ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2023.12.10 洗濯日和、ヨガ日和の日曜日

2023-12-10 22:30:53 | ヨガ

 昨夜もブログアップ後、な~んとなくまったりしてしまい、入浴後ベッドに入ったのは日付が変わってから。
 今朝は日曜日仕様のスマホアラームが鳴る1時間ほど前に目が覚めてしまい、ベッドの中でグズグズしてからアラームが鳴ってリビングに行くと、既に夫がキッチンに立っていた。いつも通りに目覚めてしまったという。
 
 さて夫が用意してくれた朝食(十八番のオニオングラタンスープがボリューミーで美味しかった。)を摂りながら、洗濯機を廻す。まずは普通に1回。続いてシーツ等寝具類で1回。更に家中のレースのカーテンとリビングのカーテンで1回。ベランダは洗濯物で一杯だ。いいお天気で暖かいのでしっかり乾きそう。年末寒くなってからカーテンを洗濯するより、こんなに暖かいなら今のうちに、という判断だ。カーテンが綺麗になったらより一層部屋が明るくなった。

 夕飯は夫がさつま揚げを駆使しておでん風うどんを作ってくれるというので、酢の物とサラダだけ準備する。
 昼からは、昨日に引き続き瞑想ヨーガ指導者養成講座の課題である60分のクラスを録画受講。これでようやく課題の積み残しはなくなる。

 マントラ付きの帰命敬禮、正座で首筋を伸ばし、胸鎖乳突筋を伸ばし、肩甲骨を開いてからマハームドラー。長座から橋のポーズのシークエンス、片足ワニのポーズの後はシャヴァーサナ。シータリー呼吸の後は瞑想し、キールタンはかなり長いクリシュナ。馴染みがない曲で、メロディは掴めたが言葉がなかなかついていかなかった。
 今日もすっかりいい気分になって、昨日と今日のクラスの感想(クラス受講後の課題である)をメールした。
 
 仕事をせねば!という夫に和室のPCを明け渡す。週末から久しぶりに出かけるので、それまでに片を付けておかねばならないという。私は静かに洗濯物を畳みながら溜まったドラマの録画を視る。3回分の洗濯物はかなりのボリュームだ。

 遅いお昼はレンチンピラフとパスタにフリーズドライスープを用意。夫がもうひと踏ん張りというので、リビングで静かに過ごす。咳もそれほど出なくなったので、脇腹には湿布を貼っているが痛みは治まってきた。

 夕方、夫が仕事終了というので、一緒に出掛けることに。私はA先生のアロマビューティヨガに、夫はジムに。
 今月のアロマはオレンジ、ヒノキ、ラベンダーの癒し系。フロントで昨日忘れたボトルを無事受け取る。参加者は30名を超す大盛況。左隣がいらしたけれど、空いていた右にずれることが出来て良かった。

 うつ伏せで腰を緩めることからスタート。室内の高温・高湿度で深く呼吸をすると汗が噴き出してくる。座りポーズで首を伸ばし、肩を大きく廻す。鳩尾の辺りを緩めて深い呼吸を誘う。ダウンドッグ、リバースウオーリアで汗が滴る。フェイスタオルは色が変わってしまうほど。最後のシャヴァーサナが短く感じた。
 シャワーを浴びても汗がなかなか退かなくて大変だった。コートの前を開けたまま帰宅する。

 夫が一足先に帰宅して夕食の準備をしてくれている。
 お任せして私は母にMeet通話。今日は何もなくなって広くなった応接間に久しぶりに自分で掃除機をかけたそうな。重かったとのこと。なるほど最近は掃除はヘルパーさんにお願いしているのだ。その後はお天気が良かったので、洗濯をしてから駅前のショッピングモールまでお散歩してきたという。
 年配のヘルパーさんから、今度は沢山あるアルバムを縛って(処分して)あげる、と言われたそうな。とにかく必要なものだけ取り除いておかないと、最後はそうやって一緒くたに処分するしかなくなるのだから、と言ったのだけれど、なかなかどうして。

 夕食を頂き、食後は先日息子のお嫁ちゃんから頂いたイチジクのコンポートを頂く。丸ごと一つイチジクが入っていて、好物の夫に私の分も半分差し出した。

 というわけで、昨日今日と懸案の瞑想ヨーガ指導者養成講座の課題を済ませ、大掃除の一環としてカーテンの洗濯を済ませることが出来た。
 明日は夫が昼から出かけて宴会で夜が遅い。朝イチで予約している歯科クリニックの検診を終えたらマイペースで掃除、北側の部屋のカーテンを洗濯し、自分の部屋も整えたいと思う。


 
 
 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023.12.9 6年半ぶりカドサイラ再開4クール3日後のこと 録画&リアルヨガのまったりな一日

2023-12-09 22:52:52 | ヨガ

 昨夜は記事アップ後、入浴してモタモタしていたら大幅に夜更かしになった。念のため脇腹には湿布をして休む。
 今朝、土曜日仕様のスマホアラームが鳴るが、消してちょっとだけウトウト。朝ドラの時間には起きようと思っていたが、目覚めたら終わっていた。トホホ・・・と起きればいいのにまたウトウト。その次に目覚めたらあっという間に1時間が経っていた。
 それでもベッドに張り付いていたら夫が「死んでいたら困るので」と様子を見に来た。ハイ、起きます・・・とノロノロリビングへ移動。全くもって遅寝遅起きのダメダメである。

 夫に用意してもらって遅い朝食を摂る。外はいいお天気。明日も良いお天気のようなので洗濯は明日に廻し、何をすることもなく新聞を読んだり、ネットニュースを視たりしながらいつのまにかお昼になる。
 朝ドラの再放送を視て、瞑想ヨーガ指導者養成講座の課題である60分のクラスを録画受講。先月2本配信されていたのだが、受講出来ずに溜まってしまった。今日明日で1本ずつ受講すればようやく追いつくことになる。

 マントラ付きの帰命敬禮と五体投地、四つ這いからバランスポーズを2つ経てチャイルドポーズ、長座から捩じりのポーズ、腹式呼吸でプラーナヤーマの後は瞑想してシャヴァーサナ、最後のキールタンはヴィシュヌ。
 リアル受講ではないし、PC越しのクラスだが、どうしてこんなに満足感が高いのだろう、と独り言ちたら、夫がそれはSさんとの信頼感によるのではないの?と言った。なるほど、そういうことか、と納得した。

 私がクラスを受けている間、夫は寝室に残った息子の荷物の残骸を片付けていた。
 朝は遅かったけれどお昼が抜きだったので、小腹が空いてシナモンロールとココアでおやつタイム。
 その後、夕食のお米を研ぎ、煮物と汁物の下準備をして、夕方からビギナーヨガのクラスに向かった。A先生のクラスは3週間ぶり。25,6人の盛況だった。寒さでどうしても胸が縮こまるので、と今日は胸部のマッサージからスタート。仰向けで腰を緩め、座りポーズ、四つん這いとゆっくり進み、立ちポーズはウオーリアⅡとリバースウオーリア。シャヴァーサナで終了。穏やかなクラスだったが汗はたっぷりかけてスッキリした。

 シャワーを浴びてさっぱりして、終了後は夫と階下で待ち合わせして食料品等を買った後、アウトレットモールに寄って夫のスポーツウエアと革靴を買って(最近アウトレットモールではお茶をすることはあっても、断捨離中で殆ど買い物をしていなかったので、新鮮だった。)帰宅した。モール内はツリーが飾られすっかりクリスマスモード。沢山の袋を抱えて幸せそうな人たちが沢山。

 帰宅後、ヨガスタジオの水素水ボトルが見当たらないのに気づく。どこで落としたのだろうと思うが、落とせば大きな音がする筈だ。スタジオに忘れてきたのでは、と電話をかけたら案の定置いてきたことが判った。一旦フロントまで出た時、下駄箱の鍵が見当たらず、更衣室に戻って探したので、その時バッグから取り出したのかもしれないが記憶にない。トホホ、これでは忘れ物大王とジュニアのことをどうこう言えない。明日まで預かって頂くことにしてとりあえず一件落着。

 夕食にはお向かいのお宅から頂いたさつま揚げも軽く炙って頂いた。夫はワインを飲んでご機嫌。
 母にMeet通話をすると、午前、午後とヘルパーさんの息子さんやお婿さんが大きな車でやってきて、寝具や座椅子、ソファやガラステーブル等の大物が次々に搬出され、応接間はがらんとしてしまったとのこと。何やら落ち着かなくて、ちょっと寂しくなって電気を煌々とつけているのだそうな。
 引っ越しまで最短でも1か月ある。後は、引っ越し後、取りに来てもらえばいいのでは、とアドバイスして通話を切った。
 
 ということで、寝坊の挙句、好きなこと以外はおやつと夕飯の支度をしただけの土曜日になった。
 明日は寝坊せずに掃除、洗濯、片付けに励みたいと思う。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023.12.8 6年半ぶりカドサイラ再開4クール翌々日のこと 順調に復調したけれど

2023-12-08 23:53:43 | 日記

 昨夜は入浴後、脇腹に湿布をしてベッドに入った。咳をしないように、左側を下にしないように気を付けて眠った模様。
 5時前に寝ぼけ眼でお手洗いに起きる。その後、いつも通りのスマホアラームが鳴るまでなんとか二度寝。咳をしないで良かったと思ったら、くしゃみが出て、また脇腹を抑える羽目に。それでも昨日より少し良さそう。

 何となくウトウトしてBS朝ドラの時間になり、テレビを点ける。夫が起きてきて、日頃お世話になっている駐輪場の方たちにお歳暮をお届けする、と出かけて行った。出勤の日だと賞味期限が短くなるので、だそう。
 帰ってきたのは朝ドラが始まる時間。私はベッドの中で再び15分間視てからノロノロ起きる。
 吐き気もないし、咳も出ない。ほっとする。

 昨日ほどではないものの今日も暖かくなるという。朝食を摂りながら、洗濯機を廻す。夫は歯科クリニックとかかりつけクリニックを梯子する、と出ていった。洗濯物を干していたら帰宅して手伝ってくれた。
 もう一度、おしゃれ着洗いで洗濯機を廻して干す。懸案だった洗濯を終えて治療日翌々日の家事はひとまず合格点。

 夕食のお米を研ぎ、サラダと煮物を一品作る。花の水切りや毬藻の水替え。
 もたもたしていたらお昼近くなる。お昼はレンチンパスタを摂って、具合が悪ければリタイアすればいいし、4日ぶりにヨガスタジオに行けそうかなと算段していたら、夫がちゃちゃっとバター醤油味のパスタを作ってくれたので有難く頂く。ちょっと初めての味で和風の煮物のようだったが、なかなか美味しかった。

 金曜日の午後はY先生のストレッチングヨガ。参加者は25,6名で盛況だった。今日も肩関節と股関節を重点的に動かしましょう、と仰向けでゆっくりスタート。座りポーズ、四つん這い、ダウンドッグ、うつ伏せ、立ちポーズはなく最後のシャヴァーサナまで無理なく気持ち良く身体を動かせた。
 来週は休館日、再来週が年内最後(3週間後から年末年始休館)になります、というアナウンスがあり、そろそろ年賀状の支度に本腰を入れなければ、と思う。

 シャワーを浴びてさっぱりしてから、階下のスーパーで少し買い物。セルフレジで使えないギフト券を有人レジで使おうとしたら、4つある筈の有人レジが2つしか開いておらず、とんでもない長蛇の列。諦めた。明らかに大量に買っている人やお年寄り等の列の最後尾が見えないほど。なんだかなぁである。沢山いたレジのパートさんたちはどうなったのだろう。

 帰宅後、夫が洗濯物を取り入れてくれていたので一緒に畳み、お茶にする。
 夫は時間調整後、ジムに出かけた。私は暫しリビングでゴロゴロと休息後、夕食の支度を整えた。
 夫が帰宅して、直ぐに夕食。母にMeet通話をしたら、今日は年配のヘルパーさんの日で、明日大物を取りにくる打ち合わせをしたそうな。家具屋さんでカーペット等も新しく購入した話をしたら、今使っているものが欲しいと言われたようだが、これは引っ越しするまで差し上げられないと言えたそうだ。

 夕食を摂ったらさすがに草臥れたのか、急に眠くなる。ホットカーペットの上だと身体が痛くなるけれど、ソファの上だと冷たいし、と言ったら夫がソファカバーの下に電気毛布を入れてくれて快適にポカポカ。すっかり眠りこけてしまい、ちょっとお夕寝のつもりがなかなか目が覚めず、2時間余り。今になってしまった。

 エンハーツと比べると、ほぼ動けない日がなく、信じられないくらい復調が早くて楽だ。咳も出ずに、脇腹の痛みも悪化させずに済んだ。

 明日も季節外れの暖かさになる模様。この土日でゆっくりでも、リビングにあるもので自分の部屋に持っていきたいものを断捨離しながら整えられれば、と思う。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023.12.7 6年半ぶりカドサイラ再開4クール翌日のこと オンライン瞑想ヨーガ指導者養成講座14日目 脇腹激痛に悶絶するも脱・籠城蟄居

2023-12-07 23:52:54 | ヨガ

 昨夜は盛大に咳をしながら入浴し、なんとか日付が変わる前に眠りに着いた。咳込んだりお手洗いで目が覚めることもなく、いつものスマホアラームで目が覚める。もう一度寝ようと思ったけれど、眠れず。そのままベッドでグズグズしてBSで朝ドラを視てノロノロとリビングに移動する。

 夫も今、起きたところだという。朝食の支度をしようと思ったら、夫がやってくれるというので甘える。ところが、今朝、咳をすると、脇腹に激痛が走る。昨日までは腹筋が少し痛いくらいだったので、咳を我慢するより出してしまった方がいいやと思いっきり咳をし続けていたのが良くなかったようだ。あばら骨に響く咳が出ると身体をよじるような激痛に絶句する。うーん、これはコデインを飲んだ方が良かったか。

 今回も吐き気はないけれど、昨夜から引き続き身体中がギシギシと関節痛でもある。
 外はいいお天気で、最高気温が20度まで上がるという。洗濯日和なのだろうけれど、殆ど溜まっていないし、明日もお天気の予報なので明日廻しに。夫と2人で、咳をしないように脇腹を庇いながら朝食を摂る。
 
 今日はオンライン瞑想ヨーガ指導者養成講座14日目。夫がリビングの隣の和室で仕事をするようなので、せっかく勝ち取った自分の部屋で受講することに。南側のリビングは日差し燦燦で暖房要らずなのだが、こちらは北側なのでかなり冷える。じっと座っているので迷わず暖房を入れる。
 14日目の今日もHさん、Tさんと私がリアル参加だ。今日は前回の続き、女神のキールタンから。定刻5分ほど前にZoomを繋ぐ。

開始前の雑談で、昨日、Sさんの愛息T君が幼稚園の滑り台で頭を打って病院に行ったというお話を伺う。縫い傷には至らなかったけれど、帰路に嘔吐があり、今日の講座が出来るかどうか心配されたという。帰宅後、お昼寝をしたら元気になったとのこと。男の子は活動的だから心配の種が尽きないだろうな、と息子の子育てを思い出した。それにしても無事で何より。

 オームを3回、シャーンティを3回唱え、私達が平穏で守られますように、とショートメディテーション。クンバカを意識して呼吸をし、暫し休息。
 一昨日の講義から中一日。その後に感じたことの質問や、感想等についてのシェアからスタート。

 Hさんは「今日は別宅から参加しており、Wi-Fiでなくタブレットでもないため、声が切れ切れになるかもしれない。クラスの後は書道のお稽古、昨日の着付けの仕事がキャンセルになり、昨日午後急遽こちらに来た。」とのこと。
 Tさんは「神様との距離を自分で決めて良いという言葉が印象に残った。遠慮や壁がなくなり、自分の感覚も溶けたようですんなり。女神の歌の後の感覚が残ったままずっと歌っている感じ。女神を自分の味方にしている感じ。太陽礼拝や完全呼吸の練習も続けている。マントラ付きでこれまで最後まで声が持たなかったが、講座の録画を視ながら行った。太陽の恩恵と感謝はただ知っていただけだったが、太陽の光を味わいながらマントラを唱えて散歩をしたら、今朝初めて最後まで声が続いた。太陽を呼び起こす、という言葉に反応したと思う。」とのこと。相変わらず素晴らしい。
 Sさんも「呼び起こす、ということのために学んでいる。素晴らしい。悟りの道の一歩を踏んでいる。ヨーガでは私とあなた、神と私、もともと一体だったものを全てを1つに戻していくことを学ぶ。私の中にもともと太陽があった、という進歩だ。」とコメントされる。
 Sさんの師匠は「皆のことを私と思って(平等に)愛しているが、時折、私は愛されていない、取るに足りないと思う人がいる。これはあなた自身が決めていること」と仰るとのこと。なるほど、である。

 私は「一昨日の講座後、病院に行き、検査、前泊で昨日は点滴治療を終え、割と早く帰宅したものの疲れて何も出来なかった。今回は再受講で、仕事も辞めたし、あれもこれも出来るつもりでいたが、時間も身体もついていかなく、思うに任せない。最初の受講時のような学ぶ喜びよりも焦りや苦しみで、なんだかなぁと思うことが多い」としょぼくれた発言をしてしまう。
 Sさんからは「今○○さん(私)はタパス(必要な辛抱)の最中で何かが燃えているのだろう」とのコメントを頂く。タパスであるなら避けられないことなので、受け止めてやっていかねば、と思う。加えて「○○さんとは長くお付き合いしているが、スーパーウーマンだと思っている。私の視点から見ると素晴らしいのだけれど・・・」と仰ってくださる。私は自己肯定感が低いのだ、と発言する。一方息子は自己肯定感が高いので(子育てが)上手くいったと思っている、とも。

 気を取り直してパジャマナマーのキールタンを皆で気持ち良く繰り返して歌う。
 ここで感想。Hさんは「朝からインターネットが繋がらずバタバタして、言いたかったこの3日のことも言えず。Tさんや○○さんの話を聞きながら、○○さんが大変な思いをしてクラスに参加していることが判り、こうしてキールタンを唄い、3人で受講出来ていることが奇跡だと思う。今の私にこの4時間が必要で、だからこそ受けられている。自分でクラスをやっているが、そこではポーズどうこうよりも、その人がその日一日楽しく過ごせるものに出来たらいいなと思っている。」との発言。
 Sさんは「その人が幸せな心を思い出すように、に感動した。素晴らしい」と仰る。
 Tさんは「○○さんの話を聞き、○○さんが微笑んで受け止めてくれるので、ここでは正直に話せる気がしてついつい甘えてしまっている」とのこと。いえいえ、とんでもない、である。

 Sさんからヨーガ的に子どもを持つ人と持たない人の話題に。
 この世界には社会に愛を送る女性が絶対に必要で、生物学的な子に無条件の愛を渡す女性はその子のためにリゾートを作り、安全基地となっていく。一方で社会に向けて無条件の愛を向ける人、すなわち子どもを持たない社会学的な母である女性も必要である。こんなプライベートな話が出来る場はそうはないだろう。
 オンラインでしか会ったことのない方と密度濃く講座をともに歩いているからこそ出来る深い話である。

 そしてヨーガ・スートラへ。成立時期/編纂者、構成、編纂者・聖者パタンジャリの3つの偉大な功績について、大まかに説明を受け、パタンジャリを讃えるシュローカをSさんの後について唱える。
 続いて内容に入る。ヨーガの智慧、最終境地、この世界とはどんな場所か、ヨーガ・スートラで説かれる人生の苦しみの解消方法、心の落ち着きと清らかさを保つ方法について説明を受けた、午前中は終了。

 感想を一言ずつ。Hさんは「全ての物事には痛みを伴うということを忘れていた。“最善なことが起きている”とずっと思いこもうとしていたが、痛みもある。それが大前提なら笑っていられるようになる。」と仰り、Sさんは「毎日何かのために起こっている、といえるのはもはや賢者に近い」とのコメント。
 私は「最初に皆さんを心配させてしまったが、午前中の学びで「全部既に学んでいたことではないか!」と思った。痛みも不幸な感覚も全て自分で持ってきていた。加点法が出来ずに自分にダメ出しをするのは私の悪い癖。断捨離トレーナーにも言われたことである。全ては起こるべくして起こり、なるようになる、最善のことであった」と発言。
 すると、Sさんから「ネタバレするので黙っていたが、あまりにぴったりだったので、今日のことを予習されたのかも、と思った」とのこと。いえいえ、とんでもない、である。
 Tさんは「最初に幸せでいると決める、と聞いた時にびっくりした。幸せはやってくるもの、何かがあって幸せになると思っていた。孤独は無知から来るものということも分かって有難い」と仰った。
 Sさんからは「駆け足だったので、また本も併せて読んでみて欲しい」とのコメント。

 ここで30分の休憩。午前の講義が後半に差し掛かった頃、先日購入したオフィスチェアが届いた模様。夫が早速組み立てて私の部屋に持ってきてくれようとしたようだが、どうにも大きくてドアから入れることが出来ず、また解体して入れ直してくれた。ようやくこれまでの肘なしの不安定な椅子を卒業して、両肘付きの立派な椅子が入ったが、家具屋さんで見た時より随分大きくてびっくり。
 夫にその作業を任せ、メールチェック等をしてから私は急いでサンドイッチとスープでランチ。夫は可哀想に私に面倒を見てもらえないので自分でレンチンパスタを食べている。

 あっという間に時間になり、午後の部スタート。
 主要なスートラの和訳を交替に読んでいく。3人でどんどん持ち回るのでぼやぼやしていられない。猛スピードで4章迄終わる。
 最後はワーク。10分ほど時間を頂き、「ヨーガ・スートラを学び、ヨーガの練習や暮らしに取り入れたいと思ったことをまとめよう」を行う。

 自分で選んだことをそれぞれがシェアする。Tさんはスートラの中の印象に残ったものをいくつかセレクトされる。
 私は八支則から7年前の講座の時も同じものを選んだと思うが、と前置きしつつ暮らしに取り入れたいのは、今年は断捨離をしたことだし、とアパリグラハ(溜め込まない)、サントーシャ(満足~幸せな気持ちを保つ)、イーシュヴァラ・プラニダーナ(~最善を尽くしたら世界に委ねる)。ヨーガの練習ではダーラナ、ディアーナ、サマーディ(一心集中、瞑想、深い瞑想)とプラーナヤーマ(呼吸法)を選んだ。
 Hさんは「原点に立ち返り、シャウチャ(清浄)を選んだ。モノだけではなく人と距離をとることで清らかさを取り戻すことが出来る」と仰る。人間関係の話になり、これまた日常的に考えることや考えたいことでヨーガの智慧を使うことが出来るとSさんがまとめられる。私にも思い当たることがあったので、少しシェアする。

 最後はバガヴァッド・ギーター。その概要、マハーバーラタとは、作者と成立年代、あらすじ、特徴、教えとその中のヨーガ、日常生活に活かせる智慧について説明を受ける。
 これまた駆け足だったが、最後に感想と質問。
 私は「Sさんのあらすじは何度聞いてもリアルで面白い。けれど、実際に岩波文庫を読み始めると、難しくてカタカナの名前がとんでもなく沢山出てきてめげる。」と発言した。
 Hさんは「戦いのシーンしか覚えていないが、今日ヨーガの智慧が詰まっていたと知った。ラストの「極端すぎると鈍くなる」という部分が色々思うことがあった」と仰る。
 Tさんは「ギータは初めて。勉強したくなるけれど、まずはスートラ、その後ギータかな、と。お薦めの順番はあるのか」と訊かれ、Sさんからは「好みで」というお応え。

 ここで本日は終了。あと2回でステップ1(学びの部)は終了になる。その後ステップ2(インストラクションの部)に移行するが、なんとリアルでステップ2を受講するのは私だけということが判明した。焦る。
 Sさんとマンツーマンなんて夢のようなことである。少し相談して、ご迷惑にならないなら録画ではなくリアルで受講させて頂くことにした。

 片づけて、リビングへ。夫は自室に残った息子の残骸を黙々と片付けている。このまま籠城蟄居するよりも買い出しもあるし、寒く暗くならないうちに、と夫をお茶に誘う。外はまだ日中の暖かさが残っている。
 治療翌日、講座受講の後、更に外に出るというのはちょっと無謀ではあったが、アウトレットモールのカフェで久しぶりにカフェラテ蜂蜜トッピングとドーナツを頂って気分転換。

 その後、リビング用品を少し見てからドラッグストアで買い物して帰宅した。さすがにちょっと頑張り過ぎて草臥れ果てる。30分ほどリビングで横になって態勢を立て直す。
 ミールキットで夕食を整え、頂く。残さずちゃんと食べられるのがエンハーツの治療後と全く違う。
 食後、母にMeet通話をすると、お歳暮が到着したとのこと。明日は2人のヘルパーさんが午前・午後と大物を取りに見えるとのこと。応接間から大物が3点消えたらがらんとすることだろう。

 目薬は差しているが、相変わらず涙目が鬱陶しい。なんだかんだとまたこんな時間になってしまった。とにかく咳をしないように、脇腹の痛みに悶絶しないように、とひやひやしながら過ごしている。
 明日はちゃんと洗濯機を廻そうと思う。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023.12.6 腫瘍内科診察 カドサイラ再開4クール目無事終了

2023-12-06 22:37:39 | 治療日記
 
 昨夜は蓄積疲労のため、記事アップ後は早々にベッドに入り、直ぐに消灯した。3時半前にお手洗いに起きてしまい、30分ほど眠れなかったが、その後は無事入眠出来た。いつもの時間にスマホアラームが鳴って目が覚める。

 夫に「おはよう」スタンプを送る。久しぶりに部屋の浴槽足湯を済ませ、昨日調達したサンドイッチやヨーグルト、ジュースで朝食を摂る。朝風呂やレストランを往復しないで全て部屋で完結したので、大分のんびり出来た。
 朝ドラを視てからゆっくりチェックアウトの支度。検査は昨日済ませているので、診察前に血圧だけ測れば良い。遅い出発でOKだ。フロントで荷物を預け、外に出ると、道が濡れているが、日差しがあって暖かい。折り畳み傘は使わずに済んだが、念のため携帯する。
 予約の15分ちょっと前に病院に到着する。受付のIDカード機で少し並び、腫瘍内科受付へ直行。

 待合い椅子は既にかなり埋まっている。定位置は確保出来ずに受付に並ぶ。いつものコロナ関連問診票を頂き、今回も咳、鼻水、息切れに“ときどき”を追加して〇をした。
 席に着いて、態勢を整えてから血圧測定。116-72、脈拍が102。歩いてきてまだ時間が経っていないので高めだ。
 本日のお供は、昨日の続き、朱野帰子さんの「私「わたし、定時で帰ります。3 仁義なき賃上げ闘争編」(新潮文庫)。
 帯には「定時で帰る。給料も上げる。そのために戦え。伝説の働き方改革小説最新刊」とある。数年前だったかドラマにもなったので、ついつい当時の俳優さんたちを思い浮かべながら読んでしまう。
 先生が診察室に入られたな、と横目で見ながら本を読み続ける。「中待合にどうぞ」に番号が出始めたが、今日は私の前にお二人いらした。先生にお目に掛かれたのは病院到着後30分ほどなので、当日朝採血するのに比べて1時間半は早い。荷物をまとめて中廊下に入り、先生が扉を開けて「おはようございます」と呼び入れてくださる。
 「よろしくお願いします。」とご挨拶をして入室。扉を閉め、荷物を籠に入れ、体調管理ノートやカドサイラダイアリー等を出して席に着く。

 「さて、3週間どうでしたかね」と体温計を頂く。診察室での体温は6度5分。「おかげさまで特に酷い副作用はありませんでした。吐き気もなく、下痢も酷くありませんでした。ただ咳は出るので、寝る前にコデインを飲んだりしています。」と報告しながらも、咳が出る。「そして、涙目が相変わらずです。涙が沁みて鬱陶しいです」と報告すると「アレルギーで涙から皮膚障害性の物質が分泌されているかもしれない。」とのこと。
 前回のカドサイラ使用時にも涙目があったが、眼科に通って点眼薬を処方されたことはなかった。先生が過去のデータを確認して、7年前(カドサイラ開始後1年ほど)にパタノール点眼液を処方されていたことが判る。なるほど、断捨離した時に、期限切れの点眼薬が出て来たが、これだったか。

 やはりしつこく空咳が出る。「前回は痛みが酷い時があったとのことでしたが、今回はどうですか」と問われ、「普段の鈍痛圧痛はありますが、どうしても薬を飲まなければやり過ごせないというほどのことはなく、ロキソニンやコデインを飲めば落ち着く程度です。」とお話する。
 レントゲンの画像が3枚並んでいる。「画像上では咳が出そうにないようだが・・・」とのこと。実際に出ているのは腫瘍のせいではないのか。「副作用といえば、翌日全身に筋肉痛があります。インフルエンザのような感じで。エンハーツのような味覚異常も吐き気もないので、食欲はあり、体重減少もありません。」とご報告。

 「採血のデータでは、カドサイラを始めてから肝機能の数値が上がり続けています。まあまだそれほど困るレベルのものではないです。」とのこと。グラフを見ると、確かにどれも上がっている。
 空咳がなかなか止まらない。それでもとりあえず肺の増悪ではなさそうということで、ほっとする。次回3週間後はマーカーも測定しての採血のみ当日対応にして頂いた。前日は瞑想ヨーガ指導者養成講座がイレギュラーで夕方迄なので、当日長時間滞在になることを覚悟の上だ。
 ということで、いつも通りのミヤBM、タケプロン、タリージェに加え、パタノール点眼液を処方して頂き、診察室を後にする。年末ぎりぎりにもう1回お世話になるので、まだ良いお年を、のご挨拶は出来ない。

 予定通り4回目のカドサイラ続行になる。1月1回、2月2回、3月1回分の化学療法室の予約を入れてくださった。
 化学療法室へ移動。先に2組待っていて(付き添いの方がいたので人数は多かったが)受付番号は5番だった。門前薬局にLINEで処方箋の写真を送る。
 夫やお友達に報告LINEしていると、看護師のHさんが「○○さんは靴を脱げる椅子がいいですよね」と仰るので「はい、グレーの椅子では前回もその前も腰痛が酷くなって・・・」と言う。待っている間も咳が出てちょっと肩身が狭い。

 認定看護師のKrさんがいらして、「年末で(エンハーツの)製薬会社から間質性肺炎に注意してほしいというリクエストがあるので・・・」とSpO2を測りに見えた。無事97%。少しして「今日はこちらへ」と内側の通路側のピンクリクライニングチェアに案内された。グレー椅子でなくてほっとした。早くも薬局からは薬の準備が出来ました、とLINE連絡が入る。

 お手洗いを済ませ、態勢を整えるとSさんが刺針にみえる。「今日はこちらの椅子で有難いです。前回、前々回と腰痛が長引いて足が浮腫んで大変でした。」という。抜針は新しい翼状針になって以来本当にストレスフリーになった。痛みが殆どなく、あれっと思うともう入っている。

 ほどなくして、前回と同じく11月に異動していらしたAさんが薬を持って「今日担当します。」と見える。ポートをチェックし、生食を満たしてからカドサイラスタート。「1時間15分くらいですね」と言われた時に、「?」と思ったので、直ぐに確認すれば良かったのだが、本を読みながらそのままにしてしまった。後の祭り。見るといつもは30分で落とすカドサイラ(1時間で500ml)を1時間(250ml)の設定にされてしまっていた。15分経ってチェックにいらした時も気づかず、1時間近く経って、「今日は30分ではないのですね?」と訊くと、慌てて確認してこられて、残りを早く落とすように設定変更されたけれど、もう殆ど時間短縮にはならず。
 今日も学生薬剤師Tさんが一人でヒアリングに見えた。咳や涙目が気になること、対応等についてお話する。
 
 そんなわけで生食の後のカドサイラが60分以上、最後の生食が5分ちょっとで合計1時間半近くかかった。Aさんが「申し訳ありませんでした。今後はこのようなことがないようにします」とわざわざお詫びにいらした。なんだか申し訳ない。
 ゆっくり落とすべきものを早く落とすと問題はあるが、逆は問題ないようだ。最後の血圧測定と抜針はSさん。122-72、脈拍は78。抜く時も全く痛みなく無事終了した。お礼を言って身支度を整え部屋を後にした。

 受付票を戻し、会計待合いに移動する。30分余計にかかったといってもまだ午前中だ。待合い椅子はそれほど混雑していない。10分ほど待って自動支払機で15万円弱をカード払い。

 外に出ると、昨日とは打って変わってポカポカ陽気。コートの前を開けても全然問題なかった。薬局へ移動すると、ほどなくしていつものIさんから「LINEで受け付けた○○様~」と呼んで頂く。パタノール点眼薬が追加されたことはLINEで報告していたので、4種類の薬に2,500円弱を電子マネーでお支払いして薬局を後にした。目の周りの爛れにはワセリン等を塗ると良いかもしれない、と院内の薬剤師Tさんと同じことを仰ったので、次回先生に相談することにした。
 
 今日の病院と薬局での滞在時間は、朝の検査がなかったもののカドサイラの点滴に倍の時間かかったため、前回の記録は破れず、3時間半弱。ホテルに戻り、預けた荷物を受け取る。それでもまだお昼まで何分かある。それほど空腹も感じず、そのまま快速電車に乗り、席を確保して文庫の続きを読んだ。

 乗換駅ビルのエスニック料理店に入り、窓際でポカポカと日差しが入る席に座ってトムヤンヌードルランチを頂く。マンゴーラッシーを付けて辛さ調整。食後は少し本の続きを読んだが、またしても途中で腹痛のため、読み切れず。最寄り駅に到着。夫に頼まれた荷物もあって両手が塞がっていたので、迷わずタクシーに乗って帰宅した。
 
 帰宅後は生協のお届け物を収納する。収納を終え、息切れしながら薬やらお泊り道具等を片付けて、ようやくリビングに座ったら1時間半も経っていた。なんだかやけに疲れていて、本を読む元気が起きない。
 リビングに横になってダラダラ溜まったビデオを視ながらウトウト。

 夫は予約済のライナーの席を間違えて(いつも同じ席を予約しているのだが、今日に限ってその席が確保できず、同じ列の別の席だった)、予約していなかったのかと勘違いして一旦降りてしまい、違う席の予約だったと分かった時には列車が発車していた、というなんともはやお気の毒というかトホホなご帰宅だった。

 何の支度も出来ずにただゴロゴロ。気持ち悪いわけではないのに、なんだか身体がバキバキして疲れて何もやる気が出ない。体力の低下を思い知る。
 母にMeet通話をする。今日はWさんマッサージだったそう。ヘッドマッサージもサービスして頂いて、頭が軽くなったとのこと。施術後は、久しぶりにパスタ屋さんでランチをご一緒したとのこと。明日はデイサービス、金曜日は午前午後と2人のヘルパーさんがソファやテーブル等を引き取りにいらっしゃるそうだ。

 夜は生協で届いたきしめんとあんかけ焼きそばを夫に温めてもらって一緒に頂く。食後は夫がデパ地下で買ってきてくれた大きなスカイベリーととちあいかも。大きくて甘くてジューシーで美味だった。今日は看護師Sさんに「○○さん、痩せた?」と訊かれたが、とんでもない、吐き気もなく食欲が落ちないので体重はキープどころか上昇傾向かも、とお答えすると、顔がシュっとしたと仰る。お世辞かもしれないが、Wさんにも言われたのを思い出す。ステロイドを入れていないからかな、と思う。

 明日は午前・午後と瞑想ヨーガ指導者養成講座の14日目。昨日、クラスが終わってすぐに検査のために家を飛び出し、夜ブログ記事を書いてちょっと振り返りはしたけれど、復習をするどころではない。宿題がないだけ救いと思って、静かに参加することに意義がある、の姿勢になりそうである。

 咳は出るので、なんだか消耗している。既に眠い。今日も早く休みたいと思う。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする