ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2022.8.31 葉月の晦日 採血・レントゲン後腫瘍内科診察、エンハーツ32クール目 さらに6割に減量28回目無事終了

2022-08-31 21:17:09 | 治療日記
 昨夜は、早々に入浴。普段録画して視ているドラマをリアルタイムでベッドの中で視て、終了後はストンと眠りに落ちた。それにしても、いつもはCMはすっ飛ばして視ているTVドラマをオンタイムで視ると、CMの時間はなんて長いんだろうと思う。

 今朝は眠りが足りたのか5時過ぎに目覚めてしまい、二度寝は出来ず。6時間近く連続して眠れれば十分か。お腹も快調で、浴槽足湯をした後は、昨夜調達済みのサンドイッチやジュース、ヨーグルト等で朝食を摂る。
 身支度をして、BSで朝ドラを視終えてから母にご機嫌伺いのMeet通話する。今日はWさんサロンの予約をしているとのこと。新しいブラウスを着て珍しくネックレスをしてお洒落をしていた。いいことだ。Wさんには宜しくお願いしますとLINEを打っておく。

 チェックアウトして、荷物を預け、最低限の手提げだけで身軽に出発。
 今日は昨日より8度も高い33℃という予報。夜のうちに降った雨で道が濡れていて、むわっと暑い。明日から9月だけれど、まだまだ残暑が続くのか。
 
 病院に到着。受付のIDカード機で少し並ぶ。採血受付へ移動し、ピンク色の受付番号表を取って電子掲示板を見ると10数名が待っていて12分待ちとあった。ほどなくして中に入る。

 今日も前回同様ベテランの検査技師Yさん。今日は「え?もう刺したんですか。全然わかりませんでした。」というさすがのレベルで、Yさんから「ラッキーです!」と言われる。抜く時もちょっぴりチクリとしただけ。今月は2回目なので3本かな、と思ったら5本だった。お礼を言って席を立つ。

 止血をしながら2階のレントゲン受付へ移動する。紙の番号を取って待つと、すぐに受付して頂けた。
 レントゲンの待合廊下へ移動すると、こちらもすぐに名前を呼ばれる。今日も予めブラトップとシンプルな無地のカットソー。ばっちりレントゲン対応の服装だ。
 女性技師さんが私の服装を視て、「金具やボタンはついていなさそうですね。」と仰るので、「はい、全てOKです。」と言うと、「それではそのままこちらへ入ってしまいましょう。」と、前回同様更衣室を通らず、直接検査室へ通される。正面と側面の2枚、すんなり撮影して無事終了した。

 再びエスカレーターで1階に降りて、腫瘍内科に移動する。待合い椅子はまだそれほど混んでいないが、定位置は既に先着がいて、その後ろの席を確保して、受付に並ぶ。
 いつものように問診票を頂き、息切れ以外全て「ない」に〇をして、息切れの「ある」の前に“たまに”を追加して提出する。

 採血から1時間ちょっと過ぎたところで、血圧測定。95-60、脈拍が92。なかなか”中待合いへどうぞ”に番号が出ない。
 その間、昨日の読みかけで眠ってしまった「ぼけますので・・・」を読み終わる。ああ、信長さんはご両親に対してなんて優しい眼差しなのだろう。それにひきかえ、私はなんて冷たい娘なのだろう、としみじみ考え込んでしまった。

 続けて今日のお供は川上弘美さんの「ぼくの死体をよろしくたのむ」(新潮文庫)。
 三村里江さんが解説を書いておられるが、「日常と非日常を暖簾一枚の気軽さで行き来する、川上さんの物語はやはり特別。」という。帯には「ここではないどこかへつれだす18の短篇」とある。
 なるほど、川上ワールド全開で、愉しんでいたところ、電光掲示板を見ると、いきなり自分の番号が中廊下待ちから一足飛びに診察室にいることになっている。
 慌てて中待合へ移動し、様子を伺うためにノックをしてドアを開けると、先生が「ちょっと待っててね。」と仰るので、一旦ドアを閉めて、椅子に戻る。ここで病院に入ってから2時間近く経過している。

 5分ほどで、先生がドアを開け、「どうぞ」と。
 「おはようございます。失礼しました。ぼーっとしていて。」と挨拶。
 ドアを閉め、荷物を籠に入れ、自分の体調管理ノートやエンハーツダイアリー等を出して席に着く。
 「さて、どうでしたかね、イメンド等2日間足したでしょう?」と問われ、「おかげさまで吐き気は楽だったので、復活が1日早かったようです。でも倦怠感は相変わらずで、やはり土日は動けませんでした。」と言うと、「うーん、皆さん倦怠感がきついんですね、この薬は」と仰る。

 「イメンドとデカドロンを(1日減らして)4日間にするのはどうでしょうか。もし長く飲むとしたらステロイドも同時に飲むので、ちょっと心配です。」と言うと「デカドロンは3日目からは少なくしているし、大丈夫、5日飲みましょう。」とのこと。

 「採血のデータは、コレステロール値が高い。うーんなぜかなあ」と仰るが、「特定健診等でもHマークが出ています。」と先月受診した検診結果を全てお見せする。
 「へえ、市でこんなにやってくれるのですか?」とご覧になる。
 「今年の検診は、60歳という区切りだったので、がん検診等が色々手厚かったのです。特定健診は任意継続組合員になっている共済組合経由で受けています。2年間限定なので、来年は人間ドックを受けてみようかと思っています。」とお答えする。

 今月2回目ではあるが、マーカーも検査項目に入れてくださっていたようで、コンマ0.6上がっている。まあ特に気にしなくて大丈夫なレベル。そして、3枚並んだ肺部の写真については、「7月と8月の2回分を比較して、ポートの上の影が大きくなっているようにも見えるが、総じてあまり変わっていないようだから、このままエンハーツ続行しましょう」となる。そしてそろそろまたCTを、とのことで10月の診察前に予約をした。

 処方箋を用意して頂く段になって「痛みはどうですか。」と訊かれ、「おかげさまで殆どありません。あれだけ酷かった咳も出ないし、息切れも坂道や階段を除けば殆どありません。本当にエンハーツすごいです。」言うと、「これから台風の季節はちょっと心配ですね。」と言われる。確かにそうだ。気圧の変化には敏感に反応する。
 体温は6度6分。処方箋は前回と同様。「CTの同意書等を準備するので、中廊下でお待ちください。」とのこと。お礼を言って部屋を出た。

 暫く待って、クラークの方が同意書を持ってこられる。署名をして1部は写しを頂き、化学療法室に入る。4人も待っている。受付番号は18番だ。待合椅子も1つおきで一杯。今日も待つかな~と門前薬局に、LINEで処方箋の写真を送ってからファイル一式を提出する。

 15分ほど待ってSさんからイメンド125㎎が届き、その場で飲む。前回より1時間ほど早い。夫やお友達にLINE報告。
 化学療法室では、今日も4月にいらしていまだろくにご挨拶できず、お名前も知らない若い看護師さんの姿が目立つ。長く顔見知りのKrさんや看護助手さんの姿を見ると、ほっとする。
 
 看護助手さんから内側の通路寄りの席に通される。
 お手洗いを済ませ、椅子周辺の環境整備をして体勢を整える。ほどなくして薬局から「お薬の準備が出来ています。」とLINE連絡が入った。今日も薬局での待ち時間が殆どないことが決定。LINE機能、有難い。もう以前のように1時間待ちには戻れない。
 
 途中、見慣れない看護師さんが「針刺しに・・・どちらの腕ですか」と仰るのでポートを見せると、「あ、失礼しました。」と退散される。それから小一時間してHさんが針刺しに見える。
 「テープはかぶれはありましたっけ?」と訊かれ「はい。」と言うと、「あ、(申し送りに)書いてありました」と。一枚のテープで一度にべたっと貼れれば簡単なのだろうけれど、ガーゼを挟んで紙テープでずれないように固定するのは手間に違いないから、「申し訳ないです。前は皮膚が丈夫だったのですが・・・」とお詫びとお礼を言う。
 
 アロキシ、デキサートの吐き気止めを持ってKrさんが点滴をスタートしてくださったのはそれからすぐのこと。「イメンドを追加してどうでしたか、少しは楽でしたか。」と訊いてくださったので、吐き気止めをぶどう糖にチェンジするまでの15分ほどの間、あれこれ報告して足止めしてしまった。
 ブドウ糖は10分で終了、続いて要遮光のエンハーツが35分、ぶどう糖と生食シリンジで15分弱。点滴が始まってからは今日もスムーズだった。
 イメンドのせいで眠くなったので、合唱の音源を聴きながら、リクライニングシートを倒して目を休める。読書はあまり進まなかったけれど、寝落ちはせずに済んだ。

 終了時の血圧測定は115-73、脈は66。抜針は相変わらず名前がわからない前回、前々回と同じ若い看護師さん。言葉は悪いが、姿に似合わず相当ガサツである。紙テープはビリビリと一気に剥がし(跡が真っ赤になる)、そのまま抜針もガツン。衝撃が大きかった。
 止血も彼女のスタイルなのか、針を外してからテープをカートに取りに行く。うーん。2度あることは3度ある。出来れば次回は御免こうむりたい。
 
 お手洗いを済ませ、ご挨拶をして化学療法室を出る。受付表を戻し、会計待合いに移動。待合い椅子はそれなりに混んでいる。10分ほど待ってから自動支払機で11万円弱をカード払い。

 外に出ると、予報通り日差しが強く、暑い。
 薬局へ移動すると、待ち人は2人。お薬手帳と処方箋を提出し、「LINEで写真を送っています。」と言うと、「すぐにお呼びします。」と言われる。ほどなくしてこのところLINEでやりとりをしていた男性薬剤師さんが、私が座っていた椅子まで薬の籠をもって来てくださる。

 エルカルチンを飲んでも倦怠感が強いことを訴えていたところ、製薬会社に色々訊いてくださったようで、資料や健康食品のサンプル等をくださる。まあ、薬局が健康食品を紹介するわけにはいかないだろうし、こうしたものを摂るのなら主治医に報告、相談してからだ。
 原則、標準治療以外のものは摂らない主義ではあるが、せっかくなので次回報告して相談します、と頂いた。それにしても一般的な健康食品・サプリに比べてかなり高額だった。藁をも掴む患者にとっては一桁少なく見えてしまうのかもしれない。

 10分ほどで、電子マネーで9,000円強の支払いを済ませる。
 今日の病院と薬局での滞在時間は5時間半近く。前回より1時間早かった。
 急ぎホテルのフロントに戻って、預けていた手提げを受け取る。前回入れなかった駅ビルの最上階イタリアンに行くことにした。
 今日はすんなり窓際の席に案内される。前菜3種盛り、パスタ、デザートとお茶をゆっくり完食した。お友達とのLINEも出来て、いいランチタイムだった。
 
 帰路は最後の快速に乗れるかな、と思ったけれど、お腹が心配でお手洗いに寄ったら乗りそびれてしまい、乗換駅止まりの各駅停車。おかげで席を確保して読書が出来た。
 最寄り駅に到着し、まだ気持ち悪さもないので頑張って自宅まで歩いた。今日は7,200歩ほど。

 玄関先には生協のお届け品が届いていた。自分で頼んだのだけれど、籠城蟄居に耐えられるようにかなり沢山注文していた。ため息をつきつつ頑張って収納する。汗がダラダラ流れる。着替えてあれこれ片付け、今日頂いた薬の仕分け等に手を付けられないうちに夫がライナーに乗って定時に帰宅した。

 夫が一人で生協から届いたお蕎麦やお寿司を摂っている間、私はランチを終えたのが遅かったので、空腹を感じず。こうしてブログを書いている。

 明日からまた体調不良が見込まれる。夫は変則で明日は出勤。今週は4連勤でお疲れ様なことである。
 一方、私は家にいられるのだから、有難いことだ。今回もイメンドとデカドロンが2日間追加。少しでも楽に乗り切れるなら嬉しいのだけれど。
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2022.8.30 肌寒い治療日前日の過ごし方

2022-08-30 22:02:09 | 日記
 火曜日、夫は出勤日。
 昨夜も涼しかった。網戸を全開にしていたら寒く感じるほど。それなのに、夫はリビングの扇風機全開。早速止めて網戸を少しだけ開ける。どうしてそんなに暑いのだろう。

 明け方お手洗いに起きる。しつこく二度寝したら目覚ましが鳴り、続いてスマホアラームが鳴る。しぶしぶ起きる。涼しいからいくらでも眠れる。
 夫を送り出し、BSの朝ドラを視て朝食を摂り、夕飯の下ごしらえを済ませる。厚い雲が広がり、日差しは殆ど届かない。昨日のうちに洗濯を済ませておいてよかった。

 今日は月に1度のお楽しみ、リフレクソロジーを予約している。先日サロンのHPがリニューアルしたのに伴い、オープン以来ずっと据え置きだった施術料も値上げとのこと。仕方ないけれど、本当にどこもかしこも、である。いつものようにサロン最寄り駅でオーナーにピックアップして頂く。相変わらずお腹が緩くて駅のお手洗いにお世話になる。

 新コースのハワイアンリフレクソロジーは、今月までモニター料金適用とのこと。ホットストーンを使用して脚を温めながらのトリートメントと、足裏の反射区を刺激するリフレクソロジーの融合。ハワイアンな空間で施術するコースで、疲労回復や血行促進の他、内臓の疲れなどにも効果的、というもの。
 6月だったか、コースが確定する前にトライアルさせて頂き、とても良かったので、今回は更にオプションでハンドリフレをお願いしていた。
 8月限定でコラーゲンマシン15分がプレゼント。お腹を温められて有難かった。

 使うオイルは、マウイ島の小さな工場でひとつひとつ丁寧に手作りされているというKULA HARBS(クラハーブス)のボディオイル。余計なものを入れず、ココナッツオイルの良さを引き出した高品質なハワイアンビーチオイルだそう。上品な甘いジャスミンの香りだ。
 フットバスにはミネラルの一種である硫酸マグネシウムのエプソムソルトが入る。皮膚から不足しがちなミネラル補給が出来るという。ピーチの香りのウェルカムハーブティーをフットバスで足を温めながら頂く。2人のスタッフは出張中とのことで、3か月ぶりにオーナーの施術だった。来月の予約はこのコースに上半身のロミロミをプラスするものにした。

 ホットストーンが触れ合うカチカチという音を聴きながらウトウトしているうちに1時間半が過ぎ、胃腸はお元気ですかブレンドのハーブティを頂いて、再びサロン最寄り駅まで送って頂く。
 最寄り駅に戻ってヨガスタジオへ。ランチを摂る時間がないし、お腹も少し休ませたかったのでそのままT先生のやさしいフローヨガのクラスに参加。15人の参加。呼吸に合わせて1呼吸1動作、ゆっくり身体を動かしながら汗がどんどん出てくる。最後のシャヴァーサナでは汗が退かず、バスタオルの色が変わった。

 今月は、月初と月末と2回の治療日があったり、家族で出かけたりしたけれど、頑張って通える時は通えるだけスタジオに向かった。結果として14回。かなり頑張ったと思う。まぁ毎日通い、さらに1日2,3クラス通しで参加している元気な人たちの足元にも及ばないけれど(今日も朝から夕方まで4クラス通しで参加という方には、お孫さんがいると知り、もうびっくり。なんと元気なおばあちゃんだろう!)、さすがに仕事をしていた時よりずっと頻繁に通えていると思う。

 仕事に行かなくなってから必然的に家に籠る時間が増え、万歩計の数字も全く振るわない。駅前迄往復してちょっと買い物したところでせいぜい4,000歩くらいだ。仕事をしている時には日々1万歩近く歩いていたのだから、半分以下である。
 更に治療後、全然動けない籠城蟄居が続き、それが明けた時の足腰の衰えが酷い。なんとか筋肉を落とさないように、と自衛策を考えると、感染も怖いからなるべく空いた時間のクラスを狙ってスタジオに行くこと、なのである。
 筋肉が落ちると抗がん剤の副作用が酷く出る、といわれているから必死である。抗がん剤の副作用が酷く出る→動けない→更に筋肉が落ちる、の悪循環はどうしても避けたい。

 帰宅後は身支度をし、夕食を整えて夫の帰りを待つ。
 ぱぱっと夕食を終えて、前泊する病院最寄り駅に近いホテルに向かった。

 車内のお供は信友直子さんの「ボケますから、よろしくお願いします。」(新潮文庫)。
 帯には「20万人が温かい涙にくれた 認知症の母、85歳、耳の遠い父、93歳。老々介護を描く大ヒット映画の感動が再び」とある。私自身映画は観ていないが、テレビのドキュメンタリー特集は何度か拝見した。乳がんサバイバーでもある信友さんとは1961年生まれの同い年でもあり、身につまされるものがあった。

 今日は初めて宿泊するホテル。病院からは少し遠いけれど、静かでベッドもデスクも大きく、なかなか快適だった。
 明日の治療に備えて今夜は早めに休まなくては。
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2022.8.29 治療前々日の過ごし方

2022-08-29 21:01:46 | 日記

 週初めの月曜日。週の後半からは早くも9月だ。退職して5か月、2022年も3分の2が過ぎたことになる。なんと早いことか。
 昨日は合唱練習で心地よく疲れ、早めにベッドに入った。涼しいのを通り越して少し肌寒いくらいで、薄い肌掛け布団に綿毛布を足して休んだ。

 夫は変則で出勤日。スマホアラームが鳴る30分前にお手洗いに起きたけれど、またベッドに戻ってグズグズ。アラームを消してからリビングへ移動したら、夫はちゃんと起きている。
 朝の瞑想ヨーガを終えて、食事を摂る前に日記を書く。洗濯機を廻し、夫を送り出す。
 
 朝ドラを視ながら朝食を摂り、出来上がった洗濯物を干す。今週はずっと曇りか雨マークとの予報だったが、思いのほか良いお天気で、日差しが出ている。なのに相変わらずお腹の調子が良くない。お手洗いを行ったり来たりだ。
 新聞とネットでニュースをチェックしてから、朝一番で贔屓の役者主演の邦画を観に出かけた。2時間お腹が保ってくれるかどうかちょっと心配ではあったけれど。
 先週の金曜日が封切りだったせいか、160席のスクリーンは30席ほど埋まっていた。一つ置いた両隣に人がいるのは最近では珍しい。年配のご夫婦が何かシーンが進む度に、ひそひそとではあるけれど、あれこれ喋っていたのがちょっと気になった。ストーリー自体はあまり期待していなかったけれど、2時間なかなか楽しめ、途中で席を立つことなくお腹が保ってくれてほっとした。

 そのままヨガスタジオ向かいのレストランでランチを済ませる。食後は腸が過敏に動き出すので、これまたお腹が保つかどうか心配だったので、心して腹八分目にしてミヤBMを飲む。
 午後からA先生のビギナーヨガに参加することに。月曜日はお昼からM先生のリラックスヨガが定番なので、A先生は初めまして、だ。参加者は12名。広々で、声もよく通って聴き取りやすく、なかなかだった。最初はちょっと物足りないかな、という感じだったが、ピークポーズは結構きつかったので、しっかり汗がかけた。シャワーを浴びてさっぱりして帰宅した。お腹も無事。
 
 ベランダの洗濯物はなんとか乾いていて、雨にも降られずに助かった。取り入れて畳んでいると、希望通りの時間に食材の宅配が到着。これも冷蔵庫等に収納し、あれこれ片付けているうちにあっという間に夕方になる。
 明後日に治療を受けてからはまた台所に立てなくなるので、今日はしっかり夕食の支度を。夫が帰ってくる前に母にMeetでご機嫌伺いすると、デイサービスに行ってしっかり昼食を頂いたので、夜は簡単に作って今食事が済んだところとのこと。喋っているうちに夫が帰宅した。

 夕食を摂り、片付けは夫に任せ、お風呂掃除を済ませる。
 ということで、治療日前には普段の家事プラスヨガだけでなく、あと1つ何かお楽しみを・・・とついつい欲張りになってしまうのである。
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2022.8.28 葉月最後の日曜日は合唱練習

2022-08-28 21:14:15 | 合唱

 昨夜は何となく夜更かし。今日の練習に備えて音源を聴きながら口パク練習をしたり、だらだらとドラマの録画等を視たり。入浴を終えてベッドに入ったら、すっかり日付が変わってしまった。

 今朝もいつもと同じ時間に目覚ましが鳴るが、往生際悪く二度寝。日曜日仕様の目覚ましが鳴ってのろのろ起き出したら、一足先に夫が起きていた。外は雨だ。
 ふるさと納税で届いたシャインマスカットやお取り寄せした豊水等、秋を感じる果物を沢山頂いた後は、新聞を読み、身支度を済ませて、暫しリラックス。昨日のうちに掃除も洗濯も終えている。今や専業主婦と名乗りつつ(いや、自由人だった。)その家事能力が高くないと認めざるを得ない私としては、切羽詰まった家事がないというのは精神衛生上、喜ばしいことだ。

 今日は、10月のホームカミングデーで小さな舞台を持つOB・OG合唱団の練習日だ。
 2週間前の練習日、エキナカで簡単ランチを済ませてから練習場に到着したら丁度良い時間だったので、今日も同じ時間の特急に乗っていくことに。
 ところがまたしてもお腹が緩い。夫がクリーニング屋さんに行くので一緒に駅までお供するというので、荷物を前籠に入れてもらっていたけれど、途中で腹痛。アウトレットモールのお手洗いに寄り、夫と別れる。

 駅に到着し、一旦ホームに降りたが、これはダメだと再びエレベーターに乗り、駅のお手洗いへ。せっかく特急の時間に合わせて家を出たのに、1台後の快速電車に乗る羽目に。次の特急はその快速の更に10分後。けれど、特急に乗ってしまうと今度は緊急事態でもすぐに降りられない。
 諦めてiPodで今日の練習曲を流しながら、そのまま快速に乗って行くことにした。本線乗換駅で特急の待ち合わせがあり、大丈夫そうかなと終点まで15分ほど立っていく。到着は当初より10分ちょっとの遅れで済んだ。乗換駅でのエキナカランチは止めて、とにかく練習場所最寄り駅まで行くことに。

 なんとかお腹が落ち着いてくれていることを確認。夕食まで何も頂かないわけにいかないし、と駅ビルで軽食を摂ることに。大きなカップのホットレモンティーとキッシュのランチを頂いてミヤBM錠を飲む。
 練習場に行く途中の信号を過ぎたところで、アルトのM先輩から声を掛けられ、練習場迄ご一緒する。お手洗いを済ませ、入室したら3分ほどの遅刻。準備体操が始まっていた。

 予報通りの曇天。時折小雨がぱらつく天気だ。気温は昨日より8度も低いという。半袖では寒そう、と長袖のワンピースを着たが、全く暑くない。車内は冷房が効きすぎるほど効いている。晴雨兼用の日傘を差したものの、日差しは殆どない。
 
 ソプラノは、70期の若手のみお休みで、6名。アルトは全員集合の4名、男性は指揮者も入れて7名。
今日は2019年迄お世話になっていた5期下のS氏が前半の指揮を受け持たれた。30分の準備体操と発声練習、換気の後は、新曲のやなせたかし詞・木下牧子曲「さびしいカシの木」。音取りから丁寧に指導して頂く。
  
 これで前半1時間半が終了。後半は5期上のN先輩に、JOHN RUTTER詞・曲の「永遠の花」をご指導頂く。訳詞よりも断然英語で!ということで、意訳を確認しながら音取りも含め、初めての練習を1時間ほど。
 休憩と換気の後は、前回、前々回も練習を重ねた「初心のうた」と「泉のうた」を合わせて、通し練習が30分。
 これにて本日の練習は終了。初めて4曲全て歌ったことになる。新しい曲との出逢いはドキドキするし、何回か練習を重ねてきた曲がだんだん出来上がっていくのはワクワクする。
 今回からの出席者は男性2名。お二方とも指揮者経験者である。

 7月から開始した今年の練習は、早くも本番まで折り返しとなった。残すところ9月、10月の各2回。全8回しかない練習のうち、治療後の体調不良で寝たきりのタイミングが2回、予定ありが1回で5回出るのが精一杯。9月、10月は1回ずつしか出られないことが分かっている。これで出席率62.5%。真面目に自主練習をしなくては、である。

 帰りは2期上のA先輩といち早く歩き出したが、信号待ちで他の先輩たちともなんとなく合流。
 電車では行きと同様アルトのM先輩と乗換駅までご一緒してお別れする。いつものようにライナーの時間調整のため、百貨店でお手洗いとふらふらタイム。

 予定通りのライナーに乗り込み、高校時代のお友達AちゃんとLINEでやり取りしたり、読みかけの文庫を読んだりしながら無事最寄り駅に到着した。雨がすっかり止んでいて助かった。
 駅前スーパーでちょっと買い物。凄い人出でレジも並んでいてげんなりした。最近では皆ぶつかっても平気だし、ソーシャルディスタンスなんてどこへやらといった感じ。狭いところもグイグイ入ってくる人も多いし、どこで接触して罹患しても不思議ないといったところ。

 帰宅後は母にDuo通話でご機嫌伺い。「DuoはMeetに統合されました」とのことで、アプリの形が変わっていた。一見特に変わりはないように見えるけれど。
 母は昨日1歩も家から出ず、足が固まってしまった感じで、これはまずいと思ったらしく、駅前のショッピングセンターまで歩いて夕飯にお寿司を買ってきたそうな。そうそう、私も治療後の体調不良で数日寝たきりの籠城蟄居の後に外に出ると、びっくりするほど足が萎えて体力が落ちているのにぞっとする。サンダルでちょいと庭に出るのと、ちゃんと靴を履いて公道を歩くのでは全然違う。歩けるうちは少しでも靴を履いて歩くように、と伝えた。

 夕食は、お願いしたとおり夫がミールキットプラスアルファで用意しておいてくれたので、有難く頂く。何となく腹痛は続いているので、食べ過ぎ注意!である。
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2022.8.27 パワーアップ・オンライン瞑想ヨーガクラス第5回無事終了

2022-08-27 21:05:00 | ASHARE (アシェア)
 昨夜は今日に備えて、早めにベッドに入った。
 今朝はいつも通りの目覚ましが鳴った後、土曜日仕様のスマホアラームが鳴って、のそのそ起きる。

 今日はASHAREさん主催「乳がん患者さんのためのオンライン瞑想ヨーガクラス」の日。今年度から70分にパワーアップして、今日で5回目だ。

 思いのほかいいお天気だ。リビングをクラス仕様にする準備をしながら、寝具等の大物を洗濯することに。同時並行で朝食の支度をして夫を起こす。
 たっぷり朝食を摂った後は、着替えを済ませ、PC等のセットをして、クラス実施の準備完了である。
 Zoomに入室すると、既に代表のお二人と事務局Tさん、久しぶりにご参加のKさんがお話を始められていた。

 今日も、既にお願いしていた画面共有でマントラ等をお示ししつつ、クラスを進める。
 先月から瞑想ヨーガの師匠Sさんが月に3回、30分のオンラインクラスを開始されたので、最新の動き等も色々参考にさせて頂きながら、レッスンプランを作成した。
このところ暑さは一段落しているが毎日かなりの蒸し暑さだし、コロナは長い第7波の終わりがなかなか見えない。体調管理が難しいし、ストレスも溜まりやすい。
 今回は初めましての方がいらしたので、呼吸を大切にしながら、身体を気持ちよく解せるクラスを組み立てた。
 
 参加者の皆さんが次々に画面に揃ってくる。代表のUさんから開始のご挨拶があった後、バトンが渡された。
 今回も自己紹介の後、少し前置きが長くなってしまうが、とお断りしたうえで、初心に立ち返ってクラス受講中の注意やこのクラスの目標、瞑想の3つのステップをお話する。
初めのマントラを唱え、ヨーガの智慧で特にお伝えしたいことを繰り返し丁寧にお伝えする。

 ウォーミングアップでは正座から猫背になって深い呼吸。次は腰を反って喉を伸ばして深い呼吸。さらに四つん這いからスワンのポーズになって腕を伸ばし、胸を開き、脇腹を伸ばせる動きをゆっくりと。左右終えたらチャイルドポーズでお休みして、ゆっくりとロールアップして楽な座位に戻る。

 今日は帰命敬禮の動きを復習。画面共有でサンスクリット語のマントラをご紹介した後、動きを説明してマントラを唱えながら3回繰り返す。
 その後は、恒例となっている朝ヨガの復習。前後、左右、回旋の動きをおさらいした後は、バストリカ呼吸から瞑想へと繋ぐ。安らぎのポーズでリラックスして頂き、シヴァのキールタンを唱えて、リンを3回鳴らして覚醒へ。

 タブレットのメインカメラの電源が切れたのは、安らぎのポーズでお休み頂いており、ガイドの声もないタイミングだったので、落ち着いてサブのPCに切り替えられた。
やはりタブレットの電池がかなり短くなっているようだ。必要な設備投資として新しいものを買わなくては、と夫と打ち合わせる。

 ゆっくりと起き上がって頂いた後は、キールタンの時間に。ラーマボロをご一緒に2回繰り返して歌う。
 質問時間を3分ほど残してクラス終了したところ、朝の3分ヨガについて質問があり、休憩時間を挟んでお喋りタイムに移行してから続きを。Aさんは午後ライブにお出かけということでここで退出される。

 今日も2つのブレイクアウトルームに別れましょう、と事務局Tさんから。
 今日はうまくワープ出来て、最初のお部屋へ。代表Uさんがファシリテーターだ。先月初参加で、その間無事手術を終えたIさんから感想を頂く。
 朝の3分ヨガの1つ1つの動きについて概ね1分程度とお話しているが、そのことについての確認があった。午前中にクリニックに行く予定があるということで、お話を終えてから退出される。

 続いて初参加のSさん。26年前に初発、その後皮膚転移等もあり、4年前に治験でエンハーツの治療を2年ほどされたという。副作用に苦しみ、別の薬に替えられたが、この7月から再びエンハーツに戻られたとのこと。
 エンハーツの治療を長く続けておられる方とお話するのは私自身も初めてで、ついつい副作用のきつさについて激しく同意してしまった。
 ヨガは8年も続けられているそうだが、マントラ付きのものは初めてで、ほっこりリラックス出来たとのこと。良かった。ブログもお読み頂いているとのこと。

 いつもご参加頂いている関西在住のUさんからは、このクラスが心の拠り所になっているという嬉しいお言葉。今の治療薬の副作用で朝は体調が優れないため、朝ヨガがなかなか難しいご様子。瞑想は朝だけでなく、夜寝る前もお薦めですよ、とお伝えする。

 あっと言う間に2つ目のお部屋にワープする時間に。こちらは代表のHさんがファシリテーター。事務局のTさんが私と交代にもう一つのお部屋に移動された模様。
 感想とともに質問が沢山出る嬉しい展開に。久しぶりに参加されたKさんはとてもお元気そう。幸せを感じることが出来たとのこと。これまでなかなか今に集中出来ていなかったことを反省されたという。バストリカの呼吸についてこんな感じになったけれど・・・というご報告があった。ノープロブレムである。
 中部地方からご参加の常連Yさんからは鼻呼吸や口呼吸についての確認があった。
 
 再び全員がメインルームに戻り、代表Hさんから締めのご挨拶があった。次回もまたお会い出来ますように、とお開きになった。
 こうして今日も瞬く間に2時間以上が過ぎた。予定時間より10分ほど延長して皆さんを送り、来月以降年内4回の日程を確認して、事務局の皆さんとお別れした。

 さて、クラス仕様の部屋を片付けた後は、ぱぱっと着替え、簡単ランチを摂って、ベランダですっかり乾いたダウンケット等の大物寝具を取り込む。拭き掃除も終え、夕方からのT先生のビギナーヨガに参加した。
 参加者は25、6人いただろうか。仰向けからスタートして四つん這い、立ちポーズと基本に忠実に最後は再び仰向けで身体を緩めて短いシャヴァーサナで終了。途中汗で目が沁みるほどだったけれど、スッキリした。

 シャワーでさっぱりしてまっすぐ帰宅。帰路、空の雲がブリオッシュのような形をしていて思わず見入ってしまった。夕焼けを見るにつけ明日もいいお天気のような気がするけれど、予報では雨で気温が下がるとのこと。
 帰宅後は母にご機嫌伺いのDuo通話を済ませてからミールキットでパエリアの夕食の準備。夫がスープとサラダを準備してくれたので助かった。


 明日はお天気が崩れるというので、合間に大物を沢山洗濯出来て良かった。とはいえ、合唱練習に出かけるので昼前には雨が止んでくれると良いのだけれど。


(追記)ASHAREさんの活動レポートに取り上げて頂きました。

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