校歌でステージオーダーを確認した後、現役が30分、続いて私たち卒団生が30分。さらに続いてプロの卒団生たちが20分。何といっても150人という大人数なのでスムーズに舞台に乗り切れない。

 現役の組曲「あさきよめ」は初めて聴いた。室生犀星の詩に藤嶋美穂さんが曲をつけている。5曲を紡いでいくと、苦悩や葛藤から立ち上がり生きようとする姿が浮かび上がる構成になっている。若い演奏家のために描かれたという組曲だが、詩を読みながら心に響くフレーズがここかしこにあり、ちょっとうるっとしてしまった。息子によれば、彼の大学の合唱団も今年はこの曲に取り組んだという。12月のコンサートでは聴き比べが出来そうだ。

 そして、私たち。Y氏の指導でまずはピアノ伴奏付の邦人曲「くちびるに歌を」から2曲、次にシュッツの2曲。このステージだけはきちんとオーダーが決まっており並んで安心だったが、他は実際に乗ってから調整ということでちょっと不安が残る。
 Y先生が少し遅れるという連絡があり、先にアンコールの練習。指揮者が変わりながら4曲を歌う。

 そして、合同曲のリハが始まった。当初とプログラムの順番が変わり、「Hora est」がラストに。それ以外の3曲が終わってから舞台を移動するという案も変更になり、1コーラス、4コーラスのメンバーは最初から舞台を降りて客席の袖辺りに並ぶことになった。ひな壇がないので、先生の指揮を見るのが結構大変。ああ、こうしてY先生の指揮で歌える機会はこれから先にもあるだろうか、とちょっと悲しくなりつつも今日の日を迎えられたことに胸が一杯になり、楽譜を見るどころではない。何か所か出のタイミングを外したり、言葉を間違えたりしてシュンとする。とにもかくにも先生を穴の開くほど見ながら一生懸命歌おうと強く思う。

 そしてステリハは終了。開場まで1時間である。控室に移動してまずは着替え。現役時代に穿いていた黒のロングスカートは、何を隠そう高校時代のブラバン時代からの年代物。10年近く前に第九を歌った時には実家からお蔵入りのものを取り戻したが、さすがに今回はウエストも不安(!)だし、ゆったり歌いたいので今日は最近買い求めたミモレ丈で勘弁してもらった。後列だからそれほど目立たないし、と。

 着替えを済ませ、男性控室で昼食タイム。20分しかないし、本番前にはそうそう沢山入るものではない。食事を終えて再び女性控室の小講堂に戻り、楽譜の最終チェックやお越し頂く方たちへのLINE連絡等など。
 開演10分前には舞台袖に待機だ。舞台が始まるこの瞬間の胸の高鳴りは他の何物にも代えがたいものがある。始まったらあとは終わりに向かって進むだけ、である。

 校歌からスタート。最後列のひな壇の上からは驚くほどよく客席が見渡せる。あいにくのお天気だけれど、1階席はほぼ埋まっている。有難いことだ。気持ち良く3番まで終わって、現役を残して舞台から降りる。

 そして、男性控室で現役の演奏をモニターを通じて聴く。最終曲が始まったところで舞台袖に待機。いよいよこの5か月頑張ってきた成果をお披露目することに。
 Y氏は黒の上下、ピアニストも黒のドレスでとてもシックだ。シュッツの2曲は本当に歌い出したと思うとすぐに終わりが来る。ああ、もう終わってしまった、と哀しくなる。
 そして邦人曲。2曲ともとても美しく大好きな曲だ。気持ち良くそして心を込めて歌うことが出来てとても満足。スケジュールが大分早く進んでいる。

 私たちが歌い終えると、卒団生でプロとして活躍している方たちの演奏も。お客様には楽しんで頂けたことだろう。
 そして休憩時間。先輩や後輩たちと記念写真を撮ったりしてすっかり和んだ雰囲気。すぐに合同曲入場となる。何分人数が多いので大移動はなかなか大変だ。ようやく皆が並び終え、司会者がY先生を紹介される。こちらのナレーションを聴きながらしみじみと学生時代のあれこれに思いを馳せる。それにしてもやはりY先生は凄い。父母と同じ世代なんて信じられない。
 そして始まったらもう終わりまでノンストップ、である。
 「流浪の民」、「Jesus bleibet meine Freude」、「Ave VerumCorpus」と想い出一杯の曲がするすると恙なく進み、いよいよ「Hora est」である。
 出だしのタイミング等何か所か危うかったけれど、何とか歌うことが出来た。目の前にはY先生、そして周りの先輩たちの息遣いや声が聞こえてくる中に確かに存在している自分を思い、最高に満ち足りた気分。
 フィナーレが終わり、沢山の拍手を頂いた。
 拍手が終わったところでアンコールの2曲を静かに、そして応援歌は元気よく歌う。ラストの愛唱歌はコンサートの最後の定番で、いつもいつも泣かされるのだけれど、今日は不思議と冷静で歌うことが出来た。

 ああ、終わった。家族の支えと励ましがあってのこの5か月だった。急いで控室に戻るとお出で頂いた方からの素敵な花束を同期のNさんが持ってきてくれた。お礼を言いたいので「今からすぐにロビーに行きます」と連絡。別の方たちからも「ロビーで会えますか」とのLINE連絡。慌てて着替えてロビーにダッシュ。
 足元の悪い中、お誘いした方たちが皆さん来てくださった。お越し頂けるだけで、聴いて頂けるだけで充分満足だったのに立派な花束まで頂戴して恐縮しきり。
 同期も沢山の懐かしいメンバーが。久しぶりの方も複数。早速みんなで記念撮影タイム。夫と息子もロビーの外で待っていてくれたので、合唱をやっているよしみで息子も紹介させて頂いた。

 講堂を出ると雨が小やみになっていた。終了後の懇親会は失礼してご挨拶して帰途に就こうとすると、息子が若者と挨拶をしている。どなたかと思ったら、京都の大学の4回生だそう。この大学とは、私たちの時代からずっと交歓演奏会を続けていて、隔年で京都と東京で開催している。まさかその学生さんと再会するとは息子も思っていなかった様子。こんなご縁もあるものだ。

 急いでバスの停留所に向かいターミナル駅までバスで移動する。ターミナル駅で座席を確保するために15分ほど待って準特急で最寄り駅まで移動し、もう今日は外食ということでお寿司を食べて、雨が強まる中、タクシーで先ほど帰宅した。
 タクシー車内でお金を落としてしまう、というお間抜けなこともした(暗い中手袋をしながら細かい仕事をする自業自得である)けれど、とにかく体調を崩すことなく無事に今日の日を終了することが出来た。私としては100点満点だ。

 頂いたお花を幸せ気分で活ける。とても綺麗。早速写真を頂いた方々にお送りして御礼。
 明日からはまた普通の生活が始まる。とんでもなくハードな1週間だった。我ながら薬を飲み続けながら良く頑張れた。
 週末はまた患者会の瞑想ヨーガ教室もある。今日は早く休んで体調を整えなくては。
 雨風が強まってきた。どうか台風24号の被害が大きくなりませんように。

 悪天候の中、ご足労頂いた方々、改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。
 これからもどうぞよろしくお願いいたします。





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2018.9.29 いよいよ明日!ゲネプロの前には新しい命に感動

2018-09-29 22:51:27 | 合唱

 今朝はこの半年欠かさず視た朝ドラの最終回。とりあえずのハッピーエンドにほっとする。
 ゆるゆる起きて朝食の支度をしつつ洗濯機を回す。息子が来るといきなり洗濯物が多くなるのはいつものこと。
 このお天気で家を1日開けるわけだから外干しは出来ない。お風呂場を乾燥室に出来るようにリニューアルして良かった。1泊2日のパッキングを済ませて、いざ出発である。駅まではタクシーで順調に予定通りの準特急に乗車。車内ではまじめにipodで復習。

 途中、私鉄ターミナル駅のレストランで早めのランチを摂る。夫と息子の2人は前泊するホテルに向かい、私は、瞑想ヨーガの師匠Sさんがご夫君の茶道の先生とお二人で出産内祝いとして開いてくださったお茶会に伺うことに。

 全く初めての不案内な場所で、最寄り駅は2つあったのだけれど、近い方の駅よりも遠い駅の方が乗り換えが少なく電車の便が良かったので、駅からはタクシーで行けばいいから、と夫に勧められてそちらの経路で行くことに。最寄り駅に到着したまでは順調だったが、タクシーに乗ろうにも雨降りで長蛇の列、車も待てど暮らせどなかなか来ない。びしょびしょでお宅に伺うのはちょっと、と諦めて待つこと30分。
 お約束の15分以上前には余裕で到着する筈が、5分遅刻するという失態になってしまった。メールと電話でご連絡したものの、初めて伺うのに本当にトホホであった。おりしもJRが人身事故で運転見合わせ中。玄関で出くわした数名のお客様たちも迂回して今着いたところです、と仰っていた。

 靴下を履いてお茶室へ移動。日本家屋縁側の向こうで雨の音が優しく響く。和風のお庭の樹や灯籠が雨に濡れてしっとりと輝いている。既に10人以上のお客様が炉を切った和室に座っている。末席に座ったところ、お膳に点心が3品運ばれてきて、ちょっと狭いですね、と私を含む4人が向かいのサンルームに移動して頂くことに。ローフードのお食事は素材にこだわり、色も鮮やか、野菜たっぷりでとても美味。Sさんは2ヶ月になった坊やを抱っこしているが、大人しく眠っている。なんて可愛い。

 そして和室に戻ってお抹茶を頂戴する。大昔、大学時代に裏千家の華道を少しだけかじったことがあるが、以降全くお茶席に伺うことなどなかった。爪の具合も心配で正座をしていると痺れてもじもじしてしまう。
 お菓子は坊ちゃんの名前に因んでオーダーされたという。透き通ったブルーの濃淡が美しく、金箔があしらわれた繊細な流し寒天。今回のお茶席で私のお隣に座った方がこのお菓子を作られた和菓子屋さんだったとのこと。説明をして頂いて味わって頂く。

 全員がお茶を頂戴し、おナツメや水差し、お茶碗を拝見して1時間半ほどのお席が終了。主役の坊ちゃんは泣くこともなく、うとうとと深い瞑想状態です、とSさんが仰る。抱っこさせて頂いたけれど、暖かくちょっと汗ばんだ頭からは赤ちゃんの懐かしいにおい。
 みっちりと詰まった重みを感じる生命の塊。なんだか涙が出そうになる。手も足も芸術品のように小さく可愛らしく整っている。みんなが入れ替わり立ち替わり抱っこしてツーショット。ご挨拶してお宅を後にした。
 茶道もヨーガも他のことを考えずに静かにその時間を味わうということが共通点だと仰っていたけれど、まさにその通り。
 明日も数回のお席が設けられるという。なんとも素敵なおもてなしの時間を頂いた。

 帰りは徒歩5分の別最寄り駅に向かった。本当に近くて、ああ、最初からこちらから来れば良かったと後悔することしきり。
 そして夕方からのゲネプロの会場に向かう。ここは私が通った、そして明日のコンサート会場である大学の近くにある。現役時代週に1度練習に通った懐かしいホールだ。3回乗り換えて、地下鉄で大学最寄り駅に到着。練習開始40分前だった。一旦都内に入ると、どこに移動するのも1時間かからない。便利なことだ。
 雨がだんだん強くなってくるのを心配したが、幸いにも小やみになっていた。駅の周りはすっかり変貌していて、一瞬どちらを向いているかわからないくらい。不安になって道を尋ねて良かった。あわや反対方向に行くところだった。こんなに方向音痴だったなんて。
 隣のファミレスでちょっと一服してから懐かしいホールへ入る。すっかり綺麗になっていたが、中に入ったのは卒業して以来ではないか。いきなりタイムスリップする。

 学生指揮者のSさんが発声練習を担当され、Y先生の指導が始まる。今日も4つのコーラスごとに分かれて「Hora est」から。掛け合いが多いので、楽譜ではなく、先生の指揮を見ないと出遅れる。今日もあっという間に前半の1時間が過ぎ、小休止の後、残りの3曲を丁寧に仕上げていく。本当にわかりやすく素晴らしい指揮だと思う。今日は1番前の列に陣取り、先生の指揮を堪能して歌わせて頂いた。
 練習開始から2時間。先生の練習が無事終了し、先生をお見送りした後は、小休憩を挟んで昨日練習しなかったアンコール曲「祈り」を19期のFさんが15分ほど。
 明日の集合時間やソロの変更等の事務連絡があって、8時過ぎに解散になった。

 外に出ると雨が小やみになっていた。先輩たちと駅前でお別れし、私は都電方面へ歩き、人気のない大学構内を突っ切って歩く。明日歌うことになる講堂の時計がライトアップされていて幻想的。
 都電のホテル最寄り駅まで夫と息子2人が迎えに来てくれてホテルへ。明日の朝は早いのでホテルの朝食ではなくコンビニで調達した。お昼も外に出る時間がないので、これまた準備しておく。コンビニ様々である。
 2人からはLINEであれこれ写真が送られてきたが、雨にもかかわらず遊園地に行った模様。夕食はお気に入りのラーメンだったそう。

 こうしていよいよ明日になった。今日こそ早めに眠り、明日の朝幸せに目覚めたい。



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2018.9.28 本番2日前、先生の指揮で現役と充実の合同練習

2018-09-29 10:49:33 | 合唱

 今日は仕事を終えた後、都心の某区民ホールで初めて専任指揮者のY先生指導のもと、現役やソリスト、本番ピアニストを含めた合同練習だ。
 定時まで仕事をしてから会場に向かうとなると、都心横断することになる私には、到底間に合わない。そんなわけで申告通り早退。
 終了時間は21時半だから、それまで飲まず食わずで歌う元気もない。薬も飲まなくてはいけないので、乗り換え駅のレストランで小腹を満たす軽食を摂ってから地下鉄に乗り換えた。

 ホール入口には役員の方たちがスタンバっている。エレベーターで現役たちと一緒になった。ホールの中では既に先輩たちは客席でスタンバイ中。あっという間に100人ほどになっただろうか。
 コーラスごとに立ち位置を確認して、定刻の18時からY先生の練習が始まった。来年は米寿を迎えられるというのに、本当にいつまでもダンディでお元気。もはやレジェンドである。
 
 まずは先生の指揮で最後に唄う「Hora est」から。4コーラス16声で初めて合わせる。若い声が加わって迫力がある。先生の指揮に合わせて男性コーラスから始まり、女声へと、丁寧に合わせていく。指揮のタイミングや強弱を確認しながら、あっという間に1時間が過ぎる。最後に通します、ということで小休憩。

 後半は先生の指揮で歌うシューマンにソリストが付き、バッハ、モーツァルトを軽く通した後、最後に「Hora est」を通して歌う。喉が気持ち良く開いて声も自然と出るし、とにかく歌っていて身体の細胞一つ一つが喜んでいるのが実感できる。さすが、先生!やっぱり素晴らしい。仕事疲れもどこへやら、私、こんなに元気でいいのかしらという感じの高揚感に満たされる。
 ひとまず無事に通し終わり、「はい、お疲れさまでした。」の声。2時間が瞬く間に過ぎた。先生は「では、帰りましょう。」と仰るが、私たちは小休止の後オープニングやアンコールの練習。

 先生やソリスト、ピアニストをお送りしてからは、並びを変えてまずは現役学生指揮者のSさんが校歌とフィナーレの愛唱歌を。編曲の違いや歌詞の危なっかしいところを確認しながら、丁寧に30分ほど。
 続いて40期のSさんがアンコール曲を。既に9時近い。金曜日、仕事が終わって都心まで出て来て、疲れはピークの筈なのに殆ど立ったままの練習を乗り切った。火事場の馬鹿力だろうか。気が張っているのか、我ながらびっくりだ。そして最後に23期のKさんが応援歌を元気に指導されて気持ち良く練習終了。

 運営担当幹事から明日以降のスケジュール等事務連絡があって、会場撤収は21時半少し前。あと10分早く終われば21時半のライナーに滑り込みで乗れたかもしれなかっただけれど、結局予約したとおりの22時半のライナーに。同期のNさんもロマンスカーを予約しているとのこと。JRの駅で別れ、時間調整とちょっとお腹に入れるため、カフェでお茶。

 頭の中では歌う曲がグルングルン回りっぱなしで、かなりの興奮状態だ。帰りもipodを聴きながら席についたが、あいにく金曜日のこの時間のライナーは満席。お隣は酔客でちょっと辛かった。

 一方、息子は授業を終えて夜、関西から帰省した。夫が夕食作りを引き受けてくれて2人で焼肉パーティをした模様。私がライナーで帰宅する旨連絡すると、最寄り駅まで2人揃って迎えに来てくれた。有難いことだ。

 心配なことに強力な台風が近づいている。そして10月1日に予定されていた息子の内定式は延期だそう。月曜日は講義がないのでほっとしていたが、よりによって3コマもある日に変更だそうだ。うーん、しょっぱなから心配な後期スタートである。
 とはいえ、無事に関西に帰ることが一番。日曜日の終演後とんぼ返りではなく月曜日に落ち着いて帰れることになって少しほっとした。

 結局、あれやこれや片づけて衣装の支度等をしていたらあっという間に日付が変わり、ベッドに入ったのは1時近かった。さすがにブログをアップするのは断念。
 興奮が冷めやらずなかなか眠れず、2時過ぎまでマントラのCDを聴き、ようやくとろりとした。
 明日は午後に大切な予定があり、夕方からゲネプロに向かう。


 


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2018.9.26 乳がん患者さんのための瞑想ヨーガクラス11月開講分、定員に達しました

2018-09-26 20:56:24 | お知らせ

 先日開講をお知らせした「乳がん患者さんのための瞑想ヨーガクラス」の11月開講分も、おかげさまで定員に達したそうです。
 多数のお申込みを頂き、どうもありがとうございました。
 ご足労くださる方々に少しでも心穏やかな時間を過ごして頂けるように体調管理をしつつ、これからも精進してまいります。
 参加してくださる皆様との御縁に感謝するとともに、お目にかかれるのを今から楽しみにしております。

 今週はめっきり涼しくなりました。台風も近づいており、不安定なお天気が続いております。気圧の変化も辛い方がおられるやもしれません。どうぞご自愛のほどお風邪など召しませんように。

 12月開講分についても近日中にお知らせさせて頂きます。
 引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
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2018.9.24三連休最終日、家事を済ませて合唱三昧

2018-09-24 22:55:47 | 合唱

 連休3日目。2週続きの連休、本当に有難い。今朝は昨日の疲れが取り切れずダルオモの状態で、ベッドの中で朝の連続テレビ小説を視てからダラダラ起きる。
 朝、メールチェックをしたら、幹事のSさんから金曜日の練習、土曜日のゲネプロと本番のタイムスケジュールの最新案が送られてきていた。

 今週は、毎日を抑え気味にエコモードでいかないと週末まで体力が持たない感じ。金曜日は仕事を終えてから夜の練習がある。いつもの練習会場であるK先輩のスタジオから変更されて、少し離れた都心のホールで練習だ。ここで初めてY先生の指導が始まり、現役との初めての合同練習となる。
 土曜日は夕方からゲネプロ、これも会場が変更されて大学の講堂近く、学生時代に週1回練習をしていた懐かしいホールである。翌日の本番のことも考えて、K先輩のスタジオにごく近いホテルに前泊することにしていたけれど、これで、練習後にホテルに戻るにはそれなりの時間がかかることになってしまった。

 朝食の後はサボっていた掃除を。そして今日も今日とて合唱練習である。2日連続1日6時間半の拘束時間。往復を入れればそれに3時間余がプラスされる。もはや1泊2日の合宿状態である。ここ10年近く続けてきたOB・OG合唱よりも数段練習がきついのは当然か。曲がりなりにも有料でコンサートを開こうというのだから。

 夫と買い物をしながら最寄り駅まで向かう。今日も昨日と同じ準特急に乗り込み、しっかりipod をセットして復習を続ける。

 今日は練習場最寄り駅の駅ビル、いつものカフェでキッシュランチを摂り、練習開始時間に何とか間に合った。出席簿に〇をして、Y氏指導による発声練習から。肩甲骨を開いて呼吸の流れを確認するのは瞑想をする前のヨガと同じ。胸を開き、肩甲骨を大きく動かすことは全てにおいてとても大事なことだったのだなあ、と今更のように実感する。
 シュッツの曲を歌い始めた所で本番のピアニストさんがお見えになる。初めまして、である。すぐに邦人曲「くちびるに歌を」にシフト。まずは4曲目の「くちびるに歌を」から気持ち良く歌う。何度歌ってもいい歌だ。毎度のことながら感無量になり泣けてくる。昨日の指示を思い出しながら身体に覚えさせていく。さすがに昨日の今日なのでいい感じ。
 続いて1曲目の「白い雲」。どちらの曲もピアノ伴奏もとても素敵。幸せな気分で2曲を歌いあげたところで開始から1時間半経過。

 15分の休憩の後は、再度「くちびるに歌を」を30分弱練習。どうも涙腺が緩くなっているのは私だけではなさそう。同期のNさんとお隣だったけれど、お互い、顔を見合わせるとうるうるしている。
 そして、シュッツの2曲へ。これはドイツの全寮制寄宿生が食前の祈りを行う時にも歌われるという曲だ。「すべての者の眼はあなたを待ち受ける」と「われらの父よ」の2曲構成だけれど、そのまま連続して歌うことに。言葉とテンポを確認し、いい感じに仕上がってきた。これでY氏の練習は終了。次にお目にかかるのは日曜日の本番である。

 ここで前半3時間の練習終了。今日で、これまで半年近く通ってきたK先輩の練習場での練習は今回最後になった。30分のインターバルでカナッペやサラダ等のサービスがあった。本当にいつものことながらK先輩のおもてなしには頭が下がる。ご自身も一緒に練習に出ておられるのに・・・。

 事務連絡の後、各パートで各々の連絡係を選出する。ソプラノは同期のNさんが立候補してくれた。後半の練習はアンコールと現役との合同曲。入れ代わり立ち代わり、各期の学生指揮者が前に出て持ち分を指揮するのは昨日と同じだ。
 今日は現役の学生指揮者(女性である。私たちの時代は指揮者が女性ということはなかった。息子の大学の合唱団も女性指揮者が2代続いていたが、実に女性の活躍が目覚ましい昨今である。)が校歌、応援歌、そしてフィナーレに歌う愛唱歌3曲を指揮してくれるという。

 校歌は普段は1番と3番しか歌わないので、2番の歌詞の記憶があやふやであたふたする。それでも歌いながらだんだん思い出してきて、すっかり学生に戻った気分。応援歌も現役はかなり早いテンポで歌っているようだけれど、今回はゆっくり目、私たちに合わせてくれる模様。フィナーレの曲は、昨日は別の編曲で練習したものの、皆歌い慣れていなくて暗譜が危ういということで、これまで通りの編曲に落ち着いた。

 ここで30分経過、続いてアンコール曲と総会でお披露目する曲へ。
 昨日同様ウェーバーの「祈り」をFさんが、「遥かな友に」をSさんが、総会で歌う「黄色い鳥のいる風景」をNさんが、「鷗」をSさんが指揮。1年生の時の定期演奏会で歌った思い出の曲バッハのモテットⅢ「Jesu, meine Freude」をIさんが。
 このあたりでもはやかなり気力体力を使い果たしている気分だが、まだ合同曲まで達しない。後半、Kさんが-本番は半世紀にわたり専任指揮者を勤められるY先生が振る-シューマンの「流浪の民」、バッハの「主よ人の望みの喜びよ」、モーツァルトの「Ave Verum Corpus」をの出だしを確認。そして最後の最後にメンデルスゾーンの「Hora est」を再びSさんが指揮されて無事6時間の練習が終了した。
 かなりヨレヨレのヘトヘトであるが、ここまで歌い込むといっそ清々しいほどだ。椅子等片づけて急いで家路につく。

 今日も昨日と同じ時間のライナーを予約済。デパ地下のクローズが昨日より30分早かったので、ギリギリに滑り込む。セールになったお弁当やお惣菜売り場は長蛇の列。無事に野菜たっぷりのヘルシー弁当をゲットしてライナーに乗り込む。お腹ペコペコでしっかり完食した。もちろん今日もipodを聴きながら、である。

 今日も夫が駅まで迎えに来てくれた。これまた閉店間際のスーパーに立ち寄って、最低限の買い物を済ませて先ほど帰宅した。
 それにしてもゼローダを飲みながら我ながら良く頑張った。健康な人でもこの2日間はかなりハードな練習だったと思う。後は喉を大事に体調管理をしっかりと。各方面の友人や知人も聴きに来てくださることになった。有難いことである。
 10年後の創立80周年、OB会30周年などという先のことは誰もわからない。とにかく今、何よりこの舞台に立てそうであることが素直に嬉しい。身体全体でその喜びを表しながら心を込めて精一杯歌いたい。文字通り♪もういくつ寝ると本番!である。
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