ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2018.6.30 受動喫煙対策に思うこと

2018-06-30 20:46:40 | 日記
 2020東京オリンピックに向けて、都では2020年4月から受動喫煙条例が全面施行することになった。
 私は昔から煙草は苦手だったけれど、本当に灰を撒き散らし、小さい子どもの体に火が向くような歩き煙草、路上喫煙は腹立たしい。

 そして10年前に両肺多発転移の身になってからは、冗談ではなく煙草の煙を吸わされると身の危険を感じるほど辛い(肺が痛む、咳き込み、息が苦しくなる、気持ち悪くなる、頭痛がする)ことになるので、居酒屋だの夜の宴会だのからはすっかり無縁となっている。
 あえてそういう(喫煙者がいる)場に参加して、不機嫌そうにハンカチで口元を押さえて咳き込んでいるのも感じ悪いことこの上ないだろう、と思っての欠席である。時には出席したい会合もなくはないけれど、自分の健康を優先させて不義理を貫いている。

 分煙を掲げながら、ただスペースが異なるだけで煙が流れてくるようなお店には入らない。しっかり別室になっていないと意味がないからだ。ホテルで禁煙室が取れずに消臭対応しますので喫煙室を、と言われても基本ノーサンキューだ。

 けれど、以前も書いたように隣家のベランダ喫煙には本当に悩まされている。気持ち良い朝の風を入れた途端に一緒に入ってくる紫煙とあの臭い、である。朝の爽やかな気分がぶち壊しだ。自宅だからなんとも逃げ場がない。息を止めて窓を閉める羽目になる。 せっかくの良い空気を吸う権利を剥奪されているのが忌々しい。

 煙草を吸う方たちにとっては本当に生き辛い世の中なのだろう。けれど、喫煙が健康に悪いことは間違いないし、発がん性にもエビデンスがある。そういう広告を入れつつ煙草を売ること自体、施策として支離滅裂なのではないかとも思う。
 本当に煙草がダメというなら売らなければいいのに、と思うのはあまりに極端だろうか。

 かつてより喫煙人口は減っているのだろうけれど、吸っていなくても吸った後の人の体臭や吐息、身に着けている衣類から漂う臭いもこれまた辛いものがある。
 そして、汗だ。通っているホットヨガのスタジオでプンプンと煙草臭がする人と隣り合った時のあの滅入る気分は例えようがない。

 ご自分は健康に良いことをして汗を流しておられるつもりかもしれないけれど、周りにまき散らす悪臭をどう思っていらっしゃるのか。まあ、自分では気付かないからこそ、平気でいられるのかもしれない。こちらは黙って場所を変わることにしているけれど、満員で逃げ場がないときは実に辛い。

 と、つらつらと書いてきたけれど、この条例の実効性について疑問視する声が多数寄せられているようだ。せっかくの制度、山積する課題をクリアして、是非とも煙草の被害を受けない社会が実現してほしいと心から願いたい。

 昨夜、またショックなことがあった。
 今日の午前中に予約していたリフレクソロジーサロンのオーナーから電話を頂いていたことに気づいた。不在伝言は「お話したいことがあり・・・」ということだった。夜遅かったため「出られずにすみません」とお詫びのLINEをしたところ、何ということか、今月半ばに脳梗塞で緊急入院したとのこと。無事退院はしたもののまだ体力が戻っていないので明日は自分が施術が出来ないとの連絡だった。

 20日前にお目にかかった時は元気一杯だったのに。私と同い年でお孫さんも2人いる元気印のKさんにそんな病魔が襲うとは・・・。
 人間は生身、またしても厳しい現実を突きつけられた。来月復帰されたらまた伺いますのでどうぞお大事に、無理せずどうかゆっくりお休みくださいとお返事した。それにしても心配なことだ。早く良くなりますように。

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2018.6.29 史上初の6月の梅雨明けの日に 心に響く10か条

2018-06-29 21:21:52 | 日記
 先日、何気なくPCを開けてショッキングな訃報を目にした。
 長野県内でのオートバイ事故のため、52歳で急逝した文筆家の辰巳渚さんだ。
 私より4つ年下、高校の後輩だった。直接の面識があったわけではないけれど、会報などで活躍を目にする度に、ああ、優秀な人だなあと眩しく拝見していたものだ。

 こうして病と13年以上共存している私が生きていて、昨日まで元気だった年若い方が突然の事故で亡くなる。文字通り諸行無常である。生きているということは、この上なく宙ぶらりんで奇跡の積み重ねであることを改めて思う。

 断捨離の先駆者として3年前、人生のエンディングに向けての準備をテーマに、朝日新聞主催のイベントで講演され、下記の「人生を輝かせる片づけ10カ条」を披露されたという。彼女が遺された10か条が心に響いた。

(1)ひとごとのうちに始める。物事が自分のことになったときはもう大変なんですよね。
 →本当にそう。人はあまりに沢山のことと日々対峙しているから、どうしても自分に直接降りかかってこないとなかなかエンジンがかからない。けれど、自分がもう大変!になったら、それこそきちんと整理などしていられない。そろそろ始めないとね、とやんわりお尻を叩かれた思いだ。

(2)残す物を選ぶ。捨てるという視点で考えると捨てたくなくなるので残したい物を考えましょう。
  →私は貧乏性でなかなかモノが捨てられない。だからスイッチが入って何でも捨てたくなるようにはならないと思うけれど、まずは残すものを選ぶ、これが先決だろう。

(3)1人でやらない。
  →断捨離の作業はひたすら地味でやれどもやれども・・・の作業だ。だから一人でやっていると切なくなってしまいそう。けれど、誰か大切な人と一緒に励ましながらやることが出来れば、思い出を整理しながら楽しい時間になるかもしれない。

(4)1回でやろうとしない。
  →ついつい、急いでやってしまおうと思うけれど、長年集めてきたものはそれこそ大量にあるわけだし、それをいきなり1回でエイヤと処分出来るわけがない。無理をするから嫌になる。少しずつでも始めよう。

(5)自分のものしかしない。
 →自分が何を大切にしていて、何を遺したいかは他でもない自分が一番分かるはず、そして同居している家族とはいえ、他人のものをどうこうするのはやはり難しい。あくまで自分のものを少しずつ。
 一人暮らしで一軒家に住む母や、もうこちらに戻ってこないことが決まっている息子にあれこれ捨てなさいと急かすのも当分はグッと堪えよう。

(6)捨てる物を選ぶ。自分が大事にしてきたものを、一番大事に処分できるのは自分だと思います。
 →自分が大事にしてきたものを処分すること、それは辛いことかもしれないけれど、その思いを持って自分で処分した方がモノは成仏できるだろう。知らない人が十把一絡げでどさっと捨てるとしたら、やはり哀しい。

(7)太っ腹になる。捨ててうろたえても、なんとかなるものです。
 →これまでにもちょっとずつ色々捨てているけれど、それらが無くなったからといってうろたえることなど確かにない。もう充分私のためになってくれましたというものであれば、なんとかなる。というか、かえってスッキリするのだろう。

(8)小さな目標を決める。1カ所から始める、でもいいんです。
 →いきなりあっちもこっちもとやろうとするからすぐにめげる。少しずつ、一箇所ずつ。文字通り千里の道も一里から、である。となれば、やはり時間がかかるのだから、うじうじしていないで、始めよう。

(9)自分を追い込む。同居するとか、リフォームするとか。
 →確かにそうである。お尻に火がつかないと、人はなかなか馬力がかからない。特に私なんぞ毎日働いて土日は外をほっつき周っているわけだから。
 前回お風呂のリフォームのときもそうだった。時には追い込まないとだめなのだろう。

(10)つきあいの範囲を見つめる。誰との関わりを大切にしていきたいか、考えましょう。
 →これが一番大切。おつきあいの断捨離というとちょっと穏やかでない気もしないではないが、既にアラ還となり、しかも再発10年を超え、自由な時間が無限に残されているわけではない私にとって、八方美人はご法度だ。今後は、つきあいはあまり広げずに、大切にしていきたい係わりを細く続けたい、そしてもう充分と思う係わりからは静かに離れていきたいと思うわけである。

 それにしても今週の暑いことといったら。連日の真夏日。まだ6月、梅雨明けでもないのに、いや、もはや梅雨明け宣言は秒読みだろうか・・・などと思っていたら、平年より22日早く、観測史上初めての6月の梅雨明けだそうだ。
 今週末もお楽しみイベントと新しいチャレンジが待っている。せっかくの休薬期間だ。体調管理をしっかりと、有意義に過ごしたい。そして、辰巳さんのご冥福を祈りながら、少しずつ、捨てる、を始めよう。

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2018.6.27 採血・レントゲン後腫瘍内科診察、ハーセプチン197回目(3倍量再開8回目)、明日からのゼローダ9クール目(パイオニア的飲み方)は中止

2018-06-27 21:25:10 | 治療日記
 昨日は定時に職場を出、一旦帰宅して洗濯物を片付けてから、夕飯の支度。夫の帰宅を待って一緒に夕飯を済ませてから、病院最寄り駅近辺の常宿にチェックインした。
 何やらとても疲れていた。早くも暑さ負けかしら、と思ったが、勤務先の施設担当が変わったら1週間早く試運転で冷房が入っていた。これまでに何があろうと冷房運転は7月1日から!だったので、びっくりしたと同時に有難かった。確かに月曜日は最高気温が33度あったわけだから、それで耐えて仕事をしろと言われたら、体調を崩す人が出ても何ら不思議ではない。

 ホテルの部屋に入って荷物を片付け一服だけしてすぐ入浴。夫に「おやすみなさい」とLINEを打った。後で訊いたら「随分早く寝るんだな」と思ったそうだ。
 冷房を点けたままベッドに入る。あっという間に眠りに落ちたが、夜中と明け方二回もお手洗いに起きた。それでもしっかり二度寝、三度寝して朝の目覚ましが鳴るまで熟睡。夫にモーニングLINEをしたらほどなくして返事があった。浴槽足湯は、爪囲炎は相変わらずだし、足裏はなんだかチリチリ痛むので今日もお預け。

 いつもどおりの焼きたてのデニッシュや野菜ジュースの朝食。部屋に戻って新聞を読み、朝の連続テレビ小説タイム。随分月日が経つのが早いけれど、また次の展開が気になるラストシーン。 
 チェックアウトして外に出ると、カンカン照りというわけではないけれど、既に大分気温が高い。風が強く日傘が差せないほど。今日の予想気温は引き続き30度超え。

 病院に到着し、IDカードを通すのに珍しく並ぶ。受付番号は521番で、採血の受付番号は56番。電光掲示板には8分待ちとあったが、ほぼ時間どおりに採血室に入れた。
 以前お世話になった時、針刺しに失敗して血液が漏れ出してしまい、再度刺し直しした臨床検査技師のTさんに当たってしまった。うーん、大丈夫かな、と不安になったけれど、今日も刺す時も抜く時も普段に比べてびっくりするほど痛かった。
 ごめんなさいね、と何度も謝っておられたけれど、私の血管とは相性が悪いのかも。採血が5本なので痛むなら刺し直ししましょうか、と言われたが、また失敗したらたまらないので我慢して遠慮申し上げた。

 止血しながらエスカレーターで二階のレントゲン受付へ移動。
 殆ど待つことなくすぐに名前を呼ばれる。今日もブラトップに金具やプラスチックがついていないカットソーなので着替えることなくそのまま撮影。スムーズに終わり、再びエスカレーターで1階に降りて腫瘍内科へ移動した。所要時間僅か10分にも満たない。
 幸い待合椅子の定位置が開いており、荷物を置いてから腫瘍内科の受付をして、読書開始。

 今日のお伴は1冊目が榎本博明さんの「『上から目線』の構造<完全版>」(日経ビジネス文庫)。
 いつから「上から目線」という言葉がこんなに散見されるようになったのだろうと思い出してみたが、この本は初版が2011年だそう。そんなに昔からだったのか。文庫は今年の6月の新刊だが、文庫化に当たって加筆修正したものだそうだ。
 帯には「上司の指導にも『“上から”ですね?』-いびつな現代人の心のメカニズム あの人は、何様なのか。」とある。裏表紙には「目上の人を平気で『できていない』と批判する若手社員、駅で威張り散らす中高年から、『自分はこんなものではない』と根拠のない自信を持つ若者までーなぜ『上から』なのか。なぜ『上から』が気になるのか。心理学的な見地からそのメカニズムを解剖する。」とあり、思わず興味を持って手に取った。実にわかりやすく腑に落ちる説明で、あっという間に一気読み。
 
 腫瘍内科の予約時間まで1時間。化学療法室の看護師さんが問診に見え、そのタイミングで体温測定。36度7分。爪の状態や体調について簡単な聞き取りがあった。

 読書の切りのいいところで血圧測定に立とうと思ったタイミングで「中待合へどうぞ」、と電子掲示板に番号が出、慌てて測定。109-64、脈拍は84。待合椅子から血圧測定器まで早足で行ってすぐに測ったからやけに脈が速い。
 中待合に入って今日は30分もしないで呼んで頂いた。朝の受付から先生にお目にかかるまで1時間半ほど。
 
 「さて、(ゼローダは14日分)飲めましたか?」と先生に問われ、「頑張って飲みきりました。手のひらはこんな感じで、相変わらず皮膚科に通ってフロモックスも飲んでいます。」とお応えする。
 次の瞬間、「えー、ではゼローダお休みしましょう。」と言われる。採血の数値が悪かったのかと訊くと、白血球3,300で好中球は650だとのこと。どおりで怠いわけである。せっかくプレミアムな飲み方でチャレンジし、14日間飲み切ったというのに、いきなり次クールは3週間休薬である。トホホ。

 「うーん、やはりこの飲み方(5日飲んで2日休みを2回繰り返して残り4日飲んで3日休む、規定量の3分の2飲めることになる。)は今回で止めて、3週間休んだ後も5日飲んで2日休み、次に5日飲んだら2日休みではなく、そのまま4日分は増やさずにお休みにしましょう(規定量の半分に4錠欠ける)」と仰る。要は3分の2の量でも今の私の身体が受け付けないということ。半分ちょっと欠ける量しか飲めないということだ。
 それでも、10日連続飲んで11日休むよりも、5日飲んで2日休みを繰り返す方がなんとなく楽な感じがしたので(だからこそ、残りの4日分のギブアップせずに飲んだわけである。)、実際にダメージが数値化されて知らされるとちょっとがっかり。

 腫瘍マーカーCA15-3は前回より1割増。今クールはハーセプチンだけの治療になる。
 PCには朝撮影したレントゲン写真が前回3月のものと並んでいるが、ぱっと見、素人目には殆ど変化がない感じ。先生が仰るには「まあ細かいところはCTでないとわかりませんね。レントゲンではあまり変わっていないように見えます。意外と変化なしというところだな。体調を戻して次回に備えましょう。」と。
 「つまり半分の量でもそれなりに抑えているということでいいのでしょうか?」と畳みかけると「まあ、そうだと思います。」とのこと。

 そんなわけで、処方して頂く薬は整腸剤のミヤBM錠と鎮痛剤ロキソニンの2種類のみ。塗り薬もろもろは次回お願いすることにした。
 席を立つ前、ちょっぴり雑談で、先週大阪北部地震に遭遇したことや息子(先生の一人娘さんは息子より若干お姉さんだが、同じ誕生日である。これも何かのご縁ではないかと勝手に思っている。)の就職先が内定したこと等をご報告して、診察室を後にした。

 化学療法室へ入る。待ち合い椅子にはどなたも座っていない。リクライニング椅子やベッドもまだ空きがある感じ。ほどなくして、看護助手さんが窓側端から2番目のリクライニング椅子に案内してくださった。態勢を整えて夫やお友達に報告LINE。針刺しと薬が届くのを待つ。

 本日2冊目はWOWOWでドラマ化され、現在放映中の相場英雄さんの「不発弾」(新潮文庫)。
 帯には「小説で経済事件を予見する注目の著者の超危険作。『粉飾決算』が日本を滅ぼすー。」とある。裏表紙には経済ジャーナリストの磯山友幸さんの解説から「いったいバブルとはどんなものだったのか。小説というスタイルを取ったことで本書はタブーを排することに成功した」とある。欲望に踊らされた男たちの終わらない闘いを描く経済サスペンス、である。
 現在進行中のドラマを視ながら原作を読んでいるわけで、対比させながら視たり読んだりすると、なかなか面白い。が、結末を先に読んで知ってしまうのがもったいなくて、今日は4章までで止めることにした。
 
 刺針は、Krさんが見える。「プレミアムな飲み方に挑戦されたのに・・・」と一緒に残念がってくださる。でもずっと治療を続けているし、しっかり休んで体調を戻すことにします、とお話。そのうえで、地震遭遇の話を報告する。「偶然でもピンポイントでそこにいるとは、○○さん、もってますね!」と言われるが、うーん、そんな運を持っていても…微妙である。

 それほど痛まず針刺しが済み、20分ほどしてKwさんが薬をセットしにきてくださる。開口一番「まずは息子さん、就職決まられておめでとうございます。素晴らしいですね。好きなことを職業に出来るなんて!」と言われてびっくり。うーん、そのことを先生は電子カルテに書き込まれていたとは。膝下ストッキングを脱いで爪囲炎の状態を診て頂いたり、地震談義をしたり。

「地震が起きてまだ1週間しか経っていないし、現地では色々大変なことが残っているのにワールドカップでどこかに飛んで行っちゃったのが悲しいですよね。」と仰る。熊本のご出身だそうで、熊本地震も今や県外の人にとってはどこへやら、の感じだという。本当にそうだ。結局、自分の身に直接降りかかってこないと、皆長く忘れないでいることはできないのだな、と切なく思う。

 ハーセプチンと生理食塩水で1時間半。終了間近に血圧を測って頂くと、93-63、脈拍は60。抜針はMさんだったのでちょっと身構えたが、それほど衝撃がなく、ほっとした。

 今回から会計処理方法が変わったようで、腫瘍内科受付に出さずに直接総合受付に会計書類を出してくださいとのこと。これまではせいぜい10分から15分もあれば自動支払が出来たのだけれど、全科一斉処理になったため、待合椅子で本を読みながら40分近く待つことになった。うーん、これはどうなのだろう。

 結局病院滞在時間は4時間半ほど。電子掲示板に自分の会計番号が出て自動支払機へ移動した。いつもどおり採血、レントゲン、点滴の3割負担の3万円強をカードで支払う。
 外に出ると、相変わらずの強風で傘が飛ばされそう。ムワッと暑い。湿度が高い。だるい。
 薬局はそれほど混んでいない。今日はゼローダも塗り薬もなくミヤBM錠とロキソニンの2種類だけ。プレミアムな飲み方(5日飲んで2日休む)を次回3週間後に10日分で再開することになった旨ご報告。1000円にも満たない額を現金払い。

 病院と薬局の合計滞在時間は5時間ほど。とにかく生ぬるい風が容赦なく吹き付けるので、歩きにくい。
 駅ビルでお遣いもののお菓子と夫のお土産の和菓子を買い求め、ランチには麺類をぱっぱと頂き、夕飯のお弁当も調達して、快速電車に乗れる時間に間に合うようにホームに降りた。ところが、電車が遅れていて、いざ到着してもドアが10分以上開かずに停車位置を直したりで、混乱した。その間も風が強く、荷物は多いし、立っているのがしんどかった。結局各駅停車で座って乗換駅まで。
 既にお弁当も買ったので、そのまま私鉄に乗り換え、最寄り駅では迷わずタクシーに乗って帰宅した。

 あれこれ片づけてリビングに横になり、なんとなくウトウト。夫が帰宅して美味しい味噌汁を作ってくれて買ってきたお弁当を頂いた。
 そんなわけで、明日から3週間は整腸剤とロキソニンとフロモックスだけ。なんとか体調を戻して10クールからは5日×2回がきちんと飲み続けられますように。
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2018.6.25 33℃!猛暑の代休も、独楽鼠の如く・・・

2018-06-25 22:03:37 | 日記
 今日は土曜日出勤の代休。普段平日に休むことはないから、貴重なお休みだ。夫を送り出してから早速拭き掃除スタート。お天気がいいので(予想気温は34℃!)水仕事も気にならない。とはいえ、手の状態を鑑み、手袋は手放せない。
 掃除を終えてからは生協に確認の電話したり、先日息子のところに持っていくために用意したものの間抜けにも持参し忘れた夏物を、宅急便にして管理事務所まで送りに行ったり。

 大阪北部地震から1週間。件の息子は昨日からようやくガスが復旧して、自室で入浴が出来た模様。ひとまず良かった。今日から大学も再開。彼は、月曜日はそもそも講義がない日だが、明日からはまた普通の学生生活が始まる筈。

 一旦戻り、今月初めてのリラックスヨガのクラスを受けに駅前のヨガスタジオに向かう。
 その途中、息子の電池切れの時計を電池交換に預け、郵便局で息子の仕送りと生協カードチャージの送金を済ませ、銀行で記帳と通帳繰り越し。
 普段昼休みに銀行と郵便局を梯子すると、その往復だけで終わってしまい、お昼は抜きになってしまう。だから平日の休みはとても有難い。それにしても、気づけば用事は全部息子絡みである。まあこうして世話を焼けるのもあと1年弱であるから、もう少しの辛抱だ。

 それにしても暑い。ジリジリとしたコンクリートの道からの照り返しで、日傘を差してもこれは逃れられない。そんな中、ホットヨガというのもどうかと思うけれど、とにかく身体が凝り固まっていてゆっくり伸ばしたかったので、汗をかいてさっぱり。すっかりリフレッシュ出来た。

 帰路はドラッグストアとスーパーに寄り、食料品等の買い物を済ませ、電池交換が済んだ時計を受け取って一旦帰宅。まだカンカン照りだし、風もそれなりにあるので、適当な昼食をさっさと摂り終え、干してある洗濯物を取り入れて畳み、ヨガの汚れ物、息子の冬物でお家クリーニング分に普段の洗濯物を加えて、都合3回洗濯機を廻した。

 夕方は美容院を予約していたが、それまでまだ結構時間があった。家でのんびりするという手もあったけれど、以前から観たかった映画の上映時間がちょうどうまいこと合ったので、早めに出かけて鑑賞することにした。2016年の本屋大賞・宮本奈都さん作「羊と鋼の森」は、以前文庫で読んで良いお話だと気に入っていたが、今回映像化され、ピアノの曲を実際に聴くことが出来、北海道の大自然も雄大で美しく、とても素敵だった。主演の俳優さんは先日観た「ちはやふる」の役とは全く雰囲気が違い、原作のイメージに合っていた。それにしても子どもの頃は年に1回来てくれる調律師さんの仕事がこんなに大変なものとは思わなかった。なんとまあお気楽だったことよ。

 終了後は美容院へ移動。月曜日でスタッフが少ないので、予約して頂いていても少しお待ち頂くことになるかも、と言われていたので覚悟していた。だが、ラッキーにもお客さんが途絶えていたタイミングで、全く待つことなく指名していた店長のGさんにカットだけでなくシャンプーまでやって頂けた。マッサージも済んで、支払いまで含めて所要時間は50分ほど。残念ながらヘッドスパは施術出来るスタッフがお休みで、ということで断念したけれど、早く済んでほっとした。お誕生月ということでお祝いのティーセットも頂き、次回の予約をしてサロンを後にした。

 そして夫と合流してイタリアンの夕食。今日の暑さに相応しく冷製パスタ等を美味しく頂いた。ここでもお誕生日月特典でお食事券をゲット。まあ長く生きていると色々いいことがあるものだ。帰宅後は洗濯物を畳み、ようやくお茶で一服。

 と、こう書き連ねてみると、代休でのんびりするなどと言っていたのに、まるで独楽鼠のように家を出たり入ったり、あれやこれや欲張り三昧。結局私は生来の貧乏性なのだな、と苦笑する。

 明日一日出勤したら水曜日は通院日。ゼローダ14日飲み終えて、久しぶりにレントゲン撮影もある。頑張った結果が出ていると良いのだけれど。
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2018.6.24 メンテの後は合唱練習

2018-06-24 21:45:02 | 合唱
 昨日は土曜出勤で草臥れて、夕食後はビデオを見ながらウトウト。諦めて早々に入浴してベッドに入った。
 明け方お手洗いに起き、まだ2時間眠れる・・・と寝直したかったのだけれど、結局そのまま二度寝出来ず、ベッドでうだうだ。
 今日の午前中は、関西行きが決まって1週間延期した、Wさんサロンでのお楽しみマッサージ。合唱練習があるので、といつもの予約時間より30分前倒しにして頂いた。

 朝食後、夕食の簡単な下ごしらえだけ済ませる。お天気はだんだん回復するということだったので、洗濯を干してから出かけたが、出がけにモタモタして、乗る予定の電車に目の前で行かれてしまい、5分の遅刻。
 Wさんには今回の大阪北部地震に遭遇したお話もしていたので、施術して頂いた間も、ついつい当日翌日のサバイバル話をしてしまい、殆ど眠れず仕舞い。

 Wさんには母もお世話になっている。先日は施術後にランチをご一緒して話し相手になってくださったそうで、恐縮することしきり。「来月もお約束しています、私の知らない豆知識とか教えて頂いて楽しいです。」などと言ってくださる。母のとりとめもない話を聴くのは苦痛ではないですか、と恐縮してしまうが、有難いことである。

 今月はお誕生月なので、ヘッドかハンドかフットマッサージ、どれでもお好きなものをサービスしますという嬉しいプレゼントがあった。爪囲炎の右足の親指だけ外して頂いてアロマフットマッサージを堪能した。どうしても右足を庇って歩くので左足が張っているし、なんとなく浮腫んでいたが、随分スッキリした。施術後は全身がすっかりリラックスした感じでハーブティを頂き、次回以降の予約をしてサロンを後にした。

 駅ナカカフェで大急ぎでサンドイッチとカフェラテのランチを流し込み、予定より一台後の準特急に乗る。またしても遅刻だ。今日は3度目の正直で、ようやく本番に指揮を勤める23期下のY氏の指導を受けることが出来た。彼は大学時代に学生指揮者を務め、本格的に指揮を学ぶためにドイツに留学し、帰国してまもない新進気鋭の指揮者だそうだ。

 今日の参加はソプラノが4人、アルトが1人、そしてベースとテナーは3人ずつ。後ろからそっと入って出席表に丸を付けていると、幹事のS先輩が気づいて新しい楽譜と音源のCDをくださる。白内障の手術を控えていると仰っていたけれど、そんな中、ひたすらボランティアでこうした準備をしてくださるのには頭が下がりっぱなしだ。

 先ずは卒団生ステージの外国曲から。先月あんなに練習した筈なのに既に大分忘れている。トホホであるが、ご指導の下、だんだん思い出してきて、なんとか通しで歌うことが出来た。前半の1時間ちょっとはこの外国曲2曲。アルトはお一人だったが途中で1人見えて2人。ソプラノも私の後にお一人遅れてみえたので6人になった。今回はソプラノが沢山で心強い。

 15分の休憩の後は邦人曲を2曲。「くちびるに歌を」の1曲目「白い雲」からスタート。
 この曲は月初めに練習したので2回目だけれど、4曲目の「くちびるに歌を」はようやく今日初めて歌うことが出来た。何度も繰り返しYou Tubeで聴いて、どれほど素敵な歌かだというのは十分わかっていたけれど、実際に歌うことが出来て、本当に幸せで、なんだか涙がこぼれそうになる。
 色々細かい部分はあるけれど、とにかく4曲とも一通り通しておさらいすることが出来て、有意義な2時間半だった。次回は3週間後の7月半ば。

 休憩時間には専ら先日の大阪北部地震の話題になり、実はあの朝震源地直下にいて、というお話をすると、なんという偶然か、ソプラノの2期上のT先輩のご主人(この方も団の3期先輩なのだけれど)のご実家が、息子の寮と目と鼻の先であることがわかった。番地を言ってお互いにびっくり。ローカルな話で盛り上がってしまった。

 お母様が4年前に亡くなり、お父様は一人暮らしで車椅子生活をしておられたそうで、1月に亡くなられたとのこと。こんなことを言っては不謹慎だけれど、と先輩は前置きをされて、今回の地震を経験させずに済んで良かったと思う、と仰っていた。
 相変わらずガスも止まっているようだし、表に出ている被害はそれほどではなくとも、一人暮らしの高齢の方たちは家の中の片づけをするのも大変なのではないかと思う。

 無事に片づけまで終了し、乗換駅まで同期のNさんと幹事のS先輩とご一緒した。すっかりいいお天気になって汗ばむほど。またも楽だから、とライナーを予約して、発車ぎりぎりまで百貨店で時間調整。
 帰路、車窓から見る青空と白い雲がとても美しかった。今日練習した「白い雲」を思い出し、楽譜を見ながら幸せな気分に浸る。

 夫は自宅の最寄り駅まで迎えに来てくれていたらしいが、私が駅ナカのケーキ屋さんでお土産を買っていたので、なかなか出てこなくて見つけられなかった、と先に帰ったそう。悪いことをした。夫が、夕食当番も引き受けてくれて、有難い夕食を頂いた。

 そしてまた明日から新しい1週間、6月最終週が始まる。
 14日分のゼローダを飲み切った後の通院でもあり、ちょっとオーバーワークで草臥れているのは否めないので、明日は昨日の代休を頂くことにした。掃除もさぼっているし、家事をして、久しぶりにヨガスタジオで身体を伸ばして、美容院でカットしてくる予定である。
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