ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2022.5.14エンハーツ28クール目 さらに6割に減量24回目投与後3日目のこと 3日連続籠城蟄居中・・・オンラインが活躍

2022-05-14 22:29:01 | 日記

 昨夜も相変わらずの夜更かし。それでも寝落ちしてしまって明け方に入浴、ということにはならなかった。朝のうちに何か予定を入れておくというのは、少しでも規則正しい生活を送るうえで良いかもしれない。
 
 土曜日仕様の目覚ましが鳴ってからもぐずぐずして、朝ドラが始まった頃にのろのろ起きる。気持ちが悪くて食欲はない。食事をゆっくり摂っている時間もないので、ピンクグレープフルーツジュースでナウゼリンを飲んだだけで、身支度をする。

 先週の〈Part2〉に続き、「顔筋トレーニングで効果を実感♪ 自信を持ってマスクオフ!〈Part3〉」に参加した。今回で最終回。
「額の横じわ軽減(目をぱっちり!)」にフォーカスします。私は20代の頃からおでこの横じわが気になっていました。母親からも「あなたは子どもの頃から、おでこにしわがあったんだからしょうがないわよ!」と言われけっこうなショックを受けてあきらめていたのですが、かおる先生に、それは顔の筋肉の使い方によるものだから薄くすることができると教えて頂き、これから顔を変えていけるんだ!と張り切っているところです(笑)前回ご参加頂いた方も、初めましての方も、一緒に楽しくトレーニングしていきましょう♪)」と、開催に先立ち、事務局からメールが届いた。
 せっかくなら、先生からコメントして頂ける方が有難いので、今回もカメラオンにして参加することにした。
 
 定刻通りレッスンがスタート。脅威の顔出し率と言われているというこのクラスでも、カメラオンにしているのは半数弱といったところ。冒頭、先生から「そろそろ初回の頬のたるみ防止の影響が出て来る頃ではないか、前回の舌を上顎にピタンとつけるのは難しいけれど、頑張りましょう。」とのコメントがある。
 小皺はさておき、大きな皺は顔の癖なので、鍛えて治すというのが表情筋トレーニングだ。顔の中心軸を整えるエクササイズだから、姿勢を整えて行うことが大事。

 今日も自撮りで「普通の顔」「笑った顔」を撮影した後、目をパッチリあけて写真を撮る。目の開き具合でおでこに皺が出る。目を開いても閉じても、眉の位置は動かさないのが正しいのに、目を大きく開こうとすると、眉まで上に動いてしまう。それでおでこに皺が寄る。今すぐ出来るようになるわけではないが、積み重ねだという。
 
 まずはおでこの辺りを緩めることからスタート。髪の生え際から眉の上まで、両指を下げていくマッサージ。次に眉の上下を優しくつまんで、痛いところをマッサージ。眉の間が痛い人は眉間にしわが寄りがちとのことなので、こちらも解す。
 眉を緩め、目線を前のまま(上げないで)目頭から目を開けて目から息を吐くようなイメージでゆっくり息を吐く。これがアイトレ、なかなか難しい。

 目を使うだけなのに肩や胸が凝っているのは、使うべきところとは違うところに力が入ってしまうから。練習をする時はお布団の中でリラックスして他に力が入らないように目だけ使うようにすると良いですね、とのアドバイスがある。
 写真を撮る時、目を長く開けていられない人は、シャッターを押してもらうまで目をつぶってしまわないように目の筋肉を鍛えたい。あるいは目を開けようとすると、同時におでこの筋肉が動いて眉が上がってしまうので、おでこの筋肉を使わないように訓練する。おでこの筋肉も使わないと衰えるので、その衰えを待つのも良い。でも、先ずは目の筋肉を鍛えることが大切だ。

 一通り終わったところで、質問タイム。
 私は薬の副作用で睫毛がほぼ抜け落ちて、いまだに復活していないため、とても眩しく、長い間目を開けていられない。そういう場合にも目の周りの筋肉を鍛えることで、目を長い時間開けていられるようになるのか質問したところ、眩しさについてはお答えできないが、暗い所で練習すると良いとのアドバイスを頂いた。

 シリーズ3回のまとめとして、①笑顔は口角を上げるのではなく、頬を上げる。口元だけで笑わないで、頬を上げる。②二重顎防止には舌の位置を常に上に。リンパが流れるようにただピタリと上につけるだけで、吸わない。③目は常にMaxまで開く。1日1回、毎朝、自分の目の限界を確認する。ストレッチと同じで毎日続けて開ける。

 私達は薄目を開けていても物が見えるから目が細くなる。薄目をする(目の周りの筋肉を使わない)ことで、どんどん目の下がたるみやすくなってくる。眼瞼下垂は40代後半から始まるが、美容整形手術等の力に頼らなくても眼輪筋を鍛えれば問題ないケースも沢山あるとのこと。

 最終回もパワフルなレッスンは45分では足りず、15分ほど時間延長となった。記念撮影後に終了。継続は力なり、少しずつでもめげずにやっていこう。
 治療直後の土曜日で体調不良ではあったが、今日で皆勤賞。頑張ったと思う。

 リビングに戻ってブランチ。ミニ牛乳クリームパンを2つ、パイナップル、バナナを1かけずつ。ぶどう2粒ととちおとめを1粒と青いヨーグルト。味覚異常が出てきて、紅茶の味があまりわからない。
 今日からは、ミヤBWとタケプロンに朝食後の吐き気止めカイトリルに毎食後、疲労止めの魚臭い大粒のエルカルチンが加わった。はあ、またかといった感じ。
 
 外は曇り空。昨日洗濯は済ませたので、今日は無理をしないことに。
 疲れてまたリビングに横になり、当然のごとくウトウト。夫はパソコンのお引っ越し作業に朝からねじり鉢巻きで頑張っている。問題なく終了までに2,3日はかかるようだ。何も手伝えないのでせめて静かにして邪魔をしないだけ。専門家を呼ぶ人が半分ぐらいいるという中、夫は自力で頑張っている。偉い。

 遅いお昼にカップ焼きそばを食べていたので、それを一口味見させてもらった。塩味だったので味が分からなかった。結局食後の薬も飲めず、昼食抜きと同じ。

 夕食前は何度もお世話になっている【ABCプロジェクト】「みんなで学ぼうSABCS2021報告会」Zoomセミナーに参加した。「2021年12月にサンアントニオで開かれた米国乳がん学会(SABCS2021)での概要や重要トピックなどを、名古屋市立大学病院 乳腺外科の寺田満雄先生に解説して頂き、皆さんと一緒にこれからの転移性乳がん医療に関わる課題について考えていきたいと思います。」という触れ込みだ。

 今回のトピックはトリネガ乳がんの免疫チェックポイント阻害薬キイトルーダの報告、新薬ダトポタマブ・デルクスカンフェイズ1の紹介、HER2陽性脳転移にカドサイラよりエンハーツが有効、20年ぶりにフェソロデックスに代わる経口薬のホルモン剤(日本では導入見込みなし)が登場などだった。やはりエンハーツの効果は絶大のようだ。少しでも長く奏功しますように、と思う。

 ASCO2022の開催も迫っており、そこでも興味深い報告があるようだ。寺田先生ご自身もコロナワクチンの効果と治療への影響という発表をされるとのことだった。
 ということで、3日目も籠城蟄居には変わりなかったが、オンラインのトレーニングと勉強会になんとか参加した。家事とは無縁ではあったけれど。

 夕食は夫に用意してもらって、お赤飯を一口、フリーズドライの卵スープ、ポテトとロマネスコとチキンの玉ねぎソース和えをお腹に入れた。
 
 母にもさらっとDuo通話。今日は蒸し暑かったことすら知らずに過ごしてしまったので、話が合わなかった。
 明日こそ外に出て足を動かさなくては・・・。
コメント
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